【おまえが死んだあの日に、アタシの心も死んだんだ】
屈強な女戦士の一族であるダニア本家の女王ブリジット。
その寵愛を受ける情夫である黒髪の少年ボルドは、ブリジットへの思いを胸に谷底へと身を投げた。
心より愛したボルドを失ったブリジットは失
意に沈む。
それでも女王としての立場により彼女は立ち止まることが許されない。
そんな中、同じダニアの血を引きながら数百年前に袂を分かった分家の女王クローディアは新たな動きを見せていた。
本家と分家の運命の糸は複雑に絡み合い、混迷の時代が訪れようとしていた。
愛する者を失ったブリジットは再び希望の光を見出すことが出来るのだろうか。
前作
蛮族女王の情夫《ジゴロ》 第一部【ブリジットの章】
https://ncode.syosetu.com/n5296hl/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 21:25:48
234650文字
会話率:24%
いつもの帰り道の途中で、別に場所が決まってるわけじゃないけど立ち止まる。
ありあまる色々な感情も全部いらなくなるような感覚で、立ち止まる。
特段の意味もない時間だけど、なんとなく心地いいひとりの時間。
最終更新:2022-12-21 00:56:45
244文字
会話率:0%
皆さんはそれぞれ、思わず心が立ち止まる「瞬間」がありますか。それは、些細なことではありますが確かに記憶に差込み留まり続ける想い出となります。
そんな「瞬間」を感じたエピソードを軽く書いてみた作品です。
最終更新:2022-10-03 18:21:22
222文字
会話率:0%
今は亡き恋人のデジカメで夕日を淡々と撮影し続ける主人公は、ふらりとSlowtimeと書かれた喫茶店にやってくる。そこはクラッシックしか流れない、ゆったりとした空間だった。店の奥には古いピアノがあって、時々生演奏を聞くことが出来るのだが、別
に誰が弾いてもマスターはにこにこしているのだ。
やがて、意外な事にマスターもピアノが弾けると判り、常連客はマスターにピアノを弾かせようとする。しかし、恥ずかしがり屋のマスターは、店を閉めてから『ある一定の条件』が揃った時しかピアノ演奏をしないのだ。その法則を、常連客は面白がって探していく。
そんな、ちょっと面白い日常が繰り返されていた四月一日。一人で近所の花見を終えた主人公が、今日もSlowtimeにやって来た。そこで『自動ドア』とステッカーが貼られた入り口で立ち止まるが、ドアは一向に開く気配がない。
騙されたと判ったが、マスターに言われて、今日がエイプリルフールであったことを思い出す。しかし主人公の恋人は、酒と嘘が嫌いであったため、しばらく嘘というものから遠のいていた。
いつもの席でマスターと話している内、自分が言った一言で、主人公は恋人と出会って、そして別れるまでの楽しい日々のことを思い出す。それは外で花吹雪が舞う一瞬の出来事であり、主人公の人生でも半年にも満たない期間であった。
Slowtimeにはもう一人、Miniに乗った女性が現れる。CDを出したり、映画に出演することになったり、ちょっとした有名人の様であるが、主人公にはそれが誰だか判らない。しかし、マスターと仲良しのその女性の様子を微笑ましく眺める。かつて自分もそうであったと思い出させるかの様だが、それは口にしない。
この喫茶店の窓際にある一番奥の席は「悲しみに浸る席」で、そこに座るのは、恋人と別れた女性と相場が決まっている。するとマスターは、頃合を見計らって、元気が出る歌謡曲を流して応援する。
主人公は仕事上の苦悩でそこに座ってしまうが、恋人に振られたのだと勘違いしたマスターは、同じ様に元気の出る歌謡曲を流し、別れの曲を歌って主人公を励ましてくれる。
思いも掛けぬ曲のプレゼントに驚くが、その曲をきっかけとして主人公は元気付けられ、この街を後にする。
その日はかつて、恋人が祝ってくれた自分の誕生日だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 22:00:00
99244文字
会話率:48%
【4話で1章完結します】
「おい、ロディ! 【足ふみ】スキルってなんなんだよ! そもそもスキル名ダサすぎるんだよ! てことではい追放!」
ロディは勇者パーティーのリーダー勇者ワレイドより、役立たずの烙印を押されて追放されてしまう。
実はロディのマッサージが、賢者や聖女の体内魔力を活性化させていたからこそ、勇者パーティーは強力な連携がとれていたのだが、そのことを知るのは聖女マリーナだけであった。病気の妹の治療費を稼ぐために、立ち止まるわけにはいかないロディは新しいパーティーメンバーを求めて前を向いて歩き始める。
一方勇者パーティーのメンバーはロディの足ふみマッサージにより思わぬ恩恵を受けていた。そのことを知らない勇者ワレイドは優秀な支援メンバーを失ったことに気づかず、勇者パーティーは崩壊していく。
※他サイトにも掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 22:00:19
8187文字
会話率:55%
無難に過ぎて行く日常が嫌なわけじゃない。
ただ‥‥
俺の現実はあまりにも何も起きないんだ。
小説や漫画や映画なんかでよく登場する、地球とは全く異なる世界に招かれて、胸踊る冒険活劇を繰り広げるとか。
そんな日常というレールか
ら飛び出した出来事を、一度は体験してみたいと考えるのもまた普通の事じゃ無いだろうか。
だが折角の異世界に召喚され、【世界の調整者】というちょっと格好よさそうなネーミングに牽かれた俺は、後にこの役目を引き受けた事を多いに後悔した。
冒険も戦いも
胸踊るハーレム展開も何も無く
ただ賄賂と脅迫と死体漁りの毎日‥‥
‥‥あー地球に帰りてー
かなり斜めに進んだり曲がったり、時には立ち止まる‥‥そんな感じの気楽に読める【異質ファンタジー】を目指しています
エブリスタ様にて先行公開しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 02:00:00
169234文字
会話率:39%
異世界転生斡旋所、それは次なる人生に進むために一瞬立ち止まるための場所。
最終更新:2022-08-15 04:00:00
2621文字
会話率:66%
一つの英雄譚が終わりを迎えようとしていた世界。
ゼフィロトと呼ばれる異世界から、帰還してきた者がいた。
ゼフィロトを救った勇者の名は<アクゼリュート>と呼ばれた。
彼は魔王との戦いに勝利し、混沌たる世界に終止符を打った・・・筈だった。
現代。平和な街に突如現れたのは?
