時は鎌倉に幕府が開かれて、少しした頃。都で暮らすあけのには好きなひとがいる。自分を引き取り養ってくれている黎だ。黎は鬼市から依頼されるあやかしや怨霊を狩る能力者だが、あけのは針仕事をや白拍子宿の下働きをする、ごく普通の娘だ。ある夜、あけのは
、黎が仕事で逃してしまった大蜘蛛に襲われ、あわや命を落としかける危機に陥った。間一髪駆け付けた黎により事なきを得たが、これを機会として、黎はあけのとの距離を取ろうとし始める。
「おまえはわたしではない相手と結ばれる方が幸せになれる。」
「ずっとそばにいたい。」
大人ぶった、こじらせた男と一途な女の子が、「夫婦」に落ち着くまでの中編です。
歴史上の有名人が出てきますが、特に難しくはない、と思います。平家物語も知らなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 23:08:49
35108文字
会話率:45%
ゴブリンに襲われて記憶を失った少年、クルト(仮)。そのクルトを助けた若きギルドマスターのオスカー。
彼は哀れな少年クルトを、自分が立ち上げるギルドへと引き取り、新天地へと向かうが……。
クルトを出迎えたのは、ボロボロに朽ちかけたお化け屋敷の
ようなギルドハウスだった。
六歳になると教会で受けるスキル鑑定。クルトは改めて受けたスキル鑑定で「器用貧乏」だとわかる。
全ての能力において平均、もしくは初級レベルのまま成長できないハズレスキルと嫌われる「器用貧乏」
しかもオスカーは、幼馴染である仲間からギルドの加入をすっぽかされ窮地に陥る。
果たしてクルトとオスカーはギルドを無事に立ち上げランクを上げていくことができるのか?
ギルドの仲間を増やして、ダンジョン攻略に挑めるのか?
そして……クルトの隠されたスキル「異世界レシピ」の真の能力とは?
ギルドハウスを整え、しかも畑も薬草畑も家畜も揃えて、いつのまにか快適住空間へ変貌し、追い詰められて挑戦したダンジョンのハズレドロップが美味しい調味料だったりして。
強くて気のよい仲間も増えていくオスカーのギルド。
そして…………クルトの正体は?
ほぼ、テンプレ展開ですが、よろしくお願いします!
※更新は不定期です。
※設定はゆるゆるで、ご都合主義です。ごめんなさい。
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 21:00:00
195496文字
会話率:34%
勇者一行が魔王を倒すべく最上階まで到達する。仲間のアシストのおかげで、激闘の末とうとう魔王を討伐する。しかし、魔王は死ぬ直前に勇者の体内に自身の遺伝子データを流し込んでいた。それは一種の呪い、また魂の転移。今まで魔王達は死ぬ直前に人間に魂を
移し、生き長らえていたのだ。魔王の意志で自分自身で死ねことはできない。徐々にラウルの身体は侵蝕され、自身を殺す方法を探すため旅に出る。道中魔王軍残党が村を襲っていた中、一人の少年ユノを助け出す。行き場のないユノを引き取り共に旅を始める。ラウルはユノに自身を倒して貰うべき、戦うすべを教えた。ユノには一人でも生きていけるようにと伝えて。これは魔王(元勇者)が勇者を育てる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 23:00:00
1532文字
会話率:42%
世界を救うために異世界の人間を拉致して勇者にしたてようぜ、というあまりにクソな「勇者召喚」に反対した氷の魔女。けれど放っておけば世界は滅亡するわけで、国は結局勇者召喚を行いました。
三十人ほど魔術師は生贄になったものの、無事に勇者召喚は成功
し、たのだけれど、オマケがついてきた。眉目秀麗、勇者のギフトもりもりな兄の「オマケ」でついて来てしまった根暗で気弱で、ギフトの一つもない凡人の「弟」アキラ君。
ヘクセは「勇者召喚に協力しなかったのだから」と国から弟アキラ君の保護を命じられ、共同生活が始まった。
「へぇ、異世界の料理、美味しいねぇ。もっと作りなよ、アキラ君」
無才で無能でどうしようもない臆病者という自己評価のアキラ君と、自分が世界で一番強い魔女だという自己肯定感の塊の魔女。
「高校デビューに賭けてたんです……俺を元の世界に戻してください!」
