内川護(うちかわ まもる)は絵を描くのが好きな高校一年生。
高校に入学した彼は、県内一と言われる美術部に入部しようとするも、美術部の部長は彼の実力に嫉妬し、散々貶した上に絵を破り捨て、入部を断ってしまう。
護は失意の中、放課後の空き教室で自
分にしか見えない幽霊の少女と出会う。
彼女は雨宮(あまみや)と名乗り、かつてこの高校のイラスト部で部長をしていたという。
護の事情を知った雨宮は、幽霊である自分の代わりにイラスト部を復活させてほしいと頼む。
護はその願いを聞き入れてイラスト部に所属し、復活に必要な顧問と部員を集めることにした。
霊感があるクラス委員長と、その幼馴染、ゆるふわな先輩といった個性的な部員が集まっていく中、同じ目標を持つ護と雨宮部長の距離は自然と近づいていく。
スキンシップ過多の幽霊さんとスクールライフ、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 11:03:01
143818文字
会話率:50%
ゲーム廃人『神屋 翔』
〈オフライン〉と〈ソロプレイ〉と〈DIY〉を好む彼がプレイするゲームの一つ、『メカニズム・フロンティア・フロントライン』。通称『MFF』。 一部ではクソゲーと言われるこのゲームが大規模アップデートを行った事で『別
ゲー』レベルに化けた。
オープンワールドとなったこの新たな世界を満喫する彼は、本人の知らぬ所で有名になり、多くのプレイヤーから狙われる事となる。
嫌気の差し始めた翔はMFFから離れようかと考えたところで届いた一通のメール。
ここから神屋翔の人生は、大きな変化を迎えるのだった。
※カクヨムにも同時投稿。不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 08:00:00
78803文字
会話率:16%
サブタイトル
『ドアマットヒロイン、頭をぶつけた拍子に前世が大阪のオバチャンだった事を思い出す』
両親亡き後叔父家族に虐げられながら育ったジゼル。
厄介払いされるように嫁いだ家でも婚姻後直ぐに任地に赴いた夫が帰らない事から蔑まれ続けてきた
。
しかし転倒時に頭部を強打した瞬間に、ジゼルに前世の記憶が蘇る。
「ちょい待ち?ここって、前世で読んだラノベの世界とちゃう?」
ドアマットヒロイン系の物語に出てきた夫に捨てられる超モブ妻に転生したと知るや否やジゼルは考えた。
どうせ「他に好きな人が出来たから別れてくれ」と言われるんだから、もうその前にさっさと出て行ってもいいんちゃう?ていうかドアマットヒロイン?ウチの方がドアマットやっちゅーねん!と。
いつもながらの完全ご都合主義、ノーリアリティ・
ノークオリティ・ノーリターンのお話です。
誤字脱字の宝庫と思われます。自己脳内変換機能をフルにしてお読み頂けますと助かります。
アルファポリスさんにも時差投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 19:39:15
80733文字
会話率:35%
魔女病を煩った僕は、町の外に幽閉され、一人、サバイバル生活を行っていた。
時折面倒事を運んでくる姉が、僕が唯一持っている外との繋がりであり、この日も姉から面倒事が運び込まれた。
姉が運んできた面倒事は、病を患った少女であり、僕は少女
の病を治すよう言われる。
期間は一週間。
僕と少女と時々メイドという奇妙な生活がスタートするのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 13:00:00
40307文字
会話率:36%
女神像の前で両膝を付き、祈りを捧げる。
これが私の日課である。
神に祈りを捧げる事は、教会に勤めるシスターにとって息をするより当たり前な行動であり、私は一人のシスターとして、とても模範的に過ごしていた。
そんな、祈りだけは完璧に
極めた私の元に、一人の女が現れる。
私を操る術と私の心を奪う術を知っている女。
私は女に言われるがまま、行動を起こす事になる。どうしても欲しいものを女は持っているのだから、すべて仕方のない事だった…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 13:00:00
31366文字
会話率:40%
『皆と仲良くしなさい』、『嫌いなものは作らないようにしなさい』。よく言われる定型文。
其れが全てだと思っていた。
けれども全てに失望して、醜悪さを認めれば、そんなものは傾いた思想に他ならないと知った。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
キャラが闇堕ちする理由、分からなくはないんですよ。
そしてまた光堕ちするのが難しのも分かるんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 06:28:41
879文字
会話率:30%
恋愛においてよく言われる言葉。『ドキドキしたい』。
その言葉を聞いた途端、『若いのね』と返したくなる。
刺激なんかなくて良い。生涯の安心感があれば。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事
項2
