この小説は 僕が好きな中華圏の小説家金庸の武俠小説の『天竜八部』 段誉が主人公の異世界ファンタジーにした2次作品です。
出来るだけ、原作通りに(漫画化や映像化の様に)忠実に書かせていだだきます。
物語は、地球の平行世界の中国大陸を舞台に、
雲南大理国の武芸嫌いながら数々の絶技を身につけてしまう王子段誉、契丹人でありながら漢人として育てられた悲劇の英雄蕭(喬)峯、心ならずも戒律を破ってしまう少林寺の僧虚竹、古の大燕国の末裔で、一族の悲願である王朝復興を夢見る貴公子慕容復の4人の若者を中心に、親の世代が残した確執に運命を翻弄される若者たちの生き様を描いた群像劇である。
話の展開は錯綜しており、上記の4人を巡る物語は時に独立して語られ、それが不思議な縁で結び合わされている。また、登場人物は善悪の観念では書き分けられていない。多面的で、それぞれが宿業を背負い、見えない因果の糸によって操られている。焦点も多重的で、舞台も雲南から江南、中原、北漠、西域へと目まぐるしく移ってゆく。運命流転の大河小説である。
なお、題は仏法を守る神々である天龍八部衆(天、龍、夜叉、乾闥婆、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、摩喉羅迦)に由来しており、物語自体も仏教的な思想に基づいて構築されている一面を持つ。
また 下記の作品から 主人公など4人の武術の補完や 残り4人の副主人公を登場させます。
書剣恩仇録(1955年)・碧血剣(1956年)・雪山飛狐(1957年)・射鵰英雄伝(1957年)・神鵰俠侶(1959年)・飛狐外伝(1960年)・倚天屠龍記(1961年)・鴛鴦刀(1961年)・白馬嘯西風(1964年)・連城訣(1963年)・天龍八部(1963年)・俠客行(1965年)・笑傲江湖(1967年)・鹿鼎記(1969年)・越女剣(1970年) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 16:00:00
1044文字
会話率:0%
子どもの貧困が大きな社会問題としてクローズアップされるようになって久しい。
とりわけ憂慮されているのが、父親、あるいは母親の一方と子どもだけの、いわゆるひとり親世帯となった子どもの貧困である。そして、その多くは両親の離婚によってもたらさ
れる。
シングルマザーなる呼称がすっかり定着したように、ともすれば女性の新しいライフスタイルでもあるかのようにもてはやされることが多くなったとしても、子どもの幸福という観点からすれば、やはり父親という重要な存在を欠いた母子家庭であることに変わりがあるはずもない。
離婚に際してどちらか一方に親権者を決めなければならない状況下では、不可避的に子どもの争奪をめぐって夫婦間の熾烈な争いが演じられることが多い。一方の親による離婚前の子どもの連れ去りや、虚偽のドメスティック・バイオレンス申し立てなど、子どもの福祉そっちのけの手段を選ばない行為が横行しており、このために夫婦間の感情的対立がさらに高まり亀裂は深まる一方となる。
この両親間の不毛な諍いの狭間で、なんら罪のない子どもが極度の精神的葛藤を強いられる。
更に子どもにとって深刻な事態は、両親の離婚をきっかけとして片方の親との絆が途絶してしまい、事実上の生き別れとなってしまうケースである。このような状況を放置したままにして、果たして子どもの人権は守られていると言えるのだろうか。
離婚先進国でもある欧米諸国で、離婚した両親間の子どもの人権を守るために何を優先すべきかについて1960年代から始まった長い議論の末、それらの国では離婚後の共同親権制度が採用されている。
単独親権制度から共同親権制度への移行によって、この国の子どもの貧困問題がすべて解決するわけではもちろんないが、少なくても離婚した両親の間にも、子どもの幸福のためにお互いに何ができるかを話し合う機会が残されることだけは期待できるのではないだろうか。
この著が、そうした議論が高まることへの一助になってくれればと願う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-11 16:04:57
6901文字
会話率:8%
道徳とか法律についての話。舞台は1960年代のフランスのイメージ。
自分で書いておいて何ですが、長ったらしくて娯楽要素皆無の上、途中から政治と宗教の話になってしまうのでご注意ください。
最終更新:2016-07-31 14:42:35
9584文字
会話率:37%
