中学生になって思う。
ちいさい頃、三人はいつも並んで歩いていた。
いつからだろう? わたしだけ後ろから付いていくようになったのは。
前をいく二人はまぶしくて、その隣にいる勇気がなくて。
お似合いの男子と女子を眺めていると、胸がちく
りと痛むけれど。
一人だけ離れる勇気もまだなくて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 21:03:51
6037文字
会話率:35%
「なんで、繋がらないの」
美鶴は無我夢中で未来の携帯番号を打ち込んでいた。その手の薬指には指輪が嵌っていた。あの男に折られた足の骨が痛む。涙が乾いたところが引き攣ってしょうがない。何度未来の番号にかけても、未来ではない人が出る。チャットツ
ールはブロックされているのか返事が来ない。未来のSNSアカウントも消えている。もうすでに美鶴の中の未来は霞んで見える。未来のことを何も知らなかった。後悔してももう遅い。美鶴の部屋をノックする音を美鶴の耳がとらえた時、ズキズキと酷かった足の痛みが増したような気がした。
お調子者メンヘラ女と拗らせ女の同居に割って入るヤンデレ男の小説です!!!
対よろ。いつかpixivにも投げる予定です。ちょっと下ネタとか入っている(本当に微量)ので一応R15つけてます。保険です。百合を書いていたはずなのに気が付いたらヤンデレ男が間に入ってきたのでタグが混乱しています。申し訳。一応sisterhoodのつもりです。よろしくお願いします。
この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 00:29:51
5521文字
会話率:84%
むかしむかしあるところに、オイラが眠っていたそうな。目を覚ますと、そこには知らない天井があった。
ここは病院だ! カレンダーを確認すると、
9月99日
なんだって!? オイラは3日も眠ってたのか!
そうだ、思い出したぞ、オ
イラはマフィアのボスに決闘で負けて⋯⋯うっ、傷が痛む! ぬえぇ⋯⋯折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 11:15:12
3328文字
会話率:40%
激務の中、視力が悪化して眼鏡の度が合わなくなった。見えにくいし、頭も痛む。仕方ないからいつもの眼鏡屋さんに予約を入れて、調整に行こうーー担当してくれたのは長い指がセクシーな美男子。仕事に疲れた草臥れOLには、眼福なご褒美タイムだ。でも……
なんか……距離、近くない?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 13:48:50
3721文字
会話率:56%
「俺は運命の愛を知った。だからお前とは婚約破棄する」
侯爵家の跡取りとして日々研鑽を積むフィオーナは三ヶ月ぶりに会った婚約者から婚約破棄を告げられる。
しかしその運命の相手とは、平民イオナに扮したフィオーナ自身だった。
呆れて何も言え
ないまま、婚約破棄を了承したフィオーナは後継教育に力を入れる。
実地訓練として侯爵家が運営する高級レストランや宝石店で従業員イオナとして働き、店舗は右肩上がりに売り上げが伸びていく。
ところがイオナに元婚約者が詰め寄り、営業妨害で叩き出そうとした時に助けてくれたのはお客様としてレストランにきていた男性、フェリスだった。
今度は宝石店でフェリスから想い人に送る指輪のオーダーを頼まれて、痛む心に戸惑うフィオーナ。
ところがその指輪は、フィオーナに送られ求婚される。
元婚約者はイオナのために婚約破棄したのに相手にされず、墓穴を掘っていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 09:13:01
10117文字
会話率:55%
新年度の悩みのひとつといえば、靴擦れ。
小さい傷でもピリリと痛む。それがもたらすものは、何も人間ばかりに限らず……。
最終更新:2022-05-01 23:46:32
2196文字
会話率:0%
人前でひとり、発表しなくてはいけない。
どうしてこれほどにこわばり、胸が痛むのだろう。
この苦しみと辛さを、相手に伝えたい……。
最終更新:2022-03-06 23:30:08
