「私は壁を這うナメクジになりたい」
「何いってんの?」
学校に向かう通学路で、私は友人に言った。しかし、怪訝な顔をされてしまう。
もう付き合いも長くなってきた。何も言わずとも察してほしいというのはわがままだろうか。
私はやや憮然として言った
。
「塩対応…。ナメクジだけに」
突き刺さる冷たい視線と沈黙。ややあって友人は口を開く
「で、つまりどういうこと?」
「私の推しが女子高生を見守る壁になりたいって言ってたの!だから私は壁になった推しの上を這い回り体液をこすりつける…」
「やめなさい!花も恥じらう女子高生が体液なんて言うんじゃないわよ。しかもこすりつけるとか」
「ふ、ふひひ」
「ちょっとー?叱ってるんですけどー?」
私の言葉に彼女が反応する。ただそれだけのことが嬉しい。
女子高校生二人の関係についての物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 15:17:15
11118文字
会話率:41%
「ああ、今日もあの子にしてやられましたわ~~~!!」
ただの田舎者だったはずの子爵令嬢に、愛しの第1王子《ダーリン》との仲睦まじい姿を見せられ続ける悔しい毎日を過ごしていたある日
今日こそコテンパンにあの令嬢の鼻をへし折ろうとしていたリ
ーゼリットは、この日も(勝手に)返り討ちにあっていた矢先に1つの本を手にする
その本を手に取った瞬間に思い出した前世の記憶ーーー
前世の私は、この世界が登場する小説《バイブル》を授業中にもこっそり読むくらいに楽しんでいたのだ!
その小説《バイブル》の中でも私の推しは、攻略キャラのトラウマとなるが為に途中退場してしまう不憫なキャラクター達
「そうだわ、この侯爵令嬢という勿体ない身分の特等席を利用して推しキャラ達をじっくり観察しましょう!!」
だけどただ観察をするつもりだったのに、非攻略キャラのはずの推しキャラクター達に迫られるようになってきてーーー
"ポンコツ令嬢"だった私は、これからどうなってしまうのでしょう!?
【ちょっぴりシリアス有の悪役令嬢×逆ハーレム×ラブコメファンタジー】
(この作品は『カクヨム』でも同時連載中です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 20:00:00
209286文字
会話率:36%
朝、目が覚めると見知らぬ部屋にいた。
無関心な父親、強欲な継母、そして気弱な弟....
ほとんど知らない世界に転移してしまったが、どうにか生き残らねばならない。
でも、全く違う顔になったのだから。
そんな事忘れて好きに生きてみよう。
まずは、
「私の推しに寄せてみようかな....」
鏡を見ながら爽やかな笑みを浮かべた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 06:24:24
6018文字
会話率:15%
SNSに動画。テレビ出演まで果たしている超人気インフルエンサー、英栖きらら。彼女が俺の推しだ。そんな彼女と奇跡的に同じ高校に進学したが、プライベートに関わらないのがファンの鉄則。これまで通りと変わらず、画面越しでファンをする……はずだった
。
「見つけた……私の推し!」
なんときららは初めてファンになった俺のことを密かに大胆に推していたのだ! 奇跡的に同じ高校に進学できたかと思えば、それも彼女の策略。俺と同じ高校に入るため、あえて普通の高校に入ってきたのだ。
「これからはずっと一緒だねっ」
推しとファン。ファンと推し。同じ感情をぶつけ合う二人のイチャイチャ学生生活が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 10:13:05
11447文字
会話率:62%
【各方面に怒られそうな作品を書いてしまいました。許してください。作者は平成も令和もなんとなくで生きてきたオタクです】
令和の世だと言うのに闇オクに出品されてしまった仙崎真尋を10億円で落札したのは、同じクラスの悪役令嬢だった。闇オクをきっか
けに距離を縮める二人だが、真尋のことをスーパー攻め様が狙っていて……!?
