妙齢の女性は、長年連れ添っているであろう男性と
仄暗い雨中にドライブへ。
街中を進行する中で、助手席に座る女性は感慨深く
二人に纏わる過去の想い出を振り返り語り尽くそうとするが、
相手は延々と沈黙を守り気怠く物悲しいドライブは続く……。
最終更新:2019-09-02 23:18:58
1008文字
会話率:13%
ある日ふと海辺を歩いていた『僕』は、潮風に誘われ風を感じ取る手段を考えいる最中、
そこですれ違った"人"が持っていた『かざぐるま』を見てある仮説を立てる。
その仮説を立証する為に愛車である場所へと向かうと決めたが、途中で
自分の記憶や感覚に少しづつ違和感を覚え始める『僕』。
そんな中、『僕』は背筋が凍るようなものを助手席に乗せるはめに。
『かざぐるま』、『助手席の存在』、『僕』の謎を解くべく、ある場所から転々とするストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-01 08:00:00
12308文字
会話率:21%
この世界は『カイン・リセンツ』と呼ばれているらしい。
私、柊美冬はある日体調不良で仕事中に倒れてしまった。しかもずっと片想いをしてる人の目の前で。それで、彼に車で送って貰ってたはずなんだけど……
「おはようございます。目は覚めました?」
透き通るようなアクアマリンの瞳が、見惚れるほど綺麗な三日月を描いて私を見つめている。部屋の内装はまるで中世の欧米のよう。
「此処は『アリス』という喫茶店です。あなたはお店の裏庭で倒れてたんですよ?」
私が意識を失っている間に一体何が起きたのだろうか?目の前のメイドさんを呆然と見つめながら頭を抱えた。まだじんわりと頭が痛い。倒れていたって…それじゃあ、彼は?
「あの、倒れていたのは私だけですか?」
「…え?そうです、けど…誰かといたんですか?」
彼女話を聞けば、私は1人で倒れていた。なら、直前まで一緒にいたはずの春斗さんは?
《アリス、彼女は起きた?》
頭に直接響くような声に思わずアリスへと勢いよく視線を戻すと、彼女の肩に白いうさぎが赤いベストを付けてちょこんと乗っていた。背中に鳥の羽が生えている、兎が。
ちょっと待ってよ……
私は目を擦って兎もどきを凝視する。目が合った。
《あんた!俺が見えてるの?!》
話しかけられた。
私はもう一度ベッドに倒れるように沈んで意識を手放した。お願い、夢でいて。次、起こされるのも、起きて初めに見るのもあなたがいい。というか、ハルさんでないと可笑しい。だってあたしの最後の記憶はあなたの助手席に乗って寝てるところなのだから………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 04:15:27
6164文字
会話率:63%
二十六歳、三鷹ナツキは週に一度買う宝くじが唯一の楽しみという寂しい社畜であった。
退屈な日常にひとつまみのスパイスを、ただそれだけのつもりだったのに……
「一等、10億円……っ?!」
まさかまさかの超々高額当選、突然10億の大金を手に
入れた彼の人生は一転。
会社を辞め、アパートを引き払い、ペットの吉蔵(タコ)とともに旅へ出ようと決意する。
しかしそんな彼の前に現れたのは人生に絶望したJKで……
「――5億でその子、買いたいんだけども」
かくして助手席にJKを乗せ、車は走り出す。
ご当地グルメに舌鼓を打ち、温泉で疲れを癒し、時にはスーパーで日用品を買い足したりもする。
行先未定の寄り道ばかり、着の身着のままほのぼの続く二人と一匹の甘いロードムービー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-21 16:25:05
21381文字
会話率:42%
大学生の翔子は、彼氏と別れると幼馴染の浩司に愚痴を言うのが恒例となっていた。
翔子はクリスマスを前にまた別れる事となってしまい、話をしようと浩司に声をかけると、ドライブに誘われた。
ドライブをしながら、翔子にとっての浩司の存在を再確認し始め
る。
最近車は流行らないけど、ドライブはいいものだよー、って言う短いお話です。
※この作品はPixiv(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11021025)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-18 00:22:04
7474文字
会話率:43%
過去を忘れようと前進む彼女。
母からのこともあり教習所へ通おうと決意
そんな彼女を担当することになった教官。
よく顔を合わせるようになった男。
限られた時間の中で彼女は徐々に知ってしまう。自分は何も変わっていないことに。
