馬込雄大は、娘のひなと暮らすサラリーマン。
普段は明るく振る舞っているが、妻の事故の件から、時々とてつもない不安感に襲われる。
そんな中でも、日々のひなとの日常の中で"幸せな匂い''を探しながら生きている。
最終更新:2020-05-05 16:54:04
2988文字
会話率:41%
この作品はカクヨムでも掲載しています。
プロローグは、『紅緋色の刻印』と同じです。
読まれたことがある方は、2話目からどうぞ。
登場人物と設定も同じですが、ストーリー展開が違います。
言語好きで、社会人になっても勉強の時間を確保するため
に非正規雇用の英語教師(非常勤)になった 紅 克雪(くれない かつゆき)は、十数か国語話せるが、年収180万の実家暮らしだった。
授業準備時間を減らすため県内屈指のアホ高校に勤務し、長期休みは海外で語学の勉強とカジノで荒稼ぎをして帰ってくる人生である。ある日、安全祈願で夜中の神社にお参りに行くと、知らない世界(ステアガーデン)に転移していた。
白熊の亜人が雪の中を舞っている幻想的な状況から、さっそく魔物に襲われるが、雪の中を舞っていた熊人族の ক্লেয়ার(クレア) に助けられる。
異世界転生にお決まりの言語翻訳能力が備わっていない。身体能力が向上していない。固有能力の使い道も思いつかない。ないないづくしだが、生き残るために、ক্লেয়ার達が使用する言語の解読を試みつつ、火の精霊魔導の使い方を試行錯誤する。
なんとか意思疎通ができるようになったある日、ক্লেয়ারの儀式の日に、街が襲撃に遭う。
生き残ったক্লেয়ারと二人で、人間族が住むという王都を目指す。
異世界転生者(渡り人)たちが多く住む王都に着き、ある日を境に言語翻訳能力が機能しなくなった理由を知る。そして、クレアの住む熊人族たちの街が襲われた理由も。
襲撃犯の他に、言語戦争を仕掛けている不穏な企みと対峙する。
克雪(কাটসুযুকি)とক্লেয়ার(クレア)の二人で、世界の人種の言語を繋ぐ物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 19:02:06
22674文字
会話率:5%
5歳の時に無属性魔力判定を受けた武尊は家を追放されてしまう。それ以来人との付き合いが億劫になり森の中で出会った動物たちと共に生活する事を決意し数年の時を過ごしたある日の事。
いつものように神聖な湖の上で剣舞を舞っているとその湖畔に普段と
違うメンバーがいる事に気づき近づいてみると、この世の人とは思えない程洗練された容姿の美少女に思わず一目惚れしてしまう。
彼女曰く、先日亡くなったルーンナイトの代わりを務める事の出来る才能を発掘している最中でこの周辺一帯で大きく反応のあったこの地を訪れたら、貴方と出会いましたと伝えられ、他の選抜メンバーを倒し唯一無二のルーンの騎士になれば今ここにいる私と一緒になれるという話だった。
それからも細かい内容を色々と話していたが、武尊にとっては彼女と一緒になれるのであれば、その他の事は些事に思えてあまり良く覚えていないと言うのは後日談で発覚する。
それから、ルーンナイトに挑戦する宣言をした武尊は聖女エアリスの分身体から一つのギフトを授けられ、研鑽の日々に明け暮れるが、当時はまだ13歳と幼い年齢もあり、十全に力を使いこなせないでいた。
修行の期間は皆等しく1年間のみというルールに基づき、帰還まであと一週間を残す状態で武尊の立ち位置は他の3人の挑戦者と対比するとダントツの最下位だと伝え聞く。
このままではこの1年を共に過ごしたエアリスの記憶と魂は永遠に消え去り、3人の内の誰かが二人で培ったエアリスと一緒になる事になるくらいなら、ここで覚悟を決めようと決意を固くした武尊は最後の大勝負にでる。果たしてその結果は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-27 12:56:46
10225文字
会話率:60%
この世は広い。空には幾つもの光が舞っている。これはそんな広い宇宙とちっぽけな生き物の想いが交錯するお話。
