田舎出身の庶民クルミは、なんやかんやあって他国にお呼ばれしてしまった。
行きたくない。けれど庶民に断ることはできない。
渋々訪れた国で巻き込まれるトラブル。
どうにも出来ないけれど子供は放っておけない。
剣も魔法も存在するけど、どちらも活躍
しないファンタジー。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-02 19:00:00
38993文字
会話率:31%
サラハート公爵家の三女である私、ルミエル。お姉様たちからは、「あなたは、結婚しなくていいのよ、ずっとうちにいてね!」なんて言われておりましたが、なんとジェンバート公爵から結婚の申し出が!同格の公爵家では、断るのは難しいらしく、家族みんな、涙
を流して私をお嫁に出してくれました。そして、結婚式当日の夜。ティルス様と言葉を交わした私は、眠気に勝てなくなって、ティルス様の横で寝てしまいましたわ。男女が一緒に寝ると、コウノトリさんが子供を運んできてくれるってお母様が言ってたのに!
それを忘れていた私は、起きた瞬間に天使を目の前にして、ついついはしゃいでしまいました。まぁ、ティルス様と私は夫婦ですし、べつに子供が来ても問題ないでしょう——。
注)本編はティルス(旦那)の視点で話が進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 18:35:39
6479文字
会話率:29%
私は誰のことも愛しちゃいけなかった。
例えそれが夫であっても、心を委ねてはいけなかった。
なぜなら私は王女だったから。
私には国を守る義務がある。
常に大局を見据え、誰かに利用されることがないよう、気を張っていなければならない。
それでも
、私は夫を愛してしまった。
夫は小国の王子だった。
素朴で、優しい人だった。
私たちの結婚は政略的なもので、互いに、王族としての義務を果たしたに過ぎなかった。
けれどいつの間にか、私は彼を心から愛するようになっていた。
いけないことだった。
それに、彼は、私を愛していなかった。
彼の優しさは義務的なものだった。
彼が口にする愛の言葉は、后との仲が良好であることを周囲に示すためのものだった。
それでも、私は彼を愛した。
いつか彼に愛される日を夢見ながら、透明な結婚生活を送っていた。
しかしそんな虚しくも平穏な生活は、長くは続かなかった。
近隣諸国に戦争の影が指し、私たちの国にも影響が軍靴が聞こえるようになっていったのだ。
危機に瀕した私たちに、大陸一の帝国が支援を申し出た。
彼らの出した条件は、自国の姫と王子の婚姻だった。
私を后から下ろし、自国の姫を正妃とせよ、というものだった。
断る理由はなかった。
私含め、誰もがこれに乗る他はないと思った。
けれどなぜか、王子は固辞した。
私を離縁することはおろか、側妃に下ろすことも認めなかった。
周囲はひどく困惑していたが、私だけは理解していた。
彼がそう言わなければならない理由を。
そうして私は毒杯を仰いだ。
この透明な結婚に、美しい終止符を打つために。
彼を、偽りの愛から解放するために。
(中世西洋風王侯ものです)
(愛し合っていたふたりの悲劇です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 22:45:51
26061文字
会話率:16%
【ひとことあらすじ】
勇敢令嬢が実家同士が敵対している王命の婚約者である王の懐刀と、紆余曲折ありながら恋をする話
【ちゃんとしたあらすじ】
数年前の内乱において故郷を救う活躍をし、勇敢令嬢と称され慕われるミスランティ辺境伯令嬢フィリーネは
、領民達とともに平和に過ごしていた。
しかし、彼女の平穏はある日突然下された王命によって幕を下ろす。婚約が決められたのだ。
それも相手は王の懐刀と呼ばれる切れ者で、なによりミスランティとは犬猿の仲の家門出身のセドリック。
断ることは許されず、かといって領内からは理解が得られない中、フィリーネは領地に益をもたらすために婚約を受けることを決意する。
初めは素っ気ないセドリックだったが、二人の関わり合い、冬の儀式を通してフィリーネの領民を大切にする気持ちが通じてセドリックも徐々に協力的になり、過去の怨恨が雪解けを始めていく。しかしフィリーネの思いとは裏腹に、過去のミスランティの恨みと内乱の怨念は絡み合い始めていて・・・
これはフィリーネ達が相容れないはずの両家を繋いでいき、両家を、ひいては王国を救うことになる恋の物語
(R15は念のためです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 22:34:49
