獅子尾高等学校に通う高校二年生の龍崎葵はその日々の素行不良から、次に問題を起こしたら停学処分とする旨を担任の桜城梓から告げられる。
その日の帰り道、葵の視界に一人のゴスロリ衣装を纏った赤髪の少女が、葵の同級生で因縁のある武田陸斗に絡まれて
いるところ目にする。
武田に——『負け犬』。と挑発された葵は堪忍袋が切れその場で武田たちに拳を振るってしまった…。
武田たちに拳を振るってしまった葵は翌日早速指導室に呼び出される。
今までの葵の風評と現場状況から学校側は葵に非があると判断したのだ。と、葵のクラス担任兼生徒指導係の桜城梓から告げられた葵。
学校側から告げられた葵の処分は『退学』——。
その不条理で理不尽な処罰結果に納得がいかない葵。
それは桜城梓も同じだったようで、彼女なりに救済処置としてある提案を学校側と葵本人に突きつける。
それは——
とある屋敷での『お手伝い』をすることだと言うのだ——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 16:49:47
84324文字
会話率:53%
世田谷区等々力在住の中学生男子である語り手は、出先の渋谷での映画観覧の後、転校して間もない同級生である来栖檸々と出くわした直後。渋谷駅スクランブル交差点で大量の血液のような液体が突然降ってくるという大勢の人を巻き込んだ異常な現象に遭遇した。
戸惑う語り手は日頃の習慣から般若心経を唱えていると、なぜか現象は収束し、液体を頭から浴びた来栖を自宅まで送る。再度、来栖の家を訪問した語り手は来栖から自分が魔女の血を引いていること、祖母から習った唯一の魔法をストレスから行使して先の異常な現象を引き起こしたこと、その魔法とは液体を身体の所定の場所につけてから自分にとって印象深いテキストを朗読することで内容に応じた願いが叶うというものだということ、来栖は現象を止めるすべもないままその場に留まることしかできなかったことを説明する。来栖は語り手が般若心経を唱えることで現象が止まったと解釈し、以後語り手に気を留めるようになる。
渋谷駅前での異常現象捜査を担当する真野は、文化人類学を研究する大学非常勤講師・筒井から原因を人為あるいは超自然現象に求める方向で意見を聞く。事件当時の監視カメラの映像から一人だけ現場の中心に向かって行く来栖の存在と、来栖の事件前の行動を割り出した真野はその映像を筒井に示す。筒井は渋谷に拠点を持つ一大私鉄グループTEの創業者・六連星厚彦(むつらぼしあつひこ)が魔女宗というカルト教団に傾倒しており、事業の守り神として教団関係者=「魔女様」を特に信仰していたことを説明、古書から六連星と魔女が写った古写真を示す。魔女の顔は来栖と瓜二つだった。
肺がんを患い、先の長くない筒井は人生に絶望し、これまで研究してきた形式的な儀式とは異なる、本物の魔法を実際に使って、社会を混乱させようと企む。まず、アポロドーロス『ギリシア神話』からプロメーテウスが人類に火をもたらす一節を朗読して魔法の使用方法を不満分子に拡散。次に、ホッブズ『リヴァイアサン』の万人の万人に対する闘争を説明する一節を朗読して、渋谷に無差別な集団暴力を引き起こす。そのとき、語り手は来栖とともに同級生の親が経営するIT企業に職場体験に来ており、状況を知った子供達はその企業が扱う防犯用アプリの緊急放送機能を密かに使って般若心経の朗読を流し、暴動を止めようとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 14:10:51
30021文字
会話率:38%
龍成は彩夏と小説で受賞を目指していた。二人は専門学校の同級生であり、互いの不足を補い合う同盟で一つの合作を創作していた。
雑念を省いた全力の創作課程で、龍成は自分とは異なり才を持つ彩夏の成長を目の当たりにし劣等感を抱くが、そんな彼の前に
別の才を持つ美春が現れ、創作についての交流を深めるようになる。彼女は内気で明確な意思表示をしない彩夏と違い快活で、いつしか新たな相棒になり得るその魅力に惹かれてしまい、そのせいで彩夏との関係が悪くなる。
ある時、美春に専門学校時代を聞きたいとせがまれる。それは龍成にとって彩夏との出会いと度重なる落選の記憶で、それを聞いた美春により本当はどうしたいのかを問われる。
目標はあくまで受賞、可能性が高いのは彩夏であると再認識した龍成は関係を修復すべく動き出すも、予想外に彩夏より急接近され男女関係になってしまう。
雑念を省いていたのは相棒を異性として見てはいけないと思っていたから。
以降かえって安心し、創作は順調に進むが、なぜか彩夏は頻繁に涙するようになる。
涙の答えは不明のまま、ついに合作は完成、さらには念願の受賞を知らされる。
が、どういう訳か彩夏は自殺未遂を起こし意識不明の重体に。混乱し原因の究明に奔走するが、解明に至らず。
