そこに栄光はなく、歓声もない。名誉もなければ当然、スポットライトなどもない。裏社会にかぎりなく近い世界ゆえに、日が当たる世界ですらない。
ただ、自分が闘いたいと思った相手と、挑み、合意が成立すれば、試合う。
真剣格闘士(リアル・バウター)と
呼ばれる漢達(女もいるが)のその間にあるのは、暗黙の了解のみ。
すなわち、いちいち確認などしない、始まりは突然、勝ち負けは恨みなし、一生の障害が残るようなケガをしても自己責任・・・、その最たるものは、
ルール無用、というもの。
いつ誰が、何を使って始めたのかは知らない。多くはSNS上でまことしやかに囁かれる裏格闘の世界、それが、
リアル・バウト(真剣格闘技)と呼ばれるものだった。
剣道・居合道共に五段の警備員、上村勇吾は実はアマながらキックボクサーでもある。どちらも実力には定評があり、キックではジムの会長やトレーナーからプロテスト受験を奨められてもいる。
しかし反面、その何事も手を抜かずひたむきに取り組む性格が逆に災いし、剣道界では一部の指導者たちから異端児扱いされてもいた。
しかも最近理由は不明だが、町中で、道端で、突然ケンカを売られ気味に勝負を挑まれる事が増えたことが頭痛の種である。
勇吾は知らなかったが、彼はいつの間にかいつの頃からか、リアル・バウトの世界では名を知られたリアル・バウターになっていたのだった。
ある日居合の稽古中に勇吾は、仲村有美里という女子中学生から訪問を受ける。
有美里はひと言「あなたに弟子入りしたいです」と告げるのだった。
勇吾は難色を示すが、剣の師である長沢邦章からの助言もあり、渋々ながら受け付けることにする。
25才の青年武道家と14才の少女の奇妙な師妹(してい)関係は、ここから始まったのだった。
ひたすら前向きにひたむきに、まっすぐ生きる事の素晴らしさを、一組の男女の師弟関係を通して全ての生き方に悩む人々に、届ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 17:18:16
80706文字
会話率:28%
大人になったからこそ臆病になる。揺らぐ。そして迷う。
親に泣かれ結婚相談所に入会したが上手くいかず婚活疲れを起こした理沙。
2年の婚活に終止符を打った理沙の元に現れたのは同級生の信吾。
無言でも気まずさがなく一緒にいて楽なことに心を許し
クリスマスイブの夜に男女の仲に。しかし、付き合おうの言葉がなく恋人なのかセフレなのかよく分からない曖昧な関係に。
そんな時に取引先の7個下の男の子で目の保養の加藤君からアプローチされる。からかわれているのではと戸惑いつつも、熱心なアプローチに徐々に心惹かれていく。
そして大学時代に4年間付き合った元カレの一馬が転勤で東京に戻ってきた。理沙がフリーだと知り、これからも会いたいと言われる。
理沙の異変に気付きセフレだったはずの信吾も動き出す。
元カレの一馬・セフレの信吾・年下の加藤君選ぶべきは、一緒にいて楽な相手?それともドキドキする相手?30代大人女性の揺れ動く恋の結末は?
