都内に住むハッカーの真金輝(テル)は、叔父の伊藤 亜乱(アラン)から12年前に失踪した父の話を聞かされ、父からのUSBメモリ(Yubico)を受け取る。従兄弟である伊藤梨良(リヨ)と共にYubicoの謎を解く。暗号を解くと、普通のブラウザで
はアクセスできないダークウェブのURLが出てきた。しかし準備しても接続できない。次にハッカー向けツールで脆弱性診断を試みると、空きポートと最初の通信内容が判明した。テルとリヨは最新のVR機器で接続し、ダークウェブでミス・ボーに遭遇する。
ミス・ボーは、ゲームを提案。勝利後、ダークウェブは証明書を交換しない限り、誰とも話せないと告げる。またきちんと話す為には、ある場所に行く必要があると告げる。そこでYubicoに入っていた証明書を見せると、ミス・ボーは証明書を交換してくれた。すぐにミス・ボーから暗号メールが届く。暗号メールの内容は特定の場所の詳細と時間が書かれていた。
特定の場所とは厳重に管理されたデータセンタ(DC)だった。このDCに入るためにソーシャルハックを試み成功。侵入した先には、未公開のTorルータがあった。ここで叔父がTorルータを確保するためにDCに侵入。しかし、上手く行き過ぎた事を警戒していたテルに察知され、DCの床下に潜り回避。テルはTorルータとの接続を図る。リヨは床下に入れないよう、DCの消火設備を起動させるふりをして時間を稼ぐ。
テルは接続した世界で、ミス・ボーに再会。証明書を交換が必要なのは同じだが、1人だけ名前を言えば、取次はしてくれると言う。テルはキャリッジリターン・ラインフィード(CRLF)と告げると取次をしてくれた。CRLFと対峙する。
CRLFは2つのクラック方法を教えてくれた。1つはルータに偽の経路情報を書き破綻させる方法、もう1つは日本にあるDNSサーバに偽の情報を書き破綻させる方法だった。2つとも成功すれば日本のインターネットが数時間、停止する。その鍵となる証明書はYubicoに入っていると告げる。テルが取った行動は、ダークウェブと全ネットワーク管理者、DNS管理者に、平文でクラック方法を送信することだった。危険度に気付いたハッカーが対策を行うはずだと信じて。
有名ハッカーにはなれなかったが、テルはリヨとの良い未来をハックしたとして、思考を柔らかく未来に向ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-23 16:57:32
117725文字
会話率:65%
プラトー王国――
世界の国々の中で抜きん出た勢力を持ち、ただ一国だけ王国を名乗ることが許されている国。その国に住む一人の少年、ヴァン。
剣を握ったのは職業(クラス)証明書を作る時だけという剣士ヴァンは、何をするにも倦怠感剥き出しで『怠け
者のヴァン』なんて呼ばれをしていた。
そんなある日、ヴァンは同級生であり史上最年少王女モニカに突然勇者に指名されてしまう。
ヴァンが勇者になった事実は瞬く間に王国に広がり、至るところで不満や文句が囁かれ、ヴァンへの風当たりはより一層強くなっていく。
そんな状況を打開すべく、ヴァンは勇者として王国に仕えることを決意するのだが、そうして王国に関わることで、ヴァンは今まで見えることのなかった王国の真の姿を目の当たりにしていくことになる。
王国の影――大きすぎて予想もつかないその暗闇。
勇者に指名されたその日をもって、ヴァンはその暗闇に足を踏み入れることになるのだった。
個性豊かな面々で贈る異世界ファンタジーです。時には笑顔に、時にはほっこりできる作品を目指して書いていきます。軽い気持ちで読んでみてください。ハーレム要素が多少含まれます。
*よければ感想・評価宜しくお願いします。あらすじ、随時変更いたします*
14/3/2:ユニーク1000突破ありがとうございます。
15/12/26:ユニーク5000突破、皆さんのおかげです、ありがとうございます!
16/6/10:ユニーク10000突破 これからもよろしくお願いします!
16/7/25:ジャンル別日間ランキング初ランクイン!