27432文字
会話率:49%
底辺国家・魔境隣接領・開拓都市長の三男、ロイ。
あらゆることに問題と改善点とを思案して少しの街歩きと屋敷の書庫に住まう少年。
開拓都市と言う名のモンスターの跋扈する魔境を抑える前線都市。
一代で男爵となり、開拓都市長の父親の職業は将軍。長
男も将軍。次男は戦略家。
男子家族が適性『ジェネラル』
母親は適性『オフィサー』で職業は参謀。
家族全員が上級軍人職だった。
父親の人柄もあり、市民も兵士も笑顔に過ごしていた。
10歳の時にロイは教会で適性職業『クラフター』と告げられ、歯車は狂い始める。
兄たちは『クラフター』でも、書庫に籠る生活をしていたロイの状況から、『発明家』や『兵器職人』などの職業スキルが発現すると言い、父親もロイに対して、一層に勉学に励むように期待して肩を叩き、書庫の本を大幅に増やした。
それから5年。
15歳になり、特別に教会の個室で受けた『祝福』で、ロイに発現した職業スキルが、『夢想家』だった。
教会の聖職者も知らない職業スキルであり、教会本部に問い合わせても、記録に無い職業スキルであることが判明した。
家族は愕然としたが、叱責することは無かったが、市民には『開拓者』と言う存在しない職業スキルが発現した、と公表。
市民の中には、開拓を手伝いたいと申し出る者もいたが、どちらも意味不明な職業スキルであることから、それが露見することを恐れ、教会も職業スキルの確認の為、と言うことで申し出を断る事態に。
しかし、街歩きで市民に広く認知されていたロイの扱いに苦慮し、父親は必要物資を持っての、開拓価値は無いが、危険の少ない地域の独立開拓を命じた。
秘密裏に出立するロイに、長男は追加物資と馬車を、次男は年下の従順なソルジャー適性の奴隷少年を、父親には内緒で用意し、母親に至っては金貨10枚と国境通行許可書を渡し、国外での生活をするように指示してきた。
出立後、今後を思案するロイに、新たなスキルを得る感覚、天啓が頭に通った。
目の前に現れたのは、聖職者の持つ『確認』のスキルでしか見られないはずのステータスが浮かび上がっていた。
『確認』よりも詳細な情報だった。
ロイには職業スキルを新たな職業スキルに変更することを進めるメッセージが表示されていた。
それは、『創造』だった。
ロイは思案しつつ、国境ではなく、開拓の地へと向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 00:27:48
168007文字
会話率:26%
普通の男子高校生、一幡コウはある日人生初の告白を貰う。しかし、その相手は小学五年生の幼馴染、如月エマだった。
コウは五歳も年下のエマを異性としては見れなかったため、告白をきっぱりと断ることにした。しかし……
※この作品は一年前にカクヨ
ムでも連載していた「小5の幼馴染に告られたので振ったけど諦めてくれなかった話」のリメイクです。ただし内容は大きく異なります。
※カクヨムにも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 00:00:00
41250文字
会話率:40%
長い間やっていた柔道を辞め地元に戻った主人公にしまは、職が無く途方に暮れる毎日でした。
そんな中、幼き頃からの親友みなみが声をかけてきます。是非一緒に働かないかという相談でした。他にやる事もなく、現状断る理由もありませんでした。(後日序
章執筆予定)
みなみはこの地元から飛び出して怪しい商売をしていると噂になっており、地元でも有名な男です。しかし、そんな彼に頼るしか今はありませんでした。
これからにしまを待ち受けているのはどういう人間達なのでしょうか。
社会の裏側に飛び込み、様々な人種の人間達と一緒に仕事をする事になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 17:18:36
118929文字
会話率:57%
あたし、平民のパティは、突如降臨された女神様に『ひろいん』として任務を与えられた。
(女神様によると断るのは不可。断ったら世にも恐ろしい罰が……)
その任務とは、悪役公爵令嬢セラフィーナと婚約中の皇太子の心を奪い、二人を婚約破棄に持ち込
むこと。平民の町娘にそんなこと出来る訳ない! 住んでる世界が違うよ! と抗議するも、実は、男爵様の孫だったことが発覚。外堀は埋められた。やるしかない。
でも、降臨された女神様、めっちゃいい加減。全然この世界のこと知らない。こんな神様の指示に従っちゃって良いの? ほんとにセラフィーナって悪役?