絶望した龍成は美春に相談。その際、龍成の知らぬところで彩夏と接点を持っていたこと、彩夏が創作で悩んでいたことを打ち明けられる。
向き合えていなかったと悟った龍成は回復した彩夏と腹を割って話すことに。実は同盟を解消したがっていた事実を知る。
しかし、それは龍成を誰より認めているから。
彩夏は学生時代から彼に強く影響を受けており、だからこそもう一度一人で書いて欲しかったのだ。むしろ彩夏は自分こそが龍成に依存しその才を潰しているのだと、そんな自分は消えるべきだと涙する。
愛する女に誇れる自分でありたい龍成は願いを受諾。一人の作家として筆をとる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 02:19:39
124309文字
会話率:40%
主人公・光井直人は幼い頃から悪夢に悩まされていた。医者にかかっても依然改善されないまま高校生活を送る日々。
そんなある日、直人は同級生でありクラスメイトの女子生徒・原川冬璃が建物の屋上から飛び降りるところを目撃する。
彼女を助けようと走り出
した瞬間、直人は別世界へと足を踏み入れていた。
砂塵の広がる世界と化した、荒廃した建物が並ぶ風景。
そして原川冬璃がいたはずのそこには、――直人の悪夢に現れる女性が立っていた。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330667774336645/episodes/16817330667979861439折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 22:25:35
51943文字
会話率:29%
少子化における抜本的な改善策として、妊娠から子育てを包括的にサポートできるタワーマンションが竣工した。その名も「ファーム(Farm)」。「子作り、子育ては農業である」をキャッチフレーズに、優秀な人間を効率的に「生産」するため、今までの倫理観
、固定観念は大幅な変更を余儀なくされた。
高校3年生の桜井迅(さくらいじん)は、同級生で幼馴染の桐生陽菜(きりゅうひな)と共に東京の星林大学を志望していた。しかし、受験も迫った1月、陽菜が「迅、私、春から東京のファームに行くんだ。」と言い出す。絶望し、激怒する迅。涙を溜め、寂しそうな笑顔をする陽菜。ファームを舞台に、はたして二人は純愛を貫けるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 19:24:02
19323文字
会話率:65%
東都高校の一年生である岬と柚、そして二年生の杏が難事件を解決する本格ミステリー。
放課後、岬は同級生である柚の家にお邪魔し、課題に取り組んでいた。そこへフランスに留学中である一年先輩の杏が、ビデオ通話で近況報告とやらを寄越してきたのだが、
『パリのホテルで、宿泊客の女性がひとり刃物で刺されて亡くなったんだ』
その内容は――とある事件の真相を突き止めてほしいという非日常的なことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 23:47:12
9766文字
会話率:59%
とある地方都市のほぼ中心部に位置する商店街の一角で店を構えている細谷誠治はコンプレックスの塊である。
大柄で筋肉質、ガタイの良い肉体、どんな時にも表情筋が動かない顔、etc。「男らしい」と称える人もいるだろうが、誠治にとっては「欠陥だら
けの身体」だった。
理由は、商売人として客を怖がらせるから。せいぜい役立つのは、夏祭りで近所の悪ガキたちがやる肝試しに怖がらせる側として参加する時くらい(一年で最も楽しいことではある)。おまけに、生花店を営むのに、花を飾るセンスが欠片もない。酒も飲めない。
それでも、自分の人生は幸せな方だと思っていた。常連客からの贔屓によって店の営みに今のところ問題はない。商店街の先輩店主たちからは可愛がられ、幼い時からの幼馴染も多くいる。中学高校の同級生で妻の美里もいた。
つまづいたのは、美里の浮気を知った時。
同時に、行進曲の公演開幕のベルが鳴る。曲を奏でるのは、強面男と横に並び支える仲間たち。
*
全3話、2万6千字。
カクヨムで先行して投稿しています。
アルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 18:10:00
26123文字
会話率:37%
同級生で幼馴染みのミチルとケイタは、ある日突然異世界に放り出され、そこで様々な事件に巻き込まれる。その国では魔法が禁止され、魔法使いは虐げられる。その謎の解明と、『星と丸の王国』の秘密に迫る大宇宙スペクタクル。教会を舞台に起きた殺人未遂事件
、イケメン司教と人妻貴族の禁断の恋の行方は如何に!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 11:14:23
