ある日、実の両親を実兄に殺された少年は謎の青年に拾われた。
そしていつか復讐をするべく、兄の手がかりを追う。
だが、両親を失った少年は成長していくたびに、家族という存在そのものが自身の精神をおかしくさせ、だんだんと周りも自分と同じ辛い運命を
たどってほしいと、心が闇に堕ちていく。
そこで少年は拾ってくれた男が殺人鬼だと知り、その集団が属してる所に入団を希望する。
少年はさらに自身を狂わせる過酷な運命に逢うとも知らずに・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 00:00:00
32351文字
会話率:35%
近未来、日本。
全国各地でツキノワグマやヒグマといった熊の生息個体数が爆発的に増加し、一方でその駆除にあたるハンターの人数は減少及び高齢化の一途を辿っていた。
一昔前の行き過ぎた保護政策と、狩猟免許取得に関する手続きが煩雑を極めたことが原
因だった。
やがて人や人間社会の文明を恐れない熊が市街地に出没するようになり、札幌や仙台で住宅内にいた住民が襲われる獣害事故が発生。
ついには北海道旭川市で、就寝中の一家五人がヒグマに襲われて全滅するという最悪の事案が発生するに至った。
事態を重く見た政府は、熊の駆除に関する判断の全権を持てる国家資格「熊狩士」「熊撃士」の創設を決定。
その専用狩猟用具の開発を大手企業「輪島秦重工」と、岐阜県関市の刀剣・製造販売「美濃関鍛冶工房」に依頼、防衛省の技術陣と環境省の狩猟部門が監修することで、熊を狩れる専門技術を持ったハンターの養成に乗り出した。
凄腕の熊狩士として全国に名を知られた前野高陽は、警察官だった五年前、恋人だった同僚の裕子をヒグマに惨殺され、そのヒグマへの復讐のために警察を辞職した過去があった。
手がかりは、裕子に撃たれて潰れた赤い右目のヒグマだということ━━━━赤隻眼(アカカタメ)と呼ばれるようになった仇のヒグマを執拗に追う前野は、相棒の若き熊撃士・村井健介と共に北海道中を股にかけ、いつ果てるとも知れない追跡の旅を続ける。
果たして恋人の復仇を遂げる日は来るのか。
ヒグマへの復讐のために身につけた、無法新神流居合術の妙技と熊斬り太刀「雷神」を武器に、前野の剣技は今日も人熊問わず冴え渡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 17:31:16
87173文字
会話率:25%
鎖国時代の日本で唯一、海外に開かれた窓口、長崎・出島。
表向きは茶屋「蘭月庵」の美しい看板娘、その名は蘭花。しかし、その裏の顔は、オランダ人の父と日本人の母から受け継いだ類まれなる知性と、五か国語を自在に操る凄腕の「調停人」。
父が遺した
西洋の医学知識「蘭学」と、形見の懐中時計に隠された暗号を手がかりに、彼女は密貿易、国際的な陰謀、そして自らの出自の謎が渦巻く難事件に挑んでいく。
これは、異国の血を引き、どの世界にも属せない孤独を抱えた彼女が、その知恵と勇気で時代を駆け抜ける、ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 09:00:00
26547文字
会話率:24%
『影の監察者 -ヴェイル・ウォッチャー-』
──これは、“記録に残らない英雄”の物語。
「君には、“影の任務”をしてもらう」
突然現れた黒衣の男に告げられたその言葉が、すべての始まりだった。
平民出身の青年カイルは、行方不明となった兄
の手がかりを求めるうち、
王国の闇を裁く密命機関──監察庁《ヴェイル》にスカウトされる。
そこは、表沙汰にできない事件を“密かに処理する”ための組織。
結界に狂わされた街。信仰に呑まれた民。黒い記憶を語る塔。
最下級《第五等》として配属されたカイルは、
冷酷な指導官クロウに鍛えられながら、命の境界線を越えていく。
「ここでは、正しさよりも“沈黙”が求められる」
排除か、救済か──
真実は、闇の中でこそ光る。
やがてカイルは、“記録されぬ選択”の積み重ねの先で、
兄の残した“禁じられた痕跡”と向き合うことになる。
「あなたは、どこまで“人間”でいられますか?」
裏の世界で紡がれる、影の成長譚。
秘密機関ダークアクション×精神戦×疑似家族的師弟関係、開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 19:43:21
16077文字
会話率:31%
元アメリカ陸軍特殊部隊員ジョン・ケインは、数年前の極秘任務《カルサジ渓谷作戦》に参加したことで、深刻なPTSDを抱えながらも静かに生きていた。あの作戦では、任務中に現地住民が大量虐殺され、真相は闇に葬られていた。だが今もジョンの悪夢の中で、
その地獄は繰り返されている。
