「一年以内に必ず婚約者を決め、結婚するように」
魔法使いの家系、ウィンター家当主からの命令に頭を抱えたのは、執事のエドワードだ。
当の本人であるノア・ウィンターは、「結婚などしない」と断固拒否している。
女嫌いで変わり者の主人をその気に
させるべく、当主の罠に敢えて嵌ったエドワードは、思わぬ条件をノアに突き付けられることになる。
「婚約者が見つからなければ、お前を(婚約者として)じーさんの元に連れて行く」
自信たっぷりな主人の発言は、エドワードを驚愕させた。
──私は男だ!
かくして、前途多難な主人の婚約者探しが始まった。
果たして主人の婚約者を無事に見つけ出し、エドワードは主人の重たい愛から逃れることができるのか──。
※BLではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 13:16:39
24727文字
会話率:43%
ある時始まった謎の現象「黒いしみ」。その現象はすべてを飲み込もうと世界中に広がっていく。
力を結集してなんとか食い止めたものの、その代償は大きく、全く知らない時空世界で目を覚ますことになる────神様。
持てる力のほとんどを失ってしまった神
様は、果たして謎の現象「黒いしみ」の正体を突き止められるのか、そもそも元の世界に戻れるのか!?
目覚めた神様は、人間のパートナー・サガと一緒に仲間探しと元の世界に戻るための「鍵」を求めて旅を始め「いや俺いかないぞ?」「は?」「だってめんどくさいし」「ナニ───??」・・・神様、前途多難也。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 19:07:03
60141文字
会話率:45%
トゥンク––––どうやら私は恋をしてしまったらしい。
それは、一目惚れだった。
私が恋をしたのは、奇々怪々な魔物達の跋扈する鬱蒼とした森林の中、
涙で顔をぐちゃぐちゃに歪め、必死で命乞いをする可憐な女の子。
それもそのはず、だって私は八つ
目に触手、腰には蜘蛛足を生やした正真正銘の化け物なのだから!
––––そうだ、私、化け物だった。
いくら微笑みかけても、少女は張り裂けんばかりの鳴き声をあげるばかり…
第一印象はチョベリバ!前途多難だけど、私は必ずこの恋を叶えてやる–––––☆
舞台は異世界、大陸は飛び、凶暴な魔物がうじゃうじゃ存在する世界で、
化け物×人の子が贈る、完全新ジャンル、異世界転生化け物百合!
そう、これはまるで蜂蜜の様に甘くトロトロで。
見るものを魅力し、咲き誇る。そんな私達の至上最高濃度の百合物語!
ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 19:10:59
73637文字
会話率:16%
地球とは別な世界ラステル。
剣と魔法が生きる異世界で、一人の女性が眼を覚ました。彼女の名前はエカテリーナ・ラ・アンダーソン。悪名高き御令嬢である。通称黒薔薇。
エカテリーナは自国の王太子に懸想しており、ある夜、協力者を得て王太子に薬を
盛り、その不埒な願望を成就させた。しかし、その翌日、錯乱した王太子の魔法で意識不明の重体に陥る。
命は助かったものの、その衝撃で彼女の魂は昇天してしまう。つまり昏睡状態で空っぽな身体。
そんな彼女の中で目覚めたのはエカテリーナでなく、日本人の主婦橘薫。
ある事故で亡くなってしまった薫は神に頼まれ、同じく中身が死んでしまい植物人間状態だったエカテリーナの身体に転生する。
《チビを救ってくださいっ!》
悲壮な顔の神、ヒューズから聞いた話に薫は激怒した。彼の説明によれば、エカテリーナの中に芽吹いた命が、薫の元愛犬だったチビの生まれ変わりだというではないか。
『ふざけんなぁぁぁーーーーっっ!!』
謀で生まれるチビの未来はとてつもなく暗い。幽閉、虐待、下手をしたら暗殺などなど、不埒な行いで出来た庶子に明るい前途は望めない。母親の死につられ、今にも儚くなってしまいそうなチビを守ろうと、薫はエカテリーナの身体に転生することを決断する。
だが転生先は稀代の悪女。周囲は陰謀渦巻く魑魅魍魎の巣。そして最大の敵は王族である王太子。同意もなく薬で発情した身体を貪られ、きっと怒り狂っているに違いない。チビもエカテリーナも不倶戴天のごとく恨まれるだろう。
そう考えた薫は、チビと生き抜くために王太子から逃げ回る。………なので、彼女だけが気づかない。王太子が、必死の形相で、心配げにエカテリーナを追いかけてきていることに。
子供を守るため死物狂いで逃げる薫と、完全な思惑の食い違いから逃げまくられる王太子。すれ違うどころが、追いまくっても追いつけない王太子に未来はあるのか。
いくらかの性的表現、残酷な描写、奴隷などの人権無視もございます。御注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 06:10:00
69808文字
会話率:24%
神が人類に使い魔を与え、よりよい方向へ導こうとしている世界。
俺、天道 優(てんどう ゆう)は使い魔召喚で天使と悪魔を呼び出してしまった。
天使は輝かしい未来をもつ人間のもとにあらわれるというが
じゃあ悪魔は?
