カドカワBOOKS様より書籍化します。
2/10発売予定。
イラストレーターはエシュアル先生です!
書籍化に伴い改題しました。
旧題「進化した【継承】スキルで数多の伝説を受け継ぎ英雄とならん」
『鑑定』スキルしか使えないユース。幼い頃に
冒険者にあこがれた彼は、自分が向いていないと知りながら、直向きな努力で冒険者となった。
しかし、ある日突然「お前は明日から来なくていい」とクビを宣言されてしまう。理由を尋ねるユースに、リーダーのレイズは言う。
「俺たち【シルバーロード】も、この間のクエストで晴れてSランクパーティーになった。これで俺たちも超一流の仲間入りをしたわけだが……ハッキリ言って『鑑定』しか使えないお前は、俺たちに不釣り合いなんだよ」
気持ちの整理がつかないまま、ユースは宿屋に戻った。選別と言われ渡された箱には、ダンジョン探索で手に入った物が入っている。とはいえ、全て彼らがいらないと判断したガラクタばかり。
鑑定で見ても、古すぎて使い物にならない代物がほとんどだった。
そんな中に黒い水晶を見つける。その水晶の力をきっかけに、『鑑定』スキルが【継承】に進化した。
新たな力を手に入れたユースは、新天地で活動するため街を出る。その道中で、新米パーティーの女の子たちに出会ったことで、彼の運命は大きく好転する。
一方、ユースを追放したパーティーは、彼がいなくなったことを盛大に喜んでいた。新しい仲間を加えてより高みを目指すと息巻く。翌日から意気揚々とギルド会館に集合する彼らだが、残念ながら上手くいかないことの連続で?
これは夢を追い続けた男が、冒険者として、人の師として成長していく物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 12:00:00
160501文字
会話率:36%
「今日はマコちゃんにおみやげがあるんだよ」
そう言っておぢさんは、マコちゃんの目の前に “おみやげ” を突き出した。
それは黒くてゴツゴツした、歪な棒みたいな形――
「あれ? マコちゃんは喜んでくれないのかな? これはとってもおいしい食べ物
なんだよ」
おぢさんはニヤニヤしながら説明した。
でも、マコちゃんには到底信じられなかった。こんなグロテスクなものが食べ物だなんて。
☆「おませなマコちゃん」シリーズ第5弾!☆
◆本書は
RED文庫(http://red2468.g2.xrea.com/)にて
掲載した作品に加筆・訂正したものです。
内容に大きな変更などはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 06:01:25
1612文字
会話率:43%
転生したから、なんだよ!
キーワード:
最終更新:2021-09-27 00:30:46
223文字
会話率:0%
「無職がパーティーに居られると迷惑なんだよね。さっさと僕達の前から消え失せろよ」
由緒ある血筋の名家に生まれたアーク・グラディウスは、7歳の時に行われた“天啓の儀”にて“適正無し”――誰しも所持している職業《ジョブ》を持たないことが明らか
となった。
“職業を持たない”――つまり、魔法も武器も使えないアークは、家族や周囲から欠陥品の烙印を押され、“無職”として蔑まれるようになる。
アークの人生は名家の跡取りから一転し、唯一の味方だった母親は亡くなり、父親からはグラディウス家始まって以来の恥と居ない者扱い。弟に婚約者を寝取られたばかりか、日常的にサンドバッグの様に扱われながら、屋敷に軟禁されるという日々を過ごすことになってしまった。
それから時が経ち、16歳となったアークは国の規定によって年の近い者達とパーティーを組んで冒険に出させられる事に……。
しかし、初のダンジョン侵入の最中、稀少職業“剣聖”を所持し、天才と呼ばれる弟のガルフやパーティーメンバーの手で道具類を強奪され、危険なダンジョンに置き去りにされる形でパーティーから追放されてしまう。
自力で脱出するしかなくなったアークだが、強力なモンスターが闊歩するダンジョンで丸腰など自殺行為に等しく――。
「ここで死ぬのか……。何も出来ず、誰からも必要とされず――俺は、何のために生きて来きたんだ……?」
鮮血に染まる視界の中で絶望するアーク。
「――分からないのなら、足搔けばいいんだよ。生きる意味を一緒に探してあげる。だから、これから君は私のモノだね」
絶望の中、“特異職業《ユニークジョブ》”を持つ金髪の女性――ルイン・アストリアスに出会い……アークは彼女の所有物となった。
ルインと過ごす中で、アークも特異職業――“処刑者《エクスキューショナー》”であることが判明し、彼だけの固有武装――“処刑鎌《デスサイズ》”を扱えるようになる。