116575文字
会話率:51%
主人公である「僕」と「佐野華」は幼少期からの知り合いただそれだけの名のない関係だった。華は小さい頃から心臓に病気を抱えていて医者からは長く生きられないと言われていた。そして高校一年の夏、華は残り一年しか生きられないと余命宣告を受ける。そんな
華の秘密を知っているのは家族と「僕」だけ。
そして残り一年の短い人生だと知った華は同級生でまともに話せる相手が華しかいなかった「僕」を気にして友達や彼女ができるよう、「僕」の人生の支えになってくれるそんな人を探そうと決意する。華の無茶振りに付き合わされるうちに「僕」の周りには人が集まるようになった。
しかし、華は高校二年の冬病院の一室で静かに息を引き取った。華が亡くなってから一年ほど過ぎた頃、自分の気持ちを知りたくなかった「僕」は前に進むため華が「僕」に残した一通の手紙を読むことに。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-05 22:13:14
4774文字
会話率:44%
剣道の大会終わりに、優勝祝いで親友の陽成たちと行った旅館、「幸」には同級生で学年一の美女とされている御幸綾がいた。若女将として旅館で切磋琢磨と仕事をしているところに出会ったことをきっかけに、どんどん惹かれていく紅宮蓮。
最終更新:2024-11-05 00:58:05
79626文字
会話率:69%
五人組ロックバンドの夏物語。
夏休みを二日前に控えた昼下がり。
高校三年生の主人公は、漠然とした不安、散漫とした日々を過ごしている。
夏の風に吹かれている中で、一人の女性と出会う。
女性は煙草を吸いながら、彼の弾くギターを静かに聴いていた
。
夏が流れる中で、女性と高校の同級生でバンドを組むことになる。
文化祭のライブへと歩みを進めていくが、様々な人間模様が交錯していく。
十代にしか生み出せないが想いがある。
十代にしか感じられないことがある。
――とても迷惑な人だ。
第一印象は、そう思った。
煙草を吸っていても、透き通る声を高らかに出す女性。
その美しさは、天使の歌声というより『天使の涙声』であると思った。
歌声で感動へと誘える人。
『嫌いな人だけど、好きな女性』
夏休みに広がる青空を見つめていた。
カクヨムにも掲載しています。
**************************
この物語はフィクションであり、実在する人物、団体、場所とは一切関係ありません。
この作品に飲酒、喫煙、暴力などの表現が含まれますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
**************************折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 21:02:22
163689文字
会話率:35%
1:夜へと移り変わっていく公園。その中の遊具の1つであるジャングルジムの上に、主人公は座って居ます。その彼に、降りてきて欲しいと言う彼女は高一の同級生でした。そんな彼と彼女の恋愛になる前のお話です。
2作目は、あるのかさえわかりません……
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 18:33:06
4942文字
会話率:53%
地方の中小企業で働く三木光太郎は、昨年に結婚した遥香との間に子どもができて浮かれていた。
「これで俺もパパになるんだぁ。」
夫婦揃って子ども好きで、正月や盆に帰省する時には親戚の子供たちともよく遊んでいる。
自分たちにも早く子どもが誕
生しないかと、毎晩子作りに励んでいたのがようやく実を結んだのだ。
そして・・・
「おめでとうございます。やはり双子ですね。」
妊娠五週目のエコー検査から、何となく二つの胎嚢らしきものが見えるといわれていた。
そして、八週目にそれが確定的になったのだ。
夫婦揃って喜び実家に報告に行くと、待っていたのは現実的な母親の言葉だった。
「双子・・・マジか!?」
「マジですよ、ユキさん。」
遥香は俺の母親をユキさんと呼ぶ。
実は俺たちはご近所さんで、親同士も仲がめちゃくちゃ良かった。
父親同士が小学校からの同級生で、今もゴルフと飲み仲間という間柄。さらに母親同士は趣味が同じでいつも一緒に遊び歩いている。
まあ、俺たち夫婦にとっては小姑問題も起こらないだろうと安心しているのだが、人生の大先輩としてあまりにもリアルな話を持ち出されることになった。
「あんたたち、生活していけるの?」
「え、なんで?」
そうだ。
その時まで、俺たちはそんな細かいところまで気を配ることなく生きてきたのである。
そして、ここから始まる節約生活。
贅沢はともかく、普通に暮らしたい。でも、双子を育てるとなると、今のような共働きを続けていけるかもわからない。産休も育児休暇も給与なしってマジ!?
