リエリー王女が天使のように歌う姿を、偶然見てしまった、ただの下級剣士アツリュウ。ある日、溺れる兄を助けようと、命がけで橋から飛び降りようとする王女を見つける。
「あなたは行ってはいけない!」
王女の代わりに命を懸けて王子を助けるアツリュウ。
後日、王子セウヤがアツリュウの元にやってくる。
「お前の望むほうびをやろう」
彼は迷った末に口にする。
「遠くからでかまいません。一度でいいから姫様を見たい」
セウヤ王子に気に入られ、護衛官となったアツリュウ。
王女もまた、アツリュウへの想いを胸に秘める。
兄を救ってくれたあの人、けして話しかけることなどできない。けれどせめてもう一度あの瞳を見たい。
「遠くから見るだけでかまわない、何も望まない。だからずっと見ていたい……」
言葉を交わすこともままならない、両片思いの物語。
※くっつくまで、長ーくかかりますが、ハピエンです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 20:49:36
565184文字
会話率:36%
大学を卒業し、念願だった航空宇宙産業で働いていたノブ。
いつしか同じことの繰り返しの日々に疑問を感じるようになり、ふとした衝動で世界一周の旅に出ることを決意する。バックパック一つを手に、彼は予定を決めずに地球を放浪することにした。
日本を
飛び出し、アジアからヨーロッパ、そして中東へと旅を続ける中で、彼は不思議な体験をするようになる。
そして中東の国ヨルダンにたどり着いた彼は、悠久の時を感じさせるペトラ遺跡を舞台に、かつて繁栄を誇ったナバテア王国の記憶に触れる。
黄昏の遺跡や星空の下、古代の神々の存在を感じながら、彼の旅は幻想と現実が交錯するものへと変わっていく。
心に響く旅の記録。
ノンフィクション・ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 08:58:09
120106文字
会話率:31%
高校3年、大学に行ってもどうせ俺はパッとしねえし
適当に就職できたらそれでいいか。
そう思ってふとXで流れてきた求人情報に応募してみた。
それはヤバい仕事だったらしい。
東南アジアに飛ばされて、手術を受けていた。そして失敗されて、転生す
る羽目になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 20:53:54
16078文字
会話率:23%
関ヶ原が西軍優勢の引き分けで終わり、朝廷の仲介で和睦。
敗戦責任で徳川没落。
征夷大将軍を出せない豊臣政権は佐竹による幕府を承認、東西二大政党政治が発足する。
朝鮮出兵の失敗を教訓に大陸へは不介入を国是とし、環太平洋を領域と進出
、これも半島での教訓を元に(史実での帝国主義に拠らない)現地とは協調融和を基調としつつ欧州の侵略に共闘、大英帝国と時期を同じく私掠船を奨励、列強のアジア侵攻に痛打を与えつつ国富を得る。ハワイを通じ北米にも進出、これも現地との融和を果たしつつ欧米の進出に対抗、現住勢力を支援。意図せずして日本は東西両面で欧州の世界制覇を阻害する存在として成長する。
他方、日本はパートナーシップとしてロシアと友好関係を進め日露安全保障条約を締結、大陸切り取り自由を承認しつつ欧州正面への牽制を図り、同時に、ロシアの海洋進出を積極支援し、自国への直接圧力を現カナダ方面へと誘導、ここでも欧州勢力と衝突するに任せる。
こうして日本は領土的野心と無縁であるが故に対外的には広汎な影響力を持つに至るが(“琉球商人世界を駆ける”。商社に先んじて世界各国で暗躍する日僑)国内は安閑として旧態依然のまま時を過ごし(太閤秀吉のリベラルな気風を継ぐ西日本が史実に比し大きく開明を推進するものの)国際情勢に即しない守旧派、幕藩体制を打倒改革すべく遂に国内で火の手が挙がる。
