「役立たずめ」
魔導師見習いのリゼルは、魔法大学から追放された。
生まれつき魔力が少なく、魔法もろくに使えないリゼルが魔法大学に在籍できていたのは座学が非常に優秀だったからだ。
だが、その知識をフル活用して作り上げた翻訳の魔導書は、
無価値と判断されてしまう。
リゼルは途方に暮れるも、あらゆる魔道具に使われている古代ルーン文字が翻訳されていることに気づく。
もしや、と付呪を試してみたところ、通常の魔道具を遥かに超える力を持った一品が完成してしまった。
やがてリゼルは、世界一の付呪師として名を馳せていくことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 18:04:05
157075文字
会話率:25%
某国にて召喚魔法が実行され、異世界に転移してしまった主人公・丸戸怜(マルト レイ)。
能力鑑定の結果、特殊なスキル持ちと判明した。
しかし、誰もその価値を知らなかったため、召喚に巻き込まれた一般労働者とみなされてしまう。
政治的な
理由から、その日のうちに国外追放処分が決まった。
まずは生活のために冒険者となり、偶然、特殊スキルの効果も発見。
それは日本で暮らしていたときによく目にしていたような『あなたにおすすめ』が表示され、商品として購入することができる機能などであった。
収入面での不安はなくなったが、この世界で一人で生きていくには限界を感じはじめ、他の冒険者とパーティーを組むことに……。
ある日のこと、某国から使者が訪ねてくる。政治や軍事の面で丸戸の協力が必要で、国に戻ってきてほしいという。
本音は、貴族の派閥争いに丸戸を利用したいだけである。
追放された直後、あるいは一人で生活に苦労していたならばともかく、今は頼りになる仲間がいるので、使者の話を断った。
某国は無益な派閥争いによる惨事もあって衰退。
一方、丸戸は仲間と共に活躍の場を広げ、異世界を謳歌するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 16:00:00
242000文字
会話率:28%
霊を使役するという、ユニークな魔法を使う事ができるリック。彼は二人の霊を使役する事で、有名な勇者パーティーに参加できたが……
「特別な魔法のくせに全然使えないな。もうお前はいらない」
と、ある時パーティーを追放されてしまう。
途方に暮れていたリックの前に突如現れたのは、傷ついた銀髪の少女。それと、見たことのない敵の軍勢。
悪戦苦闘するが、リックはそこで命を落としてしまう。
気がつくと、リックは銀髪の少女になっていた。
それだけではない。魔法は覚醒し、敵を難なく倒せるほどに。少女に問いただしてみると、なんと身体を共有しているとの事。
少女の身体に入ったリックは、迫り来る新たな敵たちに対抗できる唯一の存在に。
かつての仲間からは戻ってくるように言われるが、正直彼らは足手まといだ。不必要だ。
そして、少女は言う。
「まず手始めに、魔王を殺そう」
※9話でプチざまぁ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 22:16:04
160679文字
会話率:53%
おにぎりが追放され、ハーレムを従えて【ざまぁ】するシンプルなお話。
上記のあらすじ、何を書いているのか分からないと思うが、作者も何を書いているのか分からなくなった。
頭がどうにかなりそうだった……。
寝不足だとか、春の陽気とかそんなちゃ
ちなもんじゃない。もっと平和的なものの片鱗を味わった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 17:09:37
6734文字
会話率:34%
おぼろげながら浮かんできたんです。流行のもう遅い追放系短編小説が。
最終更新:2021-05-14 17:00:00
3791文字
会話率:63%
王国では近年、冒険者パーティーがパーティーメンバーを追放する事例が後を絶たない。そして追放された冒険者が就業意識を失い、王国の税収減や治安の悪化、冒険者の人材不足と、国にとって非常によろしくない出来事が続いているのであった。
王国もただ手