「いやぁ、それは無理だねぇ。私の魔力を全部使えばできなくもないけど、そうすると私、人間になっちゃうし」
「わかりました、ヘクセさんの自立支援をします、魔法がなくても生きていけるようお手伝いします」
どうしてそうなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 10:54:48
36380文字
会話率:45%
私はカトリーヌ。両親は市井で花屋を営み夫婦仲も良く、私達は幸せな暮らしを送っていました。ところが、私が10才の頃に両親が流行り病で亡くなり、伯父だと名乗る身なりの良い男性に引き取られました。
伯父様はモクレール侯爵様でした。お母様はこの男
性の妹で、かつては侯爵令嬢という身分だったのです。ところが、庭師だった平民のお父様と恋に落ち、駆け落ちをして私を生んだのでした。
伯父様は私を引き取りましたが、使用人として扱われました。伯父様には私と同じ年齢の娘と二歳上の息子がおり、私は厄介者扱いされたのです。私の従兄妹たちはとても意地悪な子でした。特に従兄は私が成長するにつれて、いやらしい目で私を見るようになりました。
モクレール侯爵家では肩身の狭い思いで生活をしていたのですが、ある日それが一変することが起こりました。それは……
これは両親を亡くし伯父に引き取られたヒロインが、悲しくて辛い思いをするものの、最後はスパダリに愛される物語。スパダリは魔王様です。
※最終話にクリスマス要素あり。
※異世界の魔法ありの世界。妖精や妖精王や魔王なども普通に存在する世界です。ゆるふわ設定ご都合主義です。ラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 13:12:56
24679文字
会話率:50%
前作「表舞台に居ないヒーロー達」シリーズの「生まれ変わっても」第2部です。この作品だけを読むことは出来ますが。前作も読んでいただきたいです。
と言う所で作者龍冶としてはある懸念が沸いて参りました。
この場をお借りして、一言申し上げておき
ます!前作「生まれ変わっても」についてですが、龍冶、柄にもなくちょっと気どった終わり方にしてしまいました(本人の妄想と感じられる方、多々居られる事でしょうが)。アクセス数から見て気にする必要は無いと思っておりましたが、もしも、もしもですが今回のこの作品が思わぬほど多量のアクセスがあった場合(こういう妄想、物書きにはよくある事ですが)もしも、とある国の、とある人物の目に止まり・・・(いったいどの国の誰だと言うのでしょう、龍冶本人も謎です)内政干渉とか、その方針に立てつく意見を発表しているとか思われたそこのあなたへ。それは大変な誤解です。この龍冶、素人の物書きを趣味としている者です。思いついた事を、只書くだけの物書きです。何の意見、ポリシーも、持っておりません。思想は無し。世情には無関心、只思いついた事を書くだけの素人の物書きですから。誤解のないようにお願いします。人畜無害ですから。はい、その筋の方は(どの筋かも龍冶は知らず)お引き取りクダサイ!!
この作品に興味を持たれた方、前置きが長くなりましたので、只読んでいただければ幸いです。あらすじは、見てのお楽しみと言う事です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 17:00:00
41370文字
会話率:57%
ニュルは島の教会にたった1人の孤児だ。
教会にはもう長いこと司祭がおらず、教会の管理人である寡婦のハンナがニュルの面倒を見てくれている。
ハンナはニュルに、顔を隠すよう教えた。
ある日、島へやってきた人攫いに攫われたニュルは、老齢
の領主・アルバートの率いる騎士隊によって助け出される。
アルバートはニュルについて報告を受けると顔をしかめた。
ニュル。
それは、遠く離れたある国では「無能」「価値がない」という意味を持つ言葉だったからだ。
司祭のいない教会に孤児を置いてはおけない、とアルバートは領都の教会へ彼女を連れて行く事を決める。
ニュルが島を出る日、ハンナはニュルに指輪を「誰にも見られないように」と言い添えて渡す。
それは木でできた見すぼらしい指輪だった。
ハンナはそれをニュルの父親の形見だと伝えた。