殺傷力と攻撃範囲の広さに極限まで特化した“処刑鎌”を使うアークは、徐々に頭角を現していき、絶望からの大逆転。一流冒険者街道を駆け上がっていくことになる。
一方、天才と呼ばれていたはずのガルフパーティーは少しずつ落ちぶれていき――。
これは世界に見捨てられた少年が、伝説の冒険者となる物語。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 19:11:28
776897文字
会話率:46%
俺、御崎八太郎は健全な高校生らしく、美少女だらけのハーレムを待望していた。確かに、俺のハーレムは学校で人気のある美少女だ。そこまでは完璧だ。……だけど、なんで全員ツンデレキャラなんだよッ!! 俺は、俺は、俺は……!!! 少し変わった、ツンデ
レ好きの、ツンデレ好きによる、ツンデレ好きのためのラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 17:14:37
4498文字
会話率:48%
「ねぇ、私、さ。実はあなたに嘘を吐いてたことがあるの」
「急に……なんだよ」
「なんでしょう?」と無理して明るく装う彼女の口調と笑みに合わせるように、俺も無理して笑顔を作ってみる。ちゃんと笑えているだろうか。
〈他の小説投稿サイトでも重複
投稿しております(note、ノベプラ、カクヨムなど)〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 11:23:58
2952文字
会話率:40%
吸血鬼の人間支配という目論見から始まった歴史的大戦。それから時は流れ現代の世界は大きく姿を変えていた。かつて唯一人間の上に立っていた種族、吸血鬼。だが現代の吸血鬼の生き残りは忌み嫌れその存在を隠し人間社会に紛れひっそりと生きていた。
高校
2年の春。初めてクラスになった鬼塚 燈に気が付けば恋心を抱いていた彼は勇気を振り絞り告白を決意。少し予定とは違ったが呼び出した彼女と顔を合わせた彼は緊張に包まれながらもその胸に秘めた想いを口にした。だが彼女から返ってきたのは予想外の言葉だった。
「アタシさ...。実は――吸血鬼なんだよね」
現代社会で吸血鬼としての苦悩を抱え生きる少女と吸血鬼に恋した少年。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 19:00:00
100500文字
会話率:47%
騒動の原因はいつも串カツだった。
異世界に転生した主人公は串カツの為なら魔王すら倒す。
※注意、串カツはソールフードである。
神様にチート能力を頂いて異世界転生する事になった春原勇スノハライサムの召喚先は魔王の目の前だった。
「…
…最初からハードモードだろ」
しかし、そのチート能力で魔王を難なく倒す事ができた、のだが……
……いつの間にかスライムに襲われていた。
「流動体攻防無効」スライムが倒せない能力。それがチート能力の他に押し付けられたマイナス能力だったのだ。
そんなスライムに負ける男として悲しみにふけっていた所、新たな魔王が現れる。
「だから、魔王は倒せるんだって!」
春原勇にとっては魔王よりもスライムの方が怖い。
難なくリッチーである魔王を浄化したら……なぜかそこには幼女がいた。
「なんなんだよ、意味が分から無すぎだろ……」
その時幼女の腹が大きくなった。
「腹が減ったのじゃ……」
「……じゃあ、串カツ食うか?」
それが幼女になった魔王が串カツで釣れた瞬間だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 01:00:00
370784文字
会話率:52%
村の女の子は勇者だった。
「なんでゆうしゃなんだよ!」
少々口が悪いがどこにでもいるような極普通の女の子。
魔王討伐のため旅立った後、突如前世の記憶を思い出した。
※ギャグです。
※この話はフィクションです。登場する名称等は架空であり実在の
ものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 18:00:00
10412文字
会話率:50%
こういうのが好きなんだよねえ、男の子は
最終更新:2021-09-20 16:47:17
6681文字
会話率:49%
俺の名前は厩戸皇子。後世じゃあ聖徳太子って呼ばれているらしいけど、そんなの知ったこっちゃねえ。死んだと思ったら異世界に転生されて、マヤトの国を導いてくれって頼まれたけど、なんで生前と同じことしなくちゃいけねえんだ? 面倒くせえ。自殺しように
もできない呪いがかかっているし、ああもう、何もかも面倒だ! こうなったら細々と暮らそうと考えたんだが、何の因果かマヤトの国の王族と関わっちまった……どうしよう?