■登場人物
稲本理沙(31)…フリーのWEBデザイナー。都会に憧れ18歳の時に上京。仕事への情熱が強く独立。2年間の婚活の敗戦で自信喪失中。
信吾(31)…都内勤務のシステムエンジニア。束縛を嫌う自由主義。口下手だが理沙の好みなど熟知し、分かりにくい優しさを出している。くっきりとした二重に堀の深い顔は見つめられたら逸らせない光を放つ
加藤君(24)…取引先の営業の男の子。ベテランからの引継ぎでまだ頼りない部分はあるが一生懸命な姿は母性本能をくすずり可愛い存在。爽やかな見た目で目の保養。見た目とは裏腹に積極的にアプローチしてくる肉食な一面もあり。
一馬(31)…大学時代に4年間付き合っていた元カレ。地元で就職を希望しており理沙のWEBデザイナーの仕事が地方ではないことを知り別れを切り出し泣く泣く破局。地元に帰り結婚をしたが離婚。東京勤務になり理沙と再会を果たす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 07:00:00
29100文字
会話率:33%
”おひとり様”を満喫中の彩は、偶然立ち寄った居酒屋で県外から来た男性と知り合い意気投合し一緒にお酒を飲むことに。
一人でカウンターで瓶ビールも平気、寂しくない、楽しんでいる。そう思っているが、久々の価値観が似ている男性との食事に、心開き徐々
に惹かれていく。趣味や恋愛・仕事などを話し、互いに興味を持ち始める。
あっという間に閉店時間になり、店先で見つめあう。触れる指と指。気持ちが高まりあう男女の結末とは。
お酒とともに揺れる大人の女の恋の物語
収録
1.12年後が待てない女
2.”彼氏持ちのあの娘”とキスマーク
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 07:00:00
10549文字
会話率:4%
妹迫ゆうかは頭脳明晰スポーツ万能、誰とでも仲良くする完璧美少女として、学校で知らぬ者はいないアイドルのような存在だった。
だが彼女はとある事件に巻き込まれた事がきっかけで、兄以外の男性を拒絶し、自分を守ってくれる兄を他の人に取られたくないと
異常な執着を見せるようになっていく。
そんな妹を主人公(妹迫ゆう)は自分のせいで事件に巻き込まれたのだから、これは罰なのだと言い聞かせて受け入れる事にした。
その結果、手を繋いで登下校。
お昼休みは二人きりで何処かに行く。
兄に妹の話をすれば辛そうな顔をして、妹に兄の話をすれば、相手が女性なら睨み敵と認定し、男なら兄に泣きついてしまう。
年頃の兄妹の距離感ではなく、明らかに男女の距離感で過ごす二人だが、そんな日常は二人の女子によって破壊されていく。
兄を取られたくない妹。
妹を守れなかった罪悪感と自己嫌悪に苦しみつつ、このままではいけないと思う兄。
昔みたいに笑って欲しいと願う兄に反し、妹は今のままを望んでいる。
「大好きですよ兄さん、絶対に私を手放さないで下さいね、目を離したら……フフッ」
主人公は様々な人と協力し、妹の笑顔を取り戻す為に動き始めた。
だが、その度にゆうかがトラブルを起こして……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 06:00:00
19543文字
会話率:39%
「すまない、私はクララと生涯を共に生きていきたい。離縁してくれ」
大富豪 伯爵令嬢のケイトリン。
領地が災害に遭い、若くして侯爵当主なったロイドを幼少の頃より思いを寄せていたケイトリン。ロイド様を助けるため、性急な結婚を敢行。その為、旦那
様は平民の女性に癒しを求めてしまった。この国はルメニエール信仰。一夫一妻。婚姻前の男女の行為禁止、婚姻中の不貞行為禁止の厳しい規律がある。旦那様は平民の女性と結婚したいがため、ケイトリンンに離縁を申し出てきた。
旦那様を愛しているがため、旦那様の領地のために、身を粉にして働いてきたケイトリン。
その後、階段から足を踏み外し、前世の記憶を思い出した私。
離縁に応じましょう!未練なし!どうぞ愛する方と結婚し末永くお幸せに!
*女性軽視の言葉が一部あります(すみません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 07:00:00
43619文字
会話率:52%
私……男女の役割が逆転した世界に転生したんですよね?
最終更新:2025-06-22 01:10:00
19684文字
会話率:32%
強メンタルのポジティブ男子高校生・芳川瀬那は、ある日クラスメイトの八重樫紬から「緊張しない秘訣を教えてほしい」と頼まれる。ネガティブであがり症の紬は、心の中で彼のことを「神様」と呼び崇拝していたのだ。女の子に頼られて嬉しい瀬那は張り切るが、
距離感の近い瀬那に紬はドキドキさせられっぱなしで――?
