同居人である瑠衣を私は猫だと思ってます。
非常に気まぐれ、自分最優先、構われるのを拒む。
そうしてその猫特有の性質のまま、人に役割を決める。
どうやら私は懐かれて居ない飼い主であるらしい。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に
思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
我らが巨大猫、瑠衣たん。
やっぱ猫だと思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 21:31:19
1146文字
会話率:55%
この国の平和の為、一人の姫を嫁としてもらうはずだった魔王は約束を破られたと怒り、その腹いせにさまざまなモンスターを送り続け早数百年。その間にそのモンスターを倒すべく名乗りをあげた人達から派生し、今やこの国には冒険者を始め勇者、魔法使いなど、
多彩な職種で溢れ返っていた。
そんな我らの聖なる守護者であるべき、今の姫様である通称ロリィーはただの元冒険者の男であるアルフレドをお付きとして密かに日夜、姫様という立場を守りつつも自分のストレス発散の為に悪さばかりするモンスター達を狩り続けていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 21:32:00
8550文字
会話率:43%
想像を創造する症状を引き起こす【アナムネーシス・ウイルス】が発生してから三十年。感染者はナノマシンワクチン【アメイジング・グレイス】によって、ウイルスの制御に成功し、超能力【想造力≪イマヂカラ≫】を使役する新人類【答想者≪アンサラー≫】と
して生活していた。
やがて【IIT≪イマジナリー・インフォメーション・テクノロジー≫】と呼ばれる技術が発展したこの世界では、これら技術と人類の共存を目指した想造力学実験都市が各国各地に建設された。
日本にある関東地方最大の実験都市、【四季市】に住む【九十九歩亜郎】はクリスマス・イブの夜に【神殺しの魔女】という連続通り魔に遭遇。この事件は後に【被害亡き通り魔事件】と呼ばれることになる。
一年後、再びやってくるクリスマスの季節。【問題解決部≪アンサーズ≫】の部長を務める【大和的当】は部員の歩亜郎、彼の妹である【絶華葉子】とともに、季節外れの編入生【雪上一舞】の依頼『サンタクロースの捜索』を手伝うことになる。
その日の夜。神社に居候する忍者【デカメロン】は巫女の【読神乃鈴】とともに、【神殺しの魔女】の襲撃を受ける。
同じ夜。四季市警察想造犯罪対策課の飛び級捜査官【桃下鬼衣人】は、十年前の病院火災の真実に迫っていた。
季節外れの編入生、神殺しの魔女、そして――十年前の火災。
【現解】の先にある、彼らの答えの行きつく先とは――
想像せよ、聖解の創造を――我らは総てに、答える者なり。
※『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 17:00:00
168366文字
会話率:69%
新卒入社の志賀夏美、社会人文芸サークルに入部する。
最終更新:2025-04-27 12:02:59
9947文字
会話率:38%
「みんな、就活だ、卒論だって忙しそうだけど…私たちは、もう1年キャンパスライフ延長です!!」
大学3年生の春、有紗(ありさ)、夏帆(かほ)、美咲(みさき)の3人は、華麗に(?)留年を決めた。単位不足、出席日数不足、夢にかまけて成績ガタ落
ち――理由はバラバラだけど、同じ「留年生」というレッテルを貼られることになる。だけど、ただの「留年」で終わるわけがない!具体的にどうなるのかって…?まあ、それは、あれだよ、とにかく…女の子がワイワイするってだけでなんとなくテンション上がるじゃん?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 12:24:44
6622文字
会話率:82%
厨二病だった頃に俺が書いた黒歴史ノートが、なぜか異世界で伝説の魔導書扱いされている!?
「恥ずかしすぎる……! 一刻も早くすべてのノートを取り戻さないと!」
異世界に散らばった七冊の黒歴史ノートを回収するため、主人公・黒澤舛太(く
ろさわますた)は、仕方なく闇の組織を統べる最強の魔導師――《黒歴史の魔導師(ブラツク・ペイジ)》として厨二全開の覇道を往く!!