刺激求めた時点で、暴走が始まりそうなので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 18:00:01
876文字
会話率:38%
これは私の大阪の方々の偏見である。
物言いは率直。グイグイ来る。
興味のない相手、事柄には無関心。
でも懐に入れたら損得抜きで一蓮托生。
真っ向から言い放ったり、いじったりするのはちょっとした愛情表現。
だからこの偏見は、私の周りの方々
と少し似ている。
ちょっと温い。そして優しい。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
タイトルからして何でも許せる方向けです。
でも貶す気は全くないんですよ。
私の大阪の方々のイメージって、
物言いは率直、興味のない相手、事柄には無関心。
でも懐に入れたら損得抜きで一蓮托生。
そんな偏見があるんですよ。
間違ったイメージを持ちたくないので、違かったら白い目でお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 17:00:01
781文字
会話率:50%
"アルカナ・オンライン"通称AO。新時代のゲームと言われるAOにて高校二年生の桜庭海斗は持ち前の頭脳を用いて策略をねりこの世界を旅し、多くのものと出会い交流し、時には戦いに励んでいく。彼は多くの人の注目を集めて行く。それ
は彼が魔物キャラクターであると言った点である。果たして海斗はどのようにしてこのゲームを楽しむのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 18:09:01
38392文字
会話率:32%
グラッセ王国で、勇者パーティーの一員として戦い続けた魔法戦士、リック。
しかし、突然勇者アレンに追放されて、国からも反逆者として追われる身となってしまう。
追い詰められたリックは、崖から飛び降りて、魔の森に落ちてしまった。
魔の森は、王国
に昔から伝わる。冥府の入り口と言われる禁忌の森。
森の中には凶悪な魔物が生息しているため、王国に入らない様に、国境伝いに強力な結界が張り巡らされていた。
だが、森にいる凶悪な魔物は、森の地底に広がるダンジョンから漏れ出た雑魚に過ぎなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 07:13:30
374620文字
会話率:44%
イルは姓を持たない貧民街の孤児だ。幼い頃に剣を取ってから、ずっと剣を振り続けた。ただその日を生き抜くために、剣士として最高峰の呼び名――《剣聖》になって裕福な暮らしをするために。
アレクシア・ウィル・ハイネス。《剣姫》という二つ名で呼ば
れる純白の美少女。彼女は剣の申し子とも言える天才であり、《剣聖》にも届きうると言われる鬼才。
相反する二人。本来なら関わりすら持つことがなかった二人の出会いを描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 17:26:01
8285文字
会話率:22%
家族から虐げられている伯爵令嬢のエレインは、父にこんなことを言われる。
「汚らわしいお前にピッタリな仕事を与える。床に額をこすりつけ、誠心誠意の謝罪をしてくるのだ」、と。
詳しく話を聞いてみれば、王国内でも大きな権力を持っている公爵家に嫁
いだ義妹が、当主の娘に手をあげたらしいのだ。
その現場を見ていた当主は怒り心頭で、義妹との縁を切ったらしい。
大きな権力を持つ公爵家に敵とみなされたら、貴族社会で孤立すること間違いなし。
そんなことを危惧した父は、エレインを謝罪に向かわせることを選んだ。
つまりは、やらかした義妹の尻ぬぐいという訳だ。
思うところはあれど、エレインに拒否権はない。
謝罪をするため、重い足を動かしながら仕方なく公爵家へと向かう。
その先で待ち受けていたのは、想像を絶する絶望。そして、それを綺麗に塗りつぶしてしまうくらいに、幸せに満ちあふれた生活だった。
※他の投稿サイト様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 20:12:31
55514文字
会話率:22%
リーダーに言われるままに仕事をこなす五人、エイ・ビー・シー・ディー・イー。
ある年のハロウィーンに、「特別なお菓子」をもらってくるように言われます。
そのお菓子をめぐり、突然、人生の岐路に立たされてしまいます。
それまで何も考えずに淡々と
生きてきた五人。
「悪い」と「いい」について、たくさん悩む事になっていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 19:19:58
3415文字
会話率:52%
世界は三柱の偉大なる神によって統べられていた。
あらゆる万物を創りだしたと言われる創造神。
すべてを破壊すると言われる破壊神。
世界を循環し安定させる調和神。
そしてそれらの神を信奉する教会と国々によりなっていた。
創造神を信奉
し、神の使徒たらんとする王制を敷く王国。
破壊神を信奉し、力こそ全てという皇帝を抱く帝国。
調和神を信奉し、世界の安定こそ是とする小国が集まった連邦。
それぞれの神こそが最上であるという思想により、細かな諍いは絶えなかったものの、三大国と小さな国々により、小競り合いはありつつも安定した時が流れていた。