疑問満載で始まった、あたしの新米令嬢ライフ。どうなりますやら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 03:14:47
325478文字
会話率:41%
美山高校の裏に愛山という山がある。
美山高校の生徒が異性に告白する時は愛山に告白する相手を呼び出す。呼び出された側は、オーケーの場合は愛山に行く、断る場合は愛山に行かないというのがルールだ。
西岡陽翔は幼なじみの清水葵を通じて山田芽依に愛山
に呼び出された。
陽翔には高梨倫子という彼女がいるが、芽依は学年トップの美少女だ。
幼なじみの葵もからむなか、陽翔は愛山に行くべきか行かないべきか悩む。
そんななか、次の日に芽依が愛山で遺体で発見される。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 21:04:17
7884文字
会話率:63%
すべては一枚の書き置きから始まった。そして五年後、一通の手紙が届いた。
五年間の契約結婚。その間、放置されたどころか一度も会ったことのない契約上の夫。その夫が突然現れたかと思うと、「正式に結婚する」と言いだした。五年間自由気ままを満喫してき
た契約上の妻は驚愕した。「は? 冗談じゃないわ。断るにきまっているでしょう?」
そして、全力で拒否った。
しかし、契約上の妻と契約上の夫にはそれぞれ秘密があって……。
正式に結婚したくない契約上の妻と、正式に結婚したい夫の攻防戦がいま始まる。
※ハッピーエンド確約。ご都合主義のゆるゆる設定ははご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 19:02:19
19679文字
会話率:23%
高校の入学式の日に学年一で可愛いと噂の美少女、斎藤聖華に告白された小鳥遊高弘。その告白は断るも、彼女の思いに折れ付き合うこととなった。何事もなく聖華と楽しく過ごしていたがある日、聖華の秘密を高弘は知る。
最終更新:2024-08-29 19:38:31
1531文字
会話率:14%
1章から6章の続きです
最終更新:2024-08-27 21:42:42
1557文字
会話率:44%
幼い頃の誘拐事件がもとで男性恐怖症になったミュリルは、結婚など望むべくもなく、誰の力も頼らずひとりで生き抜く覚悟を固めていた。そのため、ありとあらゆる自活に役立つスキルを身に着け、愛する動物たちとの自活人生を夢見ていた。
けれどある日
、氷の宰相ジルベルトとの縁談話が持ち上がる。男性が怖くて近づけない私が結婚なんて、とすげなく断るミュリルだったが、ジルベルトにはまさかの秘密があって――。
男性恐怖症と女性恐怖症の男女がお互いの身と平穏を守るために契約結婚した、風変わりな夫婦のお話です。主人公ミュリルは、ちょっとやそっとではへこたれないたくまし系自活女子です。強いヒロインがお好きな皆様、いらっしゃいませ。
※アルファポリス、カクヨムでも連載(予定)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 21:40:00
143753文字
会話率:30%
魔王討伐を成し遂げ、王子との結婚を断り教会の傷病者施設で治療に従事するマリエール。多額の年金が支払われるが全て施設に寄付する。マリエールの年金を施設長が着服している事が判り、施設長以下10人が財産没収の上鉱山送りになる。新たに施設長となっ
たマリエールは治療の上に施設運営の責務が与えられる。回復魔法は強くなり着服された経験から年金は自己管理することに決めた。王子が凶悪な魔獣討伐を手伝だって欲しいというが断る。王子がドラゴン討伐に失敗して死亡した報告を聞く。特に感慨も起こらな
い。第2王子が傷病者施設に来てドラゴン討伐を手伝って欲しいと言う。第1王子と違ってイケメンで優しい。だが傷病者施設の管理者が必要だ。少し考えさせて欲しいと返答を延ばした。その晩魔法が覚醒してアンドロイドや転移、フライやいろいろな強力な魔法が手に入った。ドラゴン討伐を引き受け、討伐する。第2王子とマリエールは結婚する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 18:01:34
8584文字
会話率:32%
両親の葬式に“魔女”が現れて告げた。「あなたの父親は異世界の男爵家に長男として生まれ、この世界に駆け落ちしたのよ、チカ」。到底信じられない話なのに、自分の“日本人らしくない”容姿に十年以上悩まされてきた私は魔女の言葉を信じてしまう。ホワイト
ブロンドの髪、小麦色の肌、朝焼け色の瞳を持つ私のルーツが、日本ではなく異世界にあったのだとしたら――。
かくして訪れた異世界で、今は亡き祖父の跡を継いで領主をやって欲しいと頼まれる。当然断るつもりだったが、三か月のお試し期間だけでもと押し切られ、気づけば“領主見習い”に。
