20××年。宇宙旅行は当たり前になった時代。
でも、3年かけて宇宙ステーションまで行って、
3年かけて帰ってくるような物好きはほとんどおらず、
一番人気があるのは月から地球を眺めて、
宇宙食のディナーを取るコース。
汎用型バイオロイド…フ
ォルモの値段はテスタロッサ
一台分より少し安いくらい。子供用の対話型友人育成
フォルモで、宇宙食旅行と同じくらい。これは、ちょっと
大きめの人形と同じ大きさ。
フォルモ=formo。本来の意味は「カタチ」。
フォルモ=プロトタイプは、子供のおもちゃとして
発表された。対話によって子供の友達になっていくアレ。
世界的な人口減少は歯止めがかからない。先進諸国で子供を
持つ夫婦が極端に減ったためだ。それと、発展途上国では、
不妊の割合が急激に増加。理由は定かではないが、
人間という種の本能がそうさせているのではないか
との仮説が立てられている。増えすぎたんだ、人間が。
これにより、農地の確保ができて、有機農法が可能に
なった部分もあり。痛し痒しだ。よって、世界の政府は
フォルモの開発に着手。最終的目標はバイオロイドによる
出産である。人間をバイオロイドに生ませ、人口増加を
図るプロジェクト。はっきり言って、倫理に反する。
それでも、そうでもしない限り向こう100年のウチに
ヒトは絶滅危惧種になる。
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ねえ、朱璃。他人を本当に好きになるって、愛するって、
こんなににつらかった。
でも、こんなにもしあわせなことだったよ。
…おやすみなさい。
---------------------------------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-02 20:26:57
26171文字
会話率:16%
ここは人間が住む人間界と、魔族の住む魔界が存在する世界。
だが、魔界を支配していた大魔王が人間に倒されて世界の均衡が乱れてしまった。
これにより、自分が支配者になろうとする魔王達が暴れ始めてしまった。
その影響は人間界にも飛び火し、平和が夢
になってしまった。
そんな時代のなか、限りなく人間界に近い魔界を治める、時を司る魔王クロウは、戦乱には参加せず自分のやりたい事をしていた。
これは、そんなクロウの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-01 19:43:37
3359文字
会話率:40%
闇の力を妄想する高一・山田達也の前にほんものの本物の悪魔が現れた!あれ?これって闇のバトル?
暇だったら読んでみてください
最終更新:2012-09-23 01:42:09
749文字
会話率:0%
俺が住んでいる寮は、少し不思議である。住人は五人、管理人のおばちゃんと何故か一緒に住んでいる女教師を含めれば、七人が住んでいる。寮はここ一つしかなく、十人しかここに住めない。なぜこんな中途半端なのか。理由を聞く限り……いや、大体は見当がつく
。ここには変わり者しかいないのだ。どうせ、近づきたくないのだろう。これは、そんな変わり者たちの物語。俺と幼馴染の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-22 20:24:23
5592文字
会話率:69%
2022年
突如発生した新型ウイルス、それは人を凶暴化させるものだった。
感染者は脳を破壊しない限り活動を辞めない
邪馬高校に通う1年生の黒屋 ダン は友人の晴也たちと共に逃げ切れるのか!?