※全三回予定です。一万字ぐらいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 20:32:33
3605文字
会話率:46%
馬シリーズ12作目です。
昔に書き溜めていた小説を書き直しながら投稿しています。
神奈川県警には、使えない人を流してしまう島流し署が存在する。
流され署に流されながらも出世を続ける、楊勝利警部が率いる特定犯罪対策課には、今日も県警内の「捜
査するの、だるい、かったるい」事件が流されてくる。
今回の事件は、幽霊屋敷で少年が消えたという案件だ。
しかし案ずるなかれ。
楊には、スーパーナチュラルに特化した親友と愛すべきちびがいる。
そして楊の親友百目鬼は、俺は一般人なんだよ、と、停滞した事態をぶち壊してくれるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 21:42:47
117117文字
会話率:31%
馬シリーズ九作目です。
青森から帰って来た玄人と良純和尚。
彼らが青森に言っている間に起きた自宅放火未遂事件に、良純和尚の親友楊が管轄している相模原の一角で起きた殺人事件にまで巻き込まれる。
俺は仕事をしなけりゃ喰ってけない一般人なんだよ、
と、彼は不動産業(お坊さんなのに?)に精を出すが、彼の物件はいつも事故物件でしか無いのであった。
彼が養子にした玄人と楊の部下の山口は、一応同性愛になると本人達は思っているので、ボーイズラブ設定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 00:38:18
102962文字
会話率:33%
憧れの先輩から「私の家でサシ飲みしないか?」と誘われた。信頼されていることに喜びつつも、男として見られていないのではないか……そんな複雑な感情を抱えながらいざサシ飲みへ。すると先輩の様子がおかしい。「ねえ、愛してるゲームしようよ」「私って着
痩せするタイプなんだよね」どう考えても俺を誘っているようにしか聞こえない。そして挙句の果てに先輩は言うのだ「酔わせてみてよ、後輩くん。──もし私が酔ったら好きにしていいから」これって絶対誘ってますよね!? 果たして俺の理性はどうなってしまうのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 18:05:18
6464文字
会話率:50%
S級ダンジョンを攻略するためにギルドから派遣された特S級魔道士のケイン。
しかしパーティーは前任者を『無能』と断じて追放したばかりの曲者揃いだった。
慌ててギルドに契約破棄を訴えたものの、上層部の意向で却下されてしまう。
仕方な
くダンジョンダイブを行ったが、当然ながら連携はバラバラ。
案の定、ケインは囮としてダンジョンに取り残されてしまう――が、しかし。
逃げ去ったパーティーはトラップで全滅し、
唯一、実家の公爵家から『転生のお守り』を持たされていたパーティーリーダーの聖騎士エル・カーディナルだけが生き残った。
ただし、デメリットの『性別逆転の呪い』により、金髪巨乳の女騎士として。
意識を取り戻し、現状を把握した聖騎士エルからこう伝えられた。
「せっ、責任を取れ! そうでないと、お前を殺す!」
「責任ってなんだよ」
「私と結婚しろ!」
「なんでそうなるんだよ!?」
どうやらお家の事情で、女は成人したら結婚、男は伝説の英雄にならなければいけないらしい。
ケインは相手が元男だと分かりつつも、その容姿に惹かれて責任を取る羽目になった――までが前日談。
結婚式を終えたケインとエルは、初めてのFランクダンジョンに挑むことになる。
「……おい、待て! 女は結婚しておしとやかに暮らすんじゃなかったのか!?」
「私は|聖騎士《クルセイダー》だ! 女である前に世界を救う使命がある! いくぞぉぉぉ――!」
「バカ! 剣もまともに振るえない癖にスライムに突っ込むなぁぁぁ――――!」
『くっ、服が溶け……!? くっ、殺せ!』
「うぉおおおおおおお――!」
ケインはエルを助けるため、全身全霊での介護……ではなく、サポーターとしての人生を送る羽目になった。
……この物語は、特S級魔道士とくっ殺系女騎士が巻き起こす、ハイファンタジーラブコメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 21:02:15
12319文字
会話率:48%
おっすおら優一。一時は中学生にして世界的な研究者とか言われた、今はただの高校生だ。
しっかし世の中にはおらの予想できねぇことも起こるもんだなぁ。
聞いてくれよ。おらの相棒のルツってやつがいるんだけどよ。そいつにアレ頼むって言ったらよ、過去に
タイムトラベルすることになっちまった。
おったまげちまったぜおら。だって気づいたら、おらが生まれる前の時代に居たんだぜ?想像できるか?おらにはできないね。
当然おらも馬鹿じゃねぇから、これはまずいと思って速攻元の時代に帰ろうとしたんだけどよ、これがまた面倒くさくってよぉ……本当、酷い目にあったぜ。
え?そこまで話さなくていいって?というかそのキャラ付けなにって?
