主人公の冬崎善治は、何の変哲もない高校一年生の男子。そんな彼には、淡い想いを抱いている相手が居た。
春先うらら。彼女とは、つい昨日何度目かのデートを済ませて、順調な進展を見せていたところだった。
そんな冬のある日、担任の先生から、彼女
が腸捻転で亡くなった事を知らされた主人公。
茫然自失のまま告別式を迎えた彼だが、その数日後、彼女の祖母から、救急車で病院に運ばれる前に書いていたという
「遺書」を渡される。そこに書かれていたものは―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 22:54:12
5946文字
会話率:45%
【 愛しきものへ 】
天の楽園フェンシィオ。女神の加護のもと、天使たちが暮らす世界。
清廉な空気の中、花が咲き乱れ、穏やかな時間が過ぎる日々。
長く友人関係だったヴァリオルとミアシェルは、晴れて恋人同士となり、仲睦まじく過ごしていた。
「女神さまがお呼びだ」――その日、その瞬間まで。
【 恋しいひとよ 】
悪魔の少女エルザは闇に飽き、地上へと飛び出した。
初めて見る景色に心を奪われて、同時に、出会った天使の少年に惹かれていく。それは、淡い想い。
約束もなく、ただ「またね」とささやかな期待を胸に再会を願って、……それだけで楽しかったはずなのに。
「これがあたしの愛し方だったんだわ」――叶わない恋の行方。
【 そして、愛をとかして 】
伯爵令嬢のレイチェルは、これからも何も変わることなどないと無邪気に信じていた。
避暑地で顔を合わせる幼なじみの二人と過ごす日々は楽しく、今日もまた、三人で秘密の隠れ家へと足を運ぶ。
雨が降っていた。――雨は、悪夢を連れてくる。
*
一章はハッピーエンドのつもりです。
二章と三章は続いて、そしてハッピーエンドのつもりです。
ブクマ、評価、してくださった方々、ありがとうございます…!
一章二章は、過去に音声ドラマの台本として書いていたものを改めて文章化してみたものです。改題していますが、もしも当時をご存知の方がいらっしゃいましたら、懐かしんでいただけるとうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 11:00:00
39195文字
会話率:31%
『王道恋愛もの!』
貴族の使用人として働くエリンは、主人である貴族令嬢のクーナをとても慕っていました。しかし使用人と主人という身分のためもあってその気持ちをはっきりと表に出せずにいました。
「僕なんかがお嬢様を好きになっていいはずがない
です」
そんな卑屈な少年の想いはしかし日が経つにつれてより強い恋慕となって膨らんでいきます。
クーナは容姿端麗の貴族令嬢。
しかしエリンは孤児だったところを拾われた使用人。
あまりにも違う身分を持つ少女を好きになったエリン。
クーナはいつも「あれがしたい、これがしたい」といろんな無茶を言ってくるばかり。それに振り回されながらもエリンは彼女の『使用人』であり続けるために、懸命に仕事に取り組んでいくのでした。
「いつかお嬢様と――」という淡い想いを抱いて。
いっそ、この恋がかなわないのならずっと彼女の使用人としていてもいいとすら思っていました。
しかしそんなエリンの前に、やがてどうしようもない壁が現れることとなります。それはエリンとお嬢様を引き裂いてしまう程の困難で――。
果たして、あまりにも違う身分を持つ少女を好きになったエリンの恋の行方は――?