2932文字
会話率:4%
むかしむかし。
とある町の商人の家の奥さんが、寝起きに体の痛みを訴えた。
はじめこそ痛む箇所のみの申告だったが、やがてその体に、アザなどが実際に浮かび上がり出す。
奥さんは寝ているだけ。激しい運動もしていないはず。
怪しく思った医師が、
実際、夜中に見張っていたところ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 23:31:46
2419文字
会話率:0%
「バスケス侯爵令嬢、貴様との婚約を破棄する!!」
傍に男爵令嬢を侍らせた第一王子が、高らかに婚約者である侯爵令嬢を指差して宣言する。
喧騒に包まれていたプロムナードの会場が、ぴたりと静まる。
あいつ、本当にやりやがった…。
俺はキリ
キリと痛む胃を服の上から掴んだ。
これは、王子の暴走に巻き込まれた胃痛持ちの俺の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 21:29:33
7829文字
会話率:43%
メロンは激怒した、必ずあの邪智暴虐な王を除かねばならぬと決意した。
メロンにはお笑いがわからぬ。コメディもわからぬ。メロンはシリアス村の住民だ、胸が痛むような絶望が綴られた書物を好み、推しキャラの死を心の底から悼みよるも眠れぬ日々を過ご
そうとも、その死に様が美しいと感じれば絶賛するような人間だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 22:12:49
2863文字
会話率:50%
ある春の日。自宅玄関を騒々しくノックする音によって、殆ど二日酔いに近い青年がたたき起こされた。彼は痛む頭を抱えながら玄関ドアを開けたが、そこには自分が手を差し伸べねば数時間しないで死んでしまうであろう美少女が佇んでいたのである。
しかし
、彼の頭に少女が美少女という情報は届かない。
今にも死にそうな巣から落ちた雛、という風にしか彼には思えなかったのだ。
どうしよう?
彼はパニックに陥り、するとなぜか彼の意識は日本の大型掲示板にリンクし、さらに、鳥愛好家が集う板にスレを立ててしまっていた。
【俺の家の玄関に鳥の雛が落ちていたのだがどうするべきか】
青年は人間の少女について相談したいのに、板の人間達は鳥飼の視点でしかアドバイスしてくれないという、これはそんなスレのログである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 20:50:54
28168文字
会話率:9%
母親から虐待を受けている、男子生徒が一人の男の子に、恋をしてしまう。叶わぬ恋だとわかっているけれど、考えれば考えるほど思いが溢れてどうしょうもなくなり最後その男の子は………。
最終更新:2022-02-26 15:47:18
1294文字
会話率:7%
「末っ子」の続編。7人組アイドルグループの最年少レイジは、二つ年上のテツヤに恋している。テツヤはレイジを弟のように可愛がっているのだが、どうもレイジのせいで胸が痛むようで・・・。表舞台は一切なし。芸能界の裏側のみを描く。1話ごとに視点を変え
て描く、画期的なBLストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-23 15:50:21
9886文字
会話率:59%
薬屋では、国試という国を挙げての祭りにちっともうまみがない。
商魂たくましい母方の血を譲り受けたリンメイは得意の饅頭を使い金を稼ぐことを思いついた。
試験に悩み胃が痛む若者には胃腸にいい薬を練りこんだものを。
クマがひどい若者には、よく眠
れる薬草を練りこんだものを。
薬師としての知識と母親譲りの饅頭の腕。これで、薬屋の跡取りは私で決まったな!と思ったときに。
リンメイのもとに、後宮に上がるようにお達しがきたからさぁ大変。好きな男を市井において、一年どうか待っていてとリンメイは後宮に入った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 14:23:31
104982文字
会話率:23%
新月の夜の、森の中で敵から逃げられるのか。『絶望のツンドラ』の続編作!
