少々お転婆な十七歳の男爵家令嬢ローズマリーに持ち上がった縁談のお相手は、幼馴染みである子爵家の子息、レイドリックだった。兄は、彼をこれ以上ない相手と持ち上げるも、ローズマリーは騙されない。だって彼女は知っていた。自分の幼馴染みは社交界では「
渡り鳥の君」などと言う通称を付けられるほど、恋に不誠実な男であると言うこと。そして六年前のある夜を境に、彼が変わってしまったことを。
※本編は完結済み、全年齢対象。番外編のみ若干のR指定あり。本編、番外編共に完結しました。
2016.6.1、アイリスNEO様より書籍にして頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-01 00:00:00
295399文字
会話率:28%
前世で身分違いの結婚をした記憶を持つ男爵家の令嬢シャナ。あんな苦労はごめんだと思っていたのに、ある日、女嫌いの王子を助けたことから運命の歯車が狂いだす。「お前と殿下の結婚が決まった」―――――そう父親に告げられ、本人たちの意思とは関係なく外
堀から埋められていく。え、なぜ私が王子と結婚!?それは、王子が何気なく側近に漏らした一言から始まった………
(一迅社のアイリスNEOというレーベルから2016年6月1日に二巻の書籍(こちらは書き下ろしです)が発売になります。そちらもよろしくお願い致します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-19 05:38:52
260196文字
会話率:33%
七歳にして初めて魔法を使ったセシル・オールディントンはその日、前世での記憶を取り戻した。華の女子高生だったにも関わらず交通事故で亡くなった元日本人の彼女は、どうやら前世でプレイした攻略対象オールヤンデレとトチ狂った乙女ゲームの世界に転生して
しまったらしい。しかもポジションは主人公のライバルと、死亡フラグ立ちっぱなし。おまけに攻略対象の一人はセシルの従者で、嫌でも主要人物と関わらなくてはならない。
軽やかに死亡フラグを回避していく不憫系幸福体質な主人公の話。
※2014.9月23日、本編完結しました。
※『アイリスNEO』様より書籍化させていただきました。読者様あってこそです。ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-12 23:55:48
201830文字
会話率:51%
コミュ障ゆえの人間嫌い、自己中、だらしがない、不器用、天然ボケ、やる気なし、いい加減
ちょっと可愛いらしい顔と、ちょっと記憶力が良い頭(応用はきかない)、心臓に剛毛がはえているだろう図太さしか取り柄がない欠点まみれの女が異世界トリップし
て獣になりました。
とりあえず、死にたくないです。
出来れば楽に生きたいです。
※獣化は1章終わりから。それまでは駄目女ライフです。
※山月記の著作権保護期間は1992年12月末日に終了しています。
2016年8/2から一迅社様アイリスNEOにて書籍販売開始します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-04 00:14:05
212242文字
会話率:18%
一迅社アイリスneo様より書籍化。「ペットですか?」「人形は船員にはなれねェからな。」それもそうですね。気付いたら見知らぬ場所にいて、何故かうさぎのヌイグルミの中に入ってしまっていました。そんな私を買ってくださったのは海賊でしたが、私はどう
やら船長さんのペットになったようなのです。天然マイペースななのです口調の外見ヌイグルミな女の子と、そんな女の子を買った気紛れな海賊船長のお話。本編完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-03 17:10:33
187679文字
会話率:26%
近代がモデルの異世界恋愛もの。男爵令嬢エステルは侯爵の嫡男と婚約していた。相手は幼馴染であり、初恋の人だった。しかし、ある日、その婚約は一方的に破棄される。それは、15年もの恋の終わり。度重なる不幸の末、エステルは決意し、父男爵に宣言する。
「女中(メイド)になります」それは、元婚約者との決別を示す言葉だった。そうしてエステルは某侯爵家で女中をすることになる。
<一迅社アイリスNEO様より同名にて書籍化しました。支えてくださった皆様に、心から感謝申し上げます(削除の予定はありません)>
<※HPからリンク貼ってます>
<※『侯爵様の好敵手』を単独ページに移しました。今後の更新はそちらからとなります。単独ページへは、一番上に表示されている関連リンクにあります。>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-07 07:00:00
211875文字
会話率:27%