きらびやかな上層階級に特化した暗殺稼業。通称【王家の掃除屋】。
ティリエル王室のそれが、いわゆる|外部委託《そとづけ》でないのは。
厳重に、厳重に秘されている――
◇◇◇
※本文冒頭より抜粋
ティリエル王の兄、ラル
クは王家を守るための闇稼業を生業としている。それは代々の王の第一子の務め。王国開闢(かいびゃく)からの守護精霊との契約だった。
見返りは大精霊による国境の守護。
条件は契約そのものを公開しないこと。
どの国も掃除屋とは雇用や隷属を介したものであり、王族みずからが手を汚すことはない。すなわちティリエルの【掃除屋】は、二重の意味で極秘事項だった。
よって、代々ティリエル王室の第一子は生涯未婚を貫いたのだが。
ある夜。若き国王セインはラルクに見合いを持ちかける。
「兄上、お願いです。そろそろ身を固めませんか」
――――弟の気まぐれに、淡々と仕事に邁進していたラルクは?
遠国から厄介払いされたという、極度のおおらか令嬢とは?
隠れていたい王兄と、運命を見つけてしまった令嬢の物語。
残酷描写はありません。ゆっくり投稿。
ハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 09:16:15
13178文字
会話率:40%
とある山裾に建つ曰く付き一軒家の管理を任された楠木湊。着いてすぐ家に巣食っていた大量の悪霊を自覚なしの祓い能力であっさりと一掃。多少の違和感程度で済んでしまう。
とりわけ問題なく過ごしていれば、ひっそりと表門前に置かれていた新鮮な山の幸の
数々。
周囲に民家はなく、あると言えば隣の山だけ。
これは、一体誰からのお裾分けなのか。
主に隣神の山神さん(獣型)と密な近所付き合い。
時折、楠木邸に訪れる神々と目をつけられた陰陽師との、基本、ほのぼの交流+異能力向上物語
※稀にぬるい戦闘描写あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 07:00:00
845490文字
会話率:30%
地球の俺は朝、目覚めたら見渡す限りの大草原だった。
しかも、見知らぬ別人になって―
憧れの可憐な美少女に転生!?―
しかもチートな魔法つき!!
生まれ変わった身体で、心機一転、のびのびと生活していこうと思った矢先、この身体…
中々の曰く付きだった。そして、この世界は―
不気味で、愉快な世界を変な精霊と共に、自由に無双(観光)します。
※更新は月曜日、水曜日、金曜日の21時になります。
リアリティを出す為に、伏線や設定が多めですが、あくまでもコメディ主体の小説になりますので、分かりにくい所があれば、流しながら読んで下さい。また物語の都合上、冒頭はチートでも、転生でも無い、普通の女性騎士のお話しです。
遠い星での、騎士の生き様を感じて頂ければ、幸いです。
本当の物語は21話からスタートします。
変な精霊との出会いは、31話です。
せめて、ここまで読んで頂ければ嬉しい限りです。
日常のひとつまみの暇つぶしに(ゾクっと)して頂く事が出来れば、とても幸いです。それでは―
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 00:00:00
447713文字
会話率:41%
★ドライすぎる女除霊師×ポジティブすぎるチャラ男 事故物件を浄化します!
★事故物件に泊まり込み、地縛霊の未練を探って断ち切る、除霊エンタメドラマ!
■ ■ ■
無量 弐千佳(むりょう にちか/30)は事故物件専門の異能除霊師。曰
く付きの物件に泊まり込み、心霊現象を解消して住み良い部屋へと復旧させる、霊的特殊清掃人だ。
そんな弐千佳の元にアシスタント志望で紹介されてきたのは、一留中の大学生・有瀬 安吾(ありせ あんご/22)。
ノリの軽すぎる有瀬に不安を覚えたものの、弐千佳はお試しで彼をアシスタントとして起用する。
住居という閉鎖空間に残留する魂たちは、いったい何を無念とするのか。
とある特殊能力を持つ弐千佳は、物理的状況と心霊現象の両面から、隠された真実に迫っていく。
やたらと懐いてくる有瀬に調子を狂わされつつ、淡々と仕事をこなす弐千佳。
突き抜けたポジティブ思考で、意外な方向から解決の糸口を作る有瀬。
噛み合わないようで絶妙に噛み合う、ドライなイケメン女子とワンコ系チャラ男のコンビが、事故物件に染み付いた哀しい魂の念を浄化する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 17:00:00
269967文字
会話率:46%
四コマ漫画のような短編小説集です。
急な転勤でとある地方都市に引っ越しをする事になった三上龍之介。
引っ越しシーズンを外してしまい、会社に通勤距離で空いていたのは、曰く付き物件ただ一部屋。
しかし、意外に綺麗な部屋に気にせず引っ越した龍之
介は、驚きの曰く付き体験をする。
それはトイレが異次元、用を足す度に渋谷のスクランブル交差点の真ん中だったり、国会だったり、宇宙だったり。
しかし、周りから見られているわけではなく、自分だけが周りを認識する現象と言う曰く付き。
脱出するためにはただただ、排便をするミッションをクリアーすれば良いだけ。
今日はどこに出現するのか?