最終更新:2019-12-20 18:08:31
1230文字
会話率:50%
男爵令嬢アーセル・ミントが嫌いなものはご都合主義なラブストーリーだ。
両親がとんだ恋愛脳で、結婚しても領地の経営がそっちのけでイチャつく始末。
支援してくれる祖父の面目の為に貴族令嬢として振る舞っているものの、本来であれば家を捨てたい女の子
。
そんなアーセルがある日、第一皇位継承権を持つ皇太子に声をかけられてしまう。
その際、皇太子の心など様々なものを掴んでしまったアーセルは皇太子ユーグドレナに付きまとわれるように。
そこで黙っていないのがユーグドレナの婚約者である公爵令嬢、メルリリス。彼女は泥棒猫とアーセルを目の敵にする。
こんな筈ではなかった。私はご都合主義のラブストーリーなんか大っ嫌いだ! これは捻くれた男爵令嬢が誤解を重ねて混沌としていく状況を打破したい物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-21 18:55:22
4842文字
会話率:50%
高校2年になったちょっと変わっている自由人 矢上夏輝(やがみ なつき)は、同じクラスになった超完璧美少女渡邊衣舞(わたなべ いぶ)に恋をする。
普通に笑顔で振る舞っている夏輝、衣舞の2人の過去は辛く大変なものであった。
恋愛を辞めた夏
輝と恋愛の分からない衣舞の未来はどうなって行くのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-09 03:11:04
1578文字
会話率:25%
毎晩のように夢にうなされる日々を送る。
ある日、夢の中である人物から普段の日常を疑う言葉を聞く。
夢と現実の境界線とは一体なんなのか。
なにが真実で、なにが嘘なのか。
登場人物 ※都度更新
ジャヌ
ー夢の中に現れる、敵か味方か不明
な謎の人物。度々現れては主人公のに意味深な言葉を投げかける。感情は感じられず、どんな者にも冷たい言葉を平気で口にする。
周りの人間の運命を翻弄し、楽しむ様子は冷酷そのもの。
自分の存在を確かなものにしたいと言うが、その目的は一切不明。
カトリーネ
ー倒れていた所を助けてくれた恩人。亡き母の真実を知るため、主人公と共に旅をすることを決意。見た目は強そうに振舞っているが、心は繊細で傷つきやすい。他人との接し方を知らず、悩みの種にしている。
アルバノス
ー世界の起源 "オリヘン" を守る者 "シュッツヘル" のひとり。自分の役目に固い信念を持っており、それを貫き生きてきた、屈強な男。
主人公とジャヌに出会い、自分の生きる世界が偽りだと聞かされ、真実を見つけるべく協力を申し出る。女性にはめっぽう弱い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-14 20:59:39
78971文字
会話率:29%
高校生の藍は叔父である開の家に居候をし、彼の経営する喫茶店を週末限定で手伝っている。
藍が店長代理として店番をする日にはコーヒーが淹れられない代わりに趣味の中国茶を客に振る舞っているのだが、ある日不思議なお客さんが現れて……?
最終更新:2019-04-13 23:57:01
5846文字
会話率:37%
世界の発展のため、最高神が生命に与えたとされる8つの術――――総じて核心術。
大陸全土には多くの学術特区が存在し、それぞれの核心術を中心とした文化と街並みが広がっていた。
「五行思想」の魔術を扱う少年――天枷時雨は、ここアルデュイナ魔術学院
に所属し、依頼任務を終えて学院の寮に戻ろうと真夜中の精霊の森を抜けようとしていた。
だが、どういう訳か一向に森の外に出ることができず、遂には野宿を覚悟したその時―――時雨の耳元に静かな鈴の音が響いた。時雨がその音のする方角へ進むと、そこには巫女装束に身を包んだ少女
―――リンネ・アス・レイヴィアが神楽を舞っている最中だった。その姿に見惚れて時雨が思わず一歩踏み出した瞬間、結界が崩壊する破砕音と共に巨大な竜の姿が現れて!?