ひょんなことから親しくなった正反対の男女の、夏の恋のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:00:00
90270文字
会話率:50%
ある日、女嫌いの高校生・上牧悠太は、難攻不落の美少女・水無瀬ひかりに罰ゲームで告白する羽目になる。どうせフラれるだろうと思っていたのだが、返事はなんとOK!?なんとひかりは、「自分に興味のない男が好き」という趣味の持ち主だった!
私生活がズ
ボラで生活能力ゼロのひかりをほっておけず、悠太はあれこれ世話を焼いてやることに。二人の距離は、次第に縮んでいくのだが――。
「ひとつだけ約束して。私のこと、絶対好きにならないでね」
「……ならねえよ」
高校生男女の不毛な両片想いラブコメです。
※キャラクターデザイン・表紙イラスト作成はsmzさんにしていただきました!
※この作品はエブリスタ・カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 20:00:00
199847文字
会話率:52%
思春期性動物症候群(アニマルバディシンドローム)、通称アニティドローム。これは、思春期を迎えた男女の心の病が蓄積された結果、動物の特徴などが現れる、とても奇妙な病。そんな病を二十歳を過ぎても治らない大八木椈は、己の経験から同じような学生の悩
みを晴らそうと、アニティドロームが集まる高校の教師となっ。あわよくば自分も症状を緩和出来ないかと願いながら、中々に癖の強いアニティドロームの生徒たちと織り成す、青春のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 19:00:00
30693文字
会話率:25%
悪役として冤罪を着せられた遠い先祖を持つと、子孫はこうなっているかもしれないというお話。
(別名、ただの男女の出会い話)
最終更新:2025-06-20 11:10:54
8831文字
会話率:48%
シエナには前世の記憶がある。
何度も生まれ変わり、出会いと別れを繰り返す男女の結末。
ハッピーエンドです。
全年齢には厳しい描写もありますので、R15とさせていただきます。
最終更新:2025-06-18 22:20:33
19898文字
会話率:14%
朝の光が窓から差し込み、東京都心に位置する私立星陵高校の教室を穏やかに照らしていた。五月も半ば、中間テストが終わり、生徒たちはどこか浮ついた空気に包まれている。三年B組の教室では、担任である田中先生の退屈な古典の授業が緩やかに進んでいた。
「……故に、この歌は古くから男女の情景を」
田中先生の単調な声が子守唄のように響く中、俺、**黒木蓮くろき・れん**は窓の外に目を向けていた。高層ビル群の合間に見える、わずかな青空。都会の喧騒は、この教室の中まで届くことはない。退屈な日常。しかし、それが崩壊する日だとは、誰も想像していなかっただろう。
俺は別に成績が良いわけでもなく、運動神経が特別優れているわけでもない。クラスの中心にいる陽キャでもなければ、隅でひっそりとしている陰キャでもない。どちらかといえば、存在感が希薄な方だ。だが、自分なりに冷静に物事を観察し、判断する癖はついていた。特に、人々の行動原理には興味があった。群れることで強くなる者、群れることで弱くなる者。人間なんて、所詮そんなものだ。
その時だった。
突如として訪れた異変
一瞬、教室全体が白く輝いた。強烈な光に目を閉じると、耳鳴りがキーンと響き渡る。まるで、高速のエレベーターが急降下するような胃の浮遊感と、全身を包み込むような圧迫感。それは数秒間続き、次に目を開けた時には、見慣れたはずの教室が、まるで何かの装置の中にいるかのように揺れていた。
「な、なんだ!?」
誰かが叫ぶ。田中先生も呆然とした顔で立ち尽くしている。教室の窓の外に見えていたはずの高層ビル群は、跡形もなく消え去っていた。代わりに広がっていたのは、見渡す限りの深緑の森。そして、視界の遠くには、まるで空に浮かんでいるかのような巨大な岩の塊がいくつも見えた。
「うわああああああ!」
「地震!? いや、違う!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 17:11:05
9617文字
会話率:29%
■別途連載中のミステリー小説で探偵と助手役(?)をしている男女のロマンス編です。
