研究者達は海を泳ぐ魚である。彼等一人一人の眼前には異なった景色が広がっており、泳ぐ方向、辿り着く場所は様々だ。
しかし彼等の道はときに触れあい、ときに交錯する。
そして研究のバトンが渡っていく。誰かが誰かの研究を継いで、また誰かに
バトンを渡す。生涯の意味は活字となり、データとなり残り続ける。たとえ教科書に載らなくとも、存在は科学という系譜に刻まれる。
一人ぼっちだけど、一人じゃない。そんな科学者達の軌跡を描こうと思い立ち筆を執った。
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白浜拓哉は24歳の理系大学院生である。海洋生物の研究に勤しんでいた彼は、ライバルである九条緋真に差を付けようと論文を執筆していた。
しかし執筆から解放された拓哉は、疲労と開放感から生じた油断によって死んでしまう。
死んだ筈の拓哉は、海中を漂うタコとなっていた。そしてライバルである九条緋真に拾われる。
『再び始まった場所で、終わりを迎えるまでの物語』
再び生を受けた拓哉は、ライバルの緋真とどんな軌跡を紡ぐのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-24 21:41:32
22539文字
会話率:39%
海上都市《アクアリウム》。
ここは、絶界の孤島。
世界の中心となりつつある街。
全てが叶う街。
全てを願い、渇望するならば全てが叶う。
閉ざされた孤島で、夢は現実に、現実が夢に。
異能が闊歩し、人々はそれに気付かない。
世界を混沌に陥
しいれようとする者がいる中で、彼らは立ち上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-14 16:32:20
3022文字
会話率:13%
この小説は『クトゥルフ神話TRPG』で使用したとあるPCの後日談をお書きした物です。
シナリオ名:グリオーマアクアリウム
最終更新:2017-11-01 19:00:00
4802文字
会話率:4%
「どうして」とか「なんで」はくだらない。理由なんてなくたっていい。あなたはいつだって、人生を変えられる。ほんのちょっとの冒険心があれば、奇跡というのはどこにでも転がっている。
最終更新:2017-08-04 21:27:04
4190文字
会話率:65%
高圧溶液で満たされた星雲地帯「水層世界」にて、「地表」を牛耳る大企業と、採掘業に勤しむ小さな企業との戦争。その始まりの物語。※この作品には多分にパロディが含まれます。苦手な方はご注意ください。
最終更新:2017-07-04 20:30:16
50397文字
会話率:50%
アクアリウムとは?
水生生物の飼育設備の事を指し、水族館のような大型施設からペットショップのような中規模の施設、または1個人の小さな設備まで、その全体をまとめた通称である。
その中でも観賞用に魚類や甲殻類ないし水草を飼育、栽培し環境等を自分
好みにレイアウトした水槽を示す事が多い。
この愛好者を人々は敬意を払って"アクアリスト"と呼ぶ。
この物語は史上最強のアクアリストが体験した羨ましくも遠慮願いたい日々の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-24 16:28:31
221990文字
会話率:37%
君のことが好きだっていうのは
最終更新:2017-04-03 23:00:00
782文字
会話率:0%
憧れの同級生と付き合うという念願が叶った時野いこい(21)。彼女は静かでミステリアスな森島静夜(21)に夢中である。伏し目がちで優しい静夜にいこいは強く惹かれていくが、静夜との距離はどこか遠い。ある日、魚好きの静夜のためにいこいは二人で水族
館に行くことを計画するが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-09 15:21:37
3348文字
会話率:17%
アパートに帰宅すると、四畳半一間が水槽になっていた。
室内には一匹のクラゲが漂っている。
非日常の終わりまで、あと少し。
最終更新:2016-12-24 11:37:29
1585文字
会話率:37%
関西弁丸出しのコリドリス・ステルバイのほのぼのした日常です。
コリドリス・ステルバイってなんやねん!?ってなった人、1話はとても短いので読んでみましょう。
最終更新:2016-10-20 07:00:00
6632文字
会話率:19%
私立桜滝高校の新入生である七橋千歳は入る部活を探していた。そこで、興味のあった書道部へ見学をしようとに部室棟へ来たのだが、トラブルに巻き込まれ、結果アクアリウム部に入部する事になった。
しかし、アクアリウム部の部長は少し変わった人で、な
んだか普通の部活動では無い予感。平穏無事な日々を彼は望むも、どこか難しい感じが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-28 20:00:00
53458文字
会話率:60%
俺は気がついたら、見知らぬ世界にいた。涼しくて快適な場所だったが・・
最終更新:2016-09-01 01:29:20
2507文字
会話率:14%
ちょっぴりマニアックな生き物飼育ネタ×ほのぼの×砂糖を吐きそうになる甘ったるい成分(途中から)の「日常系アクアリウム小説」。憂鬱になる展開はありません。
==あらすじ==
四月から大学生になる大明丘鼎(だいみょうおか・かなえ)が借りた2L
DKのマンションには、八畳の水槽部屋がついていた。
