未曽有の疫病パンデミック、世界戦争ののち、激減した人類を救済するため、過去死んだ人間たちのDNAを用いたクローンが許された。舞台は2100年代中盤、再生したキュリー夫妻が仕上げた核融合炉により、文明と平和を取り戻した第三帝政下フランス。社
会は連綿と引き継がれるDNAによって、貴族主義的身分制度が復活した古典世界へと回帰していた。
詩人の遺伝子を持つシャルルは、音楽家の遺伝子を持つリシャールとパリ旧市街でボヘミアンな生活を送っていた。パリ城門外「オリジネル」たちの貧民街に出かけた彼らは、「Allô」と呼ぶ声を耳にする。
終わりかけた世界で伝説の詩人のDNAをもって生まれてみたら、結局死後にしか有名になれない宿命には抗えず、売れない音楽家のDNAをもった奴と同居生活。さらに変な事件に巻き込まれ、宿命の女にまた出会う話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 23:28:11
3693文字
会話率:17%
『蘭華伝(ランファでん)』
絶対的な身分制度が根付いている斉楊国で、『白奴(ペクド)』と呼ばれる最下層に産まれた林蘭華(リン・ランファ)。
賎民である彼女には、『一度見た舞をそのまま再現できる』という、無自覚だが天性の才能があり、本人も舞
踊をこよなく愛していた。
だが、身分のために人前で舞う事すら許されず、舞手(まいて)になるという夢すらも最初から諦めざるを得ない。
幼い頃にそれを受け入れ、迫害されながらも母と二人で明るく生きていたが、母の死をきっかけに彼女の運命は大きく変わってしまう。
自分自身の才能も、産まれた時から人目を避けるようにして育てられた理由も、“自分が賎民どころか王女である”という出生の秘密も知らないまま、蘭華は産まれて初めて外の世界を知り、王宮へ向かう事になるのだが――。
※(2021.05.31記)
取り急ぎ書きましたが、投稿開始したばかりなので、あらすじ欄等は後ほど改めて修正・更新します!
まだ序章の序盤なのにあらすじ欄でネタバレしてしまうのはどうなのかと迷いましたが、本編に関わるので先に書きました。
※本作の主人公である林蘭華(リン・ランファ)は第一章から登場します。
今はまだ、主人公の母である林雪英(リン・ソリョン)を主とした序章のみの公開です。
序章と同時に第一章も書き進めてはいますが、順番に投稿したいと考えておりますので、本編開始までしばしお時間を頂けますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 23:58:55
20075文字
会話率:22%
むかしむかし、あるところに一人の少女がいました。ある日、街にお母さんと出かけている時にこんなことを言いました。
「どうしてあの人はあんなことをしているの?」
それを聞いたお母さんは大いに慌てて少女の口を塞いで声を押し殺しながらも苛立ちが
伝わるような声でこう言いました。
「あれを見てはいけません。ほら、早く行くよ!」
少女はお母さんに腕を引かれながらもずっと指を差したまま聞き続けました。少女が指を差したのは頬が痩せこけ、薄汚れた服を着た男性でした。その男は道端で正座をし、両手を前に出しておりました。男の人は貧しく、その日食べるものにも困るほどでした。
少女も成長し、背丈も伸び、美しさもにも磨きがかかっています。少女は大きくになるにつれて様々なことを学びました。その一つに、貧しい男のことがあります。少女が暮らす国には身分制度があり、王様や貴族と言ったものがあります。その中には男のような非人と言うものもあります。非人は人として認められず、満足する食事が出来ないような身分でそれ以外の身分の人から蔑まれるようなものでした。
それを知った少女はなんとかしたいと思って過ごしておりました。少女はお母さんやお父さんに非人をなくす方法を聞きましたが二人は少女に怒るだけで少女の質問には答えようとしませんでした。なので、少女は国を治めている王様に言って変えてもらおうと思いました。
ある日、王様が国民の前に姿を現すことがありました。その時、王様に向かって少女は大きな声でこう言いました。
「王様。なぜこの国には非人がいるのですか?」
「……」
王様は少女の問いに答えることが出来ませんでした。普段ならこのまま無視をして演説を続けるのですが、王様には非人の話をしたくないわけがありました。なので、王様は演説を続けることができず黙ってしまったのです。
「私は非人の人たちが日々苦しそうにしているのをこの目で見ています。私は彼らにも笑って過ごせるようになって欲しいです。なので、非人をなくしてほしいです」
「……分かった。皆のもの! 今日から非人という制度は廃止じゃ!」
王様はそう叫ぶと民衆は歓喜の声を上げました。他の人も非人をなくして欲しかったのですが勇気を振り絞ることができなかったのです。
こうして、道端で非人が物乞いをする姿を見ることはなくなりましたとさ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 18:14:25
4694文字
会話率:43%
王子殿下に目をかけてもらって生意気だと他の貴族達からやっかまれている貧乏男爵令嬢。小さな頃から小生意気で、至宝と呼ばれるほどの美しさを持つ公爵令嬢。腐女子を拗らせて、その他の事はあまり気にしない侯爵令嬢。幼い時に決めた主君を守る為、女性騎士
を目指す侯爵令嬢。各々がイケメン(?)達とバタバタするラブコメです。
ファッション貴族やファッション王族達なので、身分制度とかなんとかあんまり気にせずお読みください。異世界の話です。
シリアス展開にはあまりならないコメディよりの話です。
ご感想受付は、ただいま休止中です~。
でも評価の★は欲しいです!応援よろしくお願いします!