おめぇ知らねぇのか?自己紹介つったら孫〇空だろ?こうしとけばある程度ウケるって有名なんだぞ?
え?そんなの知らない?いいからもう喋るな?
なんだよ冷てえこと言うなよ。折角のPRチャンスじゃねえか。キャラ付けぐらい自由にさせてくれよ。
じゃないとおら泣いちゃうぞ?
え?いいからはよ締めろ?もう尺半分使ってる?
ったく、仕方ねぇなあ。
おら優しいからよ、言うこと聞いてやるよ。感謝しろよな?
なんか後ろが締めろ締めろってうるせぇからよ、そろそろ本編始めっからよろしくな!!
じゃあみんなまたな!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 22:29:41
8806文字
会話率:30%
「自分に価値がないことくらい、自分で理解しろ。お前はもう用済みなんだよ」
そう告げられた回復魔術師のディオンは、パーティメンバーの手によって重傷を負わされ、最高難易度ダンジョンの奥地に置き去りにされた。
自身の命が尽きる寸前、彼は偶然にも瀕
死の竜と遭遇してしまう。自分がもう助からないと悟ったディオンは、最後まで回復魔術師として生きるために竜に治療を施した。すると竜は彼に感謝を示し、さらには竜の力すら分けたと言う。加えてこの竜は伝説の神竜クラスだったようで――。
新たな仲間である竜とともにダンジョンから脱出したディオンは、冒険者として再スタートを切る。立ちはだかる高難易度ダンジョンを攻略し、実力が認められあらゆる強者を味方につけていく。
これは一人の回復魔術師が、困難な状況から元居たパーティすら置き去りにして、世界最強の冒険者へと成り上がっていく物語。
【BKブックス様より第一巻が発売中です】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 20:00:31
213528文字
会話率:39%
「ザック!今日も世界一素敵!将来一緒になろ!」
「はいはい。どうも。どうも。寝言はまた明日な。」
大好きだけど、どうしても彼の特別になれない。
毎日玉砕しているレビィは、ある日、これ前世でやってた乙女ゲームだなぁということに気づく。
そ
して、大好きな彼は隠しキャラだった。
そら簡単に攻略できないよね?
ハーレムエンドしてからじゃないと貴方お付き合いできないもんね。
なにこれどういうこと?神様からハーレム目指せよ!お嬢ちゃん!っていうメッセージ?
そういうこと?そういうことなのね!
わかった!まかせといて!
貴方のハート奪いにいくわ!それで、ずっと一緒を誓ってもらうの!
と、意気込んだものは良いものの。
おかしいな。他攻略キャラぜんっぜん私に惚れないぞ!!
なんで!そもそもイベントちょっと違くない!?え!?ほんとにどういうことなの!?あれ?神様?製作ミス?そうだよね!そうなんだよねぇ!ねぇ!
そうだと言ってくれー!!
ゲームとの違いに困惑しつつ、主人公がなんとか大好きな彼と一緒に過ごすために、すごく遠回りする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 09:37:49
16161文字
会話率:33%
『俺君剣聖、御年八十八歳。剣の道のみに生きた一生、偶然ながらも両手に花の人生をやり直す機会を得る……ホントだよ?』
ある日突然俺を襲ったハプニング。慌てふためく弟子は俺の想像を通り越し、全身全霊で俺の状況を楽しんで! 弟子たちが俺を見る
目が滅茶苦茶怪しい!
なんだよ俺こそ、お前達の師匠だぞ!