そんな不思議トイレのコメディ物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 19:00:00
141191文字
会話率:18%
春の市場で、主人公は酔っ払いの男から曰く付きの羊皮紙を二束三文で買い取る。その羊皮紙に目をつけた太った商人は、主人公に銀貨三枚で売るよう持ちかける。しかし、商人の胡散臭い態度から、羊皮紙に秘密があることを確信した主人公は、商人との間で知恵比
べを繰り広げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 18:53:02
610文字
会話率:56%
曰く付き物件に住む話
キーワード:
最終更新:2025-03-30 20:00:00
3000文字
会話率:15%
アレクサンドラ・ジェッテ・ブランシェス侯爵令嬢、通称レディ・アレクサンドラは、盛大な婚約破棄騒動後、未だぼっち生活を継続していた。
ひとりぼっちのアレクサンドラを慮ってか、悪魔はある話題を口にする。
曰く『城の離宮に幽霊が出る』というもので
ある。
その話を聞いたアレクサンドラは王宮に昔からある王宮七不思議を悪魔に教えるが、その翌日、母と共に登城すると城の様子が何やら慌ただしい。
話を聞くと西の離宮前で死体が見つかったという。
事件性はないらしいが場所が場所だ。
アレクサンドラは今回の件と七不思議に便乗して何か別の事件が起こっては面倒だ、という言い訳を胸に己の好奇心の求めるまま現場検証に乗り出す。
かつて王の不興を買って軟禁の末に病で亡くなった側妃が使用していたという曰く付きの離宮。
死せる夫人の廃離宮でアレクサンドラが見つけたものは……。
※ネタバレ回避のために感想欄を閉じております。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 19:20:00
62820文字
会話率:38%
新宿の歓楽街、欲望渦巻く場所に存在するとある興信所の主、道下幽心(みちしたゆうしん)。
彼が普段請け負う依頼は簡単なお買い物から浮気調査、歓楽街にありがちな少し危険なものまで多種多様。ほぼなんでも屋になりつつあった。
その中でも、従兄である
藤堂五郎(とうどうごろう)が持ち込む依頼はさらに輪をかけて特殊なものだった。
今回もまた、曰く付きの物件に関わる非日常な依頼が舞い込んだ。
幽心は心躍らせつつも己の中に存在する力を使い、そして自身を守護する者の助けを借りて、日常の裏側に潜む者を解放する。
それが生者にどんな結末を齎すのかを知りながら。
そして幽心に巻き込まれていく人々もまた、日常の裏側を知り、自身の常識をことごとく崩されていく。
何が正しくて、何が間違っているのか。
幽心はただ、未練ある者たちの手助けをしているだけなのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:10:00
29121文字
会話率:32%
乘ると雹が降る、と云ふ曰く付きのフォルクスワーゲン・ニュービートル・カブリオレ。じろさん、お祓ひ行に出るが...
キーワード:
最終更新:2025-02-16 18:58:35
2050文字
会話率:28%
銀河を旅する列車の謎めいた乗客――古川アリス。
彼女は彫刻のように美しく、どこかつかみどころのない妙齢の女性だ。
彼女の本業は「少しだけ危険な仕事」。そして副業は骨董商をしているらしい。
各地を巡り、|古物《こぶつ》と運命的な出会いを果た
しては、それらを収集し、ときに路銀とする。
だが、アリス骨董堂が取り扱うのは、ただの古物だけではない。
なかには、文字通り「命の宿った」曰く付きの品もあるのだとか。
旅路の先々で奇妙な依頼が舞い込み、アリスは不思議な出来事に関わっていく。
そんな、アリス骨董堂店主「古川アリス」のちょっと不思議な旅路のお話。
◇◆◇
1話完結型の短編小説。30分〜1時間ほどでサクッと読める物語です。
初めて書き上げたお話なので、一目見ていただけると嬉しいです……!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 17:08:21
17731文字
会話率:34%
浅海蒼輔の大学の後輩・犬神真偽は、最悪のトラブルメーカーである。彼女が浅海を連れてフィールドワークに向かう先は、ことごとく曰く付きの屋敷だの宿だの因習村だの……とにかくろくな場所ではなかった。
浅海は彼女に引きずられ、おかしな因習にまみれ
ていたり、もはや化け物のような神を祀っていたり、人々が明らかに洗脳されていたりする村に向かう。そして、最終的にはいつも何かのトラブルに巻き込まれる羽目になるのだった。
そんなこんなで、浅海は今日も、どう考えてもヤバい場所から脱出を試みることになる。がんばれ浅海。負けるな浅海。
「先輩、龍のいる村、行きましょう!」
「それは俺が生贄にされないやつだよな? 大丈夫だよな?」
浅海蒼輔
大学三年。民俗学ゼミ所属。
大家族の長男で、毎日のようにバイトをして奨学金ももらって、なんとか大学に通っている。家族は母と、妹が三人、弟が一人。
犬神真偽
大学二年。民俗学ゼミ所属。
好奇心が人一倍強く、直感のみで突き進む猪突猛進タイプ。実家がすさまじく太いためストッパーのないトラブルメーカーとして名高い。
民俗学ローファンタジーの皮を被った因習村脱出RTA連作短編集です!!!!!!民俗学×ホラー×恋愛×クトゥルフ×現代ファンタジー×因習村脱出RTAみたいな感じですが、最後の要素の存在感がデカすぎる よろしくお願いします あとちゃんとホラーになっているかは分からない……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 15:03:34
