極東にある島国---日の国と言われる所の首都は江戸と言う。
この江戸だが、世界三大都市---ロンドン、パリ、北京を越えて人口が世界一となった。
更に言えば地理的な要素も重なり、江戸は世界でも有数の貿易国となり、様々な西洋の品や建物で覆い
尽くされている。
つい数十年前---3代将軍家光の時代までは鎖国状態だったが、今では面影すら残していないのは驚くべき事だった。
今は西洋文化と東洋文化が混ざり合い、そして独自の文化が花開いているのだからな。
しかし、それもそうだろう。
何せ彼の島国は今から・・・・・・・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 21:41:20
36813文字
会話率:42%
将軍家に生まれた少女フローレンシア。
可憐な容姿に心根の優しい少女はあるとき国難に喘ぐ祖国を
救うために政略結婚を受け入れることとなったが・・・
少女にはある秘密があった・・・。
最終更新:2015-10-11 23:14:30
16334文字
会話率:28%
「将軍家は女だ」
源実朝の叔父、北条義時は御家人(ばかども)の悪口に飽き飽きしていた。頼朝公の外戚として成り上がった北条一族への嫉妬と当てつけに、幕府を統轄する執権の彼は気の休まるひまもない。
さらに前執権の父が、実朝が胎児のころ「変成
男子(へんじょうなんし)の法」という秘術を使ったと噂され、納得いかない。
確かに、今年十六歳の少年将軍は少女のような美貌の持ち主である。武芸に関心を持たず、和歌づくりや絵合わせなどの趣味に加え、ついでに男好き?
「もしや本当に……」義時は疑念を抱きながら、甥を鎌倉の主として支えた。
当の実朝は、父頼朝の幕府草創期の苦労も知らず、それゆえ誰よりも純粋で慈悲深い君主に育った。
争いを好まず、世の安寧を願う実朝は、合戦時代を引きずる荒れくれ武者たちをまとめるため、武力による抑圧ではなく、文化による統治を目指した。
叔父の執権と甥の将軍家は、ときに衝突し、ときに協力し合いながら、武士の都、鎌倉の発展を模索する。
そんななか、二十一歳になった実朝は、義時の政敵である和田一族の嫡男、朝盛と恋に落ちる。十七歳のときにかかった疱瘡の後遺症のため、恋を知らなかった実朝は、野心をもって近づいた朝盛の性に溺れ、心と体を支配される。
実朝の恋人への盲目的な愛は御家人たちから離反を招き、新世代の武将から謀叛を企てられてしまう。そして、その余波により、和田一族と幕府方の義時は武力衝突に至るが――
鎌倉の王者の生と性をめぐる、武士(もののふ)たちの狂騒曲(ラプソディ)。
※警告タグはつけていませんが、エロが苦手な人は第8・9部分の「月の恋人」はお避けください。合戦シーンのある第11・12部分も人によっては「残酷」と感じる方がいるかな。以上、「警告」ひとつ前の「ご注意」でした。
※ブックマーク・評価ありがとうございます。
こんな辺境の地にまで足を運んで頂いて、ほんとうに感謝感激です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-25 14:23:44
222386文字
会話率:21%
時は幕末。まだ人々が時代の変革期にいると気付いていない時分。
将軍家の姫 夕羅(ゆら)姫は、城を抜け出しては江戸の市中を散策するという破天荒な姫だった。十七歳。五人の殿方との出会いと共に、今、ゆら姫の愛と苦悩と戦闘という忙しい日々が始まった
。激化していく妖との戦い。さらには朝廷による討幕の動きも相まって、国は混迷の一途を辿ることになる。そんな中、ゆら姫は京に行き、あるかどうかも分からない陰陽師としての能力の開花を願って修業を始めた。
逆ハーな和風ファンタジー。
10/4 第一章終了
1/19第二章終了
*他サイトにも投稿中
*登場する人物・団体はあまり史実とは関係ありません。*
(アルファポリス様に表紙絵あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-19 12:00:00
109548文字
会話率:39%
切望していた第一王女の輿入れの随行に選ばれなかったマリルーシュ。失意のどん底の彼女は、自らの望みを叶えるべくちょっと変わった努力をはじめる!これは、一生懸命で頑張り屋さんの彼女が何故か引き起こしてしまうドタバタ騒動記である。(2~3話で終わ
る予定の短いお話です。お暇な方、寄っていらしてくださいませ。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-02 22:00:00
9901文字
会話率:25%
正体不明の浪人・南田是識と、岡っ引きの卵・弁天の日吉が繰り広げる捕り物事件簿。
通称・火盗改こと火付盗賊改方の寄騎、旗本一千五百石・近藤(こんどう)八郎(はちろう)の屋敷。近藤は、火盗改の中でも『裏の取纏め役』、つまり密偵や隠密の纏め役で
ある。
実質はその用人が取り仕切っているのだが・・・。
近藤本人はいたってのんびり屋で、名前をもじって近藤八郎(こんどやろう)、ついたあだ名が「この次さん」。
公儀隠密の調べでは、「太平の世に慣れてきた御時勢で、密かに反将軍家連合が組織されつつあり、包囲網が完成すれば侮れない勢力となりうる」とのこと。しかも、あろうことか「親藩の大藩と外様有力大名2~3藩が名を連ねる予定」だという。
その中で、戦国時代主家が滅亡し、地に潜らねばならなくなった忍び集団や、反徳川家関係などの忍び達が競い合い、勝ち上がった忍びの集団が、新体制のお庭番となる。仕上げは、筆頭老中松平武蔵守を、しかも千代田城内で暗殺すること。これがお庭番筆頭になれる条件であり、反将軍家連合が始動する合図となる・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-19 01:08:55
17872文字
会話率:46%
その剣の名はバシュラーン。主人を呪う魔剣。
もたらすのは甘美な陶酔と快楽と──破滅。
クロウは将軍家に仕える騎士。敗戦の撤退行に巻き込まれ、将軍の子息と逃げ込んだ山中で彼は1本の剣を手にするが、その剣がやがて異様であることに気付く。
───降り続く雨。甦る罪の疼き。
『ショボ~ン書房』より転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-17 12:35:56
32375文字
会話率:16%
上官の命令で自分と結婚することを決めた男を、アントニアは憐れだと思っている――――。獅子姫とあだ名される将軍家の姫君アントニアと、犬騎士とささやかれる少佐ルキノの噛み合わない結婚の話。※一応三話で完結していますが、ちょろちょろと続編を投稿中
です。完結した本編より続編の方が長いです。。※※活動報告に、この話のことを少し書いています。設定、と言えるかは分かりませんが、そういう裏話的なモノがお好きな方、もしいらっしゃいましたら覗いてみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-08 14:10:47
39405文字
会話率:45%
時は幕末。11代将軍家斉公の御世に現れた爽やかな風のような男、鏑木数馬。その青春を彼を取り巻く友人との絡みを描くストーリー。
最終更新:2008-06-16 20:20:17
84501文字
会話率:63%