16/8/6:ジャンル別月間ランキング初ランクイン!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-01 22:04:29
433825文字
会話率:50%
貧乏な生まれの少女ジャンヌは、親の期待を一身に受け、高い給金の為に、奴隷になることを目指す。これは、彼女が特別なのではない、少年少女老若男女、みんな奴隷になっていく。
この世界で金を稼ぐには、奴隷以外の選択肢がないのだ。
最終更新:2018-06-06 02:25:33
2437文字
会話率:11%
〔パート一〕
島津は、ある事故で、写真を見れば、人の生死がわかるような超能力を持つようになる。
電車の中で、見かけた女性が写真でしか見えない黒い膜と金色が全身をまとっているのを見て、驚いて、彼女をつけて、毎晩、その家に通う。
中年の高岡
刑事は。英雄インターナショナルの前畑沙世という事務員から、仇名がダンボという会計課の女性の失踪届けを受け取る。そのダンボの家を見張っていた島津を尋問する。
ダンボの失踪届けを捜査する過程で、前畑沙世という女性がCIAのエージェントで、英雄インターナショナルの社長を追っているという事と、ダンボは、科学の進歩した他次元からの人間であるというのが解き明かされていく。
他次元は、同じ人間世界であるが、科学の進歩が格段に進んでいた。
ただ、百五十年ほど前に起きた核戦争で土地が汚染され、食料の枯渇が眼前の緊急課題になっていた。
鞍馬天狗が教えてくれた井戸を潜り抜け、ダンボは他次元から来た事を隠し、英雄インターナショナルで、働いていた。
が、身分証明書等が偽造とわかり、クビになりかけるが、社長の手配によって、救われる。
核戦争をどうして防止するのか、疑問に思った社長は他次元から来た猫のローラにうまく聞き出す。
インターセプターという爆発物探査器機が、人工衛星に積み込まれ、核爆発を含めたあらゆる爆発物を探査して、自動的に爆発させていく、というのがわかる。
社長は部下の北川と組み、このインターセプターを手に入れようとする。
膨大な食料と引き換えに社長はインターセプターとの交換をダンボに持ちかけた。
社長はそれを使えば、核兵器を持っている国を脅し、大もうけすることが出来る、と考えていた。
高岡とキャサリンは必死になって止めるが、ダンボは自分の世界の人間の飢餓を救う為に、英雄インターナショナルと契約を結ぶ。
しかし、他次元に通じる井戸の中を抜けるときの手順を間違えて、社長と、北川は別の者になっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-07 01:25:12
67654文字
会話率:28%
生贄として異世界に召喚された芽里。しかし食らうはずの赤きドラゴンはいなかった。代わりに現れたのは、魔法使いルーヴェスト。彼は手を差し伸べて助けてくれた。
帰れない芽里は身分証明書を得るために、魔法使い試験に向けて魔法を学ぶ。何から何まで面倒
を見てくれるルーヴェストはとても優しく……。
短編「生贄メリーと真っ赤なドラゴン」の出会い編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-11 15:05:56
11240文字
会話率:47%
赤きドラゴンの生贄として召喚された芽里は、助けてくれた魔法使いルーヴェストの元で暮らしていた。
身分証明書代わりに、魔法使いの試験に参加したが見事失格。
ルーヴェストはそれでも優しく微笑んでくれた。そんなルーヴェストに、芽里は恋をしている。
しかし「好きです」と言う度に、ルーヴェストは悲しい笑みになるある秘密があったーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-25 15:35:23
6246文字
会話率:34%
VR技術が進歩したその世界。ファンタジーの世界をと遊ぶ人達やギャルゲーで疑似恋愛を楽しむ人も居るなか、レシプロエンジンが主力だった当時を再現した世界にロマンを求めた人々が入り込んだ。
ドーバーで零戦が飛び、ベテランパイロット達のユーザーが
マリアナや日本本土で烈風を操り、北アメリカでの南北戦争でF8FとP51が戦う。
あり得ない組み合わせがVRの世界で実現し、遊ぼうとするユーザーは喜んだ。
だが、
「最初がクソゲー」
多くのユーザーがそう喚く。リアルを求めまくったこのゲームはリアル時間で30時間はパイロット教習が必須なのである。パイロットだったもしくはパイロットの人達は個人登録時に航空機免許番号が自動に読み取られて免除や一部除外されたが、大半は素人である。自動車教習と言わんばかりの座学と実習で学ばされ、合格させるまで続けられる。ちなみに合格まで行くと初等航空機VR学科履修証明書が届く。国家が発行する正式な書類で世界共通なのが笑えない。
なお、教習(チュートリアルとも言う)を免除された各国の暇人パイロット達はゲームした後、教官を訪ねた。デジタルに頼りすぎてアナログの航法を忘れたからだ。
なお、教習が終わったユーザーも戦闘機に乗っていざ行かんと喜び勇んで海原に飛んで…迷子続出した。当時の単座戦闘機は航法の不安定から二人以上乗っている航空機が案内していたからだ。