人々は生まれるときに神々より力の欠片「ラピス」を与えられ、神の御力の一旦といわれる魔術を扱うことができた。
様々な魔術を修め、強大な力を手にしたものには神への道が開かれるという教義のもと、各国では神へと至らんとする様々な強者が育成されていた。
子ども達は心身、魔術の知識、そして自身に宿る魔力を鍛え、王立学園修了の時にその者に宿りし「ラピス」の力を調べるべく、選別の儀により生まれ持った力を明らかにした。
しかし、この選別により輝かしい未来を断たれる者達も少なからずいた。
何のいたずらか、生まれし時に「ラピス」を与えられずに生まれてしまった者達だ。
「ラピス」を持たない者は多くの国で神に見限られた者として、隠れて過ごさざるを得なかった。
この物語は不屈の精神で世界へと抗う一人の少年の物語である。
この作品は「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 00:14:04
456369文字
会話率:47%
特に目立った容姿でもなく性格でもなく根っからの陰キャな女の子。三輪みわ加奈子かなこ。高校に入学する前日、母親に告げられたのは「お母さん結婚するから、明日その人の家に行くわよ」「は?」それだけなら大して驚かなかったのだが「その人もね、あんた
と同じ年の男の子がいるのよ。あと小学生の弟も」それってもしかして【連れ後とどうたらこうたらなラブコメ展開?】などと一瞬頭がよぎってしまうが、冷静に考えてみるとウチなんかにそんな展開ありえねーだろと期待するのを辞めるのであった。次の日、何事もなく入学式を終えて新しい義理の親父でも見に行くか。などと余裕ブッコきながら実はビビリまくっていた加奈子だったが……その家族はなんというか……色々と突っ込み所がありすぎて、どこから説明して良いのか困るほど普通では無かった。そして同じ年と思われるであろう無茶苦茶美人の女の子?
がくすっと笑いながら「同じクラスになりましたね。よろしくねっ」ニコっと笑顔で言われるが、全く思い当たる節が無かった。「ほら、一番後ろの席にいた黒澤くろさわ蓮れんって男いたでしょ? あれ。俺です」いやいやいや。そうは言われましても今目の前に見えるのは、どこの角度から見てもクッソ美人でグラマー過ぎる超絶美少女なんですけど。(義理の母? もバチクソ綺麗だし、妹もむちゃカワイイ)もしかして男装が趣味? 女装? いや違う。そんなレベルじゃないほど別人なのに本人は「同一人物です」と繰り返すのだった。そんな男としても女としても完璧な彼の秘密を知ってるのはウチの家族だけ。【入れ替わり体質】そんな特殊な人間と家族となった加奈子の日常は凄まじい速度で変化していく。あのさ、一言だけ言わせてくれ。「こんな身体でも心の中はすげー男ですから」などと誇らしげに言うのはいいんだけど、それは多分……間違ってると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 15:15:34
148687文字
会話率:35%
これは、AI技術が大きく進歩した、ちょっと未来のお話。
フルダイブ型VRMMORPG『アンリアル』。政府と大手ゲーム会社が結託して作り上げたそのゲームは、強固な信頼のもと、ゲーム内のお金を現実に還元することができるシステムが用いられて
いた。ゲームで稼いだお金が、現実でも使える。楽しみながら稼げる。それは、暇を持て余した人々にとって、ひどく魅力的な文言だった。こうしてアンリアルは、リリースから1年で国内ユーザー数3,000万人を突破。AIと共に、人々の生活の一部になろうとしていた。
そんなアンリアルにおいて、主人公のコミュ障ゲーマー小鳥遊 好(たかなし こう)は、「サポートAIガチャ」なるもので最高レアリティの白銀ロリ妖精『フィー』を引き当てる。まるで、2度にわたる両親の死を乗り越えろと、そう誰かに言われるように。
無口で気難しい(でも、あざと可愛い)サポート妖精AIフィーを相棒に、主人公は情報を売ることで高校生の義姉を支える日々を送るようになる。しかし、どこまでもゲームを愛し、義姉を愛する主人公にも「受験勉強」という現実の関門が待っていた。
自分たちの生活のために青春を犠牲にしてバイトに明け暮れている義姉、小鳥遊 唄(たかなし うたう)の負担を減らすためにも、主人公は断腸の思いでアンリアルへのログインを自ら禁じることにする。
「絶対に、学費の安い、国公立!」
全ては、そう。最愛の義姉のために。そして、アンリアルでお金を稼ぐことが出来るようにするために。
この物語は、そんな主人公が受験勉強を終えたところから始まる。
半年ぶりにアンリアルにログインした主人公は、サポート妖精フィーを連れて適当にダンジョン(現行の最高難易度)に挑み、肩慣らしをすることに。しかし、その最中、マヌケな悲鳴を聞く。トラブルの原因にもなりかねないため無視をしようとした主人公だったが、悲鳴の中には、ゲーマーであれば誰もが聞き逃せない単語が混じっていて――。
太った黒猫『にゃむさん』によって結ばれる「ゲーム」と「現実」、2つの世界。果たしてコミュ障ゲーマーの主人公は、いかにして陰キャオタク少女とパーティを組むことになるのか。青春、恋愛そっちのけでゲーム攻略に興じる主人公たちの姿を描きます!