『琉球並びにアイヌ及び大和、日ノ本共和国連邦』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 15:17:44
4495文字
会話率:8%
――“禁忌の遺伝子は、絶望の灰から蘇る”――
2068年、第三次世界大戦が終結してから20年が経過した世界――
核と超兵器によって40%の国土を失った地球は、戦争の傷跡を抱えたまま再建の途上にあった。しかし、その陰で世界は新たな恐怖に覆わ
れつつあった。
戦争を引き起こしたのは、“ネオ・ヒューマン”――遺伝子改造によって生み出された完璧な人類。圧倒的な美貌、知性、そして戦闘能力を持つ彼らは、かつては兵器として利用されたが、戦後は存在そのものが国際法で禁じられた。
だが、フリーデン国際高等学校は密かにその禁忌の技術を受け継ぎ、ネオ・ヒューマンの子供たちを育成していた。
そして、ある日――その秘密が暴かれる。
アジアン・コモンウェルス連合国による襲撃、そして生徒たちの捕獲。
しかし、この事件はただの国家間の衝突では終わらなかった。
生徒の一人、リオン・アーケインが持つ遺伝子情報が、戦争の火種を再び呼び起こす。
その遺伝子こそ、かつて世界を滅ぼした未知の存在“ティアティラの遺産”に他ならなかったのだ。
人類の未来を懸けた戦いが、今始まる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 08:10:00
8023文字
会話率:43%
大乱が終わり百二十年。
雁(がん)と呼ばれる大陸では、人と八十六の神が暮らしていた。
人は神を崇め、文武神は人を守る。それが雁の仕来りだ。
ここ仙楽(せんらく)という山間は、神の使いと呼ばれる『神獣』達が試練を乗り越えるために切磋琢磨する場
所である。
神の眷属である神獣は、時に鬼を殺し、時に自然災害を食い止める。
位、『疑獣』『霊獣』『幻獣』『仙獣』『節獣』の上位、幻仙節の獣のみが天界へ登れる中、下位の神獣達は呼ばれるまで仙楽で修業をし続けるのだ。
だがここに、八百年もの間『疑獣』で居続けた変わり者がいる。仙楽での修行も、試練も、全くもって意味をなさなかった神獣だ。
これは、そんな落ちこぼれ神獣の……子燕と呼ばれた彼の話である。
✥ ✥ ✥
*ほとんど自己流で書いています。
*がっつりBLですが、ピュアなのでご安心ください。
*作者の趣味、故に投稿頻度は遅めです。
*一話の長さは五千字ぐらいを目安にしています。
*この物語はフィクションです。中国文化について詳しくないので、意味は深く考えないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 06:40:00
22126文字
会話率:37%
今よりも未来のこと。
仮想戦記界隈では一大ジャンルとなっている「逆行転生」をシミュレートするRTS(リアルタイムストラテジー)ゲームが発売された。
好みの逆行転生者をプレイヤーキャラクターとし、様々な転生チートで活躍できるこのゲームは特定の
人々の間で爆発的にはやり、様々な歴史改変方法が動画投稿されるようになった。
それだけ人気になれば、特定の実績を最速で取得することを目指す「RTA(リアルタイムアタック)」が行われるようになったのも、また必然であったのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 18:07:32
89659文字
会話率:56%
※この物語はパラレルワールドの日本を舞台した物語です。
香浜行政特区は東アジア最大の国際港湾都市。
その国際都市の経済の中心を担っている、アケチコンツェルン傘下にある香浜の安心安全を守る香浜警備保安公司内に新たに設置された特別業務部門コー
ド0292『影狼』ーー
『影狼』は特別業務を行う部署で、主に自社で警察業務を行っている香浜国際機場と周辺地域と香浜鉄道駅施設と沿線での突発的緊急事案対処部隊として創設された。
それは表向きに用意された文言で....