をこまねいているだけではない。国王フリードも様々な政策を打ち立てるもののどれも上手く行かず、困った国王は王国首席学者であるライオにこの問題の解決方法を考えるように命令を下す。
国王から下された命令に従いライオは冒険者の様子をつぶさに観察し、そして現在の冒険者の形態に問題点を発見する。ある出来事がきっかけで助ける事になった少女ソフィーに数字のセンスを見出したライオはソフィーを助手に指名し、問題解決のために動き始める。
「冒険者のパーティーには格付があるが、個人に対しての格付や能力を知る方法が無い、それならば私が作ろうではないか。冒険者個人の能力を白日の下に晒す指標を」
これが冒険者個人の能力を知るための指標「ステータス」を0から作る事となるライオとソフィーの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 09:00:00
35569文字
会話率:54%
主人公ソイルはヒーラーとして勇者パーティーに所属していた。だがある時、勇者レヴァイ達からパーティーメンバーのヒーラーとして不適格だとパーティーを追放されてしまう。
「これからの戦いは激しくなる。君のような出来損ないヒーラーは不要だ」
一
般的なヒーラーに比べ使える回復魔法が少ないソイルを追放し、より高度な魔法を使う事の出来るヒーラーをパーティーに加えると宣言する勇者。
ソイルはその場で勇者を始末しようとするが他の勇者の仲間に妨害され、その場で組み伏せられてしまう。
「これまでパーティーで尽くしてくれた恩もある、この件は見なかった事にしてやるから、おとなしくパーティーから出て行け。魔王と決着が付くまでは近寄るな」
あろうことか勇者の恩情に助けられたソイルはパーティーを去り、世を忍ぶための仮の姿であるヒーラーの仮面を脱ぎ本来のアサシンの仮面を被る。
ひょんなことで道中助けたミーシャとセレーナを仲間に加え、ソイルはアサシンとして、本来の目的のために動き出す。
「勇者、貴様だけはこの俺が殺す!!」
一方の勇者はソイルを追放したことにより戦いの中で苦境に追いやられ、国からの信頼も失墜。パーティー内の空気も重々しいものとなっていったのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 08:00:00
47064文字
会話率:39%
「キョウ、貴方をこのパーティーから追放するわ」
幼馴染で勇者のスミレから突如として追放を言い渡された俺。
だがその追放は、俺を思っての通告であった。
俺はそのスミレの言葉に従い、特訓を開始した。そして分かる仲間の偉大さ。
俺は、皆に受け入れ
られるサポーターとして、再び仲間になれるだろうか?
※本作品は、先ほど上げた
「魔王討伐パーティーの勇者、有能なサポーターを追放する~戻って来いと言いたいけどもう遅い。何者かに魔王を討伐され戻って来いと言う大義名分がなくなったので、彼から戻りたいと言わせたい~」
の対になるストーリーとなっておりますが、単独でも完結するようにしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 13:23:37
5318文字
会話率:39%
ユニークスキル『必殺』を持つ
唯一の存在であった俺は、
新たに獲得したユニークスキルで
転生魔法を放ってしまった。
魔法の暴走は抑えたものの、
目覚めた時には最弱の
ユニークスキル『呼吸』を持った村人に。
そこからと言うもの、
みんなは
魔素を吸って魔法を吐いているのに、
俺だけ酸素を吸って二酸化酸素を吐くだけの生活。
「もうどうにでもなれ」
その一心で全集中で『呼吸』をしてみたら、
血液中の酸素濃度が急激に上昇し
意識不明の重体に。
再び魂が肉体と離れようとした途端、
数少ない走馬灯と共に、
前世の記憶も流れ込んできた。
ユニークスキル『必殺』を思い出した俺は
見事意識を取り戻し、
魔素を吸って死言を吐く日々に早変わり。
口癖も
「空気美味しい」
から
「仕事(死言)しますか!」
に変わり、今まで散々バカにしてきた同級生を
『必殺』していく日々。
その過程で色々あって魔王も
倒してしまい、世界には平和が訪れ、
優秀な遺伝子を残そうとする