「さあ我ら《理外の理を識る者達(アンネイブル)》の、そしてなりよりあなたご自身の無比にして無類なるご威光を示すときですお兄様……いえ、マイマスター」
「ああもう厨二ムーブなんてしたくないのに、どうしていつもこんなことに……こほん、――ああ、時は満ちた。月は空に、影は地に。そして理外は彼方を識る者に。すべては在るべき場所に還らねばならぬ。常理への隷属を逃れ得ぬ蒙昧なる愚者よ、頭を垂れて我に原典を返上せよ。さもなくば――我が魔導の真髄を前に敢えなく業と共に散れ」
黒歴史羞恥系主人公による厨二シリアスコメディ×無双バトルファンタジー、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 22:06:13
101332文字
会話率:36%
マナに満ち溢れ、異能がさほど珍しくもないとある世界。現代最速と謳われる異能力者にして最高位の現装使いである「白崎透」は任務に当たっている最中、怪しげな装置の暴発に巻き込まれ姿を消してしまう。
「あーね。異世界来ちゃったみたい?」
しかし
彼は死んだ訳ではなかった。時空の歪みに巻き込まれ、別の世界へと飛ばされたのである。幸いにも元の世界と似たような仕組みでマナも存在する。ただし文明は中世。倫理観はガバガバ。その他法律もガバガバ。
「帰れそうにないよな。まあ未練とかはないし、同僚も心配するようなタチはとっくの昔にくたばったし、ここらでいっちょセカンドライフにでみ洒落込みますかね」
魔法やら異能やらが存在し現代と同レベルの文明に生まれた現代ファンタジーの申し子(略して現代っ子)が中世王道ファンタジー世界を無双、否。蹂躙していく!
「気に入らない奴はとりあえず殴る。冒険者は無法者らしいからな、無法者にルールとか倫理を求めたりし無ぇよなぁ」
面白そうなことには首を突っ込む。行く先々で問題を起こす。でも実力だけは無駄に高く……?
現代最強の一角が低レベルな時代に来るとどうなるか。答えは単純バランスが崩壊する。
そのバランスを嬉々として破壊しに行くのが我らが主人公白崎透である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 12:13:56
24111文字
会話率:22%
カクヨムにやや内容を修正したものを掲載しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054951352062
現在カクヨムコン6に参加しておりますので、もしその価値があると思っていただけたのなら、応
援して頂けると幸いです。
*
人類同士の争いにより、地球の環境は破壊しつくされ、我らの母星は死の星と化していた。人類は最後の望みをかけて、ユートピア計画を選択。地球を再生するために行動を開始した。
主人公である永瀬恭一郎は、任務のため汚染世界を飛んでいた。地球の地磁気を狂わせ、大地をマグマに沈めて浄化させるポールシフト爆弾の起爆が、刻一刻と迫る。その中彼は環境が再生されるまで、人類が冬眠するために不可欠な、遺伝子補正プログラムを運んでいた。
彼は最終目的地である機動要塞天風に辿り着くが、天風が展開する磁場フィールドと、ポールシフト爆弾が発する強力な磁場に挟まれ、どこかに飛ばされてしまう。
目覚めるとそこは環境が再生された地球。永瀬は訳が分からず、再生された環境の中を、人を探して彷徨うことになる。
やがて人類の冬眠施設であるドームポリスを見つけるが、そこにいたのは、知識を失くした女たちだった。彼女たちは謎の異形生命体に脅かされ、死に瀕していた。
永瀬はドームポリスを管理していた人工知能であるアイアンワンドと共に、異形生命体と戦い、女たちが自立できるように教育を施していく。
果たしてこの世界はどこなのか?
何故このドームポリスには女しかいないのか?
異形生命体の正体とは?
