――神なる水は淀み、英雄は去る――
転生者としてこの世に生を受け、前世の記憶を消され、名を安く名乗ることも許されずに傭兵として仕えていた男はある日、「火を拝むもの」として首を刎ねられた。
しかしどういう因果か彼は棺の中より目覚め、生き
返った。
運命に導かれた戦士として水の神『エクエ』の代行者たる甕の巫女より名を受け、神が薄れし時に現れる「淀みの英雄」達を正しく直す旅へと立ち、世界を救済する英雄となる…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-04 12:47:21
7476文字
会話率:1%
誰も僕のことなんてわからない、けれど自分と他人を切り離せない。
キーワード:
最終更新:2019-11-18 20:39:52
484文字
会話率:0%
自分の不注意で死んでしまった夏希は女神さまにスカウトされ異世界で魔物ハンターをすることになった。
なんでも魔物が減らな過ぎて魔物の元である悪い魔力、淀みが世界にあふれかえってしまいそうなんだそうな。
このままでは他の世界にまで干渉してしま
うため、淀みを世界ごと消し飛ばすしかないらしい。
一応今まで見守ってきた人間たち、なるべくならそれはしたくない。
だからこの世界を消し飛ばさなくていいよう、魔物の数を減らし淀みを消費するお手伝いをお願いされた夏希は母につけられた愛称ナキを名乗り、ハンターとして異世界で生活することになった。
もちろんネットショッピングのスキルはつけてもらった。
なきゃゲームできないじゃんね。
そんなゲーム好き女子の魔物狩り生活ばなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-11 20:03:21
55942文字
会話率:30%
──僕にとってそれは、許せない変化だった。
ヒーローと魔人。超常的な能力を持った存在が世界平和と私利私欲のために争い合う現代。誰かはなにかを救うために、或いはなにかを手に入れるために。人々の強い想いに応じるように突如目覚める力を人は「ス
キル」と呼んだ。
一見平凡そうな青年、遠藤 整には周りに隠しているある秘密があった。
なによりも変化を嫌い、自分だけでなく周囲にも「いつも通り」を望む彼だが、彼を取り巻く環境は無慈悲にも当たり前のように変わっていく。
そして時の変化が彼の許容を超えた時、世界は淀み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 01:36:04
3958文字
会話率:20%
「方丈記」冒頭部の現代語訳です。
高校生にわかるように、を目指して、やってみました。
最終更新:2019-05-16 21:39:27
310文字
会話率:0%
日々を怠惰に鬱々と。都会で薄給にて繰り返される退屈な日常。
いつしか現実世界からの逃避先は異世界冒険譚への没頭な日々。
俺は絶対剣と魔法の異世界で派手に名を挙げるんだ!
痛い厨二病を拗らせていた中年男子の俺は、いつからか夢でも見知らぬ世界を
目にする機会が増えていく。
次第に明確な夢見へと変わっていく事に期待していた俺は毎晩寝るのを楽しみにするようになる。
いつもの様にアラームで起こされないのに目が覚める。
眼前に広がっている見知らぬ風景と嗅いだ事のない綺麗な淀みない空気…。
間違いなくそこは俺の居た世界とは違っていた。
無事人族での転生かどうかを確認した俺は、期待に漏れず若返っていた。
もうこれ、、、やるしかねーっしょ!