主人公ユウトは、マンションの廊下で立ち止まる。
その眼に映るのは・・・誰?
この物語は<魔王少女シフォン>の外伝として作ったお話です。
本編を知らなくても分かりやすい設定になっています。
と、言うよりは短話構成で発表していますので、お気楽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 23:25:22
6615文字
会話率:31%
魔王を父にもつキルコは、勇者を手引きしたゴートマの策により無理矢理に魔王され、現代の東京、下北沢へと追放されてしまう。
8年後、ひっそりと暮らしていたキルコは、ある美女に自分の本名を呼ばれ、立ち止まる。怖くなって逃げた先で、勇者に命を狙
われるが、返り討ちにしてしまう。
人を殺してしまったと悩むキルコは、先ほど出会った美女が同じ世界出身だと信じ、助けを求める事に。
そして自分が現世で人気のゲーム、『聖剣神話』のキャラクターだということを知る。襲ってきた勇者は、ゴートマが王位を奪うために放った刺客だったのだ。
16歳、フリーター暮らしの魔王キルコは、勇者たちと闘う日々を強いられることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 23:00:00
163982文字
会話率:46%
今日も暑いと立ち止まると、影法師が見ていた。お前はほんとうは、空っぼだと言って、それだけ言って、黙った。何を望める者ではなく、申し訳ないと、思う。
最終更新:2022-06-27 16:07:26
373文字
会話率:0%
生きたいただそれだけなのに上手く生きれない。
いじめ・人間関係・言葉の暴力…など
今の時代に起こっているさまざまな問題に
悩み苦しみ前に進み立ち止まる。
今を生きる全ての人に読んでほしいお話です。
Instagramにも掲載しています。
最終更新:2022-06-14 18:30:26
669文字
会話率:31%
走り続けるきみはすごいよ。でもね・・・
最終更新:2022-05-31 11:19:54
827文字
会話率:0%
僕の半生と没落(後編)
果てを目指してどこまでも行こうとする
立ち止まる事のできない僕。
最終更新:2022-05-14 00:16:23
20387文字
会話率:9%
生贄として魔界に落とされた亡国の皇子アイリス。
幾万の死に囲まれた絶望の中でアイリスは出会う。
2体の悪魔と。
如何なる運命か、悪魔の気まぐれか。
アイリスは悪魔とともに現世に帰還する。
そして傭兵団「青狼旅団」に出会い、ともに行動するよ
うになる。
少年は立ち止まることなく前を向きながら歩き続けだろう。
死と隣り合わせに生きる少年は、数々の出会いと別れを経て、いつか王となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-01 12:18:29
362148文字
会話率:49%
「皆で聖地巡礼―卒業旅行しない?」
積極的で、でも少し臆病な高校二年生の少女、佐藤菊花。
彼女はある日、偶然見た美しい景色の記憶を共有するために、中学時代の友人を呼び、一緒にいろんなことを話した。
すると、友人は、「美しいものを一緒に見る
」ことを目的に、かつての仲間で共に過ごした場所を回る早めの「卒業旅行」を提案。そして、旅行の計画を進めていくが……
前にしか進めない人生の中で、おいてきた青春の場所を巡っていく。
これは私たちの、「立ち止まる」ための出来事だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 11:07:18
9149文字
会話率:64%
十二月末の大晦日。
六年ぶりに地元に帰省した佐々木は実家に向かう途中ある交差点で立ち止まる。
その交差点は中学の時に初恋をした相手、南条茜と初めて出会った場所だった。
その交差点で彼女のことを思うが今では地元に残っているのかも分からない。
だからもう出会うことはないのだと思い実家に向かおうとしたとき、一人の女性に声を掛けられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 14:26:01
883文字
会話率:11%
急に緊張がゆるんで、エアポケット。まだまだ油断はできないけれど、先が見えてきた気がして、脱力・・・?今までの自分なら、10年前の自分なら、力まかせに勢いで片付けた事柄も、さて、どうしたもんかと立ち止まる。としのせいなの?安心したせいなの?「
エエカゲン」力(りょく)がついたの?そういう気分をなんとなく。いつもお付き合いいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 11:09:45
1001文字
会話率:0%
夜道を歩いていた私は女性の幽霊を見て立ち止まる。同じように幽霊を見ていた男性は、その幽霊は自分の妻だと言うが…。
カクヨムにも掲載しております。
最終更新:2021-10-27 23:48:06
1835文字
会話率:12%
陽気な気温に誰もがおかしくなる春の季節。桜とじれったい恋に溢れた公園で、私は少しだけ立ち止まる。
最終更新:2021-10-27 22:08:07
2385文字
会話率:34%
その世界には、勇者と魔王がいた。これは、独りの少女の選択と覚悟の話。
あの日々を置いて、定められた運命を歩き出す。立ち止まることはない。だって、その先にどんな結果が待ち受けていようとも、そう決めたのは私自身だから。
最終更新:2021-07-30 10:00:00
36747文字
会話率:29%