何も知らない異世界で一人は心細いだろうとあてがわれたのは一人の教育係。彼は私が喉から手が出るほど欲しかった漆黒の髪を持っていて――。
異世界からやってきた何も知らないひよっこ領主と、少し意地が悪い教育係の三か月。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 17:49:34
147723文字
会話率:37%
「初めまして、結婚してください」舞踏会の夜、令嬢・ジゼルは中庭に“落ちていた”男性に求婚された。前世、一日中寝て過ごせる金持ちのご令嬢に憧れていたジゼルは今世でその憧れを叶えたが、妾の子として生まれたせいで監禁状態の日々を過ごしており、その
日々からの脱却のため初対面の男性・リシャールからのプロポーズに頷いてしまう。彼は古い歴史を持つデュジャルダン伯爵家の若き当主で、日々舞い込んでくる縁談を断るための“理由”を探していた。見合い話を断るためにプロポーズした元ヤン伯爵と、家を出るためにプロポーズを受けた転生令嬢の、結婚から始まる恋のお話。 ※「カクヨム」にも投稿中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 13:00:00
106625文字
会話率:35%
ある学園で生徒会長を務めていた来波雷斗はある日の下校中に事故に遭う。
もうだめだと思うも、目が覚めるといたのはなんと異世界で、しかもじぶんが鑑定師?にえらばれたとか。
とりあえず話を聞いてみることに。
なんですかその美味しい話は!!!
最終更新:2024-08-19 08:55:42
42834文字
会話率:50%
神様からの頼みを断るのは難しいよね?関東明治はそれをよく知っている。自分のことなんて気にも留めない会社のために必死に働く男が、あるべき姿で行動しない天使と悪魔の世話をするという、神様からのわがままな頼みを受けたとき、天国ではいったい何が起こ
るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 13:04:16
2457文字
会話率:44%
「俺はなんだか、よく遠回りするようになった」
家の事情で旅館に引っ越し、高校三年間を送ることになった早緑歩(さみどりあゆむ)、高校一年生。
その旅館には、学校でも旅館でも評判の、小町娘がいた。同級生かつクラスメイトの、千世川小弓(ちせが
わこゆみ)である。その容姿、気立ての良さから多くの人に愛される彼女に対し、歩は迷惑をかけたくないからと避けて生活をしてきた。
ある日、買い物をした後の小弓とばったりスーパーの前で会ってしまい、その荷物の多さを気遣って荷物運びを手伝った。
歩としても、千世川家にお世話になりっぱなしではと思うところがあり、手伝いをお願いされたら断るまい、むしろ積極的に受けようと考えていたのだが、最初にお願いされた手伝いはまさに、「小弓の買い物の手伝い」だった。
それから色々と小弓のことを助けていく歩。そして歩を労い感謝する小弓。
お互いに支え合いながら近づいていく、二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 07:35:30
34541文字
会話率:39%
稀代の魔術師であり暗殺対象であるエーゼルハイト辺境伯の館に招かれたスヴェンストロプ伯爵。兄のアンゲルと弟のイーリからもてなしを受けるが、伯爵は毒殺を恐れ渡された杯を断る。気まずい沈黙が三人を包む中、イーリは一つの提案をした。
果たして伯爵の
危惧は、うるわしい兄弟愛の前に現実となるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 00:04:37
4173文字
会話率:40%
「お兄たんを、私のお婿にしてあげます」
「あ、間に合ってます」
「ビエエーーーーーーーン」
突然の告白玉砕による大号泣。誰が予想できただろうか。
幼女を泣かしてしまった。これはどうしたものか。これおれが悪いのか? やっぱそう?
「き
、貴様!!! 私の愛娘の告白を断るとはおのれ許さん!」
おっさんがおれの胸ぐらを掴み揺さぶってくる。
公爵様がご乱心なされた! 王の御前なるぞ!
控えろ!
これが彼女との出会いだった。
物語はそれから13年後…彼女が学園を卒業してから動きだす。当時のおれはこんな面倒なことになるくらいならこんな国の客将なんてやめて旅にでていたのだが…
それは今となってはあとの祭りである。おれついつい料理が美味しいからとこの国に居座ってしまっていた。
この物語はそう1000年生きた魔導師とそれを付け狙う恋する乙女との戦いである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 23:35:35
4238文字
会話率:36%