最終更新:2012-09-22 10:27:55
1150文字
会話率:35%
気が付いたら異世界トリップをして、この国を救ってくださいと言われました。絶対にごめんです。
やる気はないけれど天邪鬼、やれといわれたら全力でやらず、やるなといわれれば力の限りを尽くす、そんな女子大生が国と国との争いに巻き込まれていく話。たま
に恋愛。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-21 16:25:06
22997文字
会話率:33%
私の彼氏は、自他ともに認める忠犬である。そんな私の彼氏が最近じゃれついてくる時間が増えてきて躾に困っているので誰かかわりに躾をしてくれないかと思っているところである。
時間のある限り彼女に鬱陶しいほどじゃれつく自称・忠犬で番犬で少し病んでる
彼氏と、淡白な彼女のはた迷惑な日常。忠犬彼氏の続き。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-18 22:32:12
3933文字
会話率:56%
詩に限りなく近い何か
最終更新:2012-09-17 12:21:18
535文字
会話率:45%
蒼海雪永は病院の一室で二十年暮らすことを余儀なくされていた。
毎年の桜が心の拠り所となっていた彼は、この年の桜が例年に比べ、格の違う美しさであることに気づき、六十年前に自らが想い馳せた少女のことを思い出した。
六十年前の三月下旬、雪永
は上司の紹介で知った骨董商に絵画教室の運営を持ちかけられ、公園の一角にある桜の木の下で開校する。
子供や老人に教える中、彼の会社を懇意にしている社長、衣沼誠も入会してきた。
ある日、誠の参加する教室に遅れそうになっていた雪永は並木道を走り抜けていた際、桃色の着物姿の少女、嵯峨野ほのかと衝突しそうになるが、自身の負傷と引き換えに無傷で彼女を抱きとめることに成功する。
互いに礼やらの言葉を交し合っていた矢先、彼女は彼の所持していた画材から教室の講師であることを見抜き、入会するためにやってきたと話す。運命の出会いを感じながら彼は入会を承諾し、彼女と共に公園に入った。
週に二度の教室は雪永の支えとなり、深まるほのかとの関係と展望を考え、絵画商へ自作を持ち込むようになる。有名な絵描きとなれば、夢のみならず彼女との未来が約束されるものと考えてのことだった。
しばらくして外国の画家協会員の目に留まり、画家の卵として活動を始めることになったが、彼女との交際を認めるように計らっていた誠が急逝してしまう。
一縷の希望を失った彼女は教室の退会を伝え、彼は最後に彼女の絵を描きながら助けに行くと誓った。
一ヶ月を経て、誠の夫人と画家協会員の力を借りて、ほのかの両親を救ったが、彼女は結婚してしまい、二週間後に彼女は新婚旅行先で命を落とし、遺品と手紙を彼に残す。
手紙には彼女の想いの丈と、人でないこと、彼の前に戻ってくることが綴られていた。
それから二十年を経て、画家として成功した彼は病に倒れる。
現代、病床にあった彼の耳にほのかの声が届き、再会の奇跡が成就されたが、想いを告げ、結婚指輪を渡した直後に彼は彼女に看取られて息を引き取る。
懸命な処置の甲斐もなく彼は亡くなったが、その病室の片隅では限りなく現実との繋がりが薄くなった姿の雪永とほのかが見守り、新しい肉体で病室を後にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-17 04:45:59
24273文字
会話率:36%
ある日、勇者が帰ってきた。
そして「魔王と和平を行なった、魔物はこちらが攻撃しない限り襲ってこない」と言った。
魔王城でも衝撃が走った。突然魔王が人間を襲うなと命令をしたからである。たった一人の勇者に魔王の座まで進攻されたが魔王が倒したは
ずと思っていた魔物たちは驚いた。
数日後、魔物たちはもっと驚くことになる。
そして先ほど出てきた勇者は王と話した後、家族を連れどこかへ行ってしまう。そして半年後、魔王の嫁としてまた人々の前に現れたのだ。
しかしこれは、勇者のたった一人の家族である弟。元勇者の弟にして現魔王の嫁の弟の青年の話である。
※魔物の人間化があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-12 20:19:17
6121文字
会話率:40%
一目惚れした相手に告白し、玉砕する。それもまた青春。だがそこで諦めるようじゃイイ男とはいえない。
月島真司は努力を始めた。相手に釣り合う男に成長し、今度こそ告白を成功させると誓った。
モテる男に成長しろ! 大丈夫、お前はデキる男だ!
でもい
きなり振られているのはフォローし辛いぞ!
頑張れ真司! 負けるな真司! 力の限り生きてやれ!
健康少女、図書館少女、金髪外人幼馴染まで揃えてやったのに、そんなにお前はヒロインのことが好きなのか!