アルファポリスにも掲載しています。
元々はムーンライトの女性向け用で連載していましたが、修正し、こちらで続きを書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 23:54:16
39510文字
会話率:70%
悪の秘密結社キルトロンの天才科学者木村武は宿敵バイカーマンによって倒され死を迎えるはずだった。
が、目が覚めたらどうやら魔法や錬金が使えるらしき?王都の平民の子「カミュ」として生まれ変わっていた。
もともと前世で研究職だったカ
ミュは、前世の科学の知識と今世の魔法、錬金の知識を組み合わせ独自の体系の魔法、錬金術を確立していく。
また、前々世時代、剣豪将軍足利義輝であった記憶も蘇りメキメキと剣士としても実績をあげていった。
そんな無敵?なカミュは、身分制度などの旧弊を抱えた王都に嫌気がさし、田舎に出奔する。
そして、魔法、錬金、剣の腕で人類の統治する国とは別の、国民に優しい国を作るためのあがく・・・そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 05:01:39
288296文字
会話率:35%
気がつくと異世界にいた。
魔法やスキルが存在する世界。身分制度が存在している国。異種族や魔物が存在する世界。
そんな世界怖すぎる。。。
唯一のスキルを用いて、無難に、安全に、ぐだぐだと異世界生活していく主人公の日記物語です。
※初投
稿作品となりますので、至らない点はご容赦ください。
※完全な見切り発車です。完結保証できないです。ごめんなさい。
※不定期更新すいません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 21:00:00
17087文字
会話率:1%
達也は名の知れた学校を卒業して一流の大企業に就職することこれが人生の正解ルートだと信じて生きてきた。達也は時価総額1位(世界で最も価値のある会社)に入社した
だがその企業は支配する人間『貴族』搾取される人間『奴隷』による身分制度社会だった。
貴族になりたいのであれば3ヶ月の研修期間に与えられたノルマを達成できれば貴族になれる。だが仲間の裏切りにより奴隷に落ちてしまった達也がこの身分制度を撤廃するためにそして愛する幼馴染のため若者が人生をかけて貴族に対して革命を起こす復讐物語である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 02:24:12
2641文字
会話率:53%
犬好きアラサーOLの枯れたおばちゃんは、よくある大規模事故に巻き込まれ、死して転生させられる事になる。チート強制付与後、訳もわからず生まれるのかと思いきや、まさかの選択、訓練制。転生できる世界も選べる豪華設定。
これは頑張らねばと一念
発起したおばちゃんは、うっかり推定神様を引っ張り出したり、転生予定地の歴史に影響を出したりとやりたい放題。
ようやく転生したと思ったら、この世界、結構シリアスですよ?