合格後に所属する勢力が選べるが各勢力に所属すると色々なしがらみに捕らわれる。適性検査で使用機種が限られる。行き先が指示される。ただ、機体が壊れたりして整備する費用は勢力が持ってくれるとすべてが悪いわけでもない。
もちろん、フリーのユーザーもいる。勢力に属さず、適当な小島や海岸に最小限の設備を設置して傭兵のように戦う。
いきなり攻撃されて零からやり直しに修理費用全部負担。ただ自由にやれるとあのジブリ映画のごとく空賊をしてたり個人輸送と遊んでいる。
そんな世界で遊ぶ変なロマンを抱えた1人のお話し折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-24 18:47:46
3290文字
会話率:57%
主人公の僕を含めたワイルドチルドレン――6人のまだ中学生にも満たない連中の一抹の物語。
冒頭は自分自身を座敷童として自覚していない精霊の小言から始まる。
――私には『禁断』の二文字がお似合いだ。精霊であり後に座敷童として主人公僕の地元で淡い
伝説となって語り継がれるきっかけとなる確かな土壌を踏みしめた1つの事件。
それは僕の地元にある『七変化山(しちへんげやま)』で偶々サバイバルゲームに興じていた6人の子供達がある意味で巻き込まれる形となって発生した。
それは禁断スポットなるものを自らの命と引き換えに最後まで精霊であり座敷童でもある本来妖怪のアイデンティティーを守り通す為だけにその住処(すみか)である神社を神主様が勝手気儘に創り上げた事により事件の発端が見えてくる。
その全ては座敷童の証明書がその地元の『七変化山(しちへんげやま)』の地中のどこかに埋まっていると言う点にあった。道楽者の初代神主様が埋めた秘宝。それが座敷童の証明書だった。
しかしアイデンティティーを持っていないあるいは失った精霊――座敷童――はその事を知らない。知らないが故、最後の神主様が死んでからはいつも独りぼっちで廃屋と化した神社の中を彷徨(さまよ)っていた。
だが、先程の僕を含めた6人のメンバー達。僕、ヨーちゃん、ツッチ、ナル、ジャスティス仮面、データ朗がその魔の禁断スポットの封印を解く鍵だった。その事にいち早く気付いた自らを精霊と名乗る座敷童はその運命をあるいは宿命を受け入れ彼等とともに座敷童の証明書を探しについに禁断スポットから離れる決意をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-30 20:04:46
39481文字
会話率:27%
手野大学証明書規則です。現実に存在する、大学、学校、教育機関並びに諸機関の規則その他に対して、なんら関わりはありません。
最終更新:2015-09-01 00:00:00
2510文字
会話率:0%
記憶を失った俺は洞穴で目を覚ました。身分証明書には「忘れられた神様」と書かれている。心当たりは全くないが、異世界で神様やるはめになったらしい。
与えられた神の力を特に考えなしに便利に活用していく俺だったが、その力は思ったより大きかった。俺
の意思を無視して他の神様や悪魔に好かれたり嫌われたり。
そんな俺を見て育った眷属達は、やがて俺のもとから離れることになるのだが……そこに待っているのは巣立ちか、それとも決別か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-04 23:30:23
676935文字
会話率:27%
いくつになっても結婚できない主人公は
ある日、婚活パーティに参加しようと決意するが。
独身証明書がないと参加できないと主催者に言われる・・・・
(この物語はフイクションですが、実話のように書いてます)
最終更新:2015-04-30 19:51:32
1769文字
会話率:31%
ちょっとした彼氏彼女のやり取り。
最終更新:2014-12-19 07:12:13
1394文字
会話率:79%
生きる証明書もなし、生きる理由も分からず日々をただ裏組織の中で漂う男、栗栖要(くるすかなめ)
彼の前に現れた青年との出会いで、2人の人生に変化が表れる。
最終更新:2014-11-18 19:12:59
32656文字
会話率:20%
小説家になろう登録記念にpixiv投稿作品から転載します。
未成年証明書はしっかりとした大人になるまでの証明書です。また無事に大人へと成長してもらうための証明書でもあります。特典の一つとして医療機関では甲状腺機能を検査するために、月3回の
無料検診が義務付けられています云々。また未成年の保護ということで、都道府県が設置した指定病院では、宿泊が可能です。費用は〇〇基金で賄われておりますので、証明書をお持ちの方はご自由にどうぞといった話です。証明書は市区町村から18歳以下を対象として顔写真付き、2年更新で発行されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-06 21:12:24
1583文字
会話率:35%
――さあこれで君はどう反論するんだい?
最終更新:2013-09-15 17:20:42
283文字
会話率:0%
ナイトクラブの門番であるバウンサーは列を成す人の群れを一人ずつ身分証明書と共に振り分けていくのが仕事だ。そんなバウンサーと知り合いになると不思議な話もたまには出てくるものだ。
キーワード:
最終更新:2012-07-04 21:16:52
654文字
会話率:83%