敵陣に独りきりできり込んだナイフの独り言。
最終更新:2015-02-22 13:20:53
2551文字
会話率:57%
国一番の弓の腕を持つと言われたリャンは、隣国との戦争に出陣させられた。彼女と結婚の約束をしていたが、劣勢で一人敵陣に取り残されその命を奪われる。
目覚めると、僕は幾つかの記憶を失っていた。代わりに大きな傷を残して。
彼女はいったい誰なのか。
何のために戦うのか。
青い魔女の正体は?
生きる意味を探す恋とバトルとファンタジー。
読んで頂けたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-21 11:43:20
863文字
会話率:24%
*別のサイトでも「神鉄」という名で投稿しています
平野に南北に線を引くように塹壕が掘られ、北は大陸の北の玄関口であるクリスティーナ海、南は大陸を分断するアルゴン山脈まで数百キロも続いている。
緑と青、二種類の軍服を着た将兵が塹壕や身を隠
し、油断なく敵陣を観察している。
戦線は膠着状態にあった。
百年前、二百年前ならば砲兵が大砲を放ち、歩兵が砲兵の援護の下銃撃と共に突撃し、敵を追い散らした後騎兵が追撃してとどめをさすのが戦争だった。
お互いの死傷者や捕虜の数などから勝敗が決定し、講和条約を結ぶ。
もしくは敵の首都を占領することで戦争は終わる。
そもそも余りに長い戦争を続けられないという経済的事情もあった。五十年戦争などの長い戦争でも五十年も一日も休まず戦争を続けられるわけではなく、農繁期には兵士が故郷に帰ったりするのだ。
だが経済の発達は数年の戦争を可能にした。
そして「マハト」を基にした兵器の発達は互いの防御線の突破を困難にする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-17 19:44:27
13798文字
会話率:21%
『七回戦い、二度負け、五回勝利する。そして国を救う英雄になる』――そんな予言をきっかけに、俺の彼女が軍に入隊してしまう。俺たちはそろってホーク砦に赴任。帝国との戦いに巻き込まれる。軍が撤退を決める中、彼女はわずか十名だけで敵騎兵一千の足止
めを引き受ける。ひと癖もふた癖もある仲間たちと、俺たちは砦を一日守り切る。
戦いは続き、国境近くの町に帝国軍が迫る。俺は二人だけで敵陣に潜入、これを撃退する。一方、帝国軍の別働隊を謎の光の柱が襲う。その焼け跡には帝国の超大砲が残されていた。数の合わない二つの予言。この戦いの謎が深まる中、彼女は奇策を講じ、ホーク砦を取り戻す。
しかし敵が仕掛けた『見えない戦い』で俺たちは疑心暗鬼になる。そこに再来する一万の帝国軍。俺たちは超大砲を真似た新兵器で対抗、ホーク砦を守り切る。
勝利に湧く砦だが、俺は自分の身体が女性であることに気づいてしまう。いつも見る謎の夢。青白く光る薬。それと何か関係があるのだろうか?
割り切れない想いを抱えたまま、俺たちは帝国との決戦に臨む。戦いは優勢に進むが、そんな中彼女は一人、ホークの民との秘密交渉のために軍を離れる。深夜、帝国は死者の軍勢を従えて俺たちに襲いかかる。軍は壊滅し、俺は帝国の捕虜となる。
翌朝、彼女が帝国の陣に現れる。彼女は交渉でこの戦いを終わらせる。俺の解放を拒む帝国だったが、彼女は最後の切り札を使って俺を奪い返す。
彼女が俺の身体の秘密を明かす。実は俺はすでに死んでいた。この身体は双子の妹のもので、そこに俺の魂を移植していたのだ。彼女は戦いに勝利し、俺の魂をつなぎとめるのに十分なものを手に入れた。だが彼女はその代償として魂を失い過ぎていた。
「ずっと、一緒にいたかっただけなの。トールと、ずっと……」
その言葉を残し、彼女はこの世から消えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-02 00:24:26
187907文字
会話率:50%
虐げられ続けた獣人達が、ある日立ち上がる。
彼らは仲間を失いながらも、懸命に戦い続けた。戦って戦って、血の海を見て、絶望の淵をさ迷い、苦しみながらも遂に1つの国を建国する。
仲間のため、家族のため、何より己のために戦うという志をもった彼ら
の軍は強かった。
中でも特にその勇姿と強さで知られた者達がいた。
空を飛び、地を駆け、敵陣を混乱に陥れた彼らは、獣人の間で英雄と呼ばれた。
その者達の、名は───。
リレー小説隊の最新作です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-28 15:01:55
7768文字
会話率:38%
人ならざる者達“妖”。
其等を弑し、人々を、街を、皇を守ることを生業とする強者共がいた。
そして彼等の中心に、一人凛と立つ少女がいた。
いた…にはいたのだが……
「おっ来たこの展開!
戦うヒロインの定番冒険譚の予感じゃん?