レッド・ドラゴンと呼ばれた兵士の、孤独な戦いが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 11:45:58
1345343文字
会話率:39%
25歳の「ショウ」はブラック企業勤めのストレスによりメンタルを壊し川で自殺を決行しようとしたところ、元江戸幕府直属の飢饉救済のスペシャリストの「よもぎ」と出会うことで野草を食べ始めることに。
野草と向き合うことでショウの心は次第に変化してい
き……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 16:19:02
13100文字
会話率:38%
ただ混血だと言う理由だけ天界を追放された少女いた。七つの時、彼女は翼をもがれ堕天する。
それでも堕天した先の小さな村で優しい人々に拾われて長く知らなかった愛情とその温もりに触れ、人として生きていけると、この先も幸せに生きていけると……
思っていた──
今日、腐った世界は彼女の思い描いていた未来を嘲笑い、蹂躙した。その先にある暗い深淵を見せつけ、そこに蔓延る狂気が澱む。
間もなく訪れるのは滅びの前触れ、三度の回生がその凶兆──
──故に、白い少女は謳う……
「創まりの世界を喰らいし我らが『神』よ」
脆く憐れな一人の少女が神に至り、そして斃びるまでの物語り──
いつか、いつの日か盛大に踏ん反り返った世界に目に物見せるため……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 11:28:22
966231文字
会話率:41%
永き黄昏――銀河を二分する二大勢力、クロノス帝政とリベルタス共和国連合が、互いに疲弊し、睨み合う時代。宇宙暦七八八年、連合の辺境、カストル星系外縁部、「悪魔の三角宙域」と呼ばれる星々の墓場へと、旧式艦で編成された第十七駆逐隊は、危険な哨戒任
務に赴いた。だが、彼らを待ち受けていたのは、所属不明の敵――ヴォルフガング・シュタイナー率いる私掠艦隊「鉄の髑髏旅団」の、周到にして悪意に満ちた罠であった。
強力な電子妨害により孤立無援となった第十七駆逐隊は、アステロイドの迷宮の中で、圧倒的な戦力差を持つ敵の奇襲を受け、次々と撃沈されていく。それは、一方的な蹂躙、死の嵐が吹き荒れる地獄絵図であった。ただ一つ、若い通信士が、血塗れになりながらも発信し続けるか細いSOS信号だけが、虚空に響く最後の祈りであった。
その頃、近隣宙域では、若き少佐ソフィア・ベルナルド率いる第八高速機動戦隊が、新型機のテスト飛行を行っていた。型破りな才能と自由な魂を持つソフィ。彼女の旗艦『アルテミス』は、奇跡的にも、第十七駆逐隊の絶望的なSOSを傍受する。軍規よりも仲間の命を優先するソフィは、副官ラサール艦長の理性的な制止を振り切り、独断で、危険極まりないカストル宙域への救援出撃を決意する。「紅蓮の旗の下、我らもまた、流星とならん!」ソフィの魂の叫びに呼応し、戦隊は死地へと向かう。
真紅の旗艦『アルテミス』は、流星の如く、敵の弾雨とアステロイドの迷宮を、ソフィの神業的な操艦によって駆け抜ける。
紅き流星の運命は、如何に――。銀河の片隅で始まったこの戦いが、やがて大きな伝説の序章となることを、まだ誰も知る由はなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 11:26:22
63403文字
会話率:23%
今から1万3千年ほど昔の日本。南の海から船でやって来た民たちが種子島に住み着いた。やがて民の数が増えすぎ、食べるものに困るようになり、若いリーダーが次の土地を目指し、北上することになる。リーダーの妻の樹の巫女は一緒についていくことになり、
娘と老いた両親は島に残る。