本作品は1960年代後半の日本をモデルとした架空の国・和州国(わしゅうこく)を舞台に、紙士(かみし)と呼ばれる者たちの活躍を描いた物語である。
有史以前から全世界の人間に様々な害悪をもたらしてきた魔性の存在・妖魔。この妖魔を「紙」ーー妖
紙(あやかし)と化し、紙を折って生き物の形と成し、再び血肉を通わせて利用する。これらの技術を習得した者たちこそ「紙士」だった。
主人公・砂川鳳太(すながわほうた)は、双子の妹・凰香(おうか)と共に紙士養成学校を卒業したばかりの新米若手紙士。しかし揃って九級と紙士としては低い格付けであったため、兄妹は腕を上げるため実家から離れた四頭鬼(しずき)町に移り住み、町内に出没する妖魔を狩って紙士修行に励んでいた。
五月のある日、兄妹は同じアパートに住む大学生・西村大輔が、いつの間にか折妖(おりあや)人間ーー人の形に折られた妖紙にすり替えられていることに気付く。そしてこのことを機に、二人はある事件に巻き込まれてしまう。
四頭鬼町のどこかに眠るという鬼の首。その首塚を狙う者は誰なのか。そしてかつて天才と呼ばれた紙士が引き起こした事件との関わりは……。多くの人々の思いが渦巻く中、事件を解決するための兄妹の奮闘が始まる……。
*本作品は2015年10月~11月、作者のブログに掲載されました。
*活動報告欄にて設定資料を公開しています。興味のある方はあわせてそちらもご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-27 18:29:30
145190文字
会話率:55%
時代は1960年代、日本がバブルと呼ばれた時代
そんな高度成長期の都心とは程遠い田舎の港町で起こった一つの少年少女の奇蹟のお話。
キーワード:
最終更新:2016-02-27 17:50:53
14886文字
会話率:47%
最新ゲーム機HGWが登場により、世界はオンライン対戦の時代へと向かっていた。俺こと、空島疾は大人気ゲームソフトのWFOをプレイしている最中に、竜の世界へと召喚してしまう。
そこは、竜と人が協力し、竜騎士とよばれるものが支配する世界であった。
無論、竜に縁があるわけがなく、乗ることもできない。そのかわりなぜか、条件付きの能力を含め、1960年までに開発された戦闘機ならなんでも召喚できるというチートに近い能力を手に入れていた。
のちに、彼は空戦王者(コンバットマスター)として、名をはせる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-17 22:12:22
24647文字
会話率:38%
俺は浜野康介。高校二年生野球部の一応エース。得意科目は世界史と近代日本史。人望は自分でいうのもなんだがそこそこある。さらに最近は彼女も出来た。
俺のクラスは学校のバーチャルゲームの実験台となることとなった。このバーチャルゲームは1919年か
ら1960年までの間、国家元首を務め良き国を目指すというリアル体験型近代世界史の勉強になる。
何はともあれ俺はこの世界で日本軍を世界最強にしてやろうと思う。
というご都合主義満載の物語です。
更新は遅く一週間に一度か二度ほどです。
意見や感想どんどんお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-19 21:53:57
70782文字
会話率:37%
「ククク。ヤツは四天王の中では最弱……」
バカ二人は気がついていない。
四天王最強のノーム様が勇者に倒された。どうしよう。
1967年。鳥取県立由良育英高等学校に所属する女学生・西尾由紀子は神隠しに遭った。
異世界・『箱庭』。
そこは『勇者』と呼ばれる超越者たちと、異世界の魔王・『魔王ディーヌスレイト』を模した魔導人形が支配する『魔族』との絶え間ない戦争が666年続く地獄の世界。
魔都を護るは親友に不安を漏らし、友の死を嘆く一人の少女。
魔都に迫るは魔族の撲滅を望む勇者率いる大軍勢。
志半ばで果てた友の名、義父の意志を引き継ぎ彼女は『魔将』となる。
※なろう本編は完結済みです。外伝『でろ編』も完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-10 05:00:19
190828文字
会話率:43%
時は1960年、第二次世界大戦が終結して15年、かつての戦勝国同士である米ソの対立が深刻化している中で、アメリカのニューポート・ニューズ造船所で、一隻の空母が進水した。今までの空母と違う『原子力空母』として・・・
