ドイツ人とのハーフで、誰もが振り返る美少女・香澄クラウディアは、実は中学時代にデビューした正体不明の大人気ラノベ作家だった。
シリーズ4巻で累計100万部――“天才新人作家”と噂される彼女には、ある秘密の原点がある。
それは、小学生の頃。
自作の小説をバカにされた中、たった一人だけ「面白い」と言ってくれた少年・越智素直の存在。
夏休みの間だけ交流し、別れ、そして……彼の言葉だけを胸に、クラウディアは小説を書き続けてきた。
けれど――
「この想い、どうやって伝えたらいいの?」
何年経っても忘れられないその気持ちを、クラウディアは彼への想いを日記小説という形で綴りはじめる。
そして迎えた高校生活。地元に戻ってきたクラウディアは大好きな素直をまさかの再会。
しかも、彼もその小説を読んでいて……?
素直になれない天才美少女作家と、昔の記憶を失っていた小説を書きはじめたばかりの少年。
文字に恋して、言葉ですれ違って――二人は、同じ文芸部で今の物語を書きはじめる。
恥ずかしくて、素直になれない。
でも、それでも書かずにはいられない。
文芸部を舞台にした青春すれ違いラブコメ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 03:29:29
105452文字
会話率:40%
聞け、生徒諸君!
我らが晴天学園は今、困難な局面に立たされている!
思い返せばそう、あれは一学期最後の日。
我々が突如、異世界へと転移したところから、この難局は始まった。
生徒総数一万人の晴天学園が丸ごと、地球ではないどこかのジャングルの
ど真ん中に、だ。
しかも、生徒から職員に至るまで全員がフェアリーやらエルフやら獣人やら、異種族に変異してしまっていた。
これには流石のこの私、生徒会長“暴君”黒揚羽聖十郎も面食らってしまったとも。
……気づいたら身長が三十センチメートルになっていたのだからな!
さらには襲い来るモンスター、過酷な大自然、失言、政敵からの批判、あと失言……数多の脅威により、私の政治基盤はもはやガタガタだ。遺憾の意を表明せざるを得ん。
まあ失言は私のセルフ失態だが、それはさておき。さておきだ。
諸君。我々はこの難局を乗り切るため、異世界で生き残るために必要なものが何か、すでに知っている。
そう、青春である。
この世界では、青春してる奴が強い!
青春すれば生活も充実するし、メンタルも上向くし、なんでか知らんがスキルも覚醒する!
だから青春しろ! 弾けんばかりの青い春で異世界を塗り替えろ!
我が晴天学園生徒会は、生徒諸君の青春を粉骨砕身の思いでサポートする所存である!
……つまり、要するにだな。
これは――青春に命を懸ける我々の、長い長い一夏の物語なのである。
※当作品はキマイラ文庫、カクヨムでも更新しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
56511文字
会話率:43%
S県警の生活安全課に属していた江角泰地に下された辞令は『特殊事案捜査課』への異動だった。科学がどれだけ進歩をしても、理屈では説明がつかない特殊事象が絡む事件・事故を捜査するために組織された課で、江角は旧友かつ僧侶である春木利生《はるきりお》
とともに怪奇現象が絡む事件の対処にあたる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:50:01
19173文字
会話率:60%
優菜は都内に住むあんまり真面目じゃない高校生で、この夏、失恋をした。相手はSNSでの悪い意味での有名人、自称アーティストの男である。
優菜は、彼の事を尊敬していて、同時にちょっとだけ見下していた。そして何より、ずっと心の支えにしてきたのだ。
彼は北海道に住んでいる。夏休みだし、お小遣いも溜まったし、会いに行こうと思えば、行けるような気がしてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:48:17
13260文字
会話率:48%
星川冬華ほしかわとうかは自他共に認めるダメ人間である。そんな彼だが実の所、家事全般はそこらの一般人より出来、料理の腕は料理人にも引けを取らず、一通りこなせる超人である。