CEOであるアシュリー・アケチの直轄部隊で全員が香浜行政特区内で活動ができるようにスペシャルコンスタブルの資格を有している。
主な任務はアケチコンツェルンの防衛と香浜警察で対処できない特異事案の捜査と鎮圧を行う秘密部隊である。
そんな彼らの活動にスポットを当てた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 13:22:31
6311文字
会話率:32%
超能力・・・それは最も身に付けやすい五感の発展系である未来予知を頂点に、人体の基本機能を人知の遠く及ばない出力・性質まだ引き上げるものだ。
さて、連邦捜査局超能力課はその人材を確保する為に各国へ赴いたが、魔女狩りで大半が消え、その結果生き残
りや未開の地として超能力が多く存在するとされたアジアに赴いた。
対超能力、対未来予知のエキスパートであるジニアは攻略、覚醒、進化・・・そして、超能力のメカニズムを解き明かす・・・。
古い友人の難題を果たす為に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 09:36:47
13206文字
会話率:55%
時は現代から数万年前の地球。
人類は科学技術と古来からの魔法技術を詰め合わせ、急速に支配を拡大。地球は大西洋のアトランティス、太平洋のムー、北東アジアのヤマトによって分割され、相互が同盟する『三頭連合』によって地球上の平和は保たれていた。
そしてその内の一国、アトランティス帝国は、新たなる市場の獲得と増加し続ける人口の移動を図った。新たなるフロンティアを目指し1000年近く月面&火星植民やシリウスなど外文明との接触を続けた。
しかしひょんなことから異世界への扉が開き、数万の軍人と政治家、一般人が送り込まれる事となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:00:00
16040文字
会話率:40%
日本は80年前まで植民地を持っていた、台湾、朝鮮、満州などである。しかし、日本は、それらの植民地を太平洋戦争に敗戦し失ってしまった。欧米による植民地政策によりアジアが征服されようとしていたので、日本はアジア諸国を守るためハワイ真珠湾の米国艦
船を攻撃したことで始まった。(この見方は当時の日本政府や軍部の考えたもので、現在では様々な論点がある)
しかしながら物量の保有に大差のあるアメリカに負けてしまったのである。
この作品は、当時の植民地であった満州を背景とした物語である。この作品をお読み頂ければ、様々なご意見・ご感想が伺えるかも知れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 20:21:04
7387文字
会話率:3%
昭和初期の日本で育った若き軍人・柴田昭三は、国家のために戦場へと送り出された。日中戦争での苦しい戦いと仲間たちとの絆を経て、彼は少尉から少佐へと昇進し、東南アジア戦線や過酷なインパール作戦を生き抜く。しかし、日本の敗北が決定的となる中で、戦
争の大義や失った命の意味に疑問を抱くようになる。
終戦後も昭三は運命に導かれるようにインドネシア独立戦争に身を投じ、現地の人々の自由のために戦い続ける。独立を見届けた後、戦場で失った仲間や過去の自分を胸に抱えながら日本へ帰国した昭三。平和の中で彼は、自らが歩んできた過酷な道のりにどのような意味を見出すのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 21:59:32
10398文字
会話率:41%
源氏の子孫の家系に産まれたことにより、幼少期からの過剰な修練と天性の才能により文武両道を極めた主人公は歴史学者として世界中を調査してまわっていたが、東南アジアの内戦に巻き込まれて命を落としてしまう。そして目覚めた先は戦国時代だった。未来の記
憶と天性の才能、能力でバカ殿様と後世や某歴史ゲームなどでも残念な存在であるように扱われる未来を変えて行きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 07:42:08
97884文字
会話率:23%
羽田星羅は陽翔国の巫女として働いていた。一見普通の田舎娘に見える彼女だが、複雑な生い立ちがあった。そんなある日、ひょんな事から星羅は王妃に選ばれてしまう。後宮では王に寵愛され、何不自由のない暮らしだったが、「神の民」にまつわる陰謀に巻き込ま
れていく……。アジアン後宮シンデレラストーリー。※全四話・五千文字の短編です。旧約聖書「エステル記」から着想を得て作成した小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 07:42:52
7486文字
会話率:46%
1952年、想像種という自分の想像を現実に再現出来る能力が、人間に発現した。が、その後アフリカで人型の怪物「我人(ガジン)」が出没。以後2年で世界中に広まり、現在人間の生存区域は、ポーランド西部、バルカン諸国を含めた西ヨーロッパ、トルコ西部
、南北アメリカ大陸、日本、台湾、東南アジアの島国、オセアニア、太平洋諸島のみ。侵略を許していない国でも、我人は度々出現し、周辺地域に被害を与えている。
これは、そんな世界で生きる者達が世界を取り戻す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 22:45:27
22397文字
会話率:36%
2305年
東アジアに位置する民主制国家【ニホン】では、約200年前に原因不明の精神病が流行した。今現在も、自殺者が後を絶たない自殺大国として名を連ねるニホンでは【ファルファラ】という犯罪組織が頭角を表していた。そんな【ファルファラ】に属す
る【妖】が見える少年、塔上冠が目にするのは、この国の大きな絶望か、はたまた小さな希望かーーーーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 20:00:00
221490文字
会話率:46%
2305年 初夏
東アジアに位置する民主制国家【ニホン】では、約200年前に原因不明の精神病が流行した。今現在も、自殺者が後を絶たない自殺大国として名を連ねるニホンでは【ファルファラ】という犯罪組織が頭角を表していた。そんな【ファルファラ】
に属する少年が、数々の難事件に挑むーーーーー。
本格ホラーミステリー、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 17:39:57
3196文字
会話率:49%
時は1935年。幾多の巨大豪華客船が大西洋で鎬を削っていた時代。
その恐竜的進化から取り残されていたはずの東アジアにおいても、満洲国皇帝溥儀の気紛れから、野心的な客船建造計画が始まった!