人族の落ちぶれた背景を知ったヨーテモは努力する。
前世で一番嫌いだった言葉である、そう、努力。
前世で異世界冒険譚を読み漁ったヨーテモとその仲間が繰り広げていく冒険活劇は幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 23:22:42
60718文字
会話率:21%
いつもと変わらない日常に起きた小さな淀み。
「お父さんとお母さん戦争するけどどちらにつく?」
姉は僕にそう尋ねた。
ふざけているのだと思ったが少しずつ淀みは広がり
、誰かが始めた戦争で僕の日常は壊れていく。
両親が。姉が。妹が。先生
が。友達が。
誰を信用すればいいのかわからない日常パニックホラー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-30 23:00:00
5879文字
会話率:30%
~『炎幻』~
火を使って生み出される幻。それはかつて人に寄り添う神によって授けられた血に宿る異能力の一つ。
人の為として生み出されたこの『炎幻』の異能力を持つのは、萩原家の次期当主――萩原灯子である。
24歳にして無職。自由人にして面倒
嫌い。気さくにしてお節介焼き。そんな彼女の口癖は、
「遺憾なく、淀みなく、問題なく」
しかし言葉通りな平和は彼女の周りにはなく、住まう稲見村を中心に巻き起こる数々の騒動。
それは次第に、彼女自身の秘密へと迫っていくことになる。
自身が何者かを問い続けながら、萩原灯子は『炎幻』や『神通力』の向こうに何を見るのか。
これは、そんな幻使いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-11 14:00:00
125560文字
会話率:72%
人工知能の発達とともに普及した人型携帯端末、通称極大端末を用いて行う極末戦が国中で流行している中、主人公はその主流に乗ることが出来ていなかった。
所持する極大端末は高祖母が所持していたもので、遺産として残っていたものを幼少時に主人公が蔵
から見つけ出したものであり、それを原因とした家族の崩壊及び端末の機能障害が一種のトラウマとなっていたからである。
トラウマを抱えながらもその端末に感じた淡い思いだけは忘れず、所有者としての責任だけを追及する日々が続いたある日、留学生が主人公の学校に編入されることとなる。
留学生の圧倒的な極末戦の技術は主人公の元にも届く程であり、極末戦を一度ですらしたことのない自身にとって関わり合いを持つ筈のない人物だと結論付けていた。
しかし、互いを尊重する程度には関係を構築してしまう。それでも、事あるごとに主人公に付き纏う留学生に嫌悪は感じずとも、自身の必要性に疑問を感じてしまう。
そんな時、留学生の極末戦を観戦する中で不用意に発した一言が、対戦相手の逆鱗に触れてしまう。主人公が所持する端末は捕らえられ、不当な責め苦を許容した時、捕らえられていた端末が主人を擁護する発声を行う。機能障害と診断されていたその声を聞いた主人公は立ち上がり、端末の心を知る。
助力に駆け付けた留学生によりその場は収まったが、心の奥底で燻っていた極末戦への憧れは既に抑えられるものでなく、留学生との極末戦が開始される。
出会いから十一年越しの会話に淀みなく、戦場においても留学生と同等に戦えていたのだが、留学生の実力はその僅か上をいく。主人公と端末、二人が共にその信頼に答えたいと勝ちたいと願った時、端末の演算が慮外の結果を弾き出す。
それこそが、ここから始まる極大端末大戦における人工知能と人との絆の物語であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 09:00:00
23962文字
会話率:69%
指示を待って行動するアンドロイド的なものが、自我に目覚めて自分で動こうとしています。
そこで故障が見つかり自己修復しようとしますが、履歴にない行動なので淀みなく動けません。
最終更新:2018-06-02 05:37:43
525文字
会話率:25%
1999年、7月。大預言者が世界の終わりを予言した日に起こった、"大転変"も今は昔。
人類は悪魔との共生に慣れ、止まっていた歴史の針も大きな淀みもなく動かせるようになってていた。
これはそんな平穏が独り立ちを始めた時代に
生きる、学生たちの物語。
第一章あらすじ
国立典間憑依学専門学校――通称"典間校"に通う少年"相見正通"は、部活に入らず、友人もほとんど作らず、かと言って勉学に励むでなく、学生生活を漫然と過ごしていた。
しかし、彼が二年になった折り、幼馴染の少女"春岡明日華"の手で強引に、転校してきた少女"城崎優妃"と引き合わせられる。
そのことを切欠に相見の学生生活が段々と変化して行き……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-28 21:00:00
35544文字
会話率:27%
――斧を掲げよ! 我らが誇り高き斧を!