その10万t近い船体の
巨大空母に付けられた名前は、アメリカ海軍の空母にとって栄えある『エンタープライズ』であった。
今のアメリカ海軍の華とも言えるミニッツ級航空母艦。その雛形にもなった史上初の原子力空母、エンタープライズの人生を、艦魂と乗組員の会話と生活からみてとる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-18 18:30:49
560文字
会話率:0%
1960年。第2次世界大戦は継続していた。
チューリングマシンと呼ばれる人造人間が、人間の仕事を引き継いでいく。
あるスパイの摘発作戦に参加した3人のチューリングマシン。ある事故により想像を超える変転を遂げるその中の1人が、歴史の影に潜む謎
に迫っていく。果たして真実にたどり着けるのか。その真実とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-19 04:43:35
13609文字
会話率:18%
1960年代の高校生ミナミメグルは、元肥満児で被イジメ歴ありの平凡な高校生。その彼が、宝くじに当たった様な幸運を手に入れた。モモザワマイカ。小柄でおとなしいが、内気な同級生。彼女はなぜメグルを好きになったか?彼女の秘密と、2人の学園生活を描
く60年代風ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-04 09:16:05
100897文字
会話率:43%
1960年代、CIAの生物学技官になった「ぼく」は、猫の選別に従事していた……。
【猫好きの人は読まないでください】
最終更新:2014-02-08 17:45:30
7241文字
会話率:29%
世代は移りゆく・・・
始まりは1965年の最後の一日、イタリアは驚愕する。そこは、緑広がる世界。なんちゃってリアル系のファンタジー世界にイタリアがお邪魔する架空戦記、艦隊決戦もあるよ
が、ここに始まる
最終更新:2013-11-04 18:44:29
267475文字
会話率:56%
彼の手が好き。大きくて、温かい手。
このまま、ずっと歩いていきたい、離さないで欲しい……。
「マツリカの花」(http://ncode.syosetu.com/n0649bh/)
「秋良の恋 慎一郎の愛」(http://ncode.syo
setu.com/n3196bf/)
でちょい役で出ていました、
慎一郎の兄・政(つかさ)と加奈江の
何の障害もない高校生・レトロないちゃいちゃ話です。
時代的には1960年代中盤から1970年とば口あたりとなります。
団塊の世代になりますね。
R要素は、主人公達が高校生ですから。
あまり書いておりません。
(続編ではR18で書く予定です)
blogにも掲載予定。小説家になろうでの掲載が初となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-03 10:00:00
74892文字
会話率:25%
語りはひとりの懺悔から始まる。
現在の不景気まみれの日本からさかのぼること50年。
1960年を舞台とした高度経済成長前の日本。
多くの人々は戦争の傷が癒えず、畑を耕しながら細々と暮らしていた。
まともな職もなく、働いても働いても楽にならな
いどころか、所帯をもつ夢すら持てない日々を送る青年。
そんな青年が、夕暮れの日が落ちる寸前に、何度も通っているはずの道で、道に迷う。
歩いていると、ふと、十字路に差し掛かった処で一人の男に出会った。
男は青年に声をかける。初対面の男に何気なく言われた一言に、心の隙間をつかれた青年は、その男の言われるがままに取引に応じてしまう。
半信半疑の青年が家につくと、そこには青年の嫁と名乗るひとりの女性が帰りを待っていた。
最初は青年も、名も知らぬ嫁を腫物のように見ていたが、一晩たつとすっかり、愛おしくなってしまっていた。
この娘は記憶をいじられているに違いない、本当の記憶が戻ったら自分のもとから離れていってしまう。
そう考えた青年は、がむしゃらに働きだした。
その甲斐あって、それからの人生は順風満帆。
子供もうまれ、幸せの絶頂を数十年謳歌した。まるで今までの人生がうそのように。
だが、2010年。
再び“悪魔”が現れる。
取引で得た代償を取り立てに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-17 22:33:39
6291文字
会話率:17%