■あらすじ
反政府運動に参加していた僕たち六人は、クーデターを起こした軍部の手から逃れるため、国境線沿いの町にやってきた。夜になり、山岳地帯の森へと入った。新月で月
明かりもない中、険しい山を通っての逃避行に問題はないものと思われていたが、真っ暗闇の森の中で僕たちは……。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:21枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろうの各小説サイトにも掲載。
■所感
直接的な続編ではないですが『絶望のツンドラ』の続編です。同作の世界観で書いた、外伝的なストーリーになっています。
ストーリー重視なのと、若干説明文が始めの方にあるので若干読んでいて退屈になるかも。。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 18:00:00
6599文字
会話率:22%
コロナで楽しかった日々を書きました。
最終更新:2021-09-24 00:44:18
1617文字
会話率:44%
隔離だ レイジ... 嫌いだ これらは、Erza Seven Lycorisが覚えて以来ずっと抱いてきた心を突き刺す感情のほんの一部です。
彼の破壊点の先端に発見されたとき、Erzaは答えを探します。 確かに狂気の瀬戸際に彼を悩ませて心痛
む感情を廃止するキー、。
荒涼と凍結路地で終わった後、彼はひまりという名前の女の子を満たしています。 誰が、彼の知識ではなく、この世の力を振るう。
彼は愛と愛情に自信を置くのだろうか? 運命を無視し、彼の精神的健康問題の原因を明らかに? それとも、彼は未知の真実を明らかにしようとする試みで暗闇の中に深く掘り下げるのだろうか?
Isolation. Rage. Hate. These are but a few of the heart-piercing emotions that Erza Seven Lycoris has harbored ever since he could remember.
When found on the tip of his breaking point, Erza hunts for answers. A key, that would surely abolish the mind-wrenching emotions that haunt him to the brink of insanity.
After ending up in a bleak and freezing alleyway, he meets a girl named Himari. Who, not to his knowledge, wields unearthly powers.
Will he place his confidence in love and affection? Defy fate and uncover the causes of his mental health issues? Or will he delve deep into darkness in an attempt to uncover unknown truths?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 16:43:14
4337文字
会話率:0%
中学に上がると同時に両親が仕事で家を空けるのことが多く、沼崎麗良は近所に住んでいる親戚の従姉にあたる間咲の家に預けられていた。社会人として働いている咲を想い、慣れない家事に悪戦苦闘しながらも共に過ごしだす。
だが、しだいに化けの皮が剝がれ
ていった咲の生活力は0。炊事洗濯どころか、今までどうやって一人暮らしをしてきたのか疑うほどに何もできない。それどころか、年甲斐もなく中学生の麗良に対して日を追うごとに甘えてだす。露呈する咲の生活力のなさに加え、道に迷ったと声をかけてくるナンパ目的の男性にもついていってしまう姿を度々目撃するなど。人の下心を疑わず、どこかガードの緩い咲の姿を反面教師とする麗良。自分がしっかりと支えなければと学業に勤しみ、高校生になったらアルバイトを始めようと意気込みだす。
何かと苦労が絶えなかった麗良は、それでも学年首席で聖光学院の高等部へと入学。もとし、進級を果たす。そして目的であったアルバイトも、中等部の付き合いである一色タエの伝手で始めるまでは順調だった。
そんなある日、咲がマンションを買ったからと引っ越し業者を引き連れて帰ってくる。一夜にして2DKのアパートを引き払い、都内に建つ3LDKマンションへの引っ越し。