『――この恋を、一緒に応援してみませんか?』
もしよければ応援のブクマや感想をお気軽に残していってください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 19:00:40
140868文字
会話率:42%
この作品はBL(ボーイズラブ)です。
困窮する貴族の家に生まれたルート。彼は幼馴染の青年に淡い想いを寄せていたが、男同士だからと深く考えていなかった。そんなある日、売られるように女性と偽らされて後宮に入ることになる。幼い子供には手を出さな
いと明言する王に一度は安堵したものの、いずればれてしまうと怯えていたが……。
年の差幼馴染再会もの。
10話完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 12:00:00
25527文字
会話率:54%
とある大きな帝国には「お宝様」と呼ばれる不思議な能力を持った者たちとその一族がいた。
帝国には、「お宝様」の一族から少女を王家に嫁がせる決まりがあった。
かつて帝国一の剣士と呼ばれた父の後を追って、騎士団に所属し、その中でも騎士団長直下
の精鋭部隊に務める「ライガ」は、小さい時から守り続けている少女の「お宝様」に淡い想いを抱き続けていた。
しかし、彼女は王家の、しかも王子に嫁ぐことになっていた。
小さい時からお互い淡い想いを抱いている二人は、婚礼の一週間前に手を取り逃げ出す。
二人が逃げ出したことで、帝国の上層部と王家は、「ライガ」の同僚と騎士団長に追跡と始末を命じる。
二人の逃避行の裏には帝国に対するさまざまな思惑が絡んでいた。
幾つかの結末を書く予定です。
結末1:陰謀メインのシリアスめ。
結末2:なんちゃって冒険記でダラダラ続く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-27 00:48:23
524647文字
会話率:34%
誰もがそれをしようとはしない。しかし、誰にでも訪れるかもしれない。そんなひとときの恋の物語。
男は彼女に淡い想いを抱き、彼女は……。
最終更新:2019-09-28 21:37:04
14201文字
会話率:43%
『初恋を泡沫の恋に』(N8525FR)の別視点
最終更新:2019-09-03 18:00:00
4697文字
会話率:45%
婚約者が別の人と婚姻を結んだ。
とあるパーティーで出会って7日後に別の人と婚姻届けを出したという。
自分の何がいけなかったのか大叔母のいる修道院で見つめ直そうとする、女の子のお話……のはず。
最終更新:2018-08-02 16:41:55
4058文字
会話率:18%
それは、恋にもならなかった、淡い想い。
大学受験に失敗し、無為の日々を過ごしていた毅(たけし)は、インドから来た留学生・ガウリカに出会った。
詩を愛し、俳句を研究するために日本へ来たガウリカ。交流を重ねる中で、お互いに魅せられていく二人。
だが毅は、従姉の若菜(わかな)に厳しい言葉を浴びせられ、淡い想いに蓋をした。
そして、会わぬまま五カ月がたち、ガウリカの帰国まで一か月余りとなったある日。
毅は、久しぶりに会ったガウリカに、彼女の想いを伝えられるのだった。
※この小説は、伊賀海栗さん主催の「インド人とウニ企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 13:00:00
12912文字
会話率:48%
ある日、死んだはずの恋人から、手紙が届いた。病死して、異国の地に埋葬されたはずの恋人から。
手紙を受け取った少女は、驚きつつも、恋人が生きていたことを喜ぶが。
…所詮は手紙だ。
周囲の人々から、恋人の死を裏付けるような連絡が続
く中、不安が生じてくる。あなたは、本当に…。本当は、もう…。
手紙の返事が途絶え、数年後、迷いと覚悟をないまぜにして、死んだはずの恋人を探しに、若い女が独り、異国の地に降り立った。
招かれざる客として、大陸を訪れた女の名は、冬柴千代。世慣れた仮面の下に、擦り切れた淡い想いを隠して。
生と死と、昏い魂の物語が紡がれる中、異国の妖とともに、墓場より這い出したモノが何者であるか。それは、
…あなたの目で確かめていただきたい。
舞台は、日本で言えば明治時代後期の中国大陸、まだまだ西太后も御健勝ながら、清朝も末のころのお話です。
【完結しました】
【明治妖狐譚シリーズ(外伝作品)】
Copyright(C)2018- 秋野きつ