150217文字
会話率:47%
天涯孤独の女子高生である晶は、住んでいたアパート追い出されることになり、新しい部屋を探すことに。しかし、紹介されたのは曰く付きの部屋で、晶はそこで奇妙な体験をし、それ以来なぜか『見える』体質になってしまった。
そこに現れた不思議な青年香
月と悪霊退治に乗り出すことに。さらに彼と一つ屋根の下で一緒に生活することになってしまい・・・
これは、孤独な夜の中にいた少女が、灯りを見つける物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 21:08:33
127868文字
会話率:30%
日本屈指の大学病院で働く天才外科医・片峯亨は、若干32歳で主任外科医に抜擢された男。その冷徹な才能と倫理観を逸脱した野望は、“人類の新たな進化”を追い求めることだった。
そんな彼が出会ったのは、謎めいた少女・水無紗季。彼女は一見普通の少女
だが、過去に起きた“報道されない事件”と、“曰く付き”の存在として病院に匿われている。少女の記録されたデータは完璧に「正常」――だが、その裏には理解を超えた秘密が隠されていた。
「進化は、神の領域に踏み込むことだ」
医師の野望と少女の謎が交錯する時、神と人、正常と異常の境界は崩れ去る。倫理を超えた医療の果てに待つのは、栄光か、破滅か――?
天才医師と“特別な少女”が織りなす、禁断の医療サスペンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 12:25:09
41623文字
会話率:59%
曰く付きの家に嫁ぐ事になった少女と、孤独な龍の恋愛ファンタジー!
時は大正時代。まだ明治時代が色濃く残るそんな時代。
異国で生まれ育った鈴は幼い頃に両親を亡くし、たった一人の叔父を頼って日本へやってきた。
けれど親戚は鈴に当たりが強く、と
うとう曰く付きで有名な神森家にお見合いに行く事に。
結婚が決まるまではお試し期間として身柄を拘束させてもらうと言う神森家の掟に従って鈴はその日から神森家で暮らすことになったのだが、この家の住人は皆、人間ではなかった……。
龍と少女の現代恋愛ファンタジーです。
※一日二話更新となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 17:00:00
1057827文字
会話率:64%
曰く付きの過去から逃げて、違う場所での生活を再スタートさせた主人公が、その窮屈な生活を何とかしようと、努力していくお話です。元々高スペックを陰で維持しているので、違う方向での努力です。人付き合いが、苦手になっているので、上手く行けると良いの
ですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 22:30:22
20806文字
会話率:95%
病弱な異母兄の影武者をしている元孤児のクレアは、自分以上に兄そっくりな影武者が現れたため居場所を追われ、今度は令嬢として辺境へ嫁ぐことになった。
渋々従うも、相手は「残虐鬼」と恐れられ、数々の婚約が全て破綻している曰く付きの辺境伯。
果たし
て、二人の結婚は上手くいくのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 14:58:39
160114文字
会話率:33%
(1980年代オカルトブームの頃)M県S町で起こった連続連れ去り事件は『昼間の神隠し』とワイドショーを賑わせていた。隣県の葉狩小学校で教師をしている辻は他人事と思っていたが、クラスの堀井俊介が行方不明になる。
オカルト好きの俊介はM県との
県境付近にある曰く付きの祠に向かったと思われた。しかし、一週間後にM県S町の交番で保護される。俊介は一週間の記憶がなく、彼の鞄に残っていたフィルムを現像すると山奥の祠と黒い沼、そして斧を持つ怪しい人影が写っていた。
■1955年黒い沼の出現から始まる異界寄生生物の侵食を8千字以下で書く短編ホラー【それ】シリーズ#7
※エブリスタ、noteにも公開折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-14 15:24:35
7894文字
会話率:57%
ある日、主人公は研究室の教授卒論の題材を他の学生に奪われる。そこで友人に相談したところとあるSNSの噂を聞きつけた。そこで卒論のフィールドワークのために曰く付きの廃村に向かうのだった。
この作品に出てくる民俗学の要素に確証はありません
。ご了承の上、お読みください。また、pixiv様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 20:24:09
15807文字
会話率:54%
お仕えする王女殿下を狼藉者から身を挺して守った女騎士ガブリエラ・オークス。自身のやり遂げた仕事を誇りに思い、これからも王女を守り通す盾となることを強く胸に誓ったはずだったのに――護衛の褒章として与えられたのは王女のネックレスと『打ち遣られの
領地』と呼ばれる王家所有の曰く付きの土地、その地の領主の任という理解に苦しむものだった。
領地経営の相談役ジェラルド・ワーケンダーにあれこれ口出しされながらも領地経営に向き合うガブリエラだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 20:40:00
96198文字
会話率:49%