今ではアニメや漫画でしか語られない【魔術】などと言った現象が信じられ
ていた時代に存在した今では忘れられた国の王の子孫である。
冬華は魔術士として育ちながらも一般人として過ごしている。今は故郷を離れて高層マンションの一室に住んでいる。
冬華の住んでいる部屋の隣には妖精みたく可憐であるからと【妖精様】という愛称(他にも二つ名あり)で呼ばれている自他共に認める美少女、紅野あかのエリカが2年前程前に引っ越してきて住んでいる。
とはいえ、冬華はダメ人間として定評があるし、隣同士だからと言って特別関わる事もなく、学校でも話すことはなかった。
よく晴れた真夏日のように暑い、入学式の帰り道、公園のベンチで座っているエリカを見た冬華は熱中症になるのを危惧して日傘や水やタオルを押し付けた事から星川冬華の物語は動き出す。
これは星川冬華と口と愛想が悪く素直じゃない妖精様、そして沢山の友人や仲間達で織りなされる日常ラブコメファンタジー物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:46:44
155586文字
会話率:40%
友人の死をきっかけに心を閉ざした少年、名倉 光(なぐらひかる)。
最初は様々な噂が飛び交っていた。しかし時間と共に友人の死など無かったかのように、今日も教室の中は平凡な日常を繰り返す。
……だがそれと同時に光の心には罪悪感と後悔が散り積も
っていった。
夏休みが近づき始めた……そんなある日、光は不思議な噂を耳にする。
───『死者に会える泉』───
光は藁にもすがる思いで、『死者に会える泉』があると言われる……『思人(シビト)ノ杜(もり)』へと向かう。
そして光が目にしたものは───?
ブックマークや評価、感想など頂けると励みになります。
拙いとは思いますが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:26:39
10768文字
会話率:33%
寺島優心は優等生。目立つタイプではないが格好良い、その名の通り心優しい男の子。
そんな彼に密かに想いを寄せるのは、学校のアイドル的存在、光月七海。
突然の告白に戸惑う優心。
高校二年生。夏。
地味系男子と最強に可愛い女の子の恋が始
まった。
純情可憐な少女と、地味系男子が織りなす、甘酸っぱい青春ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:22:20
4215文字
会話率:47%
高校2年生の橘一稀は水泳部のエースで、幼なじみの望月真綾に秘めた恋心を抱く。かつて泳いでいた真綾は過去の失敗からマネージャーに転身し、心を閉ざしている。夏の合宿で、真綾の「一稀の泳ぎを見ると昔を思い出す」という言葉に一稀の想いは募るが、彼女
は恋を拒む。地区大会で一稀が本音をこぼすも、真綾は「マネージャーとして平等に」と距離を置く。卒業が迫り、真綾が水泳部を辞めると知った一稀は、最後の大会で想いを伝えると決意。プールの水面に揺れる二人の過去と未来、もどかしく切ない恋の結末は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:17:42
8862文字
会話率:18%
高校2年生の橘一稀は水泳部のエースで、幼なじみの望月真綾に秘めた恋心を抱く。かつて泳いでいた真綾は過去の失敗からマネージャーに転身し、心を閉ざしている。夏の合宿で、真綾の「一稀の泳ぎを見ると昔を思い出す」という言葉に一稀の想いは募るが、彼女
は恋を拒む。地区大会で一稀が本音をこぼすも、真綾は「マネージャーとして平等に」と距離を置く。卒業が迫り、真綾が水泳部を辞めると知った一稀は、最後の大会で想いを伝えると決意。プールの水面に揺れる二人の過去と未来、もどかしく切ない恋の結末は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 16:06:17
2989文字
会話率:24%
プロ注目の4番打者・中嶋は、不慮の怪我で野球人生が一変。壮絶なリハビリで復帰するも、バットが振れない恐怖に苛まれる。高校最後の夏、甲子園決勝の土壇場で代打に立つ彼は、重圧と過去の恐怖に打ち克ち、仲間と野球への純粋な情熱を胸に、起死回生の一打
