閉塞された地下世界。
無機質な岩肌の壁に囲まれたその世界で人類は暮らしていた。
第五層主要都市アレクシア。カイ・クノートとルーラ・バウマンの二人は、その街にある孤児院で育てられていた。だが六年前に、地下世界を支えている大木、神聖樹の暴走に
より、二人の孤児院は森に呑み込まれる。以降、二人は孤児院の子供たちを養うための金を、窃盗で稼ぐこととなった。
そんなある日、カイとルーラはとある屋敷からお宝を盗むことを画策する。
「怪盗ハロウィンズ」を自称する孤児院の子供達、ティム・カーティスとリリー・ベネディクト、ササ・フライヤーの三人も加わり、カイとルーラは見事にお宝を盗み出すことに成功した。
だがそんな彼らの前に――地下世界の支配者であるヴァルトエック家の三女、マリエッタ・ヴァルトエックが突然姿を現す。そして困惑するカイに、マリエッタはこう告げた。
「神聖樹の暴走により、森に奪われてしまった広大な土地。それをウィザードである貴方の魔法で、取り返してほしいのです」
こうして、左腕に「過去を再生する」魔法を宿した青年カイの故郷を取り戻す物語が始まった。
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地下世界って何か萌えるよね、から書き上げたものです。
基本シリアスですが、節々にコメディ要素投入。
プロローグ、第一章~第五章、エピローグ構成。
全59話。長いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 21:00:00
163900文字
会話率:46%
『エルフの弓姫は、魔王に恋してなんていないのである!?』
偉大なる森のエルフの弓姫、リエル・ハーヴェル。
彼女には、幼き頃に自分を救ってくれた剣士がいた。
やがて、彼に対して恋心を抱いていると、彼女は気がつく。あの日から4年も経ってい
るというのに!?
……里を襲撃した人間族の悪党どもへの復讐と、そして愛しい蛮勇の行方を求めて、世間知らずの弓姫は森から飛び出し、広い大陸へと旅立つのである!!
聖樹から切り出した弓と、偉大なる魔術の数々を携えて!!
※エルフ少女の冒険とか恋とか成長の旅を、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 18:32:00
217387文字
会話率:50%
レ・アニア島にある聖樹『サント・アルボル』に仕える少女アニスは外の世界に憧れていた。
アニスはある時、立ち入ってはいけない聖域である神々の森に流れ着いた旅人を匿ってしまい…。
最終更新:2019-07-12 06:22:34
523文字
会話率:0%
世界樹に宿る、聖樹の精霊。
彼女は世界樹を切り倒された事により、自らの死期を悟る。
残された最期の力で異世界に渡り、新たな聖樹と守護者の選定を行う。
最終更新:2019-06-07 00:00:00
3102文字
会話率:25%
わたしの名前はアレクサ・パルトといいます。8歳です。お父さんとお母さんとわたしの三人で幸せに暮らしていました。お父さんの誕生日に彼等はやってきて。わたしは攫われました。侍女が言うには私はお父さんに赤ん坊のころに攫われたそうです。「何も知らな
いくせに知ったかぶりしないで!!」思わず私は怒鳴りつけてしまいます。わたしは実の父の所に連れていかれました。実の母が死んだ館に……いえ。毒を盛られて殺された場所に……
何時ものように不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-07 00:00:00
14192文字
会話率:30%
目を覚ましたら、そこは見知らぬ場所だった。
自分の名前も思い出せないその世界の人の力を借りて、成長するかもしれないお話です。
初投稿作品となります。
最終更新:2019-04-07 00:21:54
18833文字
会話率:32%
就活に失敗し、大学卒業後も何をするでもなくひきこもっていた相楽黒彦。そんな黒彦はある台風の日、死に場所を求めてやって来た山の中腹でまばゆい光に身体を包まれ、そのまま意識を失ってしまう。目を覚ますと、そこは見知らぬ土地だった。聖なる大樹を信
仰しているという見たことも聞いたこともない国……どうやら、異世界に飛ばされてしまったらしい。しかも十代半ばまで若返っている。そんな黒彦は、長きに渡って誰も読むことができなかった『禁呪』の記された呪文書を、なぜかいとも簡単に読み上げることができてしまう。さらにそのことが原因で、国が管理する『聖樹士』を育成する学園へと半ば強制的に入学させられてしまい……。学園でただ一人の『禁呪使い』となった相楽黒彦。彼の新たな人生は、こうして幕を開けた。※書籍版が現在1~9巻まで発売中です。Web版と書籍版は内容が一部異なります。※コミックヴァルキリー様にてコミカライズが連載中です(内容は書籍版準拠となっております)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-01 19:00:00
