「――ねぇ、翔。私の彼氏になってくれない?」
学校のアイドル――有栖川美麗に屋上へと呼び出された翔は、突如として恋人関係にならないかと誘われてしまう。
当然戸惑う翔。
しかし、美麗の望みは、男子たちを遠ざけるために翔と偽の恋人になること
だった。
信頼できるのは、昔から仲が良かった従兄の翔だけとのこと。
思うところはあるものの、従妹が困っているのは見逃せず、恋人関係になる道を選ぶ翔。
――だけど、翔は思いもしなかった。
この関係が、二人をただの従兄妹ではいられなくしてしまうということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 06:00:00
57224文字
会話率:42%
俺の幼馴染の、『結城音葉』は今人気絶頂の5人組アイドルグループのセンターだ。
俺たちは幼い頃は毎日遊んでいたものの、アイドル事務所にスカウトされたのをきっかけに、異性を遠ざけるようになって行った。
それでも、テレビに映っている幼馴染はとて
も輝いていて、俺の自慢であり、推しでもあった。
ある日、アリーナツアーの最終公演を見に行くと、そこで音葉は衝撃的な発言をした。
『私!結城音葉は!!今日をもって、アイドルを引退します!!!!! そして!大好きな人と結婚します!』
その突然の、引退発表と結婚発表で、俺を含め多くの人が悲しみに打ちひしがれた。
(はぁ……音葉が結婚か……小さい頃、大人になったら結婚しようとか言ってたのにな……)
そして、次の日、チャイムで目を覚ますと…………そこには音葉の姿が!?
『やっほ〜ゆうくん!久しぶり!さ、結婚しよ!!』
そんな、音葉は料理に、掃除、裁縫に何から何まで完璧で!?
これは、俺とアイドルを辞めた幼馴染との新婚ラブコメである。
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読みやすいように、1話2000文字前後のお話にします。
なるべく投稿頑張るので、ブクマ、★★★★★で応援頂けると、大変嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 21:34:00
36977文字
会話率:45%
カルメは常に孤独で、過去のトラウマなどから他者と自分自身を徹底的に嫌っている。
しかし、中途半端なカルメは一切人と関わらずに独りきりで生きていく、ということも選ぶことができなかった。
結果、カルメは自身の優れた水の魔法で村の天候を操って水害
から守ったり、村の近くに出る魔物を狩り取るなどして村に恩恵を与え、その代わりに村に自身の家などを用意させる、という利益による繫がりのみを持つこととした。
ある日、カルメは森の中でログが魔物に襲われているのを発見する。
カルメはログを助け、村の診療所まで運び、その命を助けた。
ログはカルメに礼を言いにカルメの自宅を訪れるが、そこで、ログはカルメに対し恋愛感情を抱くようになる。
他者を嫌い、かつ他者の語る愛を一切信じていないカルメは、ログの感情を錯覚であると断定し、自分から遠ざけるような行動をとる。
初めは余裕をもってログを追い返していたカルメだが、ログが一向に自身への感情を覚まさないことに焦り、怯え始める。
村長の娘であるサニーに、ログは恋に恋をしている状態であるから一度恋人になればログは満足し、かえってカルメから離れていくのではないか、と告げられる。
サニーの言葉に納得し、カルメとログは恋人になるが、ログのカルメへの想いは冷めず、また、カルメも段々とログを意識し始める。
ようやくログの愛を本物として信じ、受け入れようとするものの、同時にそのことがとてつもなく恐ろしくなり、激しく拒絶した挙句に軽い怪我を負わせてしまう。
そのことをきっかけに二人はすれ違い、恋人関係を解消することとなった。
二人が別れてから、カルメは酷い風邪に蝕まれた。
異常に気が付いたログがカルメのもとへ駆けつけ、カルメの病状は回復へと向かう。
その際、ログに、未だにカルメのことは好きだが、二度とカルメを傷つけないために金輪際姿を見せない、と告げられる。
独りきりになった時にログへ恋心に気が付いたカルメは、今度は自身がログに求愛を行うことを決め、それを実行する。
恋人となったカルメはこれまでの自身の行動を詫び、過去のつらい経験を語った。
ログはそれを受け入れ、二人は互いを愛し合って生きていくことを決めた。
恋人になってから数日が経ち、カルメは甘やかされっぱなしの自分に悩んでいた。
何かをしたいと考えていたカルメはログにキスをすることを決め、数日後にそれを実行した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 04:07:12
121119文字
会話率:34%
「私は絶対に、結婚なんていたしません!」
〈金獅子姫〉と名高いイーディス・ルイーズ=マクグリンは、とある理由から、一国の姫でありながら騎士として生きることを選んでいた。
しかし勇者による魔王討伐が終わり、平和が訪れた世界で彼女を待ってい
たのは、望んでもいない縁談話ばかり。
そんな彼女はとある縁から、かつて魔族によって支配されていた北方の元辺境伯領に新設される、人族・亜人族・魔族の異種族の交流を目的とした〝異種族交流特別区〞の統括責任者として、その立ち上げから運営まで携わることになる。