推しを守り抜きたい令和の悪役令嬢と、推しを自分のモノにしたい平成のスーパー攻め様の戦いが今、始まる……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 04:07:13
6890文字
会話率:55%
※ざまぁも婚約破棄もありません。ラブコメっぽいハッピーエンドです。
※西洋ファンタジーっぽいだけで、設定はいろいろフワッとしています。
※平日(月~金)の毎朝7時に投稿です。土日は更新ありません、たぶん。
地味な侯爵令嬢セシリアは、氷の
騎士と呼ばれるほど冷たいベイル=ペイフォードの婚約者候補になった。初めて会ったベイルは噂通りの冷たさで、しかも、周囲がドン引くような重度のシスコン発言を次々にしていく。普通の令嬢なら泣いて逃げだすところだが、セシリアはにっこりと微笑んだ。なぜなら、セシリアのお目当ては、ベイルの妹クラウディア=ペイフォードだったから。
『ああ、麗しいクラウディア様とお友達になりたい!』そんな熱い思いを胸に情報収集をしていると、なぜかベイルに気に入られて……。
※ベイルの妹が主人公のお話はこちら↓
『やり直し転生令嬢はざまぁしたいのに溺愛される』
(https://ncode.syosetu.com/n6944gu/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 14:31:19
120119文字
会話率:38%
ある日、突然に大好きな推しキャラ「ギルベルト•ヴォルフ」の登場する乙女ゲーム『祝福の女神~黄金色(こがねいろ)の乙女の章~』の世界に来てしまった19歳の女子大生、榊美琴(さかきみこと)は、自分が占い師の美少女ミアになっていることに気がついた
!
しかも、目の前には、最大の推しキャラである大大大好きなギルベルト・ヴォルフの姿がっ……!
そんな彼になぜか強引に連れ出され、ゴブリンの洞窟へ同行することに。
ギルベルトに命の期限があることを思い出したミアは何とか彼にハッピーエンドを迎えてもらおうと考えるのだが……
今度は自分が追われていることを知って、逃避行開始!
推しキャラである、赤銅色の髪、鳶色の瞳のギルベルト。
森で拾った、暗緑色の長髪、琥珀色の瞳の少年カミル。
行く先々で偶然出会う、蜂蜜色の髪、空色の瞳のアルフレート。
3人のイケメンに想いを寄せられながら、ミアは無事ギルベルトをハッピーエンドに導くことができるのか!?
大好きな推しキャラの低音ボイスや有名声優さんのたちの声が聞き放題の世界で、命の期限迫る魔物つきのギルベルトと、占い師ミアの冒険が今始まる!
※以前、旧版を投稿しておりました。
※「カクヨム」にも投稿しております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 15:23:22
148297文字
会話率:33%
※不定期更新中※
大学生で事故死、からの異世界転生。しかも転生先はハマっていた乙女ゲームの世界。
しかし生まれ変わった自分はプレイヤーたちに“ラスボス令嬢”と揶揄されていた悪役令嬢、シャルロッテだった。
ここまではお決まりのパターン。だ
がしかし、私の推しは婚約者じゃない!
まともに生きているはずなのに結局立ち位置が悪役なのはなぜなのか
婚約者とは別れられるのか
今度こそ幸せな最期を向かられるのか
そして、推し(悪役)と共に歩むことはできるのか
侯爵家令嬢と新米騎士(男)の二つの顔を得たシャルロッテの華麗なる貴族人生、ここに開幕!
※タイトルを変更しました(元タイトル:悪役令嬢に生まれ変わったからにゃ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 06:54:26
132036文字
会話率:50%
推しの幸せが私の幸せ。
アルバイトをしながら、推し活費を稼ぐ22歳フリーター雪見 真衣(ゆきみ まい)
仕事出来ない、お金ない、夢ない、彼氏いない
されど推し……ルイさえいれば関係ない!!
そんな風に思っていた。
ー----最近、バイ
ト先に変な客が来る。
ルイによく似た背丈で、美しい金の髪。
「袋ください」
甘く、柔らかな、わたあめみたいな声。
めちゃくちゃルイに似てる。似てるんだけど。
決定的な違いが一つある。
私の推しは、こんなブサイクじゃない。
……はず。
ねぇ、神様。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 22:38:13
5899文字
会話率:16%
十歳の誕生日を迎えた日を境に、
おかしな胸騒ぎを感じるようになった田舎貴族の娘の私ルシア・リンクス。
ひょんな事件で前世の不幸な自分の最後を見てしまって大パニック!