作者渾身の青春ハートフルラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-08 20:25:31
15757文字
会話率:35%
暴虐の限りを尽くした宋の康王は、側近の韓憑を排し、その妻である美女・何氏を娶った。
孤独な王と、傾城の恋の結末とは。
最終更新:2012-09-04 14:49:30
10022文字
会話率:26%
小さな輸入商社に勤めていた俺は、ガス爆発に巻き込まれて、異世界「イストリアス」に勇者として降臨した。そこでは、森の奥の城に住まう強大で邪悪な「魔王」が専横の限りを尽くし、力無き人々はひたすら恐怖に慄き、息を潜めて生活している、はずだった。森
林経営に勤しむ実直な「魔王」、平和を謳歌する市民、豊作に頭を悩ませる農民・・・。あれ、ここって、もしかして、勇者不要なんじゃないの? 俺の使命は何なんだ? 俺はここに居ていいのか? 悩める勇者の「明日」はどっちだ!? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-01 16:01:07
13834文字
会話率:45%
山の奥深くに捨てられた少女はそこで鬼と出逢いましたーーー。
気まぐれで拾った娘の早い成長を目にした鬼は、彼女と自分に流れる時間の違いを知る。
そのとき鬼は彼女にとって最善の生き方を考えることになる。
一緒にいれたら、それでいいの。
確かにく
る別れも辛いけど、それでもそばにいたい。時間が許す限り、ずっと、ずっと。
救ってくれた鬼を一途に慕う少女と、保護者な世捨て鬼の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-31 08:00:00
55305文字
会話率:42%
七夕の夜に両親から夜遊びを許可された『私』は、途方もなく街を歩いてたが、そこで自らを神と名乗る男に会う。その男は、笹の葉にかけられた短冊の願いを、叶えるか否か決める仕事をしていた。
一夜限りの夢のような『私』の体験――。
最終更新:2012-08-27 22:18:39
8054文字
会話率:38%
『栄歴』と称される時代の、放逐された『記録するための機械:記憶機』たちの物語。
「神に創られた生物『人間』による栄えある暦」を意味する栄歴。
その世界の中で紡がれる、限りなく人間に近い機械達の独白。
十中八九、「誰かの主観」で物語が進ん
でいきます。
基本的に一話一話キリのいいところで終わります。
記憶機である彼女達を中心とする登場人物たちの独白を辿りながら、事柄の全貌が見えてくる形式です。
※(2012/8/22)
話の流れとして将来的に残酷描写が含まれることになる予定ですので、
「残酷な描写あり」「R15」のタグを付けさせていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-27 16:10:25
5417文字
会話率:10%
目が覚めたら見知らぬ部屋にいた俺こと長谷倫太郎。
どうやら俺は一度死んだらしく、妙にガキっぽい神様とやらの命令で何故かダンジョン探索RPGをやらされることに。
しかし、そのダンジョンを最後まで攻略できたものには、可能な限りの願いを叶えてくれ
るという……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-26 08:00:00
2239文字
会話率:2%
アイディアが沸いても書く時間、知識、体力、気力が足らず、書けない物語集の一部です。
アイディアが湧かない!、何かネタがないか?、等お困りの方やこれから小説を書かれる方の参考になればと思い投稿しました。
投稿した内容を使って頂ければ嬉
しい限りです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-21 14:48:55
436文字
会話率:0%
この家がある限り、キキは愛しい人達をずっと待ち続けられる
どんなに時間が立ても、どんなに汚れてしまっても絶望などしない。
キキだけはずっとそこにいた。
最終更新:2012-08-20 11:48:42
3098文字
会話率:18%
『かせんかいだん』
とある辺鄙な田舎町にある小さな中学校には、真っ赤に染められた鉄製の螺旋階段がある。
段を昇る度に、靴底が無機質な音を鳴らす打楽器。
子供が嬉々として駆け上がりそうな、遊ぶことを目的としないはずの遊具。
非常
階段として設置された、生徒の興味を惹きつける渦。
その好奇心を標的とした蟻地獄、螺旋階段は現在使用禁止になっている。
手入れや点検などを欠かしていない。
手摺や段が外れる可能性は限りなく低い。
事故が起きる確率など、宝くじで億単位の金額を引き当てる方が高い程に。
しかし、螺旋階段は使用不可能であった。
緊急時の非常口としても使われない、見かけ倒しの一品。
一体何の為の設計なのかと疑いたくなる、目的不明の無用の長物。
いつの間にか設置されていたもので、設置日施工日一切不明。
気づけば何かの軌跡のように、そこにあった。
いつ誰がこのような名をつけたのかは知らないが、蝸牛の殻のように回る設計から、蝸牛が跡を残して旋回する階段という念を込めて、蝸涎階段。
“かせんかいだん”と呼ばれるようになった。
そんな子供の注目の的となるべき“かせんかいだん”を登り切った者は、未だにいない――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-20 01:13:51
7982文字
会話率:28%