やべ、これからのこと真剣に考えなきゃ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 07:21:39
37361文字
会話率:62%
親しい同級生でギャルっぽい見た目の女子は中学時代、真面目っぽい姿をしていたらしい。そんな情報を女子の友人から聞かされた。その姿を見たいと男子高校生のあなたが頼んだら、なんと彼女は承諾してくれたのだ。それが当時の再現にとどまらなかったことを
、この時のあなたはまだ知らない。
めがね眼鏡メガネ。
※変態的な描写があります。『ギャルもどきはいい子だった!』の続編ですが、本作だけを読んでも問題ないように仕上げました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 17:40:00
3359文字
会話率:30%
伯爵令嬢レティシアは王立学園の同級生で次期公爵のヴィクトルから突然、王家主催の舞踏会でエスコートさせてほしいと申し込まれる。婚約者もいないし、ヴィクトルにもいないが、相手は次期公爵様。自分は伯爵の平凡な娘だから、一緒に舞踏会なんて恐れ多いと
断るが、それなら婚約して欲しいと申し込まれる。
選び放題のヴィクトルが何故自分なんかとレティシアは頭を抱える。友人とのお出かけやランチも楽しいが、一人でいるのも大好き。それに自分は正直、淑女教育は受けたが淑女とは程遠い性格だし、ヴィクトルと婚約して結婚したら、いずれは公爵夫人になってしまう。そんなの無理無理、自分には向いてない!と断り続けるが、だんだん周囲から固められて、逃げ道を塞がれていく。このままじゃ公爵夫人まっしぐら!お茶会をするより馬に乗って遠乗りしたいし、領地で領民と一緒に畑仕事をするのが大好きなのだ。それにお一人様でお出かけも公爵夫人になったら全部できなくなっちゃうと焦るレティシアは何とか脱しようと試みる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 20:29:06
86307文字
会話率:46%
今年の四月に高校生となった男子、大城晴弥には保育園からの同級生でもある幼馴染の女子三人がいた。
宮武采月、若旅来夢、忍谷咲実のそれぞれがまるで夏休み、冬休み、春休みの宿題気分のような関係になりつつある中で、いつかはそんな彼女達と離れ、自分だ
けの彼女を持ち、日々を過ごして行くんだろうなと思っていた晴弥はある日突然、小学校からの親友である同じクラスの男子、氏家一颯の彼女に最近なったばかりだという三鬼理津乃に初めてのデート前の練習に付き合ってほしいと頼まれる。狼狽える晴弥を途中からこっそり物陰に隠れて見聞きしていた三人の幼馴染女子高生達は勘違いから晴弥に彼女が出来た万歳と喜び、その初デートの練習の練習をしてあげようと企画して行ってしまう。
そんな幼馴染女子高生三人に振り回されながらも晴弥はどんどんと青春できる時間が経って行くのに焦り始め、自分の彼女を本当に持ち、有意義に残りの青春時間を過ごそうではないかと考える。それをまた偶然にも知ってしまった幼馴染女子高生三人はそれぞれに心配し、世話を焼きたくなるほど放っておけない関係で何かとちょっかいを出し、晴弥の彼女探しを応援していたが、ある時本当にそんな晴弥のことを心から好きだと言う女の子が現れた時、自分達は本当に素直に応援できるのかということになり、晴弥を囲んで話し合いが行われることになる。それはとても大事な事で、いつも無関心な幼馴染女子高生三人の本音を聞ける良い機会だと思いきや、その幼馴染女子高生三人はやはりいつもの如く、晴弥をぞんざいに扱い、仕舞いには何かあった時の為にフリーな大城晴弥が必要なの! と言われてしまい、やはりこの日常はまだまだ続くのかと残念な思いにいっぱいになりつつも、この充実したような日常もまだ悪くないと感じる晴弥だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 00:16:58
12254文字
会話率:54%
ミリアム・ワイズは高校の同級生であるモード・チェスタット伯爵令嬢に声をかけられた。「一緒に来て! 謎解きなんて絶対に無理だもの!」モードは連休にダートランダー公爵の孫で大学生のレイモンドから別邸に招待されたが、招待を受けるには三つの条件が
あった。一つ目は平民で役に立ちそうな友人を一人同行させること、二つ目は謎解きに参加すること。三つ目は謎が解けなかったり失格になったりした場合は屋敷に滞在できないために帰ること。普通ではない条件だというのに、レイモンドを夢のような恋人や結婚相手と思う女性は多く、招待を受けたがっていた。「お礼もするわよ? 好きな本を買ってあげるわ!」「一冊の本で私を釣るつもりでしょうか?」「十冊。新刊でどう?」本好きのミリアムはモードに同行することを了承した。
古本屋の娘である本好きのミリアムが謎解きに挑戦!