正気であれば即座に却下されるはずであったこの計
画は、日本の関係各所から強力な支持を取り付けてしまった結果、あれよあれよという間に既成事実化したのである。
新京から発つ超特急『あじあ』号をその身に納め、いつかは賓客を門司経由で東京へと運ぶ空前絶後の大型貨客船『文殊』。
オリンピック東京大会において満洲国の顔をなるはずだった彼女は、その威信をかけて大々的に運行……されることはあまりなく、対外情勢の悪化により遂には帝国海軍の軍艦として再就役することとなった。航空機運用能力と揚陸艦としての機能を兼ね備えた、革新的なる新型艦。それが改装航空母艦『天鷹』だ!
ただ色々と紆余曲折あったフネだからか、『天鷹』に乗り組むは海軍の問題児ばかり。
バンカラ精神溢れる単細胞が艦長なら、副長は女癖が最低最悪。主計長はタダ飯タダ酒が大好きなケチンボで、航海長はいつも遅刻。血気盛んに過ぎる飛行隊長などマシなくらいというあり様だ。軍機なんてお構いなしの素行不良で、挙句奇ッ怪な催しで食中毒ばかり起こす彼等には、海軍中から白い目が注がれている始末。
とはいえ米英との開戦が間近ともなれば、天下の聯合艦隊といえど貴重な戦力を遊ばせておく余裕などあるはずもない。
曲がりなりにも南方作戦の要として、マレー部隊に配属された『天鷹』。彼女の前に立ちはだかるは、新造航空母艦『インドミタブル』の増援を得た英極東艦隊。こんな軍艦で大丈夫か? 海の粗忽者の戦いが今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 18:46:23
1373597文字
会話率:42%
アサカ電子製女性型家事兼愛玩ロボット、AI‐10。小太りの三頭身というユーモラスな体型。あまり知性を感じさせない顔の造作。ランダム失敗機能(いわゆるどじっ子機能)の世界初標準搭載。さらに『AHO』とも読める型式名から、彼女らは高性能にも関
わらず世間から『AHOの子ロボ』などと呼ばれていた。
そのAI‐10の一体、パーソナルネーム『シオ』は、マスターの青年高村聡史と平凡な日常を送っていた。だが、日本が突如近隣国家東アジア共和国(REA)から核恫喝を受けたことにより、シオは自衛隊に徴用されてしまう。そこで出会った同型の『ベル』らとその実力を遺憾なく発揮したシオは、仲間たちとともになんとREA国内の弾道核ミサイル基地への潜入を命じられることになる……。
ちびっ子ロボたちが正規軍相手に大暴れ! シオたちAH0の子ロボは、はたして日本とマスターを救うことができるのか?
※毎週土曜日夜定期更新中 ※2月27日および3月6日は臨時休載させていただきます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 19:00:00
2820958文字
会話率:43%
もしも天皇訪中が実現不可能となっていた場合、21世紀のアジアはどうなっていたのだろうか。
その可能性を少々過激な方向で見てみたいと思う。
最終更新:2024-11-07 23:50:00
19128文字
会話率:1%
この物語は大日本帝国はミッドウェー海戦で敗戦しそれと同時にガダルカナル島を奪われ東南アジアでの主権、ましてはこの戦争での主権が奪われる恐れがある。
そんなことを危惧した陸軍の霊夢、海軍の魔理沙は大胆な行動に出る。
そんな二人の話である
最終更新:2024-11-01 19:10:00
7253文字
会話率:71%