前途多難な俺の使い魔ライフが
始まる。
第1章は優を中心としてその周りの人間達とのほのぼのとした日常のお話です。
第2章は魔法を使ったバトル展開で、黒幕が意外な人物だったりします。
第3章は普通の日常を送りつつ、今までの謎が徐々に明かされていきます。
第4章はついに四大天使の他のメンバーが登場?
最終章はヒロイン達が優に猛アタック、そんな状況でウリエルは何かを抱えてるようで。
果たして、優は誰と結ばれるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 12:00:00
316952文字
会話率:49%
佐山莉央は四人の娘を持つ母である。
夫からの突然の離婚宣言にも、『待ってました』とよろこぶ始末。ちょっぴり神経図太め。
新しい生活に向けて第一歩を踏み出したとたん、家族揃って召喚され、巻き込まれただけだと追い出され。
新生活はいきなり前途多
難。
それでも母はへこたれない。国を越え、種族を越えて突き進む。
いつでも、どこでも、母が最強!
R15は念のためつけています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 18:27:42
312577文字
会話率:49%
かつて世界各国が戦争に参戦し互いに争い、歪みあっていた時代、突如として空から襲来した生命体【怪物】によって全てが変えられてしまった。
怪物達は戦争していた国々や他の同族と争った末に従来の生物の常識から外れた能力を使い独自の支
配領域【迷宮】を形成し、さらに己に服従し手足となって動く存在【眷属】を大量に解き放ち人類から生存圏を奪っていった。
それから長い年月が経ち、衰退しつつも生き残った人類を統括する組織【ネイティアス】は新たな迷宮を発見する。ネイティアスは現時点で探索可能と判断しこの迷宮を第四迷宮と認定。必要な人員を主に下層階級から兵士として徴集し探索師団を結成、不可能とされてきた迷宮探索を決行した。
一人ひとりが様々な思いを胸に抱きながらも迷宮に遠征する探索師団。だがそこで待ち受けていたのは、主を失った眷属達が集まり、一つの領域を昼夜問わず奪い合う不安定な迷宮だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 17:45:58
4688文字
会話率:42%
「ソル・ストークス、聖赤獅子騎士団副団長の任を解き無期謹慎を申し渡す!」その強さ故に全てを失った人斬り伯爵ソルと、叶うはずのない身分違いの初恋を実らせるチャンスを得た少女ルナ。失意のどん底に沈む彼は、裏山の祠で神のスキル「政治コマンド」を手
に入れる。ところがソルの政治力はたったの5。しかも彼自身の悪政のために民忠誠度は限りなくゼロ。二人でスキルを共有することで何とか村の再建を始めるが前途は多難。それでも徐々に村人も力を貸してくれるようになり順調に村の復興は進んでいくが、そこに迫る隣国クリムゾンコースト王国の侵攻部隊と、国家転覆の陰謀。人斬り伯爵は無事に全てを取り戻し名君になれるのか? そしてルナは伯爵夫人に成り上がる夢を叶えることができるのか? これは強さ以外何も持たなかった青年が、強さすら持たなかった少女と二人で願いを叶える物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 18:00:37
6342文字
会話率:31%
夢は冒険者!!
カスニート国のお姫様、ナロー姫は冒険者に憧れる15歳の女の子。
幼馴染の護衛騎士シールズと共に、自分探しの旅へと意気揚々と出立します。
果たして2人の前途には、いかなる波瀾万丈な出来事が待ち受けているのでしょうか?
夢見る
お転婆王女の、楽しく愉快な冒険記!!
是非、御一読の程、お願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 17:18:31
46496文字
会話率:28%
父と完ぺきな学校生活を送ると約束した紘崎静香。交通事故で一か月遅れて入学した先はあたたかいクラスで、先生は人気者だし、隣の席は超優しいビジュ良し男子でこれは完ぺき!と思いきや、前途多難......