ダートランダー公爵家の別邸で何があるのか。モードとの友情など、人間関係も織り交ぜなら紡がれる物語。(たぶん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 12:00:00
159742文字
会話率:57%
「父さん、再婚しようと思う」
母に捨てられ、愛というものがわからなくなった私──篠原愛理は父からそう告げられた。そして父の再婚相手には子供がいるらしく、私には年の離れた義弟ができるらしい。そう思っていたのに、顔合わせに現れたのはクラスの同
級生で……。
これは、私と彼が紡ぐ関係性の物語。
私たちが愛を理解し、優しさの雨で満たされるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 19:50:25
12292文字
会話率:58%
うだつの上がらない中間管理職の俺こと|佐伯 翔太郎《サエキ ショウタロウ》は、ブラックな職場と妻の|佐伯 瑞穂《サエキ ミズホ》との関係性に悩んでいた。
そんな翔太郎の唯一の希望はひとり娘の|依知佳《イチカ》だけ。
依知佳のおかげで何とかメ
ンタルを保てていた翔太郎だが、ある日突然、妻の瑞穂から浮気の告白と離婚を言い渡される。
失意の中、翔太郎は追い打ちをかけるように何者かによってマンションから落とされてされて・・・
気付けば20年前の世界。高校生の時代にタイムリープしていた。
記憶がまばらな状態となった翔太郎。心が身体に引っ張られいくことにも気づかず、日々奔走迷走する。
高校の同級生である瑞穂と1からやり直せるのか、少しずつ戻っていく未来の記憶で、今度こそ全部取り戻せるのか・・・
ヘタレ主人公が綴るやり直しの物語のはじまりです。
***************
主人公は無双しません。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 07:00:00
246427文字
会話率:43%
僕の手で作ったVtuberは『元同級生』だった。
でも、その同級生は直ぐに消え––アイとしていつの間にか出てきた。
『アタシはバーチャルで生きてるんだから!』
そこから一気に話は進み……僕は今事務所設立メンバーになりました。
ほぼ同居人の
子に迫られつつ––沢山の過去の上書きをし、楽しい未来を作る。
そんなシリアスありなラブコメVtuber物語。
◇ ◇ 登場人物 ◇ ◇
草薙青(主人公)→大学二年生。過去に高校を再起不能にさせるまでの事件をリークするのだが……実はそれは“元”同級生の子と後輩を救うためだった。実は女装やコスプレをしていて【にじライブ】というギリギリアウトな同人サークルで物語を書いたりする。実はエロいが押しに弱い。
桜井春香(絵師)→大学一年生。施設育ちで親族はいない状態だったが、ある時に姉の存在を知り会いに行くが……。青のことが大好きで青と一緒に高校を壊した一人。【にじライブ】の絵担当で新規事務所の絵師兼ママ。青と結婚することが目標。人見知り。エロいが自覚がない。
緑哀、アイ(Vtuber)→元同級生でリアルではない存在。そこには多くの理由があるがバーチャルとなって明るく主人公達を弄っていく。春香の姉であるが理解しているかはわからない。下ネタ好き。この物語の中心にもいる。
黄瀬真(社長)→アイの先輩で新規V事務所を設立する。『オタクが楽しい未来』を創造するために尽力するが実は私利私欲のためでもある。案外有能で社長らしさを発揮するが酒を飲むとドMになる(泥酔ババアと呼ばれる)
黒瀬アレクサンドラ(副社長)→黄瀬とは長年の友人でクールなハーフ。見た目とは裏腹に幼女化することがあり、青と春香には何度も甘える。時にはカッコいいのだが『女装男子』が好きすぎてコスプレした青を見ると我を忘れる。案外春香の良きライバル。酒を飲むとドSになることがある。
白鷺湊(メイド、声優)→青と哀の同級生。弱小声優事務所に在籍していた際に青達に出会う。演技は好きで役に入ると我を忘れる。下ネタは嫌いでツッコミ役に回りやすい。髪色で「信号機」といわれたり、胸をみて「山なし」って言われるのを嫌う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 22:14:10
149182文字
会話率:51%