下校時間を迎え、少年は教室で目を覚ます。
周りにはたくさんの彫像が様々な表情で佇んでいた。
彼は奇妙に思いながらも、何かに突き動かされ、普段と違う雰囲気の校内を徘徊する。
そして、彼が最後に校内で出会ったモノとは……。
最終更新:2018-05-23 16:17:50
4126文字
会話率:17%
大きな学園に入学するはずが、他の生徒から隔離され初対面三人で暮らすことになった。
三人は古びた洋館で掃除をして料理をして洗濯をする。奇妙に穏やかな生活の中で、奇妙な事件に巡り会いつつ彼らは次第に交流を深めていく。
最終更新:2018-05-05 21:19:20
11869文字
会話率:58%
ーー「僕はセイウチ」彼は言った。太鼓のようにふっくらしたお腹を苦々しげに上下させ、奇妙に歪曲したように、まるで割れたガラスを拾い集めたような独特の伸びと弾性のある声だった。僕は口の中がからからに乾いていて、まるで自分の体が乾パンでできている
かのように全身が強張っていた。「僕は君で、君は僕で、君はみんなで、僕は何者でもないんだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 14:45:43
54145文字
会話率:54%
AからZのいろんな人が奇妙に日常と非日常を過ごすショートショート。後味が悪かったり、すっきりと爽やかだったり。
最終更新:2017-10-03 11:00:00
750文字
会話率:0%
死んだ人間は何処に行くんだろう。
死ぬってなんだろう?
僕たちが死んだ後の世界は、少し奇妙だった。
「変だね。死んだ後に恋するなんて。」
小さな小説家は死んだ後も、一人の少女を思って書き続ける。
君には見えるかな?
想像できるかな?
もし出来ないのなら僕が書いてその世界を見せてあげる。
僕が産まれ、死んだのは、きっと君に会うためだったんだ。
今ならわかるよ。僕の産まれた理由が。
死んだ後の世界は、奇妙にも、僕に恋を教えてくれた。
ありがとう。
そして、君に会えてよかった。
僕は、死んだ後に恋をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-21 18:11:40
3106文字
会話率:19%
異世界に召喚された高卒フリーター。
チートじみた能力を授かり、恋人や仲間の死という犠牲を払いながらも世界を脅かしていた邪神を倒します。
ところが彼を待ち受けていたのは、英雄ではなく恐怖の対象としての扱いでした。
恋人の愛した世界や人々を傷つ
ける訳にはいかない、と不殺を誓いながらの逃亡生活。
勿論そんな生活が長く続くはずもなく、途中で力尽きて海へ落ちてしまいます。
別な世界へ行ってしまいたい、という願望を抱えながら。
一方その頃、異なる世界では没落した貴族の元お嬢様が召喚魔法を使っておりました。
強い召喚獣を喚び出して契約し、冒険者として成り上がろうと考えていた訳です。
なんでも良いので強い召喚獣に来て欲しい、という欲望を全開にして。
こうして両者の願いは奇妙に噛み合い、元お嬢様は元勇者という強力な召喚獣を。
元勇者は元お嬢様の召喚獣として、新たな世界での生活を手にしたのでありました。
そんな二人の、冒険者としての物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-27 17:12:44
1324文字
会話率:9%
山奥の遊園地「ユートピア」に住む住人たちの、奇妙にもあたたかいおはなし。
最終更新:2017-06-26 10:01:18
8777文字
会話率:56%
今日も僕はこの世界を平和に生きていく
ただただ奇妙に一生懸命に
最終更新:2017-06-25 23:27:16
397文字
会話率:0%
『少年素描』第三話。
僕は湖の向こうに住む二人の少年、翠と紫を夏祭りに誘う。
風変わりな夜店の数々が非日常の夜を更に奇妙に色鮮やかに染めていく。
最終更新:2017-06-11 18:38:07
7952文字
会話率:34%
特技なし、特徴なし。成績平凡スポーツできず。そんな目立たない高校生の俺の前にランプの魔神が現れた。さっそくお願いを聞いてくれるかと思えば屁理屈ばっかりでちっとも聞いてくれない。かと思えば、別居中の奥さんに一目会いたいと俺に頼んでくる。立場
、逆だろ。
でも、魔神の奥さんの「指輪の精」がいるのは、俺の憧れのクラスメート清谷さんの家らしい。それなら話は別かもしれない。
人気者の生徒会長、日向千歳と清谷さんの関係も気になるし、日向に惚れてる美女、川原麗夏もなにかと俺につっかかてくる。なんとか清谷さんに近づこうとした俺は清谷さんの人間離れした秘密を知ってしまう。
巨大ナマコが廊下にゴロゴロ現れたり、校庭に燃え盛る火トカゲ(サラマンダー)が出現したり、どんどん日常生活が奇妙になる中、日向が悪魔に取りつかれている疑惑が浮上する。
努力嫌いで何もできなかった俺が、友達の小畑と一緒に魔神の魔法を借りて数々の化け物と戦っていかなければならない状況に追い込まれていく。嫌いだと思っていた川原が実は。小畑の惚れてる文芸部の変人、水口は役に立つのか立たないのか。
魔神のおっさんに教えてもらった魔法の三つの性質とは?