人権なし。平和なし。身分制度有。そんな世界で今日もおばちゃんは元気に生きる。
「私は普通よ!」と常に訴えつつも、さっぱり普通ではない、非常識規格外娘の転生譚ここに開幕。
(世界観的に基本シリアス。残酷な表現は唐突に入るため、苦手な方はご遠慮頂ければ幸いです)
2019.1.20
完結しました。御愛読ありがとうございました。
2019.11.4
近日番外編、【始まりの森攻略戦】開始します。
2020.1.19改題しました。旧「絶対なる悪辣女王?!違う、私はただの常識人!」
2020.9.6完全完結と同時にタイトルを戻しました。
(C)2016るでゆん
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 23:00:00
1377424文字
会話率:43%
庶民のシャルルは歌の才能を見初められ、貴族の子女が通う名門校に編入する。
学園は未来の女王と目される令嬢、黒蜘蛛の君が支配していた。
黒蜘蛛の君が神に与えられた使命は”悪”の役目を果たすこと。心優しいシャルルを不幸に陥れることが悪の一端だと
信じ、学友や婚約者の王子を使って謀を巡らせる。
「主人公」シャルルの学園生活と、「悪役」黒蜘蛛の君の企みを裏表に描くファンタジー。
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中世ヨーロッパ風の乙女ゲームっぽい世界観ですが、乙女ゲーム感は特にありません。悪役令嬢と言えばそうですが、いわゆる「悪役令嬢モノ」ではないのでご注意を。
※『エブリスタ』『カクヨム』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 12:36:33
194032文字
会話率:33%
第一次世界大戦にて無名の将軍から英雄となったパウル・フォン・レットゥ=フォルベックは寿命をまっとうし、その生涯を終えたはずだったが、彼は何と、魔法が常識で地球とは全く違う進歩を遂げた世界に魔力を持たない男爵として新生を遂げていた。
魔力持ち
=地球で言う血統に当たる世界で魔力を持たない男爵として来てしまった彼は差別や領主の立場、身分制に直面しながら前世の記憶や経験、技術を持って日々をしのいでいた。ある日、レットゥ=フォルベックはとあるきっかけで別のドイツ人たちと邂逅しこの世界に来たのは自分だけではないと知る。その中で彼はこの世界における自分がなすべきことを周りの元ドイツ人たちと共に見出していく。
我々はなぜここに来たのか
我々はなぜ戦うのか
我々はこの世界で何を成すのか
彼ら転生人たちの戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 00:10:17
19173文字
会話率:38%
美しいながらも醜く、欲望にまみれた現生人類であるヒューマノイド。
人類同士で争い続けた結果、核汚染地域で新たな人類、アースノイドが誕生した。
テレパシーと高い治癒能力を持ち、美しく生きるアースノイド。アースノイドに次第に追いつめられ、支配さ
れていく現生人類。
人類の変種が地上を闊歩し、空には魂を欲しがる悪魔たちが浮かんでいる。
町の民衆は恐れ、今日もメシアに祈りをささげる。
--------
「さあ、今日も神に祈りを捧げましょう」
これは、新人類支配下で、現生人類の人々が支配に抗おうと懸命に生きる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 23:27:39
3727文字
会話率:39%
元ヤンで、何とか入った大学を卒業した主人公(先行 ソ連史)が就職に失敗する。自暴自棄になった彼は、都市伝説の異世界に行く方法という物を実際に試し、見事成功。エルフやケモ耳美少女との楽園生活を夢見るも、それは叶わず。異世界の身分制度や貧富の差
を叩きつけられ、仲間と力を合わせて革命を起こす話です。
ソ連ファン必見(だいぶアカいです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 12:00:00
24115文字
会話率:42%
栗栖英理(くりすえり)は平凡顔の女子高生である。
何もかも平凡であった彼女の日常に大きな転機が訪れたのは高校2年生の春。英理は病に罹り余命1年を宣告される。
病院のベッドでの生活を余儀なくされ絶望を味わう英理だったが、転生の物語の本を好んで
読むようになる。
そんな中、容態が急変し、英理は死んでしまう。
死んだら無になると思っていた英理だが、死んだ先に待っていたのは異世界への転生だった。
異世界に転生した英理は自分の姿を見て驚く。英理の姿は異世界一の美貌をもつ絶世の美女だった。
その圧倒的美貌によりイケメンからアプローチされて最初はどぎまぎする英理だが、ある理由により一瞬で冷め、それ以降はイケメンからの誘いを片っ端から断っていく。
そのある理由により英理は、異世界で自分は恋人を作ることができないと思ってしまう。
さらに異世界では美人が優遇される制度や身分制度が存在しており、不快感を覚える英理。
茶髪の美青年であるクラウン・ナイトと最悪の出会いで始まり、火事場で黒髪の美青年ルイ・シファーと出会う。街中で英理を見かけて一目惚れする金髪の美青年のノア・フェリックス。
そして、クラウンから美女が優遇される制度や身分制度を壊すための共闘を英理は持ち掛けられる。
その計画を成就させるために圧倒的美貌を使って英理は王子であるノアを利用しようとする。
しかし、王子も良い男であり、英理は騙して利用しようとすることに罪悪感を覚える。
英理は制度を壊すことができるのか?
そして恋することができるのか?