―――天使と術者が織り成す世界で運命の歯車が今、動き出す!―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-09 00:34:08
150166文字
会話率:35%
熾烈な受験勉強を勝ち抜き、かねてから憧れていた名門進学校に入学した主人公・高澤修悟は奇怪な出で立ちの宇喜田類人に対し、本当のところ猿ではないのかと疑念を抱く。
一方の類人は修悟の見立て通り、人間に擬態した猿であり、島の窮地を救うため人
間界に送り込まれた稀代の天才猿だった。しかし猿であることが他人にバレてしまうと、猿には二度と戻れなくなるため、それを避けるべく必死で振る舞っている。
その他に校区一のマドンナ・喜治姫華や下宿先の同居人・甲把明良など個性豊かなメンバーが繰り広げる学園モノ青春コメディ、きっと笑えること間違いなし!の作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-29 23:10:07
140017文字
会話率:54%
恐怖の王が舞っている。ホラーナイトのはじまりさぁ!
最終更新:2018-10-30 21:43:00
1371文字
会話率:0%
とある昼休みに四人の人間が貨物用エレベーターに閉じ込められる。それぞれの事情を抱えている四人は狭い空間で感情をぶつけ合う。
不安という感情をベースに譲歩、誘惑、罵倒、期待、説得、同情、楽観、悲観、あらゆる感情が、それぞれの都合、思惑でそ
の場その場を支配、調節していく。
冷静な者、冷静を装っている者、楽感的な者、ただ楽観的に振る舞っている者、本当の人間性は本人しか分かりえない。緊急時に顔を出す人間の本性が裸にされていく。
天井の空気口から時折聞こえる無機質なメッセージは、四人に恐怖を与えると同時に考える時間を与えてくれる。またその鉄の塊は揺れたり、室内灯、階数板を点滅、点灯させたりすることで、その場の四人の感情をいとも簡単に操作する。まるで相手にしてもらえない幼児が駄々をこねるかのように、時には絶対的な拒絶を四人に示すなど、強い意志を持って四人の想像を超えた予想外の行動を取る。
エレベーターが止まった原因は何であろうか? ここから出るために四人はどのような行動を取るのであろうか? 最終的に四人は無事出られるのであろうか? いや、この鉄の塊を説得することができるのであろうか?
こればかりは鉄の意志に委ねる他ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 22:27:28
5742文字
会話率:40%
僕は昔同じ村で過ごした幼馴染女の子の事を思い出せずにいた。楽しい事や恥ずかしかったこと、恋愛相談までした仲だったのにそれから10年が経ち彼女がどんな名前で、どんか顔だったのかすら思い出せなくなっていた。
僕は高校生になり、毎日をただただ平凡
に生きていた。そんな時、転校生がやってきたーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-12 00:57:13
794文字
会話率:12%
人類の発展は二十二世紀を境にして著しいものとなった。しかし、ネクサスが造ったある一つの人工知能が暴走したことにより、人類は機械によって世界全土を支配されてしまった。中には機械に捕まり永世労働員とされたものや間引きと称して無惨に殺されたものも
多くいた。
そんな中、機械によって支配された世界を救うためリベリオンズと呼ばれるものたちが現れたのであった。
一方でサーヤ=ルルニカは砂漠の街で墜落船の部品回収をしていたのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 17:09:57
1416文字
会話率:25%
室井 あきのりは一見なんの変哲もないただの留年ADHDのサッカーボールだ。だが、一つだけおかしな点がある。
それは、彼の周りには無数の粉塵が舞っていることだ。
―――これは我慢汁で受精したサッカーボールの運命であり、歴史である。
君は、深淵の目撃者となる――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-13 00:47:03
294文字
会話率:42%