生き物好きな鼎は、鹿児島の大学でも熱帯魚好きな友達が出来れば良いなぁと入学式の前日に夢を膨らませる。しかし鼎の夢は入学式で打ち砕かれ、おまけに新入生代表の女の子「桜島さん」に目を付けられることになってしまった。
「――私の名刺渡すから、入学式の後に電話頂戴な♪」
そう言って笑う桜島さんの魅力を、今の鼎はまだ知らない。
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※無事に完結しました。
※この小説は『karueru-mixerのブログ本棚(http://karuerumixer.blog.fc2.com/)』にも掲載及びアマゾンキンドルで電子書籍にて公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-29 17:30:05
250926文字
会話率:56%
夜の短編です。うちの周りの街灯が青になりました。
最終更新:2016-04-04 13:37:05
671文字
会話率:0%
主人公はこの地球が他の世界の人類によって作られたアクアリウムだと言うことを知り、地球を悪の手から守る為に知恵と勇気で立ち向かう物語です。
東京で出合った占い師の予言通り、恋人の形見に導かれ地球を作った人類と出会い、地球で育ったという特権によ
って惑星アクアリストとしての才能を開花させていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-23 18:11:10
4021文字
会話率:42%
「 熱帯魚飼育 × 美少女 = 哲学 」
とあるファンタジー世界の一画。たまに頭上を巨岩が飛び交う戦とは無関係に、天守球と呼ばれる太陽が優しく世界を包み込むのどかな季節。首都からほどなく近くにあるカーミラクス=ロープ街には、今風のスタイリ
ッシュな神社と渋~い民家みたいな建物があった。その木造建造物は「代書士 ティンクル=リロルスター事務所」。事務所の所長であり、自らを「朕」と称する吸血鬼の少女(真祖とか、そーゆーの知らんし。)は、大福系のムチムチっ娘なネクロマンサーに、今日も熱帯魚飼育の講釈をたれている。そこに人族のおっさんやらエルフやら獣人少女やらが集まってきて、ティンクル=リロルスター事務所はいつものように熱帯魚談義(以外?)で賑わいます。
吸血鬼ティンクルが語る熱帯魚飼育術は、常に実践的で合理的だ。何故なら、彼女は知っているから。アクアリウムの裏に流れる飼育哲学が未熟であるが故に、多くのアクアリストたちが迷い、苦しみ、最後にはこの趣味から遠ざかってしまっていることを。
熱帯魚飼育と異世界美少女が交錯するとき、そこに哲学が生まれる。
アクアリウム系ほのぼの日常ハートフル・ファンタジー。
※ 冒頭の【前書き】部分は、よほどの熱帯魚飼育好きの方でもない限り、とばしてしまってください。つまらないので。通常、「その2 孤独な部屋で佇む」(第3話に相当)からお読みいただけましたらと存じます。
※ 王道ファンタジーでもないし、ストーリー性があるわけでもないので、どうやったら楽しんでいただけるか、毎日、四苦八苦しております。どんなことでも感想やコメント等を頂戴できましたら幸いです。 精進して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
※ あらすじだけでも読んでくださって、本当にありがとうございます~(涙)本編もお読みいただけましたら、もう感謝感激ですッ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 02:46:26
61846文字
会話率:38%
水の都アクアリウム、水の精霊王の塔がある事で有名な街。
その精霊王の獣の咆哮が聞こえる。
問題になったその事件解決のため、国王は近衛騎士ライアットを向かわせる。
水の都に住む少女雫は、咆哮の聞こえる塔を見上げていた。
(本当にいるな
ら会ってみたいな)
そんな思いで塔に登り、水の精霊王と対面した。
この出会いが後に国を揺るがす大事件のきっかけとなる。
後の歴史で戦争を起こさず、内政に努めたフランベルツは賢王と称され多くの歴史書にその名を残す。雫はその妻としてしか名が出てこない。
しかし、神話や伝承といった架空とされる物語に『蒼の乙女』という英雄として描かれることになる。
これは史実では語る事のできない雫の物語、その序章。雫が精霊王になった春休みの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-20 00:24:41
168643文字
会話率:42%
水族館には奇妙な生き物がいた。どの水槽にも必ずいる。その生き物はアザラシの気持ちを私に伝えてきた。
最終更新:2015-08-06 00:40:33
3079文字
会話率:36%
ある日の あの日の 水族館
日々に疲れたあなたに贈る 非現実日常
初出:mixi日記(2010年10月9日)
最終更新:2015-07-24 20:35:11
5224文字
会話率:33%
俺は三十歳、独身。
一か月前、女ウケを意識してアクアリウムを立ち上げたが、雑誌やサイトで見るようなものを造り上げるのはなかなか難しい。死にゆく水草、蔓延るミズカビ、増殖する藻類。悪戦苦闘しながらもどうにか形になっていくアクアリウム。ようやく
女を呼べるぜ――あれ? 今水槽から声が聞こえた?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-06 17:37:36
9204文字
会話率:12%