ハッピーエンドです。
「残酷描写」は、化け物との戦闘シーンを書く予定なので、入れました。流血はありません。それほど露骨な描写はないと思いますが、念のためR15指定にしました。
*基本、毎日12時更新の予定ですが、多忙、体調不良などのため更新できない時もあります。よろしくお願いいたします。
*宗教色を出すつもりはなかったのですが、イスラム教じゃないアラブ人を書くのがとても難しかったので、欧米人が「オー! ジーザス!」と言う程度に宗教色入ってしまいました。イスラム教にもキリスト教にもアラブ人にも敬意は払ったつもりですが、不快に感じられる方がいらっしゃいましたら、お詫び訂正いたします。
作者お薦め度☆☆☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-17 12:00:00
195942文字
会話率:40%
物語を書く人には色々な人がいるのでしょう。
訴えたい何かがある人とない人。
人の心の機微を描きたい人と描く意味を持ない人。
現実を物語に反映したい人と絵空事で充分という人。
文化として多くの言葉を後世に伝えたい人と映像や音
を表す道具でいいという人。
他の人が書かない何かを書きたい人とアレンジで目新しさを演出すれば充分という人。
読んだ人の心に何かを残したい人と一時の娯楽を与えればいいだろうという人。
多くに拘れば芸術として敬遠され、何の想いも持たないのなら、そもそも書く意味がない。
意味などなくていい。仕事として選んだだけで売れればいい。
そういう人もいるかもしれませんが、余程の子供でない限り、小説家など割のいい仕事でない事は考えれば解ります。
一発当てればデカイんだからなどと、真面目に働く事が損だと考えるヤクザな人間なら別ですが、大抵の人は書く事を金儲けの道具とは考えていないでしょう。
このエッセイは、そういった人達に、世代の違う人間の視点を知って役立てて貰えれば、そう考えて書いたものです。
当時と今では学問の定説なども色々と変り、常識も変化しています。
ですので、昨今の常識で育った方には奇妙に思える心情などもあるかもしれません。
物語を書く人が伝えたいものは、自分の常識から紡ぎ出されます。
その常識を疑うのは怖ろしい事です。
それでも常識を疑い、自分を疑う。
その怖ろしさに向かい合いたいと望む方へ向けた
「隠居老人の遺すべきと考えた言葉」
よければ読んでやってください。
この作品は著作権フリーとさせて頂きます
この話をネタとして使うことに制限はありません
また感想により内容を改変していきたいと思います
感想の文章の著作権を主張する方は、転載不可と書いて貰えれば感想の文章を本文には使いませんので明記ください折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-11-03 21:00:00
26003文字
会話率:5%
急に空が飛べるようになった男。
思いのままに町中を飛び回るが、誰も驚く人はいない。
奇妙に思えた男は高度を下げてみると・・・。
最終更新:2016-08-24 13:41:20
2277文字
会話率:24%
異世界転生、だったら魔力チートだろう! ……と幼少期から独学で魔法を訓練した結果、比類ない魔力と幻術と心術しか使えない偏った魔法系統を身につけてしまった俺。
失意の欠陥魔導師は、そのアンバランスな能力を大魔導師に見出され他の魔導師とは違
う魔法の使い方を教えてもらった。
髪の毛一本動かせない欠陥魔導師である俺は、自作したパーカッションリボルバーと古流魔法、銃を使ったオリジナルの魔法体系を使って、領主の欠陥三男魔導師から、自由な冒険者を目指す。
王国を狙う陰謀と革命、世界を滅ぼすドラゴンに場違いな金属質の古代遺跡。奇妙に歪んだファンタジー世界で、アンティーク銃と心術幻術の二つを武器に活躍する俺は、亡国間近の国を救う英雄へと祭り上げられていく。
国を救うのに攻撃魔法も回復魔法も召喚魔法も必要ないはずだよね。
※読者の皆様のおかげで日間ランキング入りでき、より多くの方に読んでいただくことができました。ブクマ、評価、応援してくださった皆様に心から御礼申し上げます。面白い作品になりますよう頑張りますので、今後もお付き合いいただけましたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-10 20:00:00
170069文字
会話率:51%
老境近い夫婦が幻想的な西表島に旅行する。旅先で出会ったは不思議な老紳士はいつもひとりでいる。ひとりで食事をし、ひとりでプールサイドに座り、ひとりでカヌーに乗る。そのたびに、彼の横にはまるで透明な人がつきそっているかのように、もうひとり分のグ
ラスが置かれ、バスタオルが置かれ、カヌーは一人分が空席である。奇妙に思った主人公は・・・