そして、突き付けられる多額の借金。それは一般成人男性が生涯で稼ぐとされる金額を上回り、麗良たちの平穏だった生活は一転して地へと落ちてしまう。お世話になりっぱなしで離れる事に心が痛む麗良は、今まで以上に学業とアルバイトの両立に励んでいく。
あっという間に1年が過ぎて、2年生へと進級する麗良。家事に学業、それにアルバイトをこなす生活に慣れ始めていた。そんな矢先、勤め先のカフェに聖光学院のアイドルと称される槇宮真桜が来店し、麗良に『いくらでアナタを買えますか?』と問われる。親がお金持ちで、稼ぐことの苦労を知らない真桜に憤る麗良。残りの学生生活を棒に振る覚悟で『バカにするな』と言ってのける。明らかに喧嘩腰の態度を振舞ってしまう麗良だったが、なぜか気に入られて勝手に真桜の『恋人』にさせられてしまう。
真面目で努力家の一般家庭育ちながらも、周りに振り回されがちな麗良。親がお金持ちで、学園のアイドルと称されて崇められる真桜。
住む世界が異なり、一生で関わり合うことのない2人の百合学園物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 00:00:00
104313文字
会話率:36%
「──|大谷《おおたに》|佳奈《かな》さん。非常に申し上げにくいのですがその……あなたの病気は興奮すると、それも性的興奮を感じた時に心臓が痛むというものです」
生徒会長である大谷佳奈は、心臓の痛みを感じ病院に向かった。突然理解不能の病名を
告げられた。
意味のわからないまま生活を送るが、恋愛ドラマ、学生カップル、世の中には自身の心臓を痛めつけるものがたくさんあることに絶望を感じつつも、医師に告げられた『彼女が好きになった相手には痛みを感じない』という言葉を頭の隅に置きながら、彼女は学園生活を送っていた。
そんな時、再び心臓を痛めた彼女は保健室に向かう最中、しばらく接点のなかった幼馴染、深瀬凌と出会う。
胸の高鳴りを感じつつも心臓の痛みを感じない彼女は、自身の気持ちに少しずつ気づいていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 12:13:11
6488文字
会話率:47%
私が憑依した身体の持ちは不幸のどん底に置かれた悪役令嬢でした
ある日、妹の部屋で見つけた不思議な指輪。その指輪をはめた途端、私は見知らぬ少女の前に立っていた。目の前には赤く腫れた頬で涙ぐみ、こちらをじっと見つめる可憐な美少女。そして何故か
右手の平が痛む私。もしかして・・今私、この少女を引っ叩いたの?!そして何故か頭の中で響き渡る謎の声の人物と心と体を共存することになってしまう。憑依した身体の持ち主はいじめられっ娘の上に悪役令嬢のポジションに置かれている。見るに見かねた私は彼女を幸せにする為にそして快適な生活を手に入れる為に自ら身体を張って奮闘する事にした―。
※ 「カクヨム」「アルファポリス」にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 09:26:21
97029文字
会話率:50%
協会の鐘が鳴り響く、美しく晴れ渡ったこの日。
孤児だった私を拾い育ててくれたその人は、純白の衣装に身を包み幸せそうに生涯の伴侶と笑みを交わす。
幸せいっぱいのこの瞬間、私は恋を自覚した。
涙に滲む視界の先、痛む胸を抱えて私は彼の元へ走り出
す。
報われない恋を胸に、大好きな人の幸せを願って眠りについたメイドのお話。
※不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 18:00:00
16336文字
会話率:12%
目が覚めると、そこに広がっていたのは自分だけが魔法を使える世界。魔力は最強。されど肉体は老人。そんな状況で、俺は人類を救うため奔走する。
……その世界で、人類はゴブリン、オークといった異種族の侵攻に晒され絶滅寸前だった。魔法を持たない人類
と魔法技術を有する異種族の間には圧倒的な戦力差が存在し、人類は追い詰められる一方だったのだ。
とある理由で突然の死を迎えた俺は、生前熱中していたゲームのキャラクターの肉体と魔力を持って、そんな世界に転移してしまう。戦争がすぐ隣にある世界。全体のためなら容赦なく個人の命が切り捨てられる世界……。その世界において俺は人類唯一の魔術師となり、異種族の侵攻から人々を救おうと決意するのだった。
だが、1つ致命的な問題があった。生前俺が愛用していたキャラクターは『老年の魔術師』だったのだ。つまりそれが意味することとは……
外見を若く保っても肉体の年齢までは誤魔化せない。俺は痛む腰をさすりながら、今日も人類を救うために奔走する。
※本作はカクヨム様にも投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-10 18:07:39
55672文字
会話率:36%