■ミステリー本編未読でもヒストリカルロマンスとしてお読みいただけます。
侯爵家の息子×女男爵のヒストリカルロマンス。
20世紀初頭の英国で、法廷弁護士の娘な
がら遠縁の男爵位を継承したメラヴェル女男爵ことアメリア・グレンロス。
思いがけず探偵のように事件の捜査をする中で出会った侯爵家の三男アルバート卿とのロマンスの短編集。
2人の出会いや転機が気になる方はぜひミステリー本編をお読みいただけると嬉しいです。
※一つのストーリーが単話~数話で完結します。
※今のところレーティング指定なしですが、今後指定されると思います。
※不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 00:29:50
16558文字
会話率:14%
よくある男女の喧嘩からの純愛
最終更新:2025-06-10 12:09:35
1236文字
会話率:49%
16歳になった鏡矢は、幼馴染の拓真から告白され、めでたくカップルが成立した。しかし鏡矢には以前からチャレンジしたかった事があり……
近未来。男女の出生比率が30:1になってしまい、男性同士での恋愛・婚姻・社会生活が普通になってしまった世界
で、鏡矢は偶然、女性を造り出す事を目的としたイブ・メイカーというシステムに関わってしまい、危険に巻き込まれて行きます。
人類滅亡がほぼ確定的なディストピアで、鏡矢は事態を打開する事が出来るのか。人類と自身の生き残りをかけた鏡矢の冒険が始まります。
※こんな世界感でBL展開にならない点は、あらかじめお詫び申し上げます。また本文中、女性をあたかも道具の様に表記する箇所がございますが、あくまでも空想上のお話であり、筆者に女性蔑視や差別を助長する意図はありません。
※週一位での不定期連載予定です。生暖かく見守っていただければ嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:00:00
148662文字
会話率:56%
ディストピアを描いた、男女の逃避行から始まり、満月の夜に終わる物語。
近未来、西暦2130年12月。
日本から数万キロ離れている自称国家、如月(きさらぎ)日本(通称「如月国」)は、老齢男性の如月玄奘(きさらぎ・げんじょう)が支配している
如月島という人口浮遊島だ。
この如月国には法律がない。
だから、如月人同士が何かしでかしても、罪に問われることはない。
一方で、如月国に出稼ぎに来ている日本人に如月人が何かしたら、それは日本の法律で裁かれ、反対に日本人が如月人に何かした場合だと、そもそも法律がないため、日本人はお咎めなしで罪にもならない。
サイダーナイフの使い手であり、噂では日本人キラーと言われている歳月(さいげつ)エリア=住宅街に住む26歳の青年、朝倉富勇(あさくら・ふゆう)は12月の夕方、訳ありな女性と出会う。
皐月(さつき)エリア=繁華街に住み、キャバクラ「コールド」で働く小悪魔的な妙齢女性の佐々木涼香(ささき・りょうか)から、如月タワー(国王や王妃もいる、この国の中枢を担う111階建ての超高層タワーで、建物の外見は黒い筒のような形状をしている)の幹部社員から襲われる真似がないよう、ボディガードをしてほしい、そう富勇に頼み込む。
富勇はそれを了承するが、そのとき、如月人で構成された如月親衛隊の襲撃に遭い、そこから二人の逃避行のあと、反撃、最後にはレジスタンスも巻き込んだ如月タワーでの死闘がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 17:19:33
14084文字
会話率:48%
シェアハウスで知り合った都(みや)と海(かい)。お互いに気になっているはずなのに上手くいかない2人。すれ違い続ける男女の10年の物語。
最終更新:2025-06-06 20:30:00
86918文字
会話率:20%
名ばかりの伯爵令嬢のヴェリカには野望があった。
幽閉の囚人扱いの叔父の家から、結婚、という手段で逃げ出そうと。
そこで彼女は目を付けた相手の身内の評判を守るべく、若い男女の後を付けたのだが、なんと、目の前で婚約破棄となる話し合いが始まってし
まった。
「君のようなブスはうんざりだ」
「人のことを言える方かしら?」
「同感だ」
浅はかな男に酷い目に遭っている令嬢をのぞき見、見守っていたのはヴェリカだけでは無かった。見栄えの良い大柄な男性が彼女の横にいたのである。