始めは縁談話を遠ざけるために引き受けたイーディスだったが、特別区の人々と関わる中で『本当に自分のやりたいこと』は何なのかを見つめ、考えていく。
これは美姫でも聖女でも、ましてや勇者でもない、一人の少女が〝自分らしさとは何か〞を見つける物語。
※この作品はカクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 07:00:00
14937文字
会話率:31%
久しぶりの帰郷で頭をよぎる祖父の話。
『秋の暮れ頃ーーとりわけ10月はいかん。あの山はな、昔戦場だったんよ。その時期は絶対に近づいちゃならん。合戦はまだ続いとる……』
子供を危険から遠ざけるための脅し文句だと思っていたがーー
※ 夏のホラー
2023折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 23:39:06
2358文字
会話率:33%
自分でもうさんくさいと思う外面を貼り付け、今日もアカデミー棟にあるアルサム=ベルガの研究室を訪れる。無視されるのも重いため息を吐かれることももう慣れた。けれどそれは人付き合いが苦手な彼が私を遠ざけるために取る態度であり、根は悪い人ではないこ
ともとっくに気づいている。だから今日も『とある目的』を達成するため、彼に話しかけるのだ。※『「お姉様だけズルい」が口癖の妹の可愛いワガママ』に登場する妹・メリッサの数年後のお話。本作だけでもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 18:00:00
12296文字
会話率:55%
珍しく現代恋愛。相談女ってやつでしたか?それをどうにか遠ざけるお話。主人公が冷静になる頃には、相談女が勝手に居なくなってましたってだけ。主人公は彼女ちゃんとラブイチャ生活に戻ります。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2023-08-14 02:14:52
2088文字
会話率:65%
ローファンタジー異世界恋愛の短編です。
今思い描いているものが、いつかの君と重なっていたらおれは幸せだ――
年老いた主人公アイネが亡くなった妻、ユウとの約束を守る為に
人生最後の戦いに向かうまでのストーリー
小さい頃から一緒に育ってき
た2人は全然違うのに、
何故かずっと一緒にいた。
何も考えずに笑っているように見えても、
こっちの気持ちは全部見透かされているような気がして…
でも何故か傍にいたくなってしまう…そんなヒロイン、ユウと
大した力も無いのにプライドだけは高くて、
人を遠ざけるくせに寂しがりやな主人公アイネ
そんな2人の一生を描き、
ユウとアイネの愛のカタチにきっとあなたも共感できるはず…
物語の結末にアイネが出す結論とは!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 23:53:22
7369文字
会話率:47%
魔女狩りで命を落とした魔女ディアナは三百年後、産業革命の起こった帝都で眼を覚ます。
既に魔法は忘れ去られたものとなっていた。
恩人の公爵令嬢エレナの婚約延期の真相解明のため、ディアナはエレナの許嫁、ライナスの家で働くことになる。そこでディ
アナと同じく古の魔法の使い手であるリーゴと出会った。
婚約の延期はエレナを危険から遠ざけるためのもの。
殺人すら厭わないライナスへの求婚者から、エレナを隠すためのものだった。
魔女と魔法使いは、エレナとライナスの婚約を進めるために求婚者が持っていると考えられる「魔道具」を追う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 21:17:39
24277文字
会話率:34%
生まれ持った立場故に力という強さを求める青年は、記憶を無くした少女と出会う。少女や周りにいる仲間たちとの触れ合いの中で、青年は本当の強さとは何かを自らに問いかけていく。
闇雲に走る夢を幾度となく見る少女、記憶を無くす前に少女の身に何があっ
たのか。
守る為に大事な物を遠ざける者
共に有るために、自身を見つめる者
人と人が、出会い、新たな音となって物語を紡いでいく
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 15:32:00
160122文字
会話率:65%
音楽の魔物に取り憑かれたの少年は、自分の音楽を体言しようと努力する。
しかし才能のない少年の夢は残酷な現実を突きつけるばかりで、少年が思春期を迎える頃には音楽すら自然と遠ざけるようになっていた。
そんなある時、少年は人工合声ソフトである。V
OCALOIL(通称ボカロ)が歌を歌う楽曲に心を奪われて、再度音楽の道を進みボカロPになることを決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 02:57:15
309文字
会話率:0%
「まかせろ。俺は、最強だからな」
主人公の春日一守は父から受け継いだ名刀とともに「夢の世界」で日々戦っていた。
それは誰にも知られることのない、町の裏側の戦い。
一守と一緒に戦うことを義務付けられた元恋人の桜木晴香を戦いから遠ざける