1520665文字
会話率:36%
巨大な聖樹になる果実から生まれ、魔力操作ができない代わりにそれぞれ固有の権能を持つ種族『樹聖者』がいる世界。その樹聖者であり、『鏡』の力を持つ騎士アントンは、ある日突然所属する騎士団から暇を出される。原因は、彼の住む国の第三王女で、自由奔放
かつドジの多いことから《駄犬姫》とあだ名されるクラリサ殿下。彼女が王家を飛び出してまで冒険がしたいというので、その護衛役としてアントンに白羽の矢が立ったのだ。当座の目的地は、非合法組織の拠点になっていると噂の鉱山都市。
周囲の持ち上げぶりと自分の才能の乖離に悩む、武器を振るうことだけが生きがいの騎士と、英雄願望のあるバーサーカー気質な王女殿下が織りなす冒険譚。
※申し訳ありませんが無期限で更新停止中です。今後続きを書く可能性は極めて低いと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 23:18:35
24656文字
会話率:56%
ここは五つの種族が共存する世界。
その片隅の小さな漁村に住んでいた赤毛の少年 ラルフ・ティファートは、『神装』と呼ばれる特殊な武装を魂に秘めていることが判明したことにより、フェイムダルト神装学院への入学が許可された。
幼馴染のミリアと
一緒に学院へ入学を果たし、己の『神装』を手にしたラルフだったが――
『ようやく目を覚ましたか、ラルフ。私がお前の神装として力になろう』
「…………色つきヒヨコがしゃべった!?」
現在進行形で燃え盛る赤いヒヨコ(比喩表現ではなく)の言葉に、ラルフは今後の学院生活が波乱万丈になる予感をヒシヒシと感じるのであった。
勇敢な心に猛き炎の祝福を。
これは、神装<フレイムハート>を手にしたことで、世界の創生を司る獣達の戦いに巻き込まれてゆく少年の物語。
大切な人を護るため、少年は今、神すらも凌駕する。
※カクヨム様でも掲載させていただいております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-15 23:00:08
1233515文字
会話率:40%
主人公のエレンは不思議な夢を見た。過去の回想の夢。その夢は、エレンの家系に深く関係している聖樹の護衛をしているディザイアという呪術師の夢に干渉していた。そのことをきっかけに、エレンは自分の家系に昔どんな悲劇があったのかを徐々に知ることになる
。夢は時に現実になる。そして警告でもある。2人の家系の関係を網羅している千里眼をもつメイドのマリーがカギを握り、かつて何があったのか、エレンの両親が処刑された理由、ディザイアの見る夢の謎、いろいろなものが混ざって、ひとつの事実になる。
エレンがその事実を受け止める時、彼らの身に何が起こるのか、まだ誰もわからない・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-28 17:02:22
3060文字
会話率:68%
黄金の果実がある限り、人々は魔物に怯えずに暮らすことが出来る。神と天使と聖樹という三位に守られることにより、人の世は安定する。その信仰と聖域の上に勇敢の国は成り立っていた。
果実を守るために、天使の授けた赤い翼として、不死の特徴を持つ「
勇敢の剣」と呼ばれる聖女カタナは身体の損壊と回復を繰り返しながら百年の寿命を目指して戦い続ける。それは彼女にとって、果てしなく続く血塗られた日常。その役目から逃げ出さぬ動機は非常に純粋なものだった。
――ただ、何事もない百年を。
しかし、そんなカタナと果実のもとに絶望の影は忍び寄る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 20:00:00
252324文字
会話率:30%
英知という名の天使と聖樹に守られし国。槍の印をその身に宿した不死身の聖少女は家族と引き離され、本名を封印され、ソフィアという名で国の要である”黄金の果実”を守る役目についていた。国の基盤を支える信仰。魔物の侵攻という脅威から聖域を守るため
に戦うソフィア。その一方、彼女は深刻な悩みを抱えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-14 20:00:00
204609文字
会話率:20%
俺の名前は聖樹勃矢、18歳。
いつも通りの何気ない学生生活の一頁である休み時間にひょんなことで股間に強打を受け死んでしまう。
しかし、目を覚ました俺に問いかける謎の声。
その声の主は紛れもない、俺のち〇ぽだった!!