そんなある日、唯一の親友であり戦友だったマーカス・レヴィンが謎の事故死を遂げる。数日後、マーカスの妹・エミリーがジョンに「兄は事故ではなく殺された」と告げたことで、ジョンの中の戦闘本能が蘇る。残された手がかりから巨大マフィア《ラフォルツァ》の名が浮上し、ジョンは独自に復讐を開始。裏社会の幹部たちを次々と冷酷に追い詰め、手がかりを拷問によって吐き出させていく。
しかしマフィアの背後には、国家レベルの闇が潜んでいた…!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 17:31:55
5487文字
会話率:29%
高校には行かずに家業である除霊師を継いだ倉橋 杏華(くらはし きょうか)。行方不明になった両親の手がかりを探しながら依頼を受けている。普通とはかけ離れた日常を。
※この物語はフィクションです。
実際の人物などが出てくることがありますが
史
実・事実と異なることがあります。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-13 23:50:16
6431文字
会話率:39%
ここは、厚生労働省 異世界転生局 斡旋第一課。死者の魂に「第二の人生」を斡旋するという、究極の人材派遣を行う部署である。主人公の黒崎渉は、この課に所属する公務員。彼は、死者の魂が持つ未練や潜在的な願望を微かに感じ取る特殊能力を駆使し、日々
、様々な事情を抱えた魂たちと面談し、彼らにとっての「適材適所」な異世界へと送り出していた。
ある日、勇者を夢見る典型的な魂や、純粋な献身性を持つ元看護師の魂など、個性豊かな死者たちとの面談をこなす黒崎。しかし、その裏では、異世界が次々と不自然な形で「倒産」し、消滅していくという不可解な事件が頻発していた。同僚のミステリアスな女性職員・月読静は、これが単なる偶然ではなく、何者かによる意図的な「魂のエネルギー消失」ではないかと疑念を抱く。
やがて黒崎のもとに、「忘れられた図書館」という謎の場所と、世界の魂を喰らう「捕食者」の存在を示唆する匿名のメッセージが届く。彼は、この一連の異世界消失事件の真相を追い始める。伝説の詐欺師の魂との面談をきっかけに、黒崎は「鍵」の手がかりを求めて、嘘と欺瞞に満ちた異世界「アルカディア・イリュージョン」へと潜入。そこで出会った情報屋ギルと共に、街の支配者「大賢者」が待つ『虚言の塔』の試練に挑むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 18:14:03
35799文字
会話率:40%
⸻
「夢でしか会えない彼女は、今も現実に存在している。」
SNSで出会ったどことなく自分に似ている“彼女”。
顔も本名も知らない彼女が、ある日突然、すべてのアカウントがログアウトされていた。
残されたのは、「わたしがわたしであったナニ
カ」という言葉と、夢の中に響く声だけ。
毎週金曜の夜、彼女は夢に現れる。優しくて、どこか切ない声だけの存在。
それがただの夢じゃないと気づいたとき、彼は動き出す。
現実の中で彼女の手がかりを探し、辿り着いたのは⸻
声が途切れ、記憶が失われていく夢の中で、
彼は彼女がやり残した「願い」を拾い集めていく。
夢と現実をつなぐ、静かな奇跡のラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 12:37:32
5936文字
会話率:12%
幾度となく改正され続けている「動物愛護管理法」が実態と乖離している原因はどこにあるのか。その手がかりを探しすための一助にしたく、この論を進めた。これをトリガーとして、どうすべきなのかを考えた過程である。
キーワード:
最終更新:2025-06-09 04:04:21
3470文字
会話率:0%
「死にたい」
この言葉を幾度となく繰り返し思い言葉として吐き捨てただろうかもうわからない。
本気で死にたい人なんてこの世に存在しない。
死んでしまいたいくらいに辛いというコミュニケーションなのである。
死の苦痛と今、現在の辛さこの天秤が死の
苦痛を錯覚させる。
でも死のうと思えば思うほどその時は憎たらしいくらいに生命力が輝きを放つ。
これは、“君は何のために生きるのか”
“何故生きているのか”という問いに暗中模索しながら人生という生き様を以ってその問いの答えを証明しようとする物語である。
答えのない問いに人生をかけて挑む物語。
言語化しようのない答え
でもきっときみには生きる意味があって
そしてその瞬間を見つけられる手がかり
そして頑張りがなかなか報われないと腐りそうなあなたへの道標
そして頑張りだしたあなたにエールを
きっとそんな物語です。
※注これは頑張っている人/頑張ろうとしている人の背中を押し時には見守ってそんな物語です。