を放つ。これは、絶望から這い上がり、再び輝きを取り戻した球児の、感動の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:59:36
2076文字
会話率:12%
その名は、モナリザ―…。
動画投稿サイトで、今、中高生を中心に注目を浴びる歌手がいた。
レコード会社「ミュージック・キャビネット」の堀田あかりは新人歌手の発掘を任され、今、候補の人物と喫茶店にて待ち合わせをしていた。
緊張する堀田の前に現
れたのは少年のような少女、天野九十九だった。
当時、15歳の中学三年生だ九十九はMキャビの社長に、芸能科のあるポラリス学園高等学校への受験を勧められる。
そして、桜舞う4月。ポラリス学園高等学校の制服に身を包んだ九十九が、そこにいた。全寮制のポラリスの同室、二ノ宮朱夏と出会ったのもこの季節だった。
歌手を志し、かけがえのない青春をかける女子高生たちの百合小説です。
◾️◾️◾️
小説投稿サイト「カクヨム」にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:08:04
12740文字
会話率:58%
美術高校の受験に失敗したショックから絵が描けなくなった、柚木いつか。
進学した先の美術部で自分に対しての心無い言葉を聞き、さらに父親には宝物にしていたお気に入りの画集を捨てられる。
取り返した画集を抱えていつかは生まれ育った町を飛び出し、持
っていた限りの現金で買った切符を使い、夜行バスで海辺の町に辿り着いた。
その海で出会ったのは、雪野叶。
海に身投げをした叶を助けた縁で、いつかは彼女の家に家政婦として雇われることになる。
叶には叔父に車で轢かれ右手を使えなくされた過去があった。その叔父は叶の絵を盗作していた。
叶はいつかの憧れの画家だったのだ。
絵を描けなくなった叶は、いつかに絵を描くことを乞う。
一夏をかけて描いたのは、いつか自身の自画像。
いつかは描きあげた自画像を残して、生まれ育った町に、そして家に帰るバスに乗った。
再会を約束した二人は、いつか夢が叶う場所でもう一度出会う。
◾️◾️◾️
小説投稿サイト「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:59:49
51088文字
会話率:50%
四月。八尾時生は通う高校の並木道、桜の木にキスをする一ノ瀬海里に出会う。時生は思わず、手にしていたカメラでその光景を撮影した。そしてそのシャッター音に気づかれて、彼女に逃げられてしまう。海里は高校の新入生で、まるで気位の高い猫のようだった。
入学式を終えた一ヶ月後のある日、時生は海里の落とし物を拾う。それは演劇の台本だった。
台本を届けに来た劇団の練習スタジオで、時生は斉藤海咲に声をかけられる。
「これからも、海里ちゃんを見守ってあげてね。」
海里の姉のような海咲は時生が一人暮らしするアパートの上の階、上田喜一の恋人だと後に発覚する。
台本を届けたことをきっかけに、時生と海里はゆっくりと打ちとけていく。
授業をサボって逃げた先の、野良猫の集会場。
海里が初主演を務める演劇の開幕。
海咲と喜一のカップル、海里と時生の四人で行った海水浴。
そして、それは夏祭りのこと。キスを、した。
だけれど、海里と恋人同士にはなれない秘密が時生にはあった。
喜一に相談に乗ってもらう海里に嫉妬する、相反した自分がいることに時生は気づく。それは暴力性を孕んだ感情だった。
次の演劇の主演を得て喜ぶ海咲に、喜一は言う。
別れよう。
海里ちゃんを好きになった。
…ごめん。
突然の決別に、海咲の感情が弾けた。
「死んでいますね。」
喜一を殺めた海咲を、時生は冷静に見つめていた。
「私も死ぬ」「死ぬまで、傍にいてくれない?」
海咲の最期を、時生は見守った。
連絡の取れなくなった海咲を心配する海里と劇団の団長に向かって、時生が口を滑らせた。
「海咲さんなら、アパートの上階で死んでますよ。」
「僕と一緒に、逃げてくれる?」
時生にはもう会わないと言う両親との約束を破り、海里は彼と電車に乗って逃避行に向かう。
終着駅に着き、疲れた二人はラブホテルに宿をとった。ベッドで寝ながら、愛について語り合う。