最終更新:2019-03-04 15:56:57
44975文字
会話率:44%
魔法はあるが近代化された世界で主人公のマコトは魔力で走る魔導車と呼ばれる車に幼いころから異常なほど心惹かれる。
中でも親に連れていかれた、国で一番盛んである国営競技のマジカルレースを一目見たときから憧れ、将来マジカルレーサーになりたいと心
に決めていた。
マジカルレースとは文字だけ見るとステッキで空でも飛んでレースしそうだが、れっきとした魔導車のレースだ。
8歳のとき初めて父親の魔道車の運転席に座りステアリングをにぎらせてもらったとき自分が転生者だということに気づく。
転生前は魔法のない世界で自動車に生き、文字通り自動車で死んだ人生だったのだ。
その記憶はもちろんのこと、車を動かす技術も覚えていた。
魔道車と言えども動かし方は同じ。
16歳になるマコトはマジカルレーサー養成学校の試験を受ける。
何故か幼馴染のヨーコもマジカルレーサー養成学校試験を受験すると言い出し一緒に試験を受けることとなる。
試験で多くの受験者が魔導車の運転が初めての中、受験生を助手席に乗せた試験官のデモ走行が始まる。
マコトの番になりそのデモ走行を助手席で見ていたマコトは前の世界で死んでから16年ぶりの横Gに歓喜しながらも思っていた。
もっと、もっとだ。もっと横Gが欲しい、と。
マコトの運転する番になり思う存分前の世界で培ったドリフト技術を発揮し、他の受験者や試験官を驚愕させる。
幼馴染のヨーコもマコトの予想を超えた才能を見せ、マコトと一緒に養成学校に合格する。
そんな主人公マコトがそのドリフト技術でマジカルレースを席巻し、ヨーコがその才能で女子レース界でその名を轟かすようになっていく。
本当に車が好きな人、車にあこがれる人に贈るドライビングストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-01 23:46:53
176860文字
会話率:30%
家族との車での遠出の最中、乗っていた車がトラックと正面衝突。衝突。助手席に座っていた主人公――――風雅は当然ながら即死。意識が途切れるその瞬間、「やっと見つけた」という声が風雅の耳に入った
男→無性なのでTSではない、はず。
最終更新:2019-02-02 15:48:57
23368文字
会話率:35%
俺はドライブが嫌いだ。
なんでこう、女って生き物はドライブが好きなんだ?
そんな男が今日も車を走らせる。
誰もいない助手席と一緒に。
キーワード:
最終更新:2018-08-12 06:32:48
724文字
会話率:0%
孤独な青年、尚行の心の闇は、暢気な性格の安奈と出会ったことで、ほぐれていくようだった。それでも、幼い頃に心の闇が創りあげた友人、マナブの姿は消えることがなかった。闇から抜け出せない尚行は、もがいた末、マナブに導かれて、車を山奥へと走らせた。
そんな尚行の運転する車の助手席には、安奈が座っていた。尚行の耳にだけ、マナブの笑い声が響いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-14 22:00:00
10375文字
会話率:36%
◆目が覚めたら、体を拘束され、リムジンの中、近くには死体。
●あらすじ
常陸(ひたち)梅平(うめへい)は、気がつくと、拘束された状態で、リムジンの中にいた。運転席・助手席には、誰もいない。近くには、女子高生が一人、寝転んでいたが、彼女は、
すでに死んでいた。梅平は、なんとかして、車外に脱出しようとするが……。
●備考
本作品は、他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-24 02:47:52
12137文字
会話率:11%
助手席に舞い落ちる花びらと同時に、私もあなたの好意に吸い込まれた。
最終更新:2017-09-15 23:39:40
1029文字
会話率:11%
私は鏡子今年で大学一年生、揺られるトラックの助手席で私はあの日を思い出す……そう悪魔の数日間を
最終更新:2017-08-02 13:29:56
2632文字
会話率:34%
短い時間で読める。ちょっと不気味な掌編シリーズ『字融落下』。 青年、または成人向け。
キーワード:
最終更新:2017-05-10 16:52:34
385文字
会話率:0%
大学の夏休みを利用して、北海道に来た「僕」は、その旅の最中、一匹の狐に一目惚れをする。
その狐を、助手席へ乗せると「僕」は数時間のドライブをその狐とともに楽しむ事に。
だが、ドライブが進むにつれ奇妙な現象が「僕」に襲いかかる。
このキツネに
原因があると疑りはじめる「僕」。
そして、明らかになっていく狐の秘密。
いったいこの旅の行方はどこへ?