つまりあたしめ
っちゃ美味しい役目!よっしゃぁ存分暴れ回ってやるぜ!っ…て、あれ?
あたし、敵陣真っ只中じゃないですか?孤立無援じゃないですか!?
これは所謂…ち、違うもん!捕虜じゃないもん!」
そんな残念ハイテンション少女とド冷徹人外青年、そして周りの愉快な奴等がお送りする、糖分ゼロのラブコメ戦記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-07 17:23:20
14927文字
会話率:34%
コウもロウアーも敵陣に捕らえられた。
両者共に脱出、あるいは利用を考えるが、新たな脅威が思惑を乱していく。
過去をとるか
未来をとるか
奇しくも同じ命題に望む両者
最大の味方だった者が、最大の敵として立ちふさがる。
世界の謎に触れる両者がと
る選択とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-21 15:23:17
43447文字
会話率:37%
7夜8日ってわかるかな。ななやようか。W杯の日本代表応援団もびっくりなこの所行、自衛隊では至って普通に行われるお仕事の一貫である。富士の麓でそんな地獄のような訓練に明け暮れた最終日。敵陣地へ突撃したら、なにここ富士○ハイランド?という具合に
異世界トリップ。そこで出会ったちび王様と自衛官な今村末葉が紡ぐ、異世界物語。 ●女性向けです ●自衛官として大活躍するような話ではありません ●団体名・役職名等、実際にあるものをモデルにしていますが、現実のものとは関係はありません 【2013/1/28、改稿修正しました】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-05 07:00:00
133398文字
会話率:33%
リレー小説・企画・仮想彼氏 只今 戦闘中・第1回・わたしの彼氏はパトリック
第1回目を濡れ丸が担当させていただきます。最後までよろしくお願いします。
某大手・広告会社につとめるOL・レイコは、きょうも仕事のあいまにそのゲームに熱中していた。
通信技術の発達でだれもがスマートフォンを手にいれ、いつ・どこにいてもそのWEBコンテンツにアクセスすることができる。そのゲームは近未来年でくりひろげられる、組織的戦闘ゲームなのだが、なぜだかゲームのキャラは中世ヨーロッパや戦国時代の武将や遊女のすがたで、浮世離れしたコスプレイヤーの様なかっこうばかりしている。敵陣に切り込んでいき、敵の城からアイテムを奪いとることができるとポイントが加算さていく。そのゲームはあまりにリアルにつくられすぎていて、現実との区別がつかないほどだ。熱中しすぎて死亡した人間までいると、もっぱらのウワサである。レイコには恋人がいない。現実世界の草食系男子ではものたりず、ゲームの中のパトリックというキャラクターと恋に落ちてしまっていた。「パックン」・「レイ」、二人はそう呼びあうなかだ。敵将のラドクリフ、コイツがなかなか手強い相手だ。なんど、皆殺しにされそうになったことか。ある日の戦闘中、ラドクリフは二人に対して次のようにいってきた。「君達は世界を変えることができる」奴の正体は一体?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-25 21:03:26
5766文字
会話率:21%
ここは「霧の街」。蛮族が支配する蛮族の街です。
敵陣まっただ中で私はそれなりに平和に暮らしていました。
でも、それも養父母が亡くなるまでのこと。
私、決めました!
この街を出て、養父母の故郷に行くんです!!
(この小説はグループS
NEさまのS.W.2.0「ミストキャッスル」を基に書かれています。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-24 00:24:00
3496文字
会話率:11%
第二次世界大戦中。フィリピンの孤島で見捨てられた小隊。そこで夢をあきらめず、マンガを描き続ける少年兵がいた。その少年兵は戦争を嫌っていたが、ある日、敵襲を受け全身に銃弾を浴びながらも、敵陣にマンガを投げ込む。すると敵の銃撃が止んだ……。
最終更新:2009-10-23 10:45:10
9004文字
会話率:33%
一夜にして身近な者を失った。その犯人が自家の商売相手であると踏んだ緑川椛は、資産家藤原家の一人娘藤原牡丹の護衛を勤めるという名目で単身敵陣にもぐりこむ――果たして彼女の得るものは?
最終更新:2009-05-01 19:19:06
6350文字
会話率:33%
だが、そこには敵陣の最右翼ともいうべき軍人ネフドスがいた。かれに連行されて敵地の心理分析装置にかけられた慧人は、敵軍の大尉メドレーエフに自分の父母が生きており、敵側の重要ポストに就いていたことを知らされる。母はメガロバイオシェルターのパイオ
ニアとして、父はその脳髄をバイオコンピュータにつながれた存在として生きていたのだった。用済みとして殺されそうになった慧人は、母の卵子をメインとした《ホームウーム》から生まれた女兵士サレムに助けられ、ネフドスを人質に要塞からの脱出を図るが、失敗。サレムとふたりで要塞を逃げ回る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-07 23:06:22
44188文字
会話率:59%