「大嫌いよ」
微笑む海里の嘘が朝日に溶けていった。別れを決意した二人の、それは愛だった。
了折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:08:17
106262文字
会話率:52%
梅津悠紀は、対戦格闘ゲーム『ファンタジア・ヘブン』に傾倒する高校生だ。
ファンタジア・ヘブンが種目に選出されている、夏に開催される格闘ゲームの大会、『ウルティメット・ラウンド』への出場を、チームメイトである友人、大村虎一。先輩、竜胆雨音と共
に目指していた。
悠紀は同じくウルティメット・ラウンドを志す少女、桃原若葉と出会う。
悠紀の若葉に対する印象は良くないものだった。妹の友人、その程度の認識だ。
だが、彼女との出会いで悠紀の中で何かが変わり始める。
夏の祭典に向かって、同じ夢を持つ者達が悠紀の下に集う。
悠紀達の戦いはこれから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:54:48
54847文字
会話率:21%
仕事、家族、友人、学校、過去。
生きていれば、色々なものに縛られる。ぶつかり、汚れ、強かになる。
純白のままではいられない。
好きという想いだけでは生きていけない、でも恋心を無視しては息ができない。
だから、大人でも、子どもでも、恋の前では
人は純にも不純になる。
春、夏、秋、冬、諦めきれない想いがくすぶる。
不器用で、あざとく、ずるい、どうしよもない人たちの短・中六篇。
一、六畳間の公差
二、緑の部屋の鍵
三、絢爛たる花束を錦秋の良き日、君
四、いとこい
五、ハレムの雌雄
六、桜が咲く頃、梅こぼる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:36:01
10625文字
会話率:19%
主人公の肇(ハジメ)は、小説執筆を趣味にしている大学生。
暇な夏休みを過ごしていたある日、テレビから突然「創作者症候群」という病気の存在が発表されたという報道が流れる。なんでも、小説やマンガなど媒体を問わず、「創作」をしている者はみな自身の
創作に殺されるといったものらしい――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:13:18
8796文字
会話率:34%
大学二年生の夏。
叔父から「腰を壊した」と連絡を受けた私は、叔父が営む小さな洋食店で働くことになった。
ふと思い出の料理を作っていると、背後から聞き馴染みのない無愛想な声が。
なんでも、一年前までこの店を任されていたシェフらしい。
けれ
ど彼は──もう、この世の人ではなかった。
私以外には誰にも見えない存在。
それでも彼の料理は、ちゃんと温かくて、ちゃんと美味しくて。
料理の腕も確かだったけれど、それ以上に──
無愛想だけど、優しくて、思いやりがあって、ちょっと不器用な人。
気づけば、私はそんな彼に恋をしていた。
でも、ずっとこのままではいられないって。
どこかできっと、わかっていたんだ。
さよならの代わりに、私があなたにできること。
※他サイト掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:03:39
114738文字
会話率:25%
中学受験を控えた少女、美羽。
真夏の強い風が、彼女のスカートをめくった――。
恥ずかしさと怖さに泣き叫ぶ美羽のもとへ駆け寄ったのは、
かつて同じ痛みを知った、二人の高校生だった。
『葵と綾、そして風』から続く、ささやかな少女たちの物語。
思春期の繊細な心の揺れを、そっと描き出します。
※感情の揺らぎを主軸に描いた純文学的な短編作品です(全5話)。
※本作には、思春期の羞恥や戸惑いに関する描写が含まれますが、
あくまで心理描写を主軸としたものであり、性的な意図は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:00:00
9525文字
会話率:25%
中学受験を控えた、葵と綾。
いつも明るくて元気な葵が、ある夏の日、突然立ち尽くした。
風が吹き、スカートがめくれる――