栗栖英理(17歳)
高校2年生の女の子。
転生前は平凡顔で誰とも付き合ったことがない。
クラウン・ナイト(21歳)
茶髪の美青年。上流階級の子息。
ルイ・シファー(20歳)
黒髪の美青年。中流階級の子息。
ノア・フェリックス(19歳)
金髪の美青年。最上流階級の王子。
ピーチ・テレサ(17歳)
平凡顔の女の子。下流階級の子女。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 19:00:00
24680文字
会話率:50%
この話は、中世、ファンタジーっぽさのある世界感です。
赤道を一周するかのように世界を二分する巨大な壁を挟み、機械人と呼ばれる人種と通常の人類が第二次大戦時の兵器によく似た兵器で長きに渡る戦争を続けいました。
人類側は戦闘機の事を竜と呼び
戦争に従事するパイロットを騎士と呼びます。
身分制度や、知識も基本的には中世ファンタジーに類似します。
そんな中。
機械人の中でも特別な少女がある使命を持って、農家で竜を駆るのが少しうまい主人公と出会い、そして世界を救う為に奔走する話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-07 23:07:06
5173文字
会話率:33%
不幸な人間ピタゴラスイッチで、間違って異世界に召喚された私。本物の聖女が召喚されるのを待つため、魔術学園に行くことになったんだけど、え? 生徒じゃなくてメイドとして? 身分制度のはっきりした異世界で、保護者の先生から魔法を教えられ、専属メ
イドからおやつをもらい、緑色の髪なんて漫画みたいな学生と仲良くなって、これはこれで楽しいかも? なんて思ってたら、召喚された聖女は叫んだ。「乙女ゲー召喚キターーーー!」
え!? ここって乙女ゲームの世界だったの? 魔法使いに兵役あって、政略結婚が当たり前の王侯貴族の学園だよ? あ、緑色の髪ってあいつ攻略対象か! イベント失敗で引き篭もるな聖女! やるならストーリー通り世界を救え! 私は裏方に従事します!
*以下にご注意ください。
この作品は夢と希望は薄味の異世界です。
この作品にざまぁはありません。
この作品は「私の大変な異世界生活は、まだまだ続く」で終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 10:00:00
69535文字
会話率:48%
王と妃の間に生まれたルリアは妃のピアから国内には闇があることを学んだ。その原因が父の身分制によるものだと言うことも。ルリアは幼いながらも最低の身分である奴隷達を救いたいと母に付いていく。
最終更新:2019-08-14 18:30:30
2048文字
会話率:42%
今の所、余り見受けられない政治形態を考えてみました。
政治には幅広い専門知識と、長期的視野が必要です。
その上で、腐敗や、愚者が政治家になる事を避ける為に、
貴族位は一般個人が勉強し受験して合格した時に取得できる、免許のような存在としました
。
一方で、長期的視野とノウハウを継ぐ為に、個人が努力すれば、県長・州長を親類から継いだり、貴族血統を得られる環境も用意しました。
ただし、要求されるハードルはそこそこ高い為、入れ替わる事も多々あるでしょう。
また、緊急時に対応して素早い意思決定が可能な仕組みも形にしました。
読みながら、読者の皆さんも思索を巡らして頂ければ、幸いです。
最後に、この国家モデルは、小説家の清水文化先生の影響を受けて作り始めることになりました。
尊敬する先生に、大いなる感謝を捧げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 19:00:00
4738文字
会話率:2%
「私だけ……出ていかないといけないの……? 」
没落した子爵令嬢マリアは、突然住み慣れた我が家を追い出されることになった。
屋敷が借金の形に差し押さえられたからだ。
しかも、新たな屋敷の持ち主は、マリアに執着するかなり歳上の変態……??
家を出ていかなければ、無理やり結婚させられてしまうという、かなり絶望的な状況……。
そんなとき、手を差しのべてくれたのは、兄のように慕っている護衛騎士のルーファスだった。
彼は優しくて、頼りになって、かっこよくて……。
けれど、一緒に過ごしていくうちに、彼もまた、今まで見せてこなかった腹黒俺様な素顔が明らかになってきて……。
これは、望まない結婚から逃れるために、兄のように慕っているイケメン護衛騎士のルーファスと彼の故郷を目指して旅立つことになった没落令嬢マリアの恋のお話。
ヒロインは素直な良い子で、ヒーローはヒロインのことを溺愛しているので、過保護で甘々です。
途中で立ち塞がる隣国の王子や幼なじみとの恋の鞘当てもお楽しみに!
