中学生の愁は家庭に問題を抱え、家族から逃げるように外の世界へ。
家庭での新たな問題により、亡くなった母の実家、祖父母の居る瀬戸内の島へ行くことになる
島には祖父母や、懐かしい従弟、育ってきた環境が全く違う、同じ年の少年たちと変わった女の子。
夏の間の「トモダチごっこ」が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-09 00:25:59
24092文字
会話率:37%
公園のベンチに腰掛けた
街頭が影が揺れる
冷たい風に吹かれて夏の暑さを忘れる
もう九時なのにまだ少し明るい
夏の日が伸びる
うっすら浮かぶ星を目を凝らして眺めてる
最終更新:2019-06-07 03:00:00
228文字
会話率:0%
あなたはあと数年で死にます。とは逆に、あなたはあと何百年も生きます。と告げられるとどう思いますか?きっとそれぞれ考えることがあるはずです。
少し未来を覗いてみましょう。ここにはどんなストーリーが待っているのでしょうか。そしてこれはきっと、
何か今を大切にできる。そんな思いが芽生えるようにと世界観も細かく描写しています。
それでは、どうぞ。私はここでさようなら―。
※カクヨムとアルファポリス、セルバンテスにも同時投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 23:52:10
10016文字
会話率:21%
楽しくもなかった2年生も今日で終わり。終業式の日に初めて自分から一緒に帰るか?と誘ったことがきっかけで茅野秋人と木野結翔の二人だけでしか一緒にいなかった関係も急変?!茅野秋人と木野結翔の青春が始まる!
最終更新:2019-01-01 22:35:58
3018文字
会話率:0%
どこか遠い田舎の話。シキとリウはつつましく暮らしていたが、ある夜、大風に飛ばされ散り散りになった。やがて孤独に暮らすシキにリウの呼び声が聞こえた。シキはリウを探し当て、二人はその地に命を終える。
最終更新:2018-12-27 01:51:12
812文字
会話率:100%
「俺たちは点を取るために生まれて来たわけじゃねえんだ。」自分の哲学を持つが、試合には興味がないサッカー部の高3富永と、それをどこか羨む同じくサッカー部の主人公細野。そんな富永が、テストと進路相談前に行われる練習試合に突然「俺を試合に出してく
れ。」と言い放ち、試合に出場する。細野は同じくサッカー部友達伊豆、マネージャーの木下と富永の奇行について考えることにした。
細野の将来についての悩み、富永の狂人エピソード、伊豆の焦り、木下の真っ直ぐな想い。
全てが交錯した時、どーでもよくて下らない結末が細野を動かした...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-09 06:48:42
8450文字
会話率:56%
チコ、美しい母は僕の事をそう呼んだ。僕は母の美しい横顔を見る度、その瞳の奥に眠る憂いを子供ながら感じないことは無かった。そんなある日僕達親子の前に一人に日本人が現れた。カオルと呼ばれた日本人は僕達親子にとってとても重大なことを伝えにやって来
た。やがて大学生になった僕はカオルの故郷である日本のオリーブの輝く島へと向かい、そこで彼についてだけでなく自分にとっての秘密についても知り得ることになる。この物語は第一部より連盟と続く、芸術の系譜をたどり、やがてそれが空へと広がるような流れをチコと言う青年の青春で完結させる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-15 00:03:10
18653文字
会話率:15%
僕はただ風に吹かれて
最終更新:2018-03-01 17:00:00
445文字
会話率:0%
東京上空に現れたUFOから降り立ったのは……
(『星空文庫』さんに掲載した作品です)
最終更新:2018-01-29 19:33:27
1603文字
会話率:57%
【あらすじ】
ネコの生る木に造られる実は、土の上に落ちると、いつしか二つに割れます。
『雪ネコ』と呼ばれる子ネコが生まれるのです。
雪ネコの寿命は、春、夏、秋、冬、の一年。幼子のまま生涯を終える命なのです。
春。
ネコの生る木からだ
いぶ離れた場所に、ひとりの子ネコが生まれました。実は雪ネコなのですが、宿っていた木の実が枝から落ちる際、強い風に吹かれて、ここまで運ばれてしまったのです。
たとえ遠くであっても、ネコの生る木から生まれた子ネコの前には必ず、母親となるネコが現われます。子ネコは育ての母に甘え、乳をもらうのです。
夏から秋へ。
子ネコは親離れをします。生まれ育った場所がネコの生る木から遠かったこともあって近くに雪ネコはおらず、ひとりぼっち。時には同じ雪ネコや他の子ネコたちとも一緒に遊びますが、大抵はひとりで食べ、ひとりで遊びを楽しみ、ひとりで眠る日常でした。
ある日、子ネコは好奇心から湖の広場へと足を運びました。でもってふとしたことから、化けネコのミアンや花の妖精のミーナと知り合い、友だちの契りを結ぶのです。
広場に生えている大木は精霊が宿る霊木で、ミアンやミーナが暮らす『精霊の間』への入口でもあります。ふたりに連れられて中に入った子ネコはそこで精霊イオラとも出逢うのです。
楽しい語らいの中、イオラとも打ち解けた子ネコは、三にんの勧めもあって精霊の間を自分の棲み家とすることにしたのです。