その瞬間、葵は「見られる怖さ」という、言葉にならない感情に出会った。
そして綾は、葵の心の奥にある“脆さ”に初めて触れ
た。
たった一瞬の出来事が、ふたりの距離を、少しだけ変えてゆく。
これは、そんな“最初の痛み”を描く、小さな、小さな物語。
少女たちの心の揺れを描いた、全4話の短編作品です。
※本作は『葵と綾、そして風』の改稿版(Rewrite Version)です。
※本作には、思春期の羞恥や戸惑いに関する描写が含まれますが、
あくまで心理描写を主軸としたものであり、性的な意図は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 16:59:01
5805文字
会話率:22%
ほんのひとつの風が、日常を揺らすことがある。
中学受験を控えた少女・葵と綾。
夏の終わり、パフェを食べに出かけた午後、
彼女たちは「何でもない日」が少しだけ違って見える瞬間に出会う。
戸惑い、羞恥、友情、そして……。
■風が揺らしたの
は、スカートと――心だった。
■少女の心が揺れる、小さな、小さな物語。
※本作には、羞恥・戸惑いといった思春期特有の感情描写が含まれます。
※あくまで感情の動きを主軸に描いており、性的意図はございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 16:58:19
6675文字
会話率:11%
生まれながらにして人生と言うものは勝ち組か負け組
の二択だ。そしてその負け組がこの俺、結城颯(ゆうきはやて)だ。昔から運動や勉強が大の苦手で親からも期待の目すら持たれてないその上にデブで不細工だ。このルックスのせいでまともに人と話したことす
らない陰キャラだ。高校入学からのいじめ、親からは失望、たった二人の幼馴染にも見放され、もうどうだっていいよし死ぬかと考えてた夏休み前日の夜、何か簡単で楽な死に方はないかとネットで呟いたそしたら一件返ってきた返信が君は絶対に死なせないと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:56:57
58491文字
会話率:59%
「ごめん、面倒みてあげたいから、当分ひなつを優先すると思う」
皆見和希は恋人の間地幸人と最近すれ違いの生活を送っている。
転校生の瀧見日夏に、幸人がつきっきりになっているためだ。
寮が同室となった二人は、意気投合したらしく、ずっと一緒に過ご
している。
さみしさと嫉妬を抱く和希だが、幸人に嫌われたくなくて、ひた隠しにしていた。
一方、日夏の方も和希に、もの言いたげだった。
日夏は和希の笑顔を「嘘くさい」と感じていて、幸人を心配する――。
ほがらか執着攻め×過去に傷ありな健気受けの甘切ない青春BLです!
※幸人×和希です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:50:00
29920文字
会話率:47%
ワサクテイリシリーズ
「ヒトリミサキ」
岬は小池になりました。
最終更新:2025-07-23 20:30:00
57837文字
会話率:32%
1999年渋谷、赤島夏穂が復活した聖人と手を組み渋谷に潜む巨大な陰謀へと挑む....
最終更新:2025-07-23 20:18:28
3176文字
会話率:47%
高槻茜(たかつきあかね)の人生は、とある出会いによって一変した。
その瞬間から彼女、碧雫(あおいしずく)こそが彼の生きる理由となったのだ。
運命の出会いから一年が経ち、高校二年生となった高槻茜は、碧雫の役に立つため彼女が所属する
『妖怪探偵事務所』の一員となる。
『能力者』と呼ばれる存在が跋扈していたり、大地が『春夏秋冬』の名で四つに区分されていたり、十数年前に海岸線を囲う『壁』が急に出現したり、『海蜘蛛』という生物に侵略されかけていたりする謎多き大陸。
そんな世界で、高槻茜は碧雫の『目的』を叶えるため邁進する。
⋯⋯まあ、その『目的』については、未だに教えてもらえないのだけれど⋯⋯折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:11:04
78304文字
会話率:58%