若い女冒険者達も俺の元へ訪れるようになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 21:02:28
4530文字
会話率:20%
ナユタはステータスがオールFと診断され、パーティでも荷物運びをさせられていた。
それに対してパーティリーダーの勇者はステータスがオールAと診断されたとても優秀な冒険者であった。
しかし、ある日ナユタがたまたま頼んだ食堂の裏メニューを食
べるとSランク冒険者になってしまった。
そのことに逆上した勇者はナユタに決闘を申し込んでくるが、あっと言う間に返り討ちにしてしまう。
そのことを逆恨みした勇者によりパーティを追放されてしまうが、そんなナユタの元に一人の銀髪の美少女がやってきて「世界を救うという」自分の夢を語りだした。
ノベプラ、カクヨムにも同時掲載掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 19:11:40
123321文字
会話率:29%
「あんたの実績は誰もが知っている。何しろ聖塔から戻ってきた英雄だ。その経験にも期待してスカウトした。でも今のあんたは俺の望んでいたあんたじゃない。だから……クビだ」
世界を支えるという聖なる塔への挑戦をかけた決勝戦の直前にチームから追放さ
れるジニア。
仕方なくギルドで変更手続きをしていると、一人の少女に声をかけられる。
「もしよければ私たちのチームのキャプテンになってくださいませんか」
片やチームから追放されたかつての英雄。片やチームごと見捨てられた新人たち。
ジニアは新人とチームを結成し、ダンジョンで経験を積み、ギルドの依頼を順調にこなしていく。
すべては再び塔へ登るために。
一方、ジニアを追放したチームはジニアの後釜のせいで足並みが揃わないでいた。
だから「戻ってきて」と泣きつかれても、その、なんだ……困る。
これはセカンドチャンスを掴もうとする男と英雄に憧れる新人たちの物語です。
※日間ハイファンタジー部門80位ありがとうございます!
※第三部スタート時期は未定なので、ブックマークの際は【更新通知】にチェックを入れていただけると読み逃しがないかと思います。
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 20:10:10
276211文字
会話率:48%
ランキングを席巻している「ざまあ」「もう遅い」「追放」「婚約破棄」の面々。
この類の話の構造はどこで見た覚えがある。そうだ『こち亀』だ。こんな話よくあるぞ。
いや、毎回やっている漫画があった。そう、『ドラえもん』だ。
最終更新:2021-05-09 17:32:11
2462文字
会話率:9%
クレジットカードや電子マネーの普及により、現金が財布パーティから追放された。しかし、停電によりすべての電子マネーが使えなくなったため、戻ってきてほしいと言われる。
最終更新:2021-05-09 17:29:19
1811文字
会話率:22%
歌い手リックは、回復・バフ・デバフの歌を使いこなし、勇者パーティをサポートしていたが、どうしても音楽性の違いに我慢できなくなった勇者から追放されてしまう。勇者はポップなミュージックを愛する普通の若者だったが、リックは生粋のヒップホップ生まれ
ヒップホップ育ちだったのだ。
普通の歌い手は荘厳な讃美歌で回復をして、雄大な応援歌でバフをかけ、葬送のレクイエムで敵にデバフをかける。一方リックは魂のリリックを乗せたラップですべてをこなしていた。
リックによる一流のサポートを失った勇者たちは、勢いを失って落ちぶれてしまい、背に腹は代えられないとリックを呼び戻そうとする。リックは謝罪を受け入れ、ラップバトルで自分に勝ったら戻ってやる、と言い放った。
世界の命運をかけて、リックと勇者、二人の魂のリリックが響きわたる……! ※主題は追放ざまぁではなくラップバトルです。 ※ノベルアップ+にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 12:15:46
2609文字
会話率:40%
