お針子のオリエはひょんなことから知り合った女性に春用のコートの仕立てを頼まれます。
いつもより長い冬だということで、皆がこぞって冬の外套を注文しているのに、なぜか彼女は春のコートを、持ち込んだ不思議な手触りの布で作ってほしいというのです。
最終更新:2016-12-05 08:46:45
7428文字
会話率:44%
コミティア参加のさい、書いた短編です。
最終更新:2016-10-22 21:37:35
4991文字
会話率:56%
エルシーニァの大地に存亡の危機が迫っていた。突如異世界から現れた白装束の狂信者達が異形を従え、大地を穢す。聖騎士団は抗うも、瘴気は地に満ち、此岸は脆くも狂っていく。炎の明緋、血の深緋に染まりながら。
そんな、跳梁跋扈百鬼夜行の大地に、彼岸
から一人の男が現れた。幽鬼の如く黒い外套を纏うそれは、魔を操る狂信者を、何をも捻じ伏せる力で虫けらのように殺し始めた。
彼が目指すはただ復讐。彼がかつていた世界で狂信者に叩き込み損ねた銀の弾丸を、今度こそ叩き込む事だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-12 10:11:50
112163文字
会話率:58%
2XXX年、AIによる自動運転が導入され行き場を失った教習所の教官やタクシードライバーが結託し自動運転の排斥と自動車免許の独占を行った自動車戦国時代。無免許は虐げられ、免許持ちは自動車ヤクザとなり互いに免許を奪い合い、ポリスは免許証で買収さ
れる戦乱の時代に黒い外套の男が現れる。名も分からぬ彼は平和な道路を取り戻すため、自動車ヤクザ達に立ち向かう。その手に秘められた力を宿して……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 17:10:05
7643文字
会話率:54%
私は、地区の忘年会に参加した。そこでコートがないことに気が付いた。そのコートを巡る物語。
数年前の室生犀星文学賞に投稿した作品を投下。
最終更新:2016-07-09 00:16:57
13426文字
会話率:31%
※自作品六万字の同タイトルのものを、読みやすいように分けて投稿し直しています。
この世界は我々の手で、設えられたものなのだよ、と銀髪の男は言った。
新緑の森を駆ける少年は港を目指し、木立の影に鮮やかな川蝉色の外套が、風を孕んで揺れ、
一艘の船が錨を上げる。
船出の先に待ち受けるものとは。
様々な人との出会い、別れ、冒険の果てに、旅人たちは何を見、何を得るのか。
そんな、冒険ファンタジーとなっております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-13 16:49:35
6472文字
会話率:44%
――俺たち、悪のヒーロー。
私立・白帝学院。
ここは明治の代に創立された歴史ある学院。
容姿・家柄・頭脳どれもを兼ね備えた良家の男子だけが通うことを許される、まさに閉ざされた園。
金ボタンの詰襟に身を包み、長い外套を靡かせ歩く生徒たちの様は
、明治の書生を思い起こさせる。
その長い歴史の為か、上級生が下級生を兄弟と呼び指導するという少々時代錯誤な制度が、今も生徒たちの間でひっそりと受け継がれているとかいないとか。
そんなエリート学院に君臨するのは選ばれし風紀委員のメンバーたち。
白鳥楓も、そのエリート集団の一人であったが、ある日偶然助けた新入生に舎弟にしてくれと付きまとわれてしまい!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-04 03:02:55
10493文字
会話率:41%
知恵と能力を駆使して、”戦わず”して生き残れ!!