戦乱が終わり行く、帝暦八十二年。
名も無き退役軍人である男、フランシスは、ある事件から自らの傭兵団を築き、
戦いの世が収束へ向かう最中、未だに淀み行く世の中を駆ける事となる。
これは、そんなち
っぽけな一人の戦士が戦場を駆け。
そして、天高く掲げた、ウォーアクスの戦記である。
※Ⅰ不定期更新である事をご留意ください。
※Ⅱ本編完結。
※Ⅲ2017/12/26 後日談を追加。
※Ⅳ2018/04/14 タイトルを追加。2CHread無断転載対策です。
また、同理由でこちらに文を記載いたしますが、どちらも一般の方はおきになさらないでください。
(天安門事件: 1989年6月4日、民主化要求を掲げた学生,労働者,市民が占拠した天安門前広場を奪回する為、戒厳軍が出動し、多数の死傷者を出した事件。中国政府はこれを動乱と規定し、関係者を処罰)
▲<『ウォーアクス戦記』本作品を、作者、及び"小説家になろう"サイト運営者の許可なく、転載、又は翻訳による転載を固く禁止致します。>
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-26 00:08:13
185032文字
会話率:26%
犯罪としての素質を持つと言っていいのだろうか、そんな一人の少年の、人生を語っていく話である。欲望に満ち溢れた少年の淀んだ脳みその中で繰り広げられる妄想を、勇気という名の犯罪で実現していくのである。やはり、罪というものは、溢れる自己愛に満ち溢
れ、他人をも傷つけてしまうことは確かである。だが、それを思えない人もいることも確かである。
今作品は、少年の性的な性癖の一つである、一人の少女に向けられた愛の話だ。少年はいかなる手口も厭わない、淀みきった心で少女を蝕んでいく。
いつの日だって、犯罪は絶えないのである。
それが、法ができた世の中なのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-15 11:16:32
4294文字
会話率:17%
清水きよかは平凡な高校生だった。だがそれはある日を境に唐突に終わりを告げる。『ヨドミ』と呼ばれる人の後悔やストレスによって生み出される怪物に襲われたきよかは、ある一匹の黒猫と出会う、そうして彼の導きにより魔法少女としての使命を背負うこととな
る。
魔法少女の先輩や魔王と名乗る少年の出会いを経て成長し、次第に『ヨドミ』の真実へと近づいていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-02 17:04:50
103996文字
会話率:45%
淀みが道筋だった人のはなし
最終更新:2017-09-24 02:14:44
586文字
会話率:0%
淀み。
人の世の傍らに遥か昔より漂い続ける異物。
時に人の暗く強い思いに呼応して、超常あるいは異常としてこの世界に干渉する、物理の外の機関<<からくり>>。
そんな存在がひっそりと社会の裏側に蠢く中で、人々は日常を過
ごしている。
東京都神野町。
俺はこの町で、過ぎ去った時間が抱えていた黒い影と対峙する。
出会い、巻き込み、捻れ、かつて見過していた悪意が覗く時、人の業を思い知る。
理解など、幻想に過ぎない。
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この作品はカクヨム(https://kakuyomu.jp/works/1177354054883859177)においても掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-22 21:07:29
88134文字
会話率:43%
世界を渡り歩く能力を持った黒い肌に黒くねじれた髪を持つ女魔術師メルジーネ。
彼女はある一つの箱庭世界に狙いを付ける。
その目的は己の呪われた白剣と対をなす黒剣を奪うことであった――。
最終更新:2017-07-26 18:42:07
35906文字
会話率:68%
死を選び、生まれ続いた少年は、狭間で出会った存在達から様々なものを得て、新しい世界で在り方を探す。時には急流に向きを変え、淀みにたゆたい滝を落ちるかの様に。そんな少年の肩を支え、背中を押し、共に歩んでくれる人達と出会いながら。別れながら。
最終更新:2017-02-28 01:23:17
358495文字
会話率:51%
格好つけたいわけじゃない。
永遠を願うわけでもない。
ただ直向きに思うのは、悪いこと?
最終更新:2016-06-18 13:08:28
2374文字
会話率:70%
ここにはだれもいない。
だれも来ない。
唯一人、おれは深く沈み込んだ静けさの中に包まれている。
時折、囁きかける乾いた風は、唯、寂しさと空しさを伝えるだけ。
手を伸ばしても何も掴めない。
唯、冷たい、冷たい感触が俺の精神(こころ)を鋭く
突き刺し蝕んで行く。
寂しい・・・
この辛さは、一体、なんであるのか?
ーーー薄く淡い鋼色の月影は、深く淀みすぎて、此処までは届かない。
ここは、暗い籔の中。
そしてーーーそして、おれは、“何か"の影を追い、求めるように
今もこうして彷徨い続けている。
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芥川龍之介の「薮の中」を現代風にアレンジした作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-14 17:21:34
10958文字
会話率:48%