※ラストにご注意
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-12 17:00:00
4894文字
会話率:14%
私は助手席に座り窓からぼんやりと外を眺めている。運転席からお父さんは、部活のことを聞いてくるがあいまいな返事を返す私は、小学生のころから描き続けてきた夢に破れたのだ。
車が走れば走るだけ、見える景色は変わっていく。だけど私は、中学卒業の
ときと何も変わらずにいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-24 11:49:43
2533文字
会話率:14%
自動車の運転免許を取得して1年ほど経った女性、吉美。初心者マークが外れた途端、自分の運転に対する他車の容赦がなくなってしまったように思ってしまう。追い越しされるたびに、びくびくして自分の運転に集中できず、休日のドライブも台無し。そんなとき、
気を紛らわそうと流したラジオから偶然にも今の自分にぴったりのアドバイスを受ける。アドバイスは、「助手席に座る大切な人を心配させない運転」だった。そうして、吉美は運転の集中力を取り戻すが、「誰もいない自分の助手席には誰がいるのだろうか?」と考え、キンモクセイの香りを切欠に、ある人との想い出を振り返るのであった。
※補足情報
人に贈るために書いてみました短編です。街を運転していて、キンモクセイを香ったときに連鎖するように感じたことを繋いで、お話にしてみました。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-22 11:30:20
9720文字
会話率:34%
キミとボクは海に向かってドライブに出かけた。運転はボクである。助手席からキミはボクに話しかける。ボクは初めのうちは言葉を返すが、そのうち運転のせいで言葉を返せない。でも、本当に運転のせいだろうか・・・。
最終更新:2016-10-20 22:39:49
507文字
会話率:60%
システム保守会社に勤務する内藤雷牙(ないとらいが)は、列車事故から母娘を救い命を落としてしまう。しかし女神様の慈悲により乗っていた社用車(バン)諸共、剣と魔法の異世界へ転移する事に……。しかし期待に反してチート能力を授かったのは「社用車」
のほうだった!?
ヘッドライトは破壊光線、クラクションは怪音波、走れば火を噴くブーストジャンプ! 見た目は地味な「白いバン」のまま、頼んでもいないチート装備が満載に……。おまけに助手席には謎の車載妖精(ダッチナビゲータ)の美少女、パトナが座っていた。
「ちゃんとオイルも点検しなさいよね!」
「オ、オイルって……どこ?」
「い、言わすなバカっ!」
二人は魔物が闊歩する異世界を旅しながら、人々を苦しめる「邪悪な魔法使い」と戦い、やがて巨大な謎と陰謀に立ち向かってゆく事に――。
★美少女ナビと共にチート社用車で旅をする『ロードムービー的ノベル』です。
★外回りの多い会社員の方にも、就活中の学生さんにもお勧めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 16:47:19
211497文字
会話率:41%
僕は彼女が運転する車の助手席に座って、窓から流れる景色を眺めていた……。
自サイトに乗せていた小説を加筆修正したものです……前回に引き続き、星がテーマな気もする自分としては珍しい小説です。
最終更新:2015-08-28 23:09:23
4847文字
会話率:56%