――……とはなったけど、しょせん前世は前世だよね。
今の生活はとっても
幸せなわけだからもう気にしないで生きていこう!
でもあれ、ちょっと待てよ、
何だかこの世界に見覚えがあるような?
はっ、ここってもしかして、
生前やり込みまくった乙女ゲームの世界ですか?
だったらのんびりなんてしてられないじゃない。
前世のこのゲーム世界の記憶が正しかったら私の推しメンが死んでしまう!
幸い私は悪役令嬢でもその取り巻きでもないキングオブ・モブキャラ。
田舎貴族の娘の私に破滅エンドなんて存在しないから彼を助けてあげないと!
父様、母様ごめんなさい。
私は推しメンを助ける為に三年間だけ都会に出ます!
待ってて下さい推しメン様。
必ず私がルートを間違えたヒロイン様を貴方の元に戻しますから!
これはゲームに全く噛まないはずの私が推しメンを幸せにする為の奮闘記。
★のマークのお話は推しメン視点でお送りします。
※無断転載は固く禁じます(うちの子は嫁にやらん)※
(*´ω`*)<番外編完結しました~♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 12:20:08
550760文字
会話率:25%
乙女ゲームの世界に転生したことに気づいて、私の推しが攻略対象の友人キャラで、必ず死んでしまう運命だと知った。
だったら、攻略対象を無視したら推しのヒース様を救える?
侯爵令嬢のアイリスは彼を救うために奮闘する。
最終更新:2022-12-26 22:19:30
999文字
会話率:36%
ニセモノ、ダメ。ゼッタイ。
(「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載しています)
最終更新:2022-12-25 18:23:45
1623文字
会話率:25%
3歳の時、幼稚園で机に頭をぶつけて前世の記憶を思い出した私は、それと同時に幼なじみの心配そうな顔を見て、幼なじみは攻略対象者(しかも前世の推し)でここが乙女ゲームの世界(私はモブだ)だということに気づく。
そして、私の幼なじみ(推し)
と乙女ゲームで幼なじみ設定だったこれまた推し(サブキャラ)と出会う。彼らは腐女子にはたまらない二人で、もう二人がくっつけばいいんじゃないかな!?と思うような二人だった。かく言う私も腐女子じゃないけどそう思った。
乙女ゲームに巻き込まれたくない。私はひっそりと傍観していたいんだ!
しかし、容赦なく私を乙女ゲームに巻き込もうとする幼なじみの推し達。
「え?なんで私に構おうとするかな!?頼むからヒロインとイチャイチャして!それか、腐女子サービスで二人でイチャイチャしてよ!だから、私に構わないでくださいー!」
これは、そんな私と私の推し達の物語である。
───
この作品は、「アルファポリス」様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 05:00:00
10171文字
会話率:34%
皆々様、「フット まに フェスタ(足球祭り→二十摩邇真理(ふとまにまつり))」
足 球 祭り
二十摩邇 真理
※『ふとまに』とは日本の国生み神話(いざなぎの神様、いざなみの神様)で天の大神様が占われた
(太占=ふとまに)ものです
※ひふみ神示を勉強している身としましては、この大会が戦争の型(→仮)となり、実際の戦争が行われない事を願っています
まずはクロアチア戦で気になった点ですが、
モドリッチ選手を下げて(延長前半)PK戦は大丈夫なのかです。確かに次のブラジル戦を考えれば妥当なのかも知れませんが、そもそもPK戦に勝てる算段があるのか……
しかし、PK戦を見て納得しました。あ~、PKを止めるのが得意なGKなのね。
※W杯のPK戦といえば、06ドイツ大会のアルゼンチンードイツ戦なのですが
(私の推しのアルゼンチンがPK戦で敗退した試合です。因みに、私の一推しは昨年亡くなられた
マラドーナさんで、日本ならば小野伸二選手です。お二人ともサッカーの魅力を十二分に伝える
素晴しい選手で、私的には”サッカーの申し子”の二人です)
試合終了後、日本代表のコメントを聞いて判りました。
彼らも悲願という名の十字架を背負わされていたのだと――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 20:44:22
2878文字
会話率:4%
コーネリア・エリザベス侯爵令嬢。彼女は存在しない悪役令嬢である。
どうしてかって、そりゃ、私が作ったBL二次創作ゲームの為に作った完全オリジナルキャラだからだ。