※本作は小説サイト「小説家になろう」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 13:24:46
451871文字
会話率:41%
目が覚めると、神様に自分は死んだのだと言われる。
続けて神様は俺にやり直しのチャンスを与えると言った。
『道理に正しい事をせよ』
神はそう言った。
最終更新:2024-10-05 20:42:09
2990文字
会話率:34%
――――遥か遠い世界。
世界の中心とも言われる、覇王の王国。太陽の国「イルフォード」
かつて、大国と呼ばれた大地は枯れ果て、木々は薄れ行っていた。
そんな時、雨ッ国「アメジスト」の王家に伝わる、気候を自在に操
る力を求め政略結婚話が持ち上がった。
雨露の姫と呼ばれる、アメジスト第三王女ブルーベルが太陽の王クロウドに嫁ぐ事になったが。
太陽と雨の物語。
―――――――――――
Eエブリスタ様にも掲載作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 19:46:55
62871文字
会話率:47%
人類は三国で争っていた。東にトクサネ大国、真ん中に三条王国、西にてつしま帝国である。その奥に魔族と言われる領土があった。
父と少年ラオは暮らしていた
突然、日常が崩される。第5砦(てつしま帝国の国境付近、魔族の領土との国境)最前線でもある。
魔族の侵攻により、第5砦が陥落した。
人類対魔族の戦いが始まる!
最強と噂の炎の魔術師を継承し、立ち向かえ!
最凶と言われる、「破滅の魔族」を討つため
人類と魔族による戦い、これは誰かに仕組まれていた。
なぜ、この戦いをラオがするのか、知っているのは神様である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 18:02:06
860文字
会話率:63%
ある夜、賭け事に興じていたパーシーは、対戦相手だった銀髪の男に腹を立て喧嘩をふっかけた。だが男にあっさり返り討ちにされると、これ以上痛い目にあいたくなければ、一緒に店まで来いと男に何故か誘われる。そして言われるまま彼が向かった先は、金さえ払
えば何をしてもいいと言う男達の楽園を主題とした娼館だった。その日以降、娼館で耽楽するパーシーだったが、彼は思いがけない人物と遭遇する。そしてその裏ではある思惑が動いていた……
前作をお読みいただけると、より話しが理解しやすいと思います
https://ncode.syosetu.com/n8208iw/
※全8話
※主人公がざまぁされる話です
※暴力的なシーンも出てきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 21:21:30
35803文字
会話率:31%
聖なる山がそびえる国、聖コーランド王国の第一王女は妹から虐げられていた。この国では聖痕をもつ者が稀にいて、聖痕をもつ者の周りでは幸福が訪れると言われていた。そして、王家に聖痕をもつ者がいれば、国が繁栄すると言われており、妹は聖痕をもって生
まれた。その為妹ばかりが両親からも弟からも、更には使用人たちからも可愛がられ、第一王女アリーチェは放置されていた。そんなアリーチェをことあるごとに妹は虐げてきた。アリーチェを聖痕なしと言ってバカにし、またアリーチェの物を無断で奪っていく。それを見ている誰もがとめはしない。それでもめげずに明るく育ったアリーチェの側には愛猫がいた。愛猫がいたから真っ直ぐ成長できたとアリーチェは思っている。
そんな中、隣国、フランディー王国から王太子の結婚相手として、婚約の申し込みがあった。その手紙は王女のうちどちらか、という曖昧なものだったが、聖痕ありの妹が候補になることはない。妹は入り婿をもらい、国に繁栄をもたらす存在なのだから。家族からも国民からも愛される自分は選び放題だし好きな男性を選ぶからと、アリーチェに政略結婚として隣国へ嫁ぐようにいう。そして顔合わせは、コーランド王国の建国祭の舞踏会で行われた。次の日無事に王都の大聖堂で婚約式を行い、一年後に結婚式を行うことが決まる。だが、美しく気品に溢れた王太子に一目ぼれした妹が婚約を譲れと言ってくるようになった。しかし、両親も国を繁栄へと導く妹を手放したくはないと思い、結果やはりアリーチェが嫁ぐことになったのだが、そんなアリーチェが許せず妹の行為はエスカレートしていく。流石に身の危険を感じたアリーチェは、わずかな荷物とお金を持ち、そして愛猫を連れて王城を脱出し、婚約者のいるフランディー王国を一路目指す。様々な人と触れ合いながら、唯一自分を選んでくれたフェリクスの元へと向かうのだった。