今もうすでに頑張っていてこれ以上頑張れっていうの?というぐらいつらく苦しい方は一度心療内科での先生との診察をおすすめします。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-08 15:12:42
64440文字
会話率:31%
福岡のバーで働くバーテンダーの【九条レンジ】は、常連の女の子4人と夜遅くまで飲み歩き、気づけば記憶が途切れる。
目が覚めると、そこはスペイン・バルセロナの路地裏。財布も身分証もない。スマホもSIMが抜かれていて役に立たない。さらになぜか鹿児
島の小さなホテルの鍵を握っていた。
一緒にいた4人の女の子たちも同じく記憶が無く、彼女たちはファッションショーの仕事でスペインに来ていることになっているが、誰も「飛行機に乗った記憶」も「どうしてあなたが一緒なのか」も覚えていない。
手がかりは、
・鹿児島のホテルの鍵
・ポケットに入っていた謎の紙切れ(スペイン語で「逃げろ」と書かれている)
・バルのオヤジが「お前、昨晩“アレ”をやっただろ」と意味深な一言
少しずつ記憶の断片と手がかりを辿りながら、昨晩何が起こったのか、どうしてスペインにいるのかを探っていく。
僕が実際に見たわけのわからない夢を元にAIと共に執筆しました。
たぶん笑えると思うので最後までお付き合いください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 01:44:12
744文字
会話率:33%
清峰高校の佐倉美月は、学園祭での「本音のハーモニー」を経て、麻生翔太と恋人として新たな一歩を踏み出す。しかし、妹の高橋葵(中3、15歳)は、姉の「完璧な」姿に劣等感を抱き、思春期症候群で存在が「見えなくなる」。母の「美月みたいにできないの?
」という言葉が葵の心を抉り、彼女は自分の価値を見失う。美月と翔太は葵の異変に気づき、旧校舎の音楽室で10年前の楽譜を手がかりに、姉妹の過去と向き合う。美月の努力と弱さ、葵の焦りと痛みを共有し、葵はピアノを通じて本音を響かせる。姉妹と翔太の絆が、思春期の影を光に変える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 14:37:17
1726文字
会話率:45%
清峰高校1年の麻生翔太は、口が悪くクラスで浮きがちだが、人の心を見抜く鋭さを持つ。学園祭準備中の秋、音楽部の先輩・倉田詩織の姿が薄れ、クラスメイト・山崎亮の影が消える「思春期症候群」に遭遇する。旧校舎の音楽室で発見した10年前の楽譜とメモ「
本音を響かせろ」を手がかりに、翔太は二人の隠された本音——詩織の音楽への夢、亮の親の不仲による孤立——に向き合う。浜辺での詩織との対話を通じて、翔太は自分の無力感と「人を救いたいのに傷つくのが怖い」本音を認め、二人を救うため一歩踏み出す。学園祭のピアノの音が響く中、翔太は「本音を見逃さない」と決意し、未来の仲間たちを導く原点を刻む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 10:29:41
1459文字
会話率:50%
医療船ダイアグノス号に、惑星シルヴァ-3からのSOSが届く。集団で意識を失う「意識消失症」の謎を追うアメク・タカオとチームは、銀色の霧に覆われた惑星で調査を開始。神経毒、古代遺跡、暴走するAI「シルヴァ・コア」――絡み合う手がかりの中で、チ
ームは究極の選択を迫られる。殖民者の命か、意識の解放か。タカオの直感とチームの絆が、銀の地平に新たな航跡を刻む。SF医療ミステリーの第二章!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 11:30:49
2050文字
会話率:0%
「山中の渓流にて魚をとるに、多くは片目の魚なり。そのわけを知らず。」
――柳田國男『遠野物語』から引用。
崩壊し、灰色に染まった世界で目覚めた少女「あたし」。
過去の記憶は一切なく、自身が誰なのかもわからない。
ただ、時折赤く燃
えるような光を放ち、不可解な力を持つ異質な左目だけが、彼女の存在を証明していた。
失われたはずの左半身がその力で再生していく中、頭の中に響く声に導かれ、あたしは瓦礫と埃にまみれた世界を歩き始める。
旅の途中で、言葉の通じない寡黙な男「キオ」と出会う。
警戒しながらも行動を共にするうち、キオからこの過酷な世界で生き抜く術を学び、少しずつ絆のようなものが芽生え始める。
危険な「輩」や異形の獣との遭遇、そして左目の力が暴走しそうになる危機を乗り越える中で、あたしは自身の力の一端とその危険性を垣間見る。
さらに旅を続ける中で、世界の古い知識を持つ老女と出会い、自身の左目が「瞳」と呼ばれ、特別な宿命を負っていること、「繰り返される悲悲劇」の存在を示唆される。