領都の教会で、ニュルはアルバートの命で新しい名前を授けられるが、島の代官がなぜか彼女を追ってやってきて、引き取りたいと申し出た───。
※この作品は、家紋武範様主催の『夕焼け企画』に参加しています。
※連載作品ですが、企画期間内に完結します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 21:08:23
45665文字
会話率:37%
高校受験に受かった長谷川穂那実は死んだことにされている祖父に会わせてもらえることになり、信州の山間の病院に訪ねていく。
そこで祖父に巣食う怪物に捕まってしまい、無意識に異界に渡ってしまうのだが、そこは自分が良く知る異界の竹林で、そこで異
界に魂を飛ばされたままになっていた祖父の魂を取り戻す。
無事に入学し中学時代からの友達と一緒に高校生活を始めた穂那実は、霊に憑かれ易い友人の弥生が暗い顔をしているが、始まったばかりの高校生活と家の事情もあって本人も「大丈夫」というし放っておいた。
母の妹の秋葉は美貌の怪奇小説作家で、売れる前からサポートしてた呪物蒐集家の代わりにゴールデンウィークも近いある日、栃木の温泉街にある旧家に呪物を引き取りに行くのだが、そこでその家の開かない箪笥に仕舞われていた埴輪に憑かれてしまう。
それに逸早く気付いた穂那実の弟の悠斗は、穂那実と父と金髪灰色の瞳の日本育ちの陰陽師佐藤大地と共に秋葉を迎えに行く。しかし憑かれた秋葉は隙をみて車で寝ていた父だけを載せ、穂那実達を置き去りにして、土蜘蛛退治の執念を抱えて逃げてしまった。
大人に任せるように穂那実は諫めるが悠斗は聞かずに、身内の大人達(母の従姉妹蔡怡君、祖父の良平と佐藤大地)、と共に秋葉を追って行ってしまった。
ゴールデンウィークに入った登校日には高校の遠足があって、それは「奥多摩むかし道」を歩くものだったが、怨霊に憑りつかれかけた弥生はコースにある耳神様という石に触れて、怨霊の声を聞き何度も自殺を図ろうとする。
何とか止めて手下の雑霊を祓った穂那実と友人達はその夜弥生に話を聞こうと集まるが、穂那実の介入に怒った怨霊に攫われてしまう。
秋葉に憑りついた古墳時代の巫女の霊は土蜘蛛を求めてさ迷い、後を追う悠斗達を翻弄する。秋葉と父の修吾の努力により、何とか巫女を成仏させた。
その頃、怨霊に付けられた怪我をおして穂那実は、陰陽道を教えてもらう先生だから姉弟が師匠と呼ぶ、母の従弟の恒平と共に相模湖を訪れる。
穂那実は祖母に約束させられたから除霊は出来ない。代わりに師匠が弥生を取り戻す為に産土神の力を借りて除霊を行うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 17:00:00
116470文字
会話率:56%
日々、激化する人類と魔王の戦い。
勇者パーティーを筆頭とする人類連盟軍は戦線を押し上げ、遂に魔王領最南東の街"テニオス"にまで到達した。
主人公の少年"ルディ・ド・オル"はテニオスで戦死した父親に代
わり
"選ばれ者"にのみ扱える"伝説の聖剣"
を祀る祠の守護する役目を任される。
そうこうして一年が過ぎ、二年が過ぎ、数年が過ぎた頃……少年にはとある想いが。
『勇者様…来るの遅くない……?』
そんな少年の想いは——
本作を本来とは違う別の物語へと誘う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 20:00:00
57645文字
会話率:43%
これは、不老不死の男の子と幽霊の女の子の恋物語。
むかしむかし。
この地、エイオラには、とても心優しく、聡明で、可愛らしい、ルシアという名の少女がいました。彼女はたくさんの人に愛されて、幸せに暮らしていました。
しかし、その幸せは
長く続きませんでした。彼女には、愛しい恋人がいました。彼は、ある日、魔女に16歳になると死ぬという呪いをかけられてしまったのです。ルシアは献身的に彼を看病し、支えながら、どうにか彼を助ける方法がないか、探しました。
やっとのことで、見つけ出したのは、自身が身代わりになる方法です。ルシアは、彼の身代わりになり、彼がそれを知って悲しまないように、遠くの地へ行くことにしました。そして、呪いを引き取り、最後に一目彼を見ようと、彼の元へ訪れました。