2024年02月03日に投稿した同タイトル短編小説
https://ncode.syosetu.com/n9125ip/
こちらの連載形式版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 09:35:50
129212文字
会話率:41%
名ばかりの伯爵令嬢のヴェリカには野望があった。
幽閉の囚人扱いの叔父の家から、結婚、という手段で逃げ出そうと。
そこで彼女は目を付けた相手の身内の評判を守るべく、若い男女の後を付けたのだが、なんと、目の前で婚約破棄となる話し合いが始まってし
まった。
「君のようなブスはうんざりだ」
「人のことを言える方かしら?」
「同感だ」
浅はかな男に酷い目に遭っている令嬢をのぞき見、見守っていたのはヴェリカだけでは無かった。見栄えの良い大柄な男性が彼女の横にいたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 17:49:43
18290文字
会話率:36%
鎌倉学院高等部に進学した主人公・早乙女春風は高等部二年の浪越翔子に出会い、自分の幼き日に別れた姉を被せながらも彼女に惹かれて行く。また、トラブルの結果、女子学生寮の寮長になってしまった春風は、寮生の中に寂しげに映る高等部二年の神楽紗矢香の
ことが気になり始める。更に、幼馴染で同級生の真田雪との関係が相まって、恋の行方はどこへ向かうのか?
この作品は、鎌倉湘南エリアのサーフィンとロードバイクの大会「湘南ライド」を舞台とした、男女の恋愛を描くラブストーリーであります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 20:55:05
66424文字
会話率:55%
ビジネス好青年の秋吉くんと、
こちらもビジネス・シゴデキ総務部の白石さん。
社内では水と油のふたりが、
ある日ふとしたきっかけで、まさかの“お隣さん”だったことが判明。
恋愛感情は、たぶんまだない。
でもちょっと、居心地はいい。
「あ
あ言えば、こう言う」時間は嫌いじゃない。
ちゃんと社会人やっていて、ちゃんと疲れてますけど、
少しだけ無責任に、ほっとできる時間。
本音と建前がぶつかり合う、
社会人男女の凸凹お隣コメディ。
※ 本作はnoteで連載中の『ああ言えば、こう言う』のアーカイブ掲載です。
会話を中心に進む、社会人ふたりの“まだ恋じゃない”やりとりを連作形式でまとめています。
会話劇、作品の空気やテンポを楽しんでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 18:14:00
14488文字
会話率:39%
未来を悲観して諦めた妹。
その妹を失った兄と、妹が産んだ子供。
成長して一人暮らしをする子供と久しぶりに出かけて、歩み寄る女の子を助けて命を落とす兄。
ある男女の結婚式。
その結末を目にし、神が手を打ち合わせ、気紛れに起こしたご都
合主義を消滅させる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 19:00:00
5129文字
会話率:16%
彼はクラスメイトの家で手錠をかけられ、その妹に監視されていた。
妹は入れ替わりのあった姉を守るため、彼の入った姉の身体を見張る。
彼はなぜ入れ替わりが起きたのか疑問を口にすると、妹から流れ星に願ったからと聞かされた。
しかも彼の身体に入った
姉は、妹の女友達とデートに出かけていた。
姉妹とは同じマンション、同じ高校だがすれ違う時に挨拶をする程度。
だが妹の友達とデートしたいがために、男女の入れ替わりを姉は願った。
ようやく帰宅した姉だったが、デートの報告を聞いた二人は絶叫。しかも姉はまた妹の女友達とデートしたいと言う始末。
するとテレビから流星群のニュースが流れ、三人ともベランダに飛びだして夜空に願った。
三人の願いが叶う形になったが、状況は変わらず入れ替わりのまま、結局は姉しか得をしない結果に終わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 18:35:11
8341文字
会話率:43%
遭難した男女の、思いがけない物語。
最終更新:2025-05-28 13:51:00
8931文字
会話率:49%