ため自分の有能さをアピールしようと日々奮闘するも、ことごとくうまくいかない。
そんな中、街では何者かが動き出していて――
雪の精でさえ身震いする木枯らしが吹きつける真冬。彼らはどこへ歩いて行くのだろうか。
『愛するものが死んだ時には、
自殺しなきゃあなりません。』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 18:42:31
117830文字
会話率:52%
夕暮れ(ソワレ)にガス灯が灯る、発展的で美しいパリの街。しかしそれは暗闇から訪れる悪魔を遠ざけるための光。花売りの少女マリオンは友人である煙突掃除人の少年アルノーが悪魔に狙われたことで、不思議な灯し人の青年と出会った。やがて彼女は自らと悪魔
との関わりを知っていくことになる。
悪魔に魂を喰われても願いを叶えたかった人間と、欲望のために人間を唆す悪魔の、相容れない物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 19:40:59
207086文字
会話率:42%
右腕が黒色異形という生まれのウォーガンド伯爵令嬢ロゼッタ。両親はそれぞれ思い当たる節があるようで、ロゼッタを遠ざける。兄姉にいじめられる自身の出生に嫌気が差しながらも、ロゼッタは婚約者のアーリンとの結婚を待ち望んでいた。ところがアーリンは…
…。
ある日、ロゼッタの話を聞きつけたディリニー侯爵夫人がやってくる。夫人は大して話をすることもなく、ロゼッタを結婚させるために王都へ連れていくと言い出した。しかもロゼッタを追い払いたい父はさっさと了承して、ロゼッタはすぐに家を追い出されることになった。だが、偽装結婚だ、と宣言されて始めた結婚生活は悲惨なもので、ロゼッタは何とか逃げ出そうと奮闘する。
そんなとき、ロゼッタは運命の悪戯からとんでもない出会いを果たす。
※この作品は他のサイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 12:00:00
51548文字
会話率:41%
辻村太一郎は、三十路の誕生日を迎えた翌日に異世界で吸血鬼になっていた。
不死の化け物となった太一郎だが、それでも人間らしく生きていきたい。
ただ、人並み外れた力を持つ彼を、周囲は放ってはおかない。
遠ざける者、怯える者、利用しようとする者、
何やらきな臭い異世界で、目指せスローライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 12:00:00
188256文字
会話率:39%
これは一人の少年と一人の少女が不思議な出会いから始まった物語。
現代世界で生きるセレンと異世界で生きるユリスはある夜、月が青くなった日にだけ出会うことが出来る。
文化が異なり、習慣が異なり、在るべき世界の成り立ちが異なる世界で生きる彼らは
一時を共に過ごす。
それは暖かく眩しいまでに心を満たす時間。
しかし、彼と彼女の世界は違うという現実が彼らをどこまでも遠ざける。
世界を超える英雄と異端者の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 09:44:22
191192文字
会話率:38%
見たくないものに蓋をして、遠ざけることは生きていく上で必ず一つや二つ、あって当然だろう。しかしこの二人、まるで何事もなかったかのようにそれを受け入れて生きていくには、余程の朴念仁でなければなし得ない、重いものを背負ってしまった。
最終更新:2022-09-05 18:00:00
21928文字
会話率:50%
葵は28歳。2032年、結婚してもいい彼がいる。
彼は大学の一つ上の先輩。
甘い思い出を胸に長く付き合っているが、お互いの仕事が忙しいのと神戸と和歌山の微妙な中距離恋愛が、少し2人の距離を遠ざける。
しかし、10年前の出来事が2人を強く結び
つける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 14:41:18
1666文字
会話率:32%
もう助からない――
野盗に襲われた孤児の少女エレは窮地のところを黒衣の死霊術師セフィドに助けられる。
神の意志に背いた背信者とされる死霊術師にエレは恐怖を覚えるが、セフィドの優しい思いに触れ、心を解していく。
自分の生まれ故郷に帰してもらっ
たエレだが、死霊術師というだけでセフィドを迫害し遠ざける村の人に醜さを覚え、セフィドと一緒に旅に出る。
これは少女と聖者と死者の、幸せの凱歌である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 14:17:53
46353文字
会話率:17%
ぼっちである高校二年生の有川博士は、いつものように充実した生活を送っていた。
だが、何も知らない転校生の井坂幸が転入してくることによって、ぼっちで平穏な生活が崩壊の危機に陥る。
(ぼっちでいることに同情するなら、ぼっちでいさせて欲しい)
そ
んな気持ちから井坂を遠ざけるために考えを巡らせるのだが――。
これは、ぼっちによる王道ラブコメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 18:00:00
18605文字
会話率:31%