そこで目にしたのは信じられない光景でした。彼はルシアを忘れ、魔女に愛を囁いていたのです。ルシアはその光景に悲しくなりました。しかし、同時に安心もしました。だって、存在を知らなければ、ルシアが彼の呪いを引き受けて死んでしまうことに悲しまなくて済むからです。ルシアは、お幸せに、と呟いて、その場を離れました。そして、ルシアは16歳の誕生日に、息を引き取りました。
「おいおい、ずいぶんな話じゃねーか」
「それで、この話がどうしたっていうだ?」
「まあ、聞けって。この話には、続きがあってな。この物語の主人公ルシアはたくさんの人に好かれてたが、何も人だけじゃないんだ。」
「はぁ?人だけじゃないなら、なんだっていうんだ?神とかか?」
「違うね。聞いて驚け、悪魔だ」
「悪魔ぁ?聞いた話だと、ルシアは優しくて、献身的で、愛情深い、って悪魔に好かれるよーな性格じゃないだろ。」
「そこは複数の説があって、その悪魔が特異的だったとか、悪魔を改心させるほど、ルシアが純粋だったとか…、まあ、そこはいいんだよ。話が進まねーから、結論言っちまうと、その悪魔がルシアが死んだことに嘆き、エイオラを滅ぼしたんだとさ。」
とある酒場の一角。やれ飲み比べだ、やれ腕相撲だとお祭り騒ぎをしている中、がたいの良い男たちはこの地に伝わる伝説についても話していた。
そこに場違いな鈴のような声が響く。
「あの、すいません。その悪魔はその後、どうなりましたか?」
さてさて、ここから、開幕ーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 20:28:29
126110文字
会話率:44%
乙女ゲーム、恋愛やファンタジー小説からの異世界転移や転生。どちらも数多くございますが、私もそのひとつに該当するのかしら? 生まれ落ちた先は、周囲を4つの国に囲まれたシュトルンツ国の次期女王ブリュンヒルト・ローゼンミラー・シュトゥッケンシュ
ミットでした。舌を噛みそうな名前ですが、重要な役目はございません。ラノベや乙女ゲームにおいて「隣国」と一言で締め括られるご都合主義のモブ国ですが、一気に覇権を狙いますよ。
だって、近隣国から有能な悪役令嬢や悪女を誘致し放題の立地なんですもの。女王として立つ私の補佐役に最適! チート級の彼女達、もし要らないのなら私にくださいな。
周囲の国々で追放される悪女や悪役令嬢を集めて、国を繁栄させたい転生王女の物語。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/06/20……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 23:24:59
650341文字
会話率:41%
亡き親友の5歳になる息子を引き取り共に暮らしている秋山 琴子には、不安があった。
彼の父親が明らかになっていなかったからだ。
いつか父親が現れて彼を連れていきたいと告げられたら、自分にはそれを拒否する資格はない……そう考えては、そんな日が訪
れないことを祈るしかなかった。
父親が現れるまでの ”期間限定” だったとしても、彼と生きていくという琴子の覚悟は相当なもので、自身は結婚も恋愛もしないと心に決めたほどだったのだ。
しかし、二人で訪れたテーマパークでダンサーの北浦 蓮と出会い、どんどん彼が琴子の心に入り込んできて。
そして彼もまた、ある ”リミット” を抱えていた……
この作品は他サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 00:00:00
516357文字
会話率:34%
前世での記憶を思い出し、異世界へと転生していることに気がついたサラリーマンの不破統(ふわすばる)は、異世界での恩人の赤ん坊を引き取り育てることになる。
子育てに奮闘する中で子供の成長ぶりに一喜一憂の親バカぶりを発揮したり、魔界を統べるこ
とになったり、異世界生活での子育ては一苦労。
男手ひとつでひたすら頑張って気がつけば魔王と呼ばれ、魔王城に暮らし、魔族の部下が把握しきれないほどに!?
そしてうちの子がまさかの伝説の勇者レベルのスキル所持者だと判明!うちの子すごいな〜って思ってたけどただの親バカ認識じゃなくて、異世界基準でも異常レベルだったとは知りませんでした。知りませんではすまないって?