樹と心が通じる娘ナミは、毎日母オカの乗った船を作った樹の切り株を周り「母さん元気?」と心を送る。「元気よ」と母も船に横たわり心を送る。
やがてベーリング海峡をわたり、北米大陸に達した姉達は、見たことのない巨大などんぐりの森と出会い、そこに住み着く。(アメリカ北米インデアンの50%以上がどんぐりが主食だったという)互いに子を産み、二つの民は子孫を増やし、時が流れた。いつか生まれ変わってまた会える日を約束して……。
北米インデアンの海洋民族、チマシー族の母を持つ棟方七樹は亡き縄文考古学者の父の信じる「ケルプ・ハイウェイ説」を証明するため、手作りの丸木船の帆舟で、鹿児島からたった1人ベーリング海峡沿いに進み、カリフォルニアに到達し、一躍英雄となる。
これからは、小さい頃育ててもらったおばあちゃんに恩返しをしたいと、チマシーに留まるという七樹に、祖母は死んだ母の可愛がっていたククルというカラスと共に川上の隠された洞窟に案内する。
そこには水に浸かって朽ち果てた丸木船と、洞窟壁画の世界樹、日本語で岩壁に掘られた文字には、7,300年前の七樹が、現代の七樹に宛てたメッセージが彫られていた。
「7300年前の鬼界アカホヤ噴火から、種子島・上野原遺跡住民と船団を組んで脱出し、ここについた。どうかククルと共にこれを成し遂げてくれ」と。
驚いて洞窟の外に駆け出す七海。洞窟の外で祖母がククルに語りかけていた。
「この命くれてやる。七樹を我が同胞の元に連れて行け」
途端にカラスは体が解け、長い蛇の尾と飾り羽、鋭いかぎ爪を持つ龍のような姿になり、七樹を7300年前の種子島に連れ去る。
待っていたのはナミと言う樹の巫女の少女。御神木の言葉を伝える。「5年後、鬼界アカホヤ噴火により、この世界が全て滅びる。そうなる前に我らの体を使い船を作れ、我が民をお前の故郷の地に連れて行くのだ」
海辺を伝い、一万キロ彼方の“約束の地”へ。縄文のモーゼの物語が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 05:53:50
34628文字
会話率:33%
異端を排斥し同胞と徒党を組んできた我らにとって、差異を忌むことこそあれど、賛美する謂れは無いだろう。
キーワード:
最終更新:2025-03-23 02:21:43
1328文字
会話率:0%
墓守一族の子爵令嬢・エリゼは、代々王家の墓を管理する役目を担っている。だが、その真の使命は、歴代の王たちの英霊と対話し、王国の未来を導くことだった。
ある日、王太子・レオンハルトが突然彼女の前に現れ、開口一番こう言い放つ。
「俺と結婚し
ろ」
「……は?」
実は歴代王の英霊たちが、レオンハルトにこう助言していた。
『エリゼを娶れ。墓守がいなくなれば、王家の墓が荒れ、我らの眠りは乱される! 』
しかし、エリゼは王太子の求婚を「英霊たちに言われたから求婚しているだけ」「英霊たちが揶揄っているだけ」とまともに取り合ってくれない。
「私は墓守です。生涯、この役目を果たすことが使命です」
「……つまり、私の存在は殿下の政務に有益である、という意味ですね?」
「美しい花……英霊様たちに捧げれば、とても喜ばれるでしょう」
王太子の残念すぎる空回りな求愛と、冷静すぎる墓守令嬢の攻防が幕を開ける――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 20:00:00
22110文字
会話率:50%
この世には二つの世界が存在する。今現在我らが属している平世、そして我らが属していない、暗黒の世を憎世と言う。憎世に生まれた残愛は、名前に遺された愛の真意を知るために、憎世の果てにいる自身の実親を探す旅に出る。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎週木曜日0時0分に最新話更新!!
それまで楽しみに待っていてください!!