「クソ野郎は追放だ!」第一線のパーティでトイレ係として雇われていた青年小室は、新しいメンバーを雇ったことをきっかけに、パーティを追放されてしまう。トイレを作ることしかできなかった小室は、追放をきっかけに新しい力に目覚め……るなんてことは特に
なかった。一人寂しく活躍できる場所を求めてさまよう中、小さなダンジョンに流れ着く。勢いでダンジョン丸ごとトイレ化してしまったことをきっかけに、ついに活躍の場を見つけるのだった。一方、追放したクソ野郎どものパーティは便器すらない状況で実質的な野グソをするしかなくなり、満足なウンコができなくなっていた。ウンコのおかげでパーティの士気はがた落ちし、やがて解散となる。ダンジョンのトイレ事情をめぐる、クソくだらない、下世話なローファンタジーが、今ここに始まる。 ※ノベルアッププラスにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 13:36:48
7414文字
会話率:17%
「婚約破棄からの国外追放でざまぁとかもう遅い」のミランダが追放される気なかった場合のもしもバージョンです。
本編のミランダは自国にこだわりがない上に王妃になるよりも隣国に行って静かに暮らしたいと思っていたので、アレはアレでありえる話なのです
が、そんだけ能力あったらこうだろなって言う話です。なんとなく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 14:23:56
2151文字
会話率:27%
登場人物が去勢されてたりするのでR保険付けてます。
「婚約破棄からの国外追放でざまぁとかもう遅い」の続編と言うか後日談です。
全員分は書いてないですけど、よろしければ。
最終更新:2021-04-28 09:12:03
2113文字
会話率:56%
「エルランド公爵家令嬢ミランダ エルランド、貴様との婚約を破棄した上で国外追放とする」そう宣言したのはこの国シュトランス王国の第1王子にして王太子のエバンスだ。金髪に碧眼、長身でスマートな優男が冷たい目でミランダを見下ろしている。学園の卒業
記念パーティーでの一幕だった。
固定キーワードに困るとヒストリカルにしてすみません(折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 11:30:54
1501文字
会話率:50%
魔法学校で教師をしているレオン・マーシャスは生徒たちに味方を強化することができる補助魔法を教えていた。しかし、魔法職の花形である魔剣士や、遠距離から安全に攻撃を行う狙撃魔法士と比べると補助魔法士は地味である。そのため、補助魔法を学びに訪れる
学生の数は年々減少していた。そんな中、レオンは学園の校長から呼び出される。
「レオン君、ここ最近は平和なこともあって兵士になりたがる魔法士の数は減っている。おかげさまで学園の経営状況もかんばしくない。そこでだ、不人気な補助魔法の授業は明日から廃止する! 君はクビだ!」
しぶしぶ了承したレオンは、教師として最後の授業を開始する。
「――というわけでみんなすまない。今日が最後の授業なんだ」
「待ってよ! そんなのどう考えたっておかしいわ! あなたが教師をクビになるのだったら私もこんな学園退学してやる!」
学園長の下に乗り込んだ彼女は、腹いせとばかりに学園長が学園の資金を横領していたことを暴露してしまう。 慌てた学園長はミアに再び復学するよう説得してくる。もちろん、復学する条件の中にはミアのお気に入りのレオンの退職を撤回することも含まれていた。 しかし――。
「今更こんなこと言われてももう遅い!」
学園をでたレオンは、どういう訳か教え子のミア・ランバルトと取り巻きの2人が付いてきた上に冒険者パーティを結成することに!? 補助魔法に関しては右にでる者のいないレオンはミア達にバフをかけまくり依頼を次々とこなしてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 18:07:55
69114文字
会話率:54%
最強の勇者はパーティの無能なおっさんを追放するも、そいつが最強の精霊使いだと判明。
その上そいつは貴族の息子だったらしく、めでたく地位も名声も失ってしまう勇者。
転落勇者は困難を乗り越え、夢の甘い汁生活にありつけるのか?