俺を倒しに来た人間の王国を滅ぼそうと意気込む子の前で、育て方間違ったかな、と遠い目をしながら猛反省中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 22:12:45
87037文字
会話率:31%
可愛い義弟には幸せな結婚をして欲しい。
フィービーは私生児である。現ロンドデール伯爵家当主が結婚直前に娼婦と関係を持ち、フィービーを妊娠した。フィービーの母は父を脅し、「愛人にしてとは言いませんから、養育費をください」とお金をせびった
。父は遊びで私生児が出来てしまった事を隠そうと、母の要求通りにお金を払い続けた。
そして母が亡くなってから養護院に預けられたが、三年経ったある日、突然父が引き取りに来てフィービーは伯爵家で暮らす事になり、そこで可愛い義弟と出会う。
父が娼婦だった母にカモにされた様に、義弟のサミュエルが変な女に騙され人生を台無しにされない様に、学院で得た令嬢達のスキャンダル情報から不適任な花嫁候補を回避しようとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 11:00:00
21596文字
会話率:55%
行き場のない猫たちを引き取りのんびり暮らしながら人とふれあい新しい家族を見つけるための保護猫カフェ。
そんな保護猫カフェを取り巻くお客様やスタッフ、猫ですら普通と少し違う。
変わった環境にある保護猫カフェの日常。
※長編小説になります
。
※モデルは実在する保護猫カフェです。
※登場人物は架空です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 09:10:35
73178文字
会話率:57%
引き取り屋ってしってる?
ルールを守ってエレベーターに乗ると、木造のアパートにつながるんだ。
その先の扉には引き取り屋という店があるんだって。
引き取り屋はね。記憶を引き取ってくれるんだ。
忘れたい記憶、忘れさせたい記憶。
引き取り屋は
なんでも引き取ってくれるんだ。
え、行ってみたい? それなら行き方を教えてあげよっか……。
※ノベルアッププラス 「魔法のお守り」コンテスト対象作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 05:49:39
4094文字
会話率:34%
僕には、小説の新人賞を獲り、その作品を世に出すという、絶対に叶えると決めた夢がある。
過去に六作の小説を執筆し、応募したが、何れも不甲斐ない結果だった。
そして、ある日の仕事帰り、目の前を走行中のタクシーの前に飛び出した柴犬を咄嗟に捕まえ
た。
とりあえず家に連れて帰り、暫くすると、インターホンが鳴った。
「犬を引き取りに来ました」
そう云った男は、何故か居座り、次々と缶ビールを要求していく。
それから、七福神の寿老人と名乗ると、束帯を纏った小さな老人に姿を変えた。
何故かそのまま泊まった男は、次の日、友人を連れて来た。
その男は七福神の福禄寿だと、後に解った。
僕は七福神全員に逢って取材し、小説を執筆しようと決めた。
これは、実際に僕が体験した、ノンフィクション小説である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 11:37:57
92448文字
会話率:45%
俺の幼馴染は三姉妹だ。誰がどう見ても可愛い。そう評価することしかできないほどの美貌を持っている。そんな彼女と俺に転機が訪れる。交通事故で両親を亡くし、親戚に引き取りてが見つからず、俺の両親が三人を引き取ることにしたようだ。両親は四人の子供た
ちを養うために海外へ出稼ぎに行った。日本に残されたのは俺と三姉妹。少し歪な共同生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 19:00:00
68699文字
会話率:49%
3つのサイトで月間1位
小説家になろう月間1位!!
ハーメルン月間1位獲得!!
カクヨムラブコメ月間1位!!
21歳社会人の黒魁人は嫌味な先輩のお葬式に参加していた。そのお葬式で子供の引き取り先を揉める親族たちを見ていると前世の記憶を思い
出す。『ここ、百合ゲー世界じゃねぇか!!!』。誰も引き取らないなら、俺が引き取ると四姉妹を引き取り、ゲーム開始まで育てることを決めた主人公と四姉妹の日常系ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 00:28:05
522125文字
会話率:62%
『だから今度は俺に、君を守らせてね』
生まれてすぐに母を亡くした隼人。父が再婚するも良かったのは最初だけ。段々と家族に対しての嫌悪感が募っていく。そんな時に叔父から「俺と一緒に来ないか」と引き取りの提案をされた。(※一部暴力描写があります。
苦手な方はご注意ください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 23:39:38
6106文字
会話率:18%