──「ぐぉば、フガフガ(ああ! 俺の入れ歯が、総入れ歯。いやいや入れ歯なんてこの際関係ない!)」
この歳となっても俺を師匠と師事してくれる素晴らしい弟子二人。この二人も充分に育った。二人は俺の宝物である。
それでも俺は剣の腕を極めんと、この弟子二人を侍らして全国を旅して回ることに十年。
世界は広かった。俺は世界に挑んだ。がが、俺が味わった世界各地の強豪との試合は俺が仕込んだ弟子らの一太刀が片付けた。
弟子の手に余り、俺が手出しをするほど強い強豪は、ここ数年出会っていない。
──果たして俺は最強だったか。今思えば、老人の懐古と懺悔である。
この物語はとある老人の回顧録、であるわけが無い。シルバー人材がどこ吹く風。年齢は不要とばかりに老骨に鞭打ちつつ、蝶よ花よと両手に可憐な可愛い弟子二人。今日も三人で世界を旅し渡り行く物語。
俺君剣聖八十八歳、俺が俺の人生に、もう一度輝ける日が来るのだろうか!? いや、咲かして見せる、この命、散らせるものなら散らして見ろ! とばかりに俺君、爆炎の剣聖。未だ現役、いざ尋常に勝負だ天下の|兵《つわもの》よ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 19:00:00
447769文字
会話率:29%
俺には、表立って活躍できない事情がある。
それは、ほぼほぼ、親のせいだ。
俺の父親は、伊世早グループの社長。
そして、母親は、ハリウッドにも出演経験のある日本を代表する女優である。
ここまでで、凄い家族かと思うが、俺の両親は2人とも既婚
者である。
それなのに、俺が生まれた。
つまり、不倫である。
どういう経緯で俺は生まれてしまったのか....。
そんなこんなで、俺の存在がバレると、最悪、世界戦争が勃発するだろう。そうなれば、世界崩壊だ。
そして、母親はテレビ、映画、舞台全てにおいて興行成績トップを叩き出す常連だけに、彼女への不信感は、日本の経済の危機を揺るがす可能性がある。
株の大暴落、リーマンショックも良いところだ。
それなのに、二人とも、危機感が少なすぎる。
母さん、父さん、あのさ、そろそろ、息子が手伝うのは止めにしたいのだが?
しかも、入学した先で、父方、母方の公にしている方の子供たちが居るとか聞いてないから!
い、妹とか!
しかも、ねだった末に手に入れた幼馴染みも色々とヤバイみたいだし。
誰か...、はぁ。
人にものを頼むときは、相手を見極める事が大事だからな!
今更ながらに、自分に忠告。
バレたら絶体絶命!?普通の高校生活を送るために息を潜めるはずが、今にも気付かれそうでヤバイ板挟み状態。
お兄ちゃん!
お兄様?
最近、私をかまってくれないのはなぜ?
メガネくーん!!
ふふふ。面白そうな人を見つけました。
マジ...、透明人間だったら良いな。
次から次に....。
俺の存在消す方法、誰か教えてくれ!
俺が歩けば金が出るんだって....。
うわぁーお。
モデル、気付けば歌手。
秘書、気付けば使用人。
あれ?
気付けば、あの冊子どこ?
決して出回ってはならない闇の資料。
誰かが俺の個人情報で金儲け....?
どうやら、この高校にも俺の個人情報を知っている奴がいるらしい。
何枚だって仮面を被ってやる、それでお前を守れるのなら。
それで、俺は満足なんだよ。
お願い!
しょうがない。
任せろ。と、毎度、カッコつけてしまい、自分の身は、皮一枚でやっと隠せてる状況。
えっと、どうしましょっか....。
何かいい案あったら教えて下さい。
はぁ。
透明人間になりたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 16:40:51
116142文字
会話率:24%
☆毎日8時頃更新☆
しがない鑑定士だった俺・如月真琴は、仕事に向かう途中、交通事故にあった。
今の人生に大した心残りも無いし、来世の俺に期待だな!
そう思って死んだはずの俺は、異世界で獣人の奴隷商人に!?
奴隷商人って金持ちじゃない
か!そう思っていたのもつかの間、獣人の生活環境に唖然してみたり、借金取りに襲われてみたり...。
なんだよ、ただの貧乏商人じゃないか!
どうなってんだよ、俺の異世界ライフは!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 23:58:34
25285文字
会話率:34%