しかし、力を狙う「中層」と呼ばれる敵の襲撃を受け、キオを庇った怒りから力を暴走させてしまう。
守りたかったはずの繋がりを自らの力で壊し、安息を得た集落からも追放され、再び孤独となる。
老女の身を案じ彼女の住処へ戻るが、そこは敵に襲われ焼け落ちていた。残された古の書物の断片とメッセージから、力が狙われていること、そして「繰り返される悲劇」を止めるという自身の使命を悟る。
唯一の手がかりである「風呼びの山」を目指し、過酷な荒野を越え、再び(理由は不明ながら)傍にいるキオと共に、異様な気配漂う山に辿り着く。そこで老女が残した道標を発見するも、直後に力を狙う敵「執行者」たちに遭遇してしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 07:37:06
37075文字
会話率:6%
東京で暮らしていた仲宗根 陽翔(なかそね はると)は、祖母ツルの訃報を受け、故郷・沖縄へ帰郷する。長年離れていた故郷の空気はどこか懐かしいはずなのに、陽翔の心には違和感が残っていた。
実家で出迎えた母の仲宗根 由美(なかそね ゆみ)や妹の
仲宗根 璃子(なかそね りこ)と再会するが、璃子から思わぬ言葉をかけられる。
「にぃにぃ、マブイ落としてない?」
沖縄には、人は強い衝撃や驚きを受けたとき、魂(マブイ)を落としてしまうという言い伝えがある。そして、落としたマブイを拾いに行かなければ、心や記憶の一部が失われたままになるというのだ。
祖母の死をきっかけに、陽翔は自分の記憶に空白があることに気づく。そして、幼馴染の喜屋武 真帆(きゃん まほ)とともに、記憶を取り戻すための手がかりを探し始める。
そんな彼らを、影から見守る存在がいた。神職見習いの南風原 美琴(はえばる みこと)。彼女は、祖母ツルの死の裏に何かが潜んでいることを察し、密かに陽翔たちを助けようとしていた。第二章では、彼女が持つ霊的な力「魂揺らし(たまゆら)」を使い、陽翔たちを不可解な影の襲撃から守る。
旅の中で、陽翔は祖母の遺した「マブイグミ(魂迎え)」の儀式や、沖縄に隠された戦争の記憶、家族にまつわる秘密と向き合うことになる。
マブイを失った陽翔が辿り着く真実とは。そして、祖母が遺した本当の願いとは——。
沖縄の自然と伝承を背景に描かれる、魂の再生の物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 20:00:00
73950文字
会話率:32%
幼い頃、両親を強盗団に殺されたエルザは、復讐に燃えながら剣の腕を磨いていた。
彼女は生まれ持っての怪力で、力で相手をねじ伏せるという剣風である。
ある時、エルザが仕える王国で、王女毒殺未遂事件が発生する。彼女の命を救うには、7日以内に薬を
手に入れなければならない。しかし、その薬は国外れの山奥にある薬局にしかない。
エルザたちはすぐさま馬を駆って薬を取りに向かうのだが、盗賊や妖術使いが次々と現れ、彼女の行く手を邪魔してくる。エルザたちは決死の戦いでピンチを潜り抜けるのだが、その中で、エルザの両親を殺した者たちの手がかりを持つ、ある男と遭遇する……。
王女を殺した黒幕とは一体誰なのか……また、エルザの両親を殺した仇との関係は? エルザは王女を救い、両親の仇を取るために、その剛腕を奮う。
妖術使いが呪術を操り、剣と剣とが火花を散らす。ファンタジー・アクション小説、ぜひご覧ください。
※毎日更新。1カ月以内に完結予定(下書き完成済)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 12:40:00
202929文字
会話率:45%
全年齢向け、冒険異世界ファンタジー。ハピエン、シリアス。
踊り子リディアは兄にかけられた呪いを解くため旅にでる。
その旅で魔法使いメフィストに出会い、彼女は真紅の石にまつわるある真実に近づいてゆく…
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あたしはラタシアのリディア。踊り子よ。
冒険者の兄さんが突然、呪いで倒れちゃったの。
兄さんを助けようにも治療師も魔道師も役立たずだった。
誰もが諦めろと言った。呪いで眠り続ける兄さんを見て見ぬふりをした。
許せなかった。
絶対あたしが兄さんを助けると誓った。
でもあたしにそんな力なんてない。
あらゆる望みを叶えることが出来る「真紅の石」のことを知ったのはそんな時だった。
あたしは「真紅の石」探す旅に出た。踊り子になったのは、手っ取り早くお金を稼ぐため。
でもちょっとドジっちゃって、山の上の貴族を怒らせちゃったの。
それで追いかけまわされている時にあいつと出会った。
魔法使いメフィスト。絶世の美形。でも性格は超超超最悪だった!
