召喚した救世主は、最悪の神であった。
貶められた侯爵令嬢フェリスは、婚約者であった皇子に見捨てられ、神によって『罪人』へつけられる印―――『刻印』を刻まれてしまう。
命からがら逃げだすも、世界はフェリスを『悪』と定め、執拗に追いかけてくる。
しかしフェリスは、生まれながらにして精霊に寵愛を受けた者であり、唯一無二の精霊術師でもあった。
そんな彼女は、人々から蔑まれながらも、打倒神を誓って生き続ける。
これは、孤独な少女が奮闘する物語。
……なのだが、いつの間にか変態ストーカー男につきまとわれるわ、厄介事は降って湧いてくるわで、気の休まる時などない。
そればかりか、「刻印」が徐々に身体を蝕んで―――。
※悪役令嬢物を書こうとしたら、壮大になってしまいました。
剣と魔法と、冒険とファンタジー、そこに不遇な悪役令嬢物という要素を詰め込んでみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-04 22:20:39
140652文字
会話率:34%
ヴァスティア・D・ゼダグリーは侯爵夫妻の間に生まれた、黒髪の女の子。
けれどある日、10歳の誕生日パーティーで妙な占い師におまじないをかけられ、彼女は『私』となった。
生粋の江戸っ子生まれ、江戸っ子育ち。
「べらんめえ」が口調の祖父と父の
人情を引継ぎ、母の豪胆な性格を受け継いだ、祭り好きの女である『私』に。
魔法やらはないが、国を取り巻く環境を「べらんめえ」なお嬢様が解決していく話。
※江戸っ子とは
「金離れが良く、細かい事にはこだわらず、意地っ張りで喧嘩早く、駄洒落ばかり言うが議論は苦手で、人情家で涙にもろく正義感に溢れる」こと(wikiより)
もうひとつの連載作品と平行して更新していくため、ゆっくり更新になるかと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-24 17:06:37
4360文字
会話率:28%
《アンジェリンス帝国》の一室で侯爵令嬢であるヴィオレラが気の弱い皇子に婚約破棄を言い渡される。そして王城の一室で行われる冤罪による糾弾。テンプレだけど劣化している悪役令嬢物を、おふざけの延長戦でお届けいたします!
※多数の要望を受けたので
、調子に乗って書いちゃいました。
今作は前作を読んだと仮定して書いているので、皇族や貴族としての義務や責任などの表現は軽くしてあります。なのでクオリティーが低下していますがその点はご容赦ください。所詮これが作者の限界です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-22 23:43:23
9935文字
会話率:41%
幼い頃より、王家に忠誠を誓うことと育てられてきた守護三家の一角サウスティム公爵家の令嬢エイルリーナは、今まで疑うことなく王太子の妻となり王妃として国を導くと信じていた。
しかし、ある時からその未来は崩れていき、エイルリーナは王太子サリエル
に決定的な決断をされる。
結婚破棄だ。
エイルリーナと決別し、愛するアリアと結婚するのだという。
しかし、アリアも学内のいじめを耐え、優しくも強い女性だと知っていた。
「ここに私がいては、誰も幸せになれない」
どうかわたしを、どこかへ連れて行って。
そう願ったエイルリーナは………。
「王子様拾いました」とほぼ同時期、お隣の国のお話です。
「侯爵令嬢ですが、なぜか異世界に飛ばされました」から改題しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-21 03:46:06
15822文字
会話率:46%
士官学校に入学した侯爵令嬢アイカ=アディス=ラバルド、十五歳。勇将侯爵の妹の孫、そして養女となった彼女の経歴は一切不明。それも当然。彼女はこの世界の人間ではない。―――ほんの一年と少し前まで、現代日本のド田舎に暮らす普通の女子中学生だったの
だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-17 13:51:53
146170文字
会話率:30%
辺境の侯爵令嬢であり、修行中の錬金魔術師でもあるティファリーゼは、師匠の知り合いである異国の美女、ミラと出会う。冷たく鋭い美貌とは裏腹に、子供のように無邪気で悪戯好きな彼女とそこそこ親しくなったティファは、不慮の事態で彼女の探し物について知
ってしまう。彼女の探し物は、封印された妹の魂の欠片。ミラの苦労が報われ、その妹の魂はついに復活した。……ティファの中で。
ミラの秘密の一部に触れ、従兄妹に恋をし、王女様と親友(悪友?)になり、兄の心配事をぶちのめし、自分の隠された本質に悩み、だんだんと優しいだけのご令嬢から良くも悪くも変わっていくティファの心労は絶えません。
※残酷な描写ありとR15にチェックを入れました。そろそろ残酷な場面もで始めるかと思いますので、苦手な方はお気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-25 10:00:00
84777文字
会話率:32%
むかつくご令嬢に思ったことを言っていたらいつの間にか『悪魔令嬢』と呼ばれるようになった侯爵令嬢メルリア。
そんな彼女が和平の証(あかし)に魔国第一王子、つまり次期魔王様と結婚することになる。
新天地魔国でのメルリアと次期魔王様のお話。
最終更新:2014-08-04 18:00:00
12326文字
会話率:44%
ベッドでトランポリン中に頭を打った魔法の国の侯爵令嬢(3歳)が、現代日本で階段から落下した女子高生と入れ替わって生活していく話。
侯爵令嬢目線です。
最終更新:2014-06-20 22:17:12
2957文字
会話率:12%
精霊と人とが共存している世界に転生した侯爵令嬢は、変な事に巻き込まれたくなく、将来冒険者になりたいと思っていた。目立たず普通の貴族らしく振舞っていたが、ある日自分の嘘と親友の策略により王妃候補として後宮に行くことに?!あんなドロドロした処に
行きたくない!王妃に何か絶対になりたくない少女は、他の王妃候補にくっ付いて王妃にさせようとするが・・・。精霊×戦闘×恋愛?の後宮渦巻くファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-15 23:20:44
5447文字
会話率:32%
皇太子のユージ。竜騎士を司る侯爵家のダカー。白魔導を操る侯爵令嬢のアラメラ。3人は、少年少女の頃から楽しい時も、苦しい時も、平和な時も戦乱の時も、一緒に過ごしてきた。国は平和で豊かになり、王と王妃、竜騎士長になった今、3人は幸せに過ごす筈だ
った。
けれども、待っていた結末は、王は王妃を自分の手で逝かせることだった。
何故、こんなことになってしまったのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-01 18:00:00
1083文字
会話率:2%