*自ブログ「ICHIROYAのブログ」、カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-06 08:43:03
6887文字
会話率:32%
神隠しとは,科学的には説明できない失踪事件を指す場合が多い。天文部員である私も確かにそういう意味では神隠しにあった。
だが,自分を隠したと言う神様が目の前に現れたらどうだろう,その神様が自分に頼みごとをしてきたら,奇妙にリアルなその感覚
をあなたは夢だと一蹴できるだろうか。
これは,山奥で神隠しに遭った女子大生と,魑魅魍魎に追われた少女を気ままに隠した優しくて一人ぼっちな神様のおはなし。
※ぬるいですが若干ホラーな表現がある場面がありますので,苦手な方はご注意を。
※2016/4/5 誤字修正いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 02:27:31
8972文字
会話率:54%
天界と地界と二つの世界のすき間にひっそりと佇むアリーツワの森。三つの世界は長年奇妙にバランスを保っていたが、一冊の書がきっかけでバランスが崩れはじめた。天の女王は統べるべき理を無くし、賢者は世界の不条理を嘆き、そして森長は独り、憂いを深くす
る。
本格ファンタジー、ここに始動!
天の女王は朝の散歩でご機嫌になり、賢者は茶飲み友達がいなくて嘆き、そして森長は届いた式典への強制召集に顔をしかめた。
……本格ファンタジーを目指して迷走中。
※ 10年以上前の作品が出てきたので、改稿しながらそっとアップしてみます。
※ 毎日更新します(朝8時更新予定です)←しばらく不定期更新になります。
※ 2016/02/20第一部完結しました!
※ 第一部「忌み人の名と四冊の禁書」として章立てし、タイトル『アリーツワの森』からサブタイトルを消しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-24 08:00:00
115206文字
会話率:46%
お互いの想いは、奇妙に、数奇に、すれ違う。
最終更新:2016-02-14 23:00:00
23538文字
会話率:52%
「子供たちに花束を」で出会った二人が奇妙にくっついてバンドやろうとするまでのはなし。
最終更新:2016-01-07 20:44:28
60152文字
会話率:57%
カペラとカイルの謎と悲しみを孕んだ別れから二年後。十九歳のカイルは自分の師カペラの旧友の騎士ミザールの元で修行を積んだ後、彼から仕事を受ける。
カイルの目にそれは奇妙にも、十四日と数日のカペラとの旅の続きに映り、気に掛けないようにしていたカ
ペラの事を度々思い出すようになる、彼女に近付くように。
星の魔女シリーズの第二弾!
第一弾のURLはこちらです。
http://ncode.syosetu.com/n3146cg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 22:38:00
71694文字
会話率:46%
かつて魔王を倒した伝説の勇者の子孫、通称"勇者一族"が支配する世界で、一度すべてを失った二人の少年がいた。
一人はアドルフ・ブロー。
アドルフはどんなことがあっても滅ぶことのない不死身の肉体とどれだけ時が経とうと
も永遠に生き続けねばならない呪いを授かる。
その力に目を付けられたアドルフはとある魔術教団に捕えられ、そこで不老不死の研究のために生み出されたホムンクルスの少女と出会う。
アドルフが来たことにより用済みとなってしまった少女を助けるため、アドルフは少女を外の世界に連れ出す。
だがそこで待ち受けていたのは追手とホムルンクルスであるがゆえの厳しい現実だった。
アドルフは現実と追手に立ち向かい、たった一人のためのヒーローになることを決意する。
もう一人はローラン・ヴァーシル。
ローランはどんな生命だろうとたった一度斬りつけただけで必ず殺すことが出来る能力と己の命が続く限り殺しを続けなければならない呪いを授かる。
両親を失い、故郷を追われ、追われた先で最愛の妹を奪われたローランは復讐を誓う。
仇敵を追うローランは魔王の娘を名乗る少女と出会う。少女から真実を告げられたローランは魔王と結託し、勇者一族を滅ぼすことを決意する。
ローランは悪に染まっていく。目的を果たすためならば手段は選ばない。どれだけの命が犠牲になろうと構いはしない。
得た能力も戦う理由も真逆の二人の運命が奇妙に絡み合っていく。
その先に待ち受けるのは、はたして生か死か。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-13 00:42:03
20415文字
会話率:41%