日々を怠惰に過ごす大学生、千島紫音はある日、郵送されてきた”朱色のマント”によって”舞踏界”の欲望渦巻く争いに巻き込まれてしまう。
マントは紫音に一切の戦闘能力と引き換えにある能力を
与えた。
紫音の苦難と女難にあふれた日常が幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-16 10:40:33
6424文字
会話率:47%
私、川田卓は高校一年生時学校のカリスマ的存在金剛寺神楽に憧れ、ストーキング行為までした。しかし私は聖夜に金剛寺さんを追う中気づくのである「なんで私はこんなことをしているのだ。世間はこんなにも華やかなのに」
そして私は入学時のあこがれであった
青春を求めた。今更だった……
そして私は後輩女子に傷心のところを漬けこまれ、新聞部探偵班に入部する。
そこにはのほほんとしたいつも笑ってる癒し系少女内藤桜乃。
ミステリアスで体中を覆い尽くしたもはやミステリー人間と言っても過言でない木村。
そして勧誘という名の脅しと洗脳を持って私を入部させた妖しき目を持つ樋宮流……
探偵班が目指すのは「宇宙のトリックを暴く」こと。
川田は探偵班で宇宙の回収不能な「伏線」に何度も遭遇する。
神を崇め、親しんだことによって生まれた「愛」が作り出した狂気
外套の闇で隠された顔
その顔は誰のものなの?
お祭りのあの浮遊感の生む独特の明かりは一体なにを映し出すの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-17 18:13:28
33260文字
会話率:44%
あらすじ
記憶を失ったらしいが気にせず頼まれ物のワインを買い付けた黒帽子黒外套の少年マジュスは、どこへ持ち帰ればいいか迷ううちに気付けば、国交回復予定国ケルベナの文通相手の王子様の元へ城を抜け出し会いに行こうとしていたレウパ国の姫ディ
アナの案内役を引き受けていた、ことになっていた。旅の女剣士ジレルを護衛に加えつつ、追っ手をまくため化け物の出る樹海に入るディアナ。化け物に間違われたと泣くクマに戸惑う間もなく、国交回復を良しとしないケルベナの騎士カージスとドルグにディアナが狙われる。それを退け、国境のケルベナの砦・魔塔の壁へと到着。だが、守備大隊長は第一王子が暗殺された噂により混乱中。宮廷魔術師長アフリクドの助けを得たカージスとドルグが再び迫る。樹海の化け物と勘違いされたマジュスの契約精霊と、樹海の化け物と勘違いした兵の戦闘がはじまるが、それに便乗して二人を捕らえる。が、今度は全てを隣国ルフガダムのせいにしてレウパ国に進軍し国政転換を狙うリィンハルト第二王子が現れる。文通について言い合いになるディアナ。言い合いに負けかけるが、マジュスの特技で手紙の王子様の居場所が分かり持ち直し、そこへディアナの父であるエンダール王が追いつき、更に終わりの無い言い合いが続く。そんな中、役目を終えたマジュスは危険な予感に樹海へ逃走するが、行き場を無くしたアフリクドとの戦闘になる。月神とも憑き神とも言われる契約精霊のせいで杖も精霊も頼らず術を使うと記憶が出てこなくなる状態だったにも関わらず、防衛に必要な危険については後回しにされ何とか勝利。しかし、現れた本物の樹海の化け物うさぎに殴られアフリクドごと吹き飛ばされてしまう。その余波を受け、もう下がるしかないと計画を諦めるリィンハルト。全ては水に流れたと思われたが、ベイル第三王子がディアナから預かった今まで送った手紙を見ると、手紙の文面を担当していたレオン第一王子は、次は自らがレウパとの国交回復の使者として赴くことを決めた。そしてレウパでのこともケルベナのことも忘れたマジュスは、別にそれは気にすることもなく、草の海原をどこかへと歩いて行った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-27 07:00:00
223902文字
会話率:41%
人の中には怪物が潜んでいる。
人間の中には人を超えたものが潜んでいる。
その存在は、存在そのものが意図、無意図にかかわらず、全人類を殺害するまでに至った人間のことである。
「世界に混乱を招く可能性のある人間」
こういった人間の処理は、人
間が行うことはなく、そういった連中が担当する。
彼らは黒い外套を以て世間の中に何食わぬ顔で降り立ち、対象の殺害を実行する。
彼らは殺人者である。彼らは抑止である。彼らは芽摘みである。
団体名は特になし。彼らの特徴(ルール)は以下の通り。
1、目的地到達から対象殺害のまでの時間は原則240時間とする。
2、必ずもう一人のパートナーと行動を共にする。
3、厳守ではないが、自身の身を守る黒い外套は着用とする。
4、殺人を犯す犯さないは自由とする、対象の脅威が殺人を行わう必要のないものだった場合、それを免除する。
5、ただし、一度見逃した標的がもう一度行動を始めた場合、それを速やかに殺害すること。
殺人に失敗した場合、その『一人の標的』によって、最悪の場合、全人類の滅亡が行われる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-23 22:47:43
151350文字
会話率:37%
人と魔族との戦い、第二次現魔大戦より四年の
仮想西暦1949年。
人々と魔族は共存の意思を固め、共に助け合っていくようになっていた。
そんな世界の中の島国、日本。
その小さな国土の隅っこの隅っこの港町にある小さな居酒屋、菊月。
そこ
は『全てにおいて慎ましき美貌の女将』(勝手につけられた)の永翔と
『戦地を闊歩する黒外套の元中将』、榊原戒厳が営んでいた!