色々な障害が立ちふさがるので、じれじれの2人の恋を、ゆっくりと見守ってください。
たまにドキドキのR15。ハッピーエンドは確定してます☆
*1話は1000字程度で短めです。サラッと読めると思います。
*更新頻度は1日1、2回から3日に1回はしています。時間は決まってません。
*2019.3.26に日間総合222位、その後、恋愛(異世界)で最高31位になりました。
*身分制度に関してはわりと緩いかも。そしてご都合主義です……。
いつもありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-20 09:00:00
276608文字
会話率:40%
五百年近い戦乱の世を経て千年、国々の争いによる戦火も数える程に減じ、政治的に安定している呼べなくもないフロータリア大陸には六つ国が存在する。
その中でも大陸の半分以上を占める、自由で豊かだが他五つの国とまったく異質な大国。
それがヴィル
シュアス王国である。
自国が軍事列強国だとか
国内に租税が無いとか
王は国民の前に建国以来姿を現さないとか
貴族などの身分制度が無いとか
大旱魃だろうが天変地異だろうが王立農耕士団が自国の国民を二月は賄える量の小麦を通年で毎月収穫して他国に売却し自国の国庫を賄っているとか
国の内務や外務から街の治安維持や医療教育公共整備など、すべてを二十四の騎士団が取り仕切っており、その騎士団を統率するのは立候補制の国王の名代である公正と呼ばれるただ一人なのに、不正を働くと死んでしまう呪いの指輪をつけるため誰もやりたがらないとか
千年近く続いているこの国の国民には、それが普通。
何を今更と言うくらい当たり前のことなのだ。
そんな国の首都シュアスに生活する少年ベルトは、今時の子供に違わず血沸き肉踊る冒険譚よりも
堅実に家業の農庄を継ぐべく学び舎の課外倶楽部である農研部で青春を謳歌している・・・
いや、していた筈だった!?
※長期間執筆していなかったリハビリ作品となります。不定期更新作品です。本作品に登場する国家団体等は総てフィクションですので、使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-13 20:58:30
21673文字
会話率:19%
(c) 2018-2019 Maron Shirata
第十四章のフルバージョンは【R18版】として以下で公開してます。
https://ncode.syosetu.com/n0244fd/
第十五章の第一話フルバージョンも↑で公開しまし
た。
※目次ページの下の方にリンクを貼ってありますので、そちらですとクリックまたはタップで飛べます。
。
ただし上は18歳未満の方は閲覧出来ません。
基本的に全年齢を目指してますが、ちょいきわどい描写があったりします。
あべこべ要素は薄いです。
日本で八十年近い天寿を全うした主人公コムロ・ヒコザは、前世の記憶を失わずに別の世界に転生する。その世界は現代の日本より二、三百年前の江戸時代のようなところだった。ただ日本と大きく異なるのがその世界の美醜感覚で、日本人感覚で美人とか可愛いと感じる女性は平凡かそれ以下の容姿、逆に普通やそれ以下が美人と認識されるのだ。それは男性も同じで日本では平々凡々な容姿だったヒコザは、生まれ変わって超絶イケメンに見られるようになっていた。当然モテモテでである。
そんなヒコザが王国の姫殿下の付き人、タノクラ・ユキに出会う。ユキの容姿はこの世界ではかなりのブサイク、ということはヒコザにとっては超美少女に見えるわけで、もちろんユキから見たヒコザも超イケメンということになる。そんな二人は互いに惹かれ合うが……。
産出される鉱石オーガライトにまつわる陰謀、ちょっかいを出してくる隣国など、基本はニヤニヤ狙いのラブコメですがシリアスなストーリーも展開します。
国を治めるのは大名ではなく王族、身分制度も士農工商ではなく貴族、平民、奴隷など。
★時々武将っぽい名前やらが登場しますが、名前だけで史実はほとんど関係ありません。
★転生ものですがトラックにも轢かれず神様にも会わずチートもありません。
――
最初の方の世界観の説明的な部分は私が未熟であるゆえなので、つまらないと思ったら申し訳ないです。
でも必要な内容ですので、あと少しだけ読み進めて頂けたら嬉しいです。
この部分は改稿する時に、内容を変えないようにうまく本文に溶け込ませたいと考えてます。
また、途中から読んで頂いて、互いの呼び方に違和感を感じられた方は、第十三章の第二話をご覧下さい。何故そうなったかが分かります。
――
楽しんでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 12:07:13
835869文字
会話率:71%