子ネコは、ミアンとミーナが立ち上げたサークル『ミーにゃん同盟』の友だちとも仲良くなります。おかげでいろいろなことを体験をし、つき合いも拡がっていきました。
そして冬。
子ネコはミアンたちに別れを告げ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-25 00:20:17
16087文字
会話率:20%
平凡少年と天才少年の友情がすれ違っていく話。お互いがお互いを尊敬し、尊重していたが、ある日を境に狂ってしまう。かつて天才と呼ばれていた少年は見る影もなくなり、お互いの立ち位置は徐々に入れ替わっていった。報われない想いは報われないままに。
最終更新:2017-09-25 13:56:24
2962文字
会話率:9%
己の生涯をかけて仕え、守り抜くと誓った。 人の命は風に吹かれて消えるほど、軽くて脆く他愛ない。 そんな世のある戦場で主人を亡くし、左手を失した忍。 焼けるような熱さが次第に冷たく変わっていくのを、その時ハッキリ感じていた。 主人が声なき声
で伝えた言葉は何だったか、忍にしか分からない。 忍は流した涙と主人の最後の言葉を胸にしまい、 そして、思考は暗転した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-13 22:25:04
1122文字
会話率:13%
主人公が夢の世界へ迷いこみ、悩みを克服していくお話。
最終更新:2017-08-12 20:32:59
5108文字
会話率:42%
【運命の人にめぐり逢い、愛すること喜びを教えてくれた。思いやりの心を持つことの素晴らしさ、なぜ人を想うのか?それは誰もが人を愛する心を持っているから】
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無断転載は厳に禁じます。禁止私自轉載、加工。
著者:蒼井真ノ介
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-14 20:00:00
2179文字
会話率:18%
桜が風に吹かれて散っていくように、自分にも風のような存在が欲しいと望む高校生、佐藤翔。
翔は何事にも悲観的にとらえてしまう癖があるが、ある男と出会い、次第に日常が変わっていく。
ある日翔はその男の秘密を知ってしまい…
時には涙を流し、
時には笑い、甘くて、苦くて、切ない恋物語。
_「この気持ちはどうしたら許されるのかな」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-01 17:39:30
643文字
会話率:0%
終わりさえもみえない美しい海の果て。
この世界の終末は夢のように儚いことも予言書には描かれていたのでしょうか?
祈りを抱きしめるガラス玉のような魂。願いは眠らずに深遠な時の流れで。生命の見えない翼を抱きしめる夜想曲。絵のような浮
き世を見渡した言葉の契り。
この世界のどこかでは今も空から流星が降り注いで、純白の髪の青年は砂浜の上で海風に吹かれていました。この世界の全てから守るように1人の幼い少女を右腕で抱いてあげながら。こんな夜空の果てにはどんな物語が待つというのでしょう。
(※お知らせ①:この作品は「Kiss to “freedom”, Last world for “ out of love” ~世界で最後の聖夜に自由への口付けを~ 」の続編です。もしもご興味を抱いて頂けたなら、そちらもご一読をどうぞ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-22 22:00:00
33715文字
会話率:56%
主人公(私)が窓からヒマワリ畑を眺めていると、
風に吹かれて、ヒマワリの花びらとともに海に舞い落ちて、
不思議な体験をするという物語を書きました。
(この作品はKindleで販売している短編集『シャボン山脈』にも掲載しています)
最終更新:2016-12-31 02:01:12
1906文字
会話率:0%
桜が満開になり始めた。寒い日が続いたせいか、今年は例年に比べ、開花が遅かった。石神宏弥は一人で桜を眺めていた。ピンク色の桜が空を彩り、風に吹かれて少しだけ舞う。その下を歩く人々が、感嘆の声を上げ、幸せそうな顔をしていた。そんな中宏弥の表情
は一人浮いている。泣きそうな、苦しさを押し殺すようなそんな顔。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-03 19:26:46
1146文字
会話率:8%
背後から吹き付ける風が、頬を掠めて海へと流れていく。
辺りは静寂としていた。まだ明るくなったばかりの時間帯だからか、他には誰一人として人の気配を感じない。
砂浜はただ一人男を内包していた。押し寄せる波は時折彼の座る位置まで届き、足を濡
らした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-16 03:33:50
4876文字
会話率:45%
忘れられた物語、絳き紅鏡と共にある
紅鏡を満たすのは絳き焔
焼べられるのは枯れた物語
残された灰の重さの無き事凱風に吹かれて跡形もなし
だから猩々は飽いたと酒を交わす
つまらなさも酔いと共に忘れると願う許り
最終更新:2016-07-17 20:20:13
611文字
会話率:0%