客は変わり者ばかりで、人や魔族や様々である。
そんな居酒屋を中心に回る、日常的会話劇(たまに戦闘)!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-24 19:18:40
6523文字
会話率:13%
ある夜、櫛神家の屋敷に斧を持った黒外套が来訪する。櫛神一族が殺人者に次々と殺されていく中、じっと息をひそめるひとつの影があった――。
最終更新:2015-04-08 21:37:43
7655文字
会話率:3%
黒森と人狼というふたつの脅威によって、人類が緩やかに滅びへと向かっている世界。修繕兵科だったハインリヒは黒森伐採の最前線、南方第七区へ配属となる。そこで彼を待ち受けていたのは、堅牢なる黒い樹の群れと、恐ろしき人狼の姿。そして赤い外套を纏っ
て人狼と戦う赤衣隊の少女たちだった……
2015.3.8『南方第七区赤衣隊隊長日誌』完結致しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-08 11:16:06
323737文字
会話率:45%
黒衣黒刀の旅人――黒辻雪乃は、暇つぶしという名目で旅をする。
最終更新:2014-12-12 18:17:38
52217文字
会話率:34%
今より数千年未来の話。かつて繁栄を築いた人類の文明は、砂に埋もれて衰退していた。強力な太陽光線により日中は外に出ることが出来ず、汚染された水は十分にろ過しなければ飲めない。もはや嘗ての人類はゆっくりと絶滅に向かい、新たに環境に適応した巨大
な『新人』によって世界は支配されている。『旧人』と呼ばれる滅び行く人類の一人である黒い外套の青年と、
雪の様に白い少女の物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-29 20:00:00
62688文字
会話率:45%
タイトル未定。
外套の男と奇術師の女の話。
最終更新:2013-10-15 22:42:06
2375文字
会話率:35%
十八世紀。東欧のとある街アイナでは、奇妙な事件が起きていた。
毎夜、光の届かぬ暗い路地裏で、ヒトが殺される。
明くる朝発見される遺体には、血液が一滴たりとも残されていなかった。
一件の例外もなく、遺体の首筋には、穿たれた二点の傷。
アイナ
で暮らす十七歳の少女リリスは、己の宿命に従って事件を追っていた。
事件の犯人を強く憎みながらも、その未熟さ故に無為な夜を過ごす少女。
そんなある日、少女は夜の闇の中で一人の男に出会う。
灰の眼と髪をした、夜よりも尚暗い黒い外套の男。
男との出会いは、やがて少女の宿命に大きな影を落とす。
宿命と疑惑。怒りと安らぎ。憎悪と親愛。
板挟みの感情に翻弄されながらも、少女は夜を駆ける。
しかし、そんな少女の小さな葛藤は、
やがて『アイナ』に隠された大きな闇をも巻き込んで、
歴史を覆す、巨大な闇の奔流へと変化して行く――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-13 19:06:30
145148文字
会話率:31%
ハロウィンの日、私はコンビニでアルバイトをしていると、ドクロのお面に黒フード黒外套を着込んだ人が入ってきた。
最終更新:2012-10-31 12:00:00
677文字
会話率:30%
夜の闇から抜けてきた黒い外套の少年は教会で少女と出会う。黒い闇が跋扈する街の中で少年は闇と対峙する。
最終更新:2012-10-21 04:04:28
5389文字
会話率:42%