桜が舞っている4月、ある一人の男子生徒が高校生となった。
彼は何をやらせても平凡だった。
そんな彼は入学式当日、ある一人の女子生徒に一目惚れした。
その女子生徒は勉強もでき、運動も得意であった。更には容姿端麗で人気もあった。
これはそんな平
凡な彼と人気者である女子生徒との恋物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-22 00:18:16
2338文字
会話率:30%
花を手折って、未だ散らぬように。春が過ぎても貴方が笑っていられますように。
“我々”の一員、加賀未散は宇宙人だ。“我々”は闘争と殲滅を本能に宇宙を暴れ回った挙句、母星を失い地球へと辿り着き、その思想を学ぶために外殻(ハードウェア)に思
考領域(ソフトウェア)を移植して地球へと降下した。
未散は、我々史上初の民主主義的意思決定方法、選挙にて地球人を滅ぼして星を征服すべきだと最後まで投票し続けた危険分子だった。
力を封じられた未散は無意味な情報収集の任を強制され、高校生活を繰り返し続けさせられる。そして二十年。7サイクル目に未散は不思議な少年、征木花折と出会う。
彼は捨てられたはずの我々の文字を所持し、その謎を解こうとしていた。
“我々”の情報は地球人には決して知られてはいけない。もし知られてしまったら、その人間は殺されても仕方ない――未散は持て余した殺意を抱いて花折に近づき、彼が真実に辿り着き抹殺対象となるように画策するが――?
日常系寄り宇宙人オカルトミステリ小説です。何者にもなれない宇宙人と少年があーでもないこーでもないと言いながら校内の謎を追ったり、宇宙人達の面倒ないざこざに巻き込まれたり、犬も食わない他人の恋愛のアシストしたりする話です。
<登場人物>
加賀未散(カガミチル) … 宇宙人。闘争と殲滅を本能とし、種が滅ぶまでそうあり続けるべきだと主張し続けていた超危険分子。現在は地球に降下させられて永遠の高校生となり、その苛烈な感情も鳴りを潜めているが…?
征木花折(マサキカオリ) … 未散のクラスメイトの不思議な少年。退屈に鬱屈し年頃のモラトリアムから脱出すべく、校内で口の端にも上らない『放課後の錬金術師』という謎を追っている。
珠洲さん(スズサン) … 未散が尊敬する『本の虫』の先輩。
南栄(ミナミサカエ) … 化学部の先輩。周囲に花弁が散り舞っているように見える程の美形。
高岡満(タカオカミチル) … 同じみちるだがこちらは女。未散のクラスの担任。長身でジャージで目つきが悪い。
春過(ハルカ) … 神隠しにあったとされる生徒。噂してはいけないという矛盾した噂の中心に立つ存在。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 13:04:37
99790文字
会話率:43%
僕は事故で死に天に召される途中、道を間違え転生の魔法陣についてしまう。そこで女神ウリスターノにスキルを貰い異世界に転生する!そこからはじまる僕の第2の人生!
最終更新:2016-11-15 20:24:54
4134文字
会話率:33%
華やかな舞踏会で婚約者に別れを切り出された侯爵令嬢のルディアは小さく身体を震わせていた。
その姿は周囲からは気丈に振舞っているようにようにも見えるだが、彼女は必死に込みあがってくる笑いをこらえていた。
誰もが見とれる美しい容姿に侯爵令嬢と言
う身分の彼女。多くの者達が持つ彼女の印象は逆らってはいけない相手。
ただ、彼女は下位の者を見下し悦に浸るような性質ではなく、領民の事を思い、ともに笑って暮らしたいと考えていました
性格の合わない婚約者との婚約を計画通り破談にさせた彼女はいつかは政略結婚をしなければいけないと思いながらもこれでしばらくは好きな事をやっていられるとほくそ笑んでいたのですが、そんな彼女の下に新たな婚約の話が舞い込んできます。
この小説は不定期更新になります。生温かい目で更新をお待ちいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 22:15:32
130375文字
会話率:38%
きらきらきんいろ
ほこりのつぶ舞っている
見とれているのは
あなたのほおの産毛
午後三時十二分の明るいけだるさ
……
(冒頭)
最終更新:2016-08-30 00:07:21
573文字
会話率:0%