少し気弱なヒロイン静香が裏のある男子と恋愛
するお話です。
大体の流れは決めてますが学生のため更新頻度は低いです。長期休みの期間は一週間に2~3話投稿できたらいいなと考えています。それ以外は一週間に1話書くか書かないかになります。課題次第です。
頑張って書き進めるので応援してください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 01:10:43
2632文字
会話率:65%
妊娠したら、子どもが産まれて夢に描いた育児が始まる、それは当たり前のことだと思っていた。
妊娠出産を通して繰り広げられる、生と死の物語。
※流産に関する描写が含まれますので、苦手な方・お辛く感じる方はご注意ください。
※管理の関係上
、以前途中まで掲載していた作品を削除し、新たに上げ直しております。以前挙げていた作品をご覧いただいた皆様、大変申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 01:42:54
6388文字
会話率:26%
不遇の盾職(タンク)の少年が、美少女と一緒にダンジョン攻略&成り上がる。
現代社会とゲームのような法則に支配されたダンジョンが融和した、ちょっとファンタジーな近未来で紡がれる冒険譚。
不慮の事故によって両親を失った少年、聖夜月。
彼は高
校2年生に進級したこの春、念願を叶えるべく冒険者デビュー果たす――同じく冒険者だった亡き父の意思を継ぎ、左腕に『盾』を装備してダンジョンへと挑む。
しかし現代ダンジョンのトレンドにおいて、盾職(タンク)は超絶不遇な扱いを受けていた。おかげでパーティメンバーすら見つからず、夢へ続く道のりは前途多難なスタートを切る。
ところが、同年代からアイドル的な人気を誇る美少女冒険者、風宮凛との出会いを機に、夜月の置かれた環境は怒涛のように変化していく。
そうして彼は、やがて『現代ダンジョンの聖騎士』と称される冒険者へと成長していくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 21:20:00
168676文字
会話率:28%
国いちばんの剣士であるSランク冒険者は心に傷を負い、引退して祖父のカフェを継ぐことを決意する。
だが、砂漠のほとりにひっそりとたたずむカフェには秘密があった。
何の因果か、次代の聖女と目される女の子もやってきてカフェに住み着く。
それぞれに
悲しみを抱えながらも、人外の力を持つ二人による前途多難なカフェ経営が今始まる。
グラストNOVELSより発売中
ノベマとカクヨムにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 19:31:31
101792文字
会話率:41%
「ノエル。数合わせにすぎない【闇】属性の君とは今日これまでだ。似合いの暗がりに帰るといい」
世界に君臨する魔王の一体を倒し、【光】属性の新たな仲間もついに加入。【光】の勇者パーティーの前途はまさにまばゆいばかりに照らされていた――が一方で
その祝いの日、暗殺者の少年ノエルはパーティーを追放される。その理由は、【闇】属性だから。
この世界は人類の敵、魔物の属性【闇】に特攻の【光】超優遇社会。もちろんノエル以外の勇者パーティーは全員【光】。
一方、魔物と同じ【闇】属性は生まれながらに劣等と忌み嫌われ蔑まれ、陽のあたらない暗がりで生きていくことを余儀なくされる。そんな逆境にも負けず、たゆまぬ努力で最強の暗殺者といえる実力を手に入れ、勇者パーティーの一員となったノエル。だがすべては無駄だった。【光】属性の新しい仲間の加入により、ノエルはあっさりとお払い箱。
失意のノエルは訪れた人里離れた森の中で、実力がありながらも所属パーティーから理不尽な虐待を受ける【闇】属性の少女と出会う。彼女を助け、ノエルは決意する。
「【闇】属性だからって暗がりで生きなきゃいけないなんて誰が決めた? 【闇】属性の実力者だけでパーティーを組んで表舞台で脚光を浴びよう」
やがてすべての魔王を討伐し、真の勇者とうたわれるノエルのパーティーは今ここに発足した。
一方、ノエルを追放した実力不足の【光】の勇者パーティーには、没落と破滅の足音が確実に近づいていたのだった。
※読みやすいように一話を短くして、一日複数話を投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 12:11:04
418224文字
会話率:43%
遠い昔の、夏の終わりの黄昏時(たそがれどき)。影踏みに熱中していた私は、見知らぬ男から奇妙な体験談を聞かされる。前途有望な大学生だった彼の運命の歯車を狂わせたのは、父親の代理で参列した田舎の葬儀だった……。
最終更新:2024-07-12 13:27:45
13489文字
会話率:15%
自称引きこもりのオタクゲーマーだった少年は、気づくと病弱な獣人少女になっていた。
目の前で自分を心配する獣人の美少女に困惑する彼だったが、記憶を取り戻すにつれて現状を理解する。
自分は何らかの理由で死に、この世界で獣人の少女……眼の前の少女
の双子の妹アリスに生まれ変わったのだと。
養親を失い、欲深い村人に追われる逃避行の途中。
元少年は、かつては何より欲した家族である双子の姉を護るためあがくことを決める。