エブリスタにも投稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 14:15:28
46889文字
会話率:44%
領主様のお屋敷で働き始めて一か月。
お屋敷に住むある少女へ、密かな淡い想いを抱きつつあったオリバーだったが……。
「蝶を吐く」企画参加作品です。
最終更新:2019-01-23 01:57:16
1828文字
会話率:37%
予備校へ向かう途中に貰ったビラ『新規オープンメイドカフェ かぐや姫』
さほど興味もなくスィーツ目当てで入ってみたが、一人のメイドに惹かれ通うように。
そこで聞く『裏メニュー』の話。
妄想すると少しエッチかな? なお話。
規制入ったらR15
かノクターンあたりに移します(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-27 10:42:36
8335文字
会話率:26%
誰にでも有り得たかもしれない、淡く儚い懐かしい物語。こんな青春を送りたかった、という作者の妄想を書きなぐった短編小説です。ド初心者の処女作です。
最終更新:2018-05-23 19:11:01
6042文字
会話率:73%
春隣の空。
どこか哀しげな、春愁の風。
それは、君が消えた明日へと繋がっていた空。
それは、さよならが消失点のように呑み込まれていく空。
もし、いつか訪れる「さよなら」が、こんなにも涼しげなら。
それも悪くないのかもしれない。
冬荒れのあ
の日、僕は自殺した女性に出会った。
死者を生者の夢へと導く《ユメヒト》である僕。
死者である彼女。
僕達の出会いは、意味があるのだろうか?
僕が抱いた淡い想いに、意味はあるのだろうか?
触れ合えないのに、言葉は伝わって、心だって通じる。
けれど、生と死は計り知れないほど遠くて、有り得ないほど近い。
これは、死者を夢へと導く《ユメヒト》と、一人の自殺少女が織り成す、消失の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-08 18:03:54
127753文字
会話率:30%
時は平安、11世紀初頭。宮中で働く兄を持つ、宗子という少女がいた。
桜の蕾が膨らむ頃、少女は小さな胸に淡い想いを抱く。空想好きな妹と、妹が大好きな兄の話。
※「春センチメンタル企画」参加作品です。センチメンタルかどうかは分からないです
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-03 15:05:25
5705文字
会話率:45%
春になると思い出す。淡い想い出。
この作品は、銘尾 友朗さま主催の『春センチメンタル企画』参加作品です。
最終更新:2018-04-01 09:37:04
1120文字
会話率:27%
人工知能を持つモノと共存する世界で、既にいない君への手紙を書きました。
最終更新:2018-03-15 00:03:59
2451文字
会話率:10%
お嬢様に淡い想いを寄せるお話。
最終更新:2018-02-11 19:56:27
2071文字
会話率:43%
保健室の淡い想い出の話です。(実話では、ないよ?)
朝馬さんの『保健室の姫』というタイトルに惹かれ、ひと詩、詠ませていただきました。
タイトルも内容も、及びませんけれど、1度お読みいただければ幸いです。
最終更新:2018-01-29 16:04:05
381文字
会話率:0%
敵国に攻められ滅亡したカンザ王国の王女は若い護衛士と逃亡する。淡い想いを抱く二人は険しい山道を越え、街を抜けてひたすら東へ進む。その先に目指すものは一体何なのだろうか?逃避行系異世界ラブストーリーです。
最終更新:2017-11-15 02:46:41
8993文字
会話率:45%
ブローデン国の第二王女――リランは、自称大陸一かわいい女の子。だが、周囲からは、おかしな恰好をしているために『奇姫』と呼ばれていた。でも本人は嗤われていることなんてちっとも気づかずに、自分の美しさに嫉妬しているのだと思い込んでいた。
そ
んなリランにも想い人がいた。トルトック子爵だ。危ないところを助けられて以来、トルトック子爵に淡い想いを寄せるリラン…。だが、邪魔をしてくる専属騎士にイライラが募る。果たして、リランの恋の行方は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-24 00:00:00
99564文字
会話率:34%