どうや
ら俺は「ち〇ぽに自我を持つ」能力者として異世界転生してしまったらしい。
異能力が溢れるこの世界で、こんなしょうもない能力者の俺はどうやって生きていけばいい!???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-21 00:55:00
3853文字
会話率:41%
森の深く、『聖樹』に寄生していた幻の毒キノコが主人公。森が焼かれた日に『聖樹』の"力"で足を貰い、スライムと共に安住の地を探すも、『魔王』の邪気にあてられスライムは豹変。棄てられたキノコは伝説の魔女の実験体として拾われて
、ホムンクルスとして生まれ変わります。でも毒キノコなので扱いは細心の注意が必要です。あらゆる状態異常を及ぼすホムンクルスは、母である『聖樹』の復活と親友のスライムとの再会を夢見て頑張ります。一般常識すらないキノコは人間社会や魔物と交流してその糸口を探します。無自覚に毒をまきながら。
とゆうような話です。
キノコは椎茸が巨大化したようなイメージです。そういう魔物がゲームとかでいますよね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-07 12:10:40
658776文字
会話率:25%
これはあなたの物語。目を覚ますとあなたは深い森の中にいた。記憶を失い自分がどこにいるかも分からないあなたに、緑の髪と尖った長い耳を持つ女の人が話しかけてくる。「お目覚めになられましたか、聖なる森の人様……」と。聖エルフの盾をその身にまとい、
心やさしいエルフたちにあがめられ、あなたはエルフの村で暮らし始める。村長の娘に忠誠を捧げられたり、かわいい年下のエルフの男の子や双子の聖エルフに懐かれたりと、驚きの連続。天馬をもらって空を翔けたり、神の遣いを叩き飛ばしたりもします。62話から69話、72話が海の向こうの聖樹様とエルフを助けるための戦いとなっていますので、争いを好まない方はお気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-30 22:05:14
248238文字
会話率:28%
聖樹の地と名高いある土地で紡がれる昔話。
最終更新:2015-12-30 22:42:24
3499文字
会話率:0%
創造者だけが神ではないさ、破壊神だってこの世界には存在する、全知全能であったとしてもシステムとして組み込まれた一個の文化であっても、彼等は時に私達に試練を与える、それは一千年に一度の周期で、まるで長い長い冬に入ると同じ様に。
とそんな
中、一人の少女はシュエルフ・タウルーンと呼ばれるアースガード神聖樹を中心に見て西にある国の最北東部の位置に所属するラルフ・ラワーと呼ばれる森林にある遺跡の調査に尽力していた時、彼女は、壊れ始める世界を見た
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-08-02 02:52:53
1221文字
会話率:15%
目が覚めたら森の中でした――。大学生の荒井 美琴はもっていた地図の通り進んだらそこにはファンシーな家が建っていた。中に入ると美しい女性が。え?聖樹の種を自分の魔力を注いで育てろ?しかも精霊との絆をふかめろ?聖樹の種を育てるために奮闘する話
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-07 05:53:49
1944文字
会話率:59%
護りたいモノがある、だから終わりにしよう。ある王の短い物語。
最終更新:2014-11-21 02:23:55
620文字
会話率:38%
これは名も無い世界に生まれ落ちた名もない男たちの始まりから終わりの物語
最終更新:2013-11-11 12:33:29
19644文字
会話率:22%
半分はオリジナルだが、神話もだいたいこんな筋の話。私が書くとこうなる。
最終更新:2013-04-30 06:06:55
2439文字
会話率:42%
世界が瘴気に溢れる世界。瘴気はあらゆる物を変質させ、多くの人々を苦しめてきた。しかし数百年前、聖樹ストラと白のエルザという存在が瘴気を浄化し多くの命を救った。現在、彼女達は樹海の魔物達と共にときおり瘴気を浄化しながらのんびりと生活していた。
そこに、一人の少女が助けを求めてやってきた。瘴気に呑まれた故郷を救って欲しいと。少女の願いを叶える為に、再び聖樹の旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-26 23:14:12
114715文字
会話率:35%
そこは聖樹の加護に守られし村。
その村で平穏な日々を送るひとりの少女が、幼馴染と冒険に出かけた事をきっかけに世界の、とある秘密を知る事に ―― 彼女が時折見る不可解な夢、その意味するところとは?
※これは、友人のブログにて2012年
末頃から公開して頂いている作品を改題・加筆修正して投稿するものです。ブログ主の友人に重複投稿の許可は貰ってあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-11 17:46:45
159795文字
会話率:57%
こちらは、今投稿中の「奏でられし聖樹の記憶」関連の短編集です。
本編途中への挿話も考えましたが、話の流れが悪くなるかと思い分ける事にしました。
宜しければ本編と共にご一読頂けると幸いです。
※本編とこの短編集、どちらも目次ページ下
部にお互いへのリンクを設置してありますので、もしお気に召しましたらもう一方の小説もぜひご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-08 18:19:53
71132文字
会話率:56%