姉のために、自分のために。目的地は遠く、両親の手かがりがあるという聖王国アルヴェリア。
前途多難な道のりも、頼もしい仲間となら超えていける。
耳としっぽが導くままに、獣人少女の旅がはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 00:49:47
1806221文字
会話率:46%
高瀬一平は長年の希望が実現し、妻の悦子と息子の淳一と真二、それに愛犬のフォスターとともにニューヨークに赴任した。淳一は高校二年生になり、真二は同じ敷地にある中学に通う。日本でサッカー選手だったため、二人はサッカーを通じてクラスの人気者にな
っていた。淳一にはユキという同級のガール・フレンドがいる。
サッカー仲間には、アメリカ先住民の男友達アルフォンソ(アル)がいた。ある日、アルが淳一に抱きつこうとする。淳一は拒みつつも、行為に走る。そのことが親に知れ、アルの母親はアルを転校させる。
淳一はユキにアルとの行為を告白し、ユキに動揺が走る。アルは転校先の陶芸学校の教室で、ゲイ仲間と性行為を繰り返していた。
ある日淳一はアルと再会し、先住民の博物館を訪ねる。アルは部族の陶器に関心を示したユキに自作の壺をプレゼントすると約束する。
久しぶりに試合を見に来たアルは、淳一がユキに二人の関係を打ち明けたことを知り、ユキから淳一を奪おうとして、小型ナイフで淳一を刺してしまう。
傷も癒えた頃、アルから謝罪を兼ねて連絡が入り、故郷に帰るので、その前に最後の愛撫をさせてくれという。淳一はユキとアル双方へのディレンマに思い悩むが、これで最後と思い切り、アルに体を委ねる。
高校を卒業した淳一とユキは、真二と三人でアルの故郷の村を訪問した。三人の突然の訪問を喜ぶアルの口から意外な事実が明かされる。彼は遠縁にあたる青年と同性結婚するというのだ。三人はアルフォンソの話を聞き、ようやく心を落ち着けて、友人の前途を祝った。
一平の任期が終わり、淳一らが帰国することになった。ユキは淳一宅を訪問したが、両手にはアルから送られてきた壺が握られていた。ユキはアルの作った壺を受け取るのはやはり淳一だと、壺を手渡してセコイアの木漏れ日の中を去って行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 09:50:24
49814文字
会話率:51%
私の名前は椎葉 由比。国立宇宙共存高等学校に通うピチピチの高校二年生だ。私には最近彼氏ができた。彼の名前はアールニロ・リリルラリ、私はアル君と呼んでいる。名前から分かる通り彼は宇宙人だ。どこの星から来たとかは詳しく説明した貰ったんだけど、カ
タカナが多すぎてよくわからなかった。まあそんなことはどうでもよくて、とりあえず私は宇宙人のアル君と付き合っているのです!私たちの恋は前途多難だけど、頑張るぞい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 11:33:27
4263文字
会話率:56%
魔王と人間のハーフ、メアリージェニーです。
人間界は今とても大変らしいですね、どうやら聖女になる頑丈な身体の器がいないらしいです。確かに私は身体が頑丈だし、うってつけですね!
初めての人間界に興味津々です!
でも、どうやら、魔界生まれ魔界育
ち、魔王の娘と聞くと、人間は私が恐いらしいです。
私の後継人になってくれたエルシュリーブ・フェンネル公爵様のことが大好きになりましたが、どうやら嫌われてしまったみたいで、前途多難です。
あれ?公爵様は私のことを嫌いって言ってませんでしたっけ?なんだかいつの間にか、愛されてませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 13:09:52
32444文字
会話率:55%
国王軍の基本部隊(20名)の部隊の隊長をしているシーク。出世するには、現状、王族の護衛にあたる親衛隊に任命されるしかないのだが、なかなか出世できないでいた。
部下達のやる気を保つためにも、親衛隊候補くらいには挙がりたいところ。さて、彼の
そんな日々は唐突に終わる。
ある日、突然、王に呼び出されて親衛隊に任命されることになった。しかも、護衛するはずの王子は行方不明だという。その上、激しい戦闘民族が住んでいるというリタの森にいるらしい。いきなり、前途多難の予感。
主人公のシークが様々な問題に直面しつつも、真面目に任務をこなそうとする物語。そして、何より不運な王子と心を通わせるようになり、弟のように思うようになる。
だが、王妃が刺客を放っており、謎の組織が暗躍する。一筋縄ではいかない貴族達に、表裏が正反対の王は何を考えているか分からない。
王子にべったり侍るニピ族の護衛は味方のはずだが、常に殺気をあらわにし、王子の宮廷医はかなりの毒舌家で言いたい放題。
この任務は本当に全うできるのだろうか?
真面目で難しそうに思いますが、主人公のシークが戸惑いながら任務をこなす、以外にコメディー要素がある作品です。
『ヴァドサ・シーク隊長の苦闘の日々 ~親衛隊に任命されてからうだつが上がらなかった日々が懐かしい時がある~』を大幅に加筆修正したものです。
かぶる部分もありますが、ばっさり切り捨てた部分や大幅に増やした部分もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 22:57:41
46680文字
会話率:44%