やっとの思いで辿り着いたフランディー王国では歓迎され、結婚式までこのまま住めば良いと言われる。好待遇で受け入れられ、また王妃に可愛がられ幸せを感じながら過ごしていたが、フランディー王国にいることを知った妹が、自分ができないことをアリーチェがするのは許さないと言って一緒に帰るように勝手に婚約解消の書類を作り乗り込んでくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 09:36:48
67871文字
会話率:38%
第二王子と婚約をしていたソフィーリア。学園の舞踏会で悪役令嬢と言われ突然婚約破棄を言い渡されるが、普段の行いから誰もそれを信じない。しかし、第二王子の横にいる子爵令嬢の証言がきっかけで一転、賠償金命令を第二王子からされると、数人が自分も意地
悪をされた、などと言い出し証言のみで責任を取り被害を受けた全員に賠償金を払うように言われる。ソフィーリアには身に覚えがないが、常日頃から一歳年上の第二王子と婚約破棄をしたいと思っていたので直ぐに婚約については解消、賠償金については払わない、この件に関して裁判を起こすと発言すると、第二王子が激高しだして困り果てていると一歳年下の第三王子が割って入りその場で婚約を申し込まれる。もう兄上の婚約者じゃないから、僕が一番に立候補するよと言われ混乱するソフィリーア。舞踏会を閉会しその場から連れ出されたソフィーリアは婚約の話を一旦保留にするが、翌日第三王子が自邸を訪れ婚約を正式に申し込んでくる。どうやって第二王子と婚約破棄させ自分と婚約できるかと考えていた矢先、第二王子自ら婚約破棄を言い渡すのを目撃し急いで名乗りをあげたと告白される。第二王子のアホさ加減に疲れ果てていたソフィーリア。その点、学園でも王宮でも会ったら親しく話しかけてくる第三王子に好感を持っていた。しかし、婚約破棄されたばかりの自分と直ぐに婚約すれば迷惑をかけるのでは?と心配するソフィーリアに第三王子は陛下の許可はもうもらってあると言ってきて、必ず幸せにすると見つめてくる。どうすればいいのか迷うソフィーリア。でも今はその前に第二王子に仕返しをしてやりたい!絶対に裁判に勝って幸せになってみせる!友人、家族を巻き込んで第二王子との裁判に向けて準備を進めるソフィーリアは新しい幸せを掴み取れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 09:06:49
102358文字
会話率:48%
世界の英雄、土の賢者リサはセウンクロスという島に降り立った。
魔王と言われるアロタロスを倒すために。道中拾ったゴブリンを仲間に、国民を苦しめる極悪借金魔王からお金を取り返します。
借りたお金は耳をそろえてきっちり返す。逆ギレなんて言語道断!
そんな悪い子はひきつけ起こして泣きじゃくるまでフルボッコ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 07:10:00
217627文字
会話率:41%
没落寸前の子爵家の長女ソフィアには、強い癒しの力を持ち聖女と言われる妹、アンジェラがいた。
魔法が使えないことからソフィアは「一族の恥」と言われ、虐げられて育ってきた。
その結果、ソフィアは表情を閉ざし感情が表に一切でなくなったことから
、周囲の人々に『氷の乙女』と呼ばれるようになる。
そんなソフィアの元に、突然悪魔公爵のダンタリアンから婚約の申し出があった。
悪魔公爵は人間を食べると言われ、恐れられている存在だった。
公爵の資産目当てに婚約を受け入れた父により、生贄に捧げられるような形でダンタリアンの元へ向かうソフィア。
ダンタリアンの城で暮らすようになったソフィア。
最初は彼を恐れていたが、ダンタリアンの優しさにより、ソフィアは少しずつ表情を取り戻していくが、悪魔が人間を食べるという満月の夜が迫っていた――。
R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 19:17:58
13517文字
会話率:36%