逆張り大好き作者に
よる、逆ざまぁ系英雄譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 16:55:06
8560文字
会話率:45%
魔王を倒すために仲間と共に旅をする勇者は、その途上で次々と仲間を追放し、ついには「もう遅い」と言われてしまいましたとさ。
最終更新:2021-05-06 01:01:21
8206文字
会話率:55%
補助魔法を得意とする青魔法使いのチリ。彼女は特定のパーティーに加入せず、短期契約の追加メンバーとして気ままな冒険者稼業に勤しんでいた。
そんな彼女がある日、王宮のゴタゴタに巻き込まれる話です。
最終更新:2021-05-05 00:00:00
11920文字
会話率:61%
C級冒険者パーティで斥候を務めるライナー・バレットは、攻撃能力の低さを理由にパーティからの追放を宣告された。
だが「最速」が信条の彼は、クビになった二秒後には素早く立ち直り。冒険者ギルドの窓口で、新しい仲間を探し始める。
――自分
をクビにしたメンバーが、食事をしている真横で。
そしてライナーが抜けた穴は意外なほど大きく。稼ぎがガタ落ちしたので、パーティメンバーはライナーを呼び戻そうとしたのだが。しかしその頃ライナーは、もう没落貴族のご令嬢だけで組んだB級冒険者パーティ「蒼い薔薇」に拾われていた。
復縁をしようと迫る元メンバーたちと、婚約破棄してきた元彼女を振り切り。彼は今日もマイペースに、早さと速さを極めんとする。
「今月のテーマは「挑戦」ですわ!」
「となるとA級依頼か。ドラゴンの撃退でいいか?」
「わー、話がはやーい」
とにかく早く。もっと速く。
それだけを考えた男が、手段を問わずに突っ走り。最強になるまでの話。
返り咲きたい貧乏貴族たちと、鋼のメンタルを持つ男の、素早さ極振り物語。
・仲間と出会うのは五話から。
・主人公が活躍するのは六話からになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 18:28:27
423325文字
会話率:35%
「親父! 俺冒険に出たい!」
「は? いや、無理だろ常識的に考えて」
即答……きっと冒険者の母さんなら、背中を押してくれるはず――。
「それは無理よ常識的に考えて」
魔術師を夢見る少年、タクトは冒険に出たかった。しかし――世界には
モンスターが溢れている。
男は冒険者になれない、それは魔法が使えないから。
魔法が使えるのは女だけ……それが世界の常識だった。
夢を否定され、意気消沈するタクトの前に一人の老婆が現れる。
老婆はかつて、この世界を作り変えた『憎しみの魔女』と呼ばれる人だった……!!
「お前さんに魔法を使わせてやろう」
老婆の言葉にタクトは半信半疑だったが、この奇跡の出会いによって、タクトの冒険者としての道が開かれた……はずだった。
「お前はもう息子ではない! 今すぐ村を出て行け!!」
「……え?」
村中のみんなが豹変し両親でさえ、タクトを憎み、侮蔑する。
魔女から与えられた力、それは普通の魔法ではなかった。敵視《ヘイト》を自身に集める魔法。使えば周りは敵だらけになる。
両親から憎まれ、村を追放されたタクトは一人決意する。
馬鹿にしてきた奴らを見返して、最強の魔術師になってやるッ!!
これは、与えられた特異な魔法を武器に、世界でたった一人の“男の魔術師”を目指した俺の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 10:03:16
294274文字
会話率:42%
どこにでもいる16歳の陰キャ男子高校生、月夜《つきよ》なずな諸島《しょとう》。
林間学校の初日、崖から転落し、異世界へ転生した。
ステータス鑑定イベントにてあまりのゴミスキルのため罵られ、追放される。
しかしそのゴミスキルは実はチートでした
。今更戻ってこいと言われてももう遅い。
俺はこのスキルを使って最強になり、ハーレムを作って追い出した奴らを見返します。
そう、今ここに虐げられた少年がいずれ最強になる冒険譚が始まる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 03:16:12
5968文字
会話率:23%
地方領主バルネア家の新当主アンリが発現したスキル【温泉郷】は、とても戦争には使えそうにないハズレスキルだった。
「今日この時を持ってバルネア家を四国同盟より追放する」
大陸を牛耳る軍事同盟から追放されたバルネア家は、たちまち元同盟相手の
国々から宣戦布告される危機に陥る。
しかしアンリのスキル【温泉郷】は、疲れ切った兵たちを鼓舞し、果ては酷使された敵国の民さえも寝返らせるほどの最強の福利厚生スキルであった。
さらにレベルが上った【温泉郷】は様々なバフを兵にかけることも可能になる。
裏切った国々を返り討ちにし、バルネアはかつてない大国になろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 17:08:55
2413文字
会話率:54%