(こちらの都合により投稿が遅れる場合がございます。ご了承ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 00:00:00
8467文字
会話率:68%
かつて世界を救った勇者アレンは、魔王を討伐したことで英雄と讃えられた。だが、「これからは戦いなんてゴメンだ」と、すべてを捨てて辺境の村に移り住むことにした。アレンが目指すのはただ一つ、のんびり農業をして平和に暮らすこと――そう、スローライフ
だった。
「畑を耕して、野菜を育てて、平和に暮らすんだ。もう戦わなくていい……最高じゃないか」
だが、その願いはあっさりと打ち砕かれる。
ある日、畑の前に突如として現れたのは――魔王軍。
「我らが陛下! ついにお目覚めになられましたか!」
「……誰?」
「我らは、真の力を持つ新たな魔王に忠誠を誓います!!」
アレンが魔王を討伐したことで、魔王軍は「力こそが王にふさわしい」という結論に達し、アレンを新たな魔王と認定してしまったのだ。ケルベロス(もふもふ犬型)は膝の上に乗りたがり、サキュバスのリリスは色仕掛けで迫ってくる。さらにはドラゴンが畑を「陛下の神聖な農地」として守り、オークは「陛下の食事は最高級でなければ!」と過剰に張り切る始末。
「俺は野菜を育ててのんびりしたいだけだって!!」
しかし、魔王軍はそんな主人公の声をまるで聞いていなかった。「陛下が畑を守るためには強力な軍備が必要です!」と、勝手に国を作り始め、領土を拡張し、隣国を次々と制圧。知らぬ間に「勇者アレンの農地」が「魔王アレンの大帝国」へと変貌していく。
さらに、勇者時代の仲間たちは「魔王軍が活動を再開したのはアレンが裏で操っているに違いない!」と勘違い。勇者パーティはアレンを討伐しようと動き出すが――
「陛下に刃を向けるなど、愚か者!!」
「フン、蹴散らしてやる!」
「いや、だから俺はスローライフがしたいだけなんだって!!」
――結果、魔王軍が勇者パーティを一蹴し、さらに勢力を広げてしまう。
結果的にアレンは「最強の魔王」として崇められ、魔王軍により国家は統一され、世界に平和が訪れる。
「いやいやいや! 俺、野菜作ってただけだから!!」
最後にはヒロイン(リリス、サキュバス、ドラゴン)が争うようにアレンを取り合い、ケルベロスは膝に乗って甘え、村人からは「陛下!」と崇められる始末。
本人は「スローライフをしたいだけ」なのに、気がついたら最強魔王として世界を征服していた――そんな無自覚最強主人公のギャグスローライフ譚が今始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 19:07:04
63614文字
会話率:48%
「あなたは王国のために必要ない」――婚約者である王太子にそう言い放たれたアイリス・フォン・クラウゼル。王国を救うために尽くしてきたにもかかわらず、彼女に返ってきたのは婚約破棄と処刑宣告だった。
だが、処刑の瞬間――彼女の中に眠っていた「魔
王」の力が覚醒する。
「ふざけるな……この国ごと滅ぼしてやるわ!」
絶望と怒りに燃えるアイリスは魔王として覚醒し、裏切った王国に復讐を開始。
王国の精鋭部隊を壊滅させ、王太子を処刑した彼女の前に現れたのは――
「アイリス様、どうか我らをお導きください」
王国最強のイケメン騎士団が次々と膝をつき、アイリスに忠誠を誓う。
「貴女のためなら、この命を捧げます」
「……いいわ。ついてきなさい。全てを従え、私が世界を支配してあげる」
悪役令嬢? いいえ、魔王です。
これは、裏切りと絶望から這い上がり、最強の魔王として世界を征服しながら、最強の騎士団から命を懸けて溺愛される――そんな女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 20:20:37
72060文字
会話率:45%
昔々、世界は何もない「無の海」に沈んでいた。そこには時間もなく、風もなく、ただ静寂だけが広がっていた。
しかし、その「無の海」の奥底には、いくつかの小さな光が揺らめいていた。その光は「精霊」と呼ばれる存在で、長い眠りの中で夢を見ていた。彼
らの夢は、空を飛ぶ鳥の夢、森に響くせせらぎの夢、大地を駆ける獣の夢──そう、世界の夢だった。