私の推しイリヤの物語の為に、イリヤが攻めと結ばれる為に作った物語の進行役だ。
公式には存在しないキャラ、それなのに私はそのコーネリア・エリザベスになってしまった。
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※BL要素あります。
※性描写はありませんが、それがあったという表現はあります。
※もしかすると暴力的な発言・行為ととれる表現があります。
※アルファポリスに掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 02:00:00
12743文字
会話率:35%
婚約が破棄されたことを聞いて失神した私は前世の記憶を取り戻した。どうやらこの世界は『戦国バサラガール』という漫画の世界らしい。私は元婚約者に執着してヒロインを殺そうとする悪辣姫に転生したようだ。私の推しは婚約破棄された元婚約者様。原作の設定
といろいろ違うところがあるけれど、推しと結ばれるためにリケジョだった前世の知識を活かして原作改変してやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 15:03:28
5270文字
会話率:23%
気づいたらドハマリしていた乙女ゲー『幻想迷宮グローリーフィア』の主人公だった。これはたくさんいる攻略対象とパーティを組んでフラグを積み上げながらダンジョン深奥の魔王を倒してハッピーエンドを迎えるの。
これが、これが物語のオープニングであれば
、素敵な恋と冒険の旅が始まると思うのに、前世の記憶を取り戻したのはこの国の第一王子のノーマルエンドの結婚式の最中。
ちょっとまって、これはない、絶対にない。だってこれは最悪だ。ウォルターはポンコツ過ぎて国が滅ぶともっぱらの噂、前世の掲示板でも散々叩かれていた。
それにそもそもウォルター王子は私の推しじゃない。私の推しは騎士アレクか賢者のソル。他にも色々いるけれどもこの第一王子は生理的に受け付けない。
それなのに、それなのに私はこの未踏破のダンジョンを途中下車して針のむしろのように王宮内で息を潜めて行きていかなければ行けないというの⁉
違う、違うの、諦めたらそこでおしまいと偉い人は言っていた。だから私はダンジョンを目指す。
私は闘う! 私のトゥルーエンドを求めて!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 08:17:57
583228文字
会話率:42%
路地裏でひっそりと生きていた少女が出会った彼女は、未来の悪役令嬢だった。
って、ここ、ゲームの中じゃん!
しかも、推しの悪悪令嬢が私を侍女にご所望!?
ちょっと待って!これ、どのルート進んでんの!?
やばい!私の推しキャラが断罪されちゃう
!それはダメ!
絶対に、救済ルートのマルチエンドに進めなきゃ!
自分の推しキャラの幸せを願う、転生者の侍女が何やかんや頑張る物語(の予定w)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 00:59:03
3675文字
会話率:41%
王子殿下の婚約者を決める為に王宮に連れて行かれたら、その王子殿下がなんと元の世界の兄でした! そしてここが乙女ゲーの世界で、ゲームでは私、ファビエンヌと殿下は婚約者でした。お兄の事は好きだけど婚約なんてありえないです! 頼りになるお兄は私の
為に婚約者としてではなく、婚約者候補という名目のままのらりくらりと時間を稼いでくれました。乙女ゲーの世界でヒロインは私の義理の妹で。ゲームの中では脳内お花畑だったヒロインを私がそうはさせない、とがんばります。そして私が会ってみたいのは隣国の王子で隠しキャラだったヴィーラント様なんです!
◇一話 四〇〇〇字超
◇一一話完結。一〇時から一時間おきに投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 20:00:00
46071文字
会話率:44%
みなさんレビュー書いてますか?
星5やいいね、ブックマークも良いですが、レビューも作者様を応援する素晴らしいツールです。
でもなかなかレビューって増えないんですよね(え、私の作品が読まれてないだけ?いやいや)
ともかくそんなレビューの価値を
もっと高めたい。読者の皆様がもっとレビューを書きたくなるにはどうすれば良いんだ!?と思ってたらまたエッセイを書いてしまいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 10:52:25
1317文字
会話率:10%