とっとと別れたかったんだけど、メフィストを巻き込んで逃げてるうちになぜか真紅の石の手がかりに近づいて――
そしてあたしは「真紅の石」の真実を知った。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 12:10:00
79014文字
会話率:49%
幼馴染3人組は、近所の廃旅館へと足を踏み入れたら、案の定その廃旅館に閉じ込められてしまった。
3人は、なぜか入ってきたばかりの正面玄関が開かないという異常事態に戸惑いながらもなんとかこの廃旅館から脱出するために手がかりを探し始めた。
しかし、この3人は知らない。この廃旅館がホラーゲームさながらの場所だということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 21:24:24
5175文字
会話率:46%
朝起きたら異世界転生していた───
右も左も分からぬまま聖剣を盗んだ転生者・神崎三郎はなし崩し的な形で冒険者ギルド、ギルド・アラベスクへと加入する。時には人助けをし、時には仲間と共に闘いながら、元の世界へと戻る手がかりを探す。
そして、
隠された神崎の真の能力とその秘密が明らかになっていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 20:19:25
70650文字
会話率:49%
「妹を庇って掛かった呪いが不老不死だった。」
平々凡々の村の少年エルーはひょんな事から不老不死になってしまった。如何にかしてこの呪いを解くべく調べた結果呪いを解く手がかりが土の国にあると分かった。少年は旅に出る、この呪いを解くために。
最終更新:2025-05-28 21:00:00
2561文字
会話率:41%
――全てを偽ってでも、そして、命に代えてでも守りたい。
その想いだけが、私達の真実。
1951年。英国で猟奇的な変死事件が多発していた。
政府や警察では原因や犯人の特定には至らず、被害者は何れも10代から20代目前の
女性で目も当てられない様な惨状で発見されている。
約50年前に起きたとされている切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)の事件に因んで、この事件は「切り裂きジャックⅡ世(ジャック・ザ・リッパーセカンド)」として、取り上げられた。
英国政府はこの事件の防衛策として、民間に夜中の外出や一人での外出を禁じ、護身用として銃などの武器を持つ事を勧告し、この事件は政府の深刻な問題となっていた。
その状況を見兼ねた、当時若干15歳の女王は自らの兄であり、裏警察(シークレット・ヤード)のボスであるグレア・ファブレットに、事件の捜査及び首謀者の暗殺を依頼。
そして、1952年――。
犯人はおろか、手がかりすらまだまともに掴めぬまま、一年と半年が過ぎようとしていた――。
相次ぐ猟奇的殺人事件の真相は?
物語が進む度に明かされる、少年少女の素性。
紫の少年と青の少年がその姿を解いた時、物語は幕を開ける。
架空の英国を舞台に混沌の時代の中、闇に生きる少年達の儚く残酷なSFファンタジー。
―― ――
―― ――
※この物語はフィクションであり、実際の人物・国家や出来事などとは無関係です。
また、この物語には残酷な表現があります。
心臓の弱い方や15歳未満の方の閲覧はオススメしません。
閲覧は自己責任でお願いします。
この小説は、実在する国家の名前や地名を拝借して、そこに架空の設定を盛り込んでいます。
現実の国家のシステムや地理とは、名前以外は全く関係ありません。
名前だけ拝借しています、名前だけ←
この作品は、エブリスタやハーメルン、HP作成サイトリゼの悪ノ歌姫のサイトにも掲載しています。
ボーイズラブ・ガールズラブのタグは念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 21:56:11
391178文字
会話率:24%