やがて精霊たちは目を覚まし、その夢を現実にすることを決めた。
炎の精霊─世界に太陽を灯し、生命の情熱を与えた。
水の精霊─大地を潤し、川や海を作り、生命が生きる場を与えた。
風の精霊─空に風を吹かせ、命が息をするための空気を満たした。
地の精霊─大地を固め、山や谷を作り、生命の足場を築いた。
光の精霊─闇を払い、世界に光をもたらした。
闇の精霊─光の影を作り、休息と静寂をもたらした。
こうして、世界が形作られていった。
しかし、精霊たちは気づいた。この世界にはまだ、笑い声も、歌声も、語り合う者もいない。世界は美しいが、あまりにも静かだった。
そこで精霊たちは新しく、ふたつの精霊を作り出した。
時の精霊─昼と夜を作り、季節を作り、世界に動きをもたらした。
音の精霊─物質の感情や思念を伝えるため、川のせせらぎや風のざわめきで世界に感情の豊かさをもたらした。
そして精霊たちは力を合わせ、一つの存在を作り出した。炎の精霊は心に情熱を、水の精霊はやさしさを、風の精霊は自由を、地の精霊は忍耐を、光の精霊は希望を、闇の精霊は夢を見る力を吹き込んだ。
こうして生まれたのが、人間だった。
そして、精霊たちは人々にこう告げた。
「我らはお前たちに力を与えた。しかし、その力をどう使うかは、お前たち次第だ。」
人々は誓った。精霊たちを敬い、世界を壊さず、大地とともに生きることを。
それ以来、精霊は目に見えなくとも、人々のそばにいると語り継がれている。
その精霊たちの力を強く感じ取れる人間が時折生まれてくる。その者たちは「精霊の加護を受けし者」と呼ばれ、精霊たちに与えられた力を使うことができるという。
「精霊の加護を受けし者」は普通、一人に一つの精霊の加護を持って生まれるが、ごく稀に「全ての精霊の加護を受けし者」が生まれることがある。
この物語の主人公、キリ・エヴァンスがその一人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 14:00:00
209457文字
会話率:38%
この世界の魔素は人間が過剰に摂取すると死に至る。
そんな魔素を広範囲かつ大量に常に放出する魔物は人間にとっての悩みの種であった。そのため、大昔から魔物を滅ぼすべく戦いが行われ、両者共に死者が多数出ていた。
現代、これ以上不毛な争いはやめよう
と直接和平交渉が行われたが、当然大量の魔素が多くの人々の体を犯し、犠牲者が出た。だが魔力通話では魔素の周波数が大幅に違うため出来ない。
そこで、とある若者が通話装置を作ろうと行動を起こし始めた…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 09:39:30
681文字
会話率:0%
藤城美羽(ふじょうみはね)、如月景(きさらぎけい)、深見崚太(ふかみりょうた)、瀬戸内加奈(せとうちかな)、黒咲(くろさき)つぐみ、暁那由多(あかつきなゆた)、西宮緋音(にしみやあかね)、西宮碧依(にしみやあおい)の八人。
この八人はゲ
ーム部を自称し、今日も今日とて遊びに興じるのだった。
我らゲーム部! ゲームスタート!
※章ごと完結です。各章の繋がりはありません。よってお好きな章からお読みください。ただし、『かくれんぼ』は人物紹介を兼ねているので『かくれんぼ』からお読みいただくことをおススメします。
※『カクヨム』様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 18:00:00
64004文字
会話率:32%
ある者は誓った。ある者は願った。ある者は夢見た。
必ずや、我らの勇者を故郷へ帰すのだと。
失踪から帰還した勇者フランツを巡って王国は揺れていた。
やがてそれは貴族たちの権力闘争へと発展し、ついに国王
ギルベルトが王都の封鎖を強行する。その裏
側には長きに
渡り王国を支配してきた黒幕が見え隠れし、遂に悍ましき
深淵がその姿を現すのであった。
「私の完璧な勇者アシスタント計画」の続編にして完結編。
全20話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 21:00:00
176098文字
会話率:35%