高校生の少女、千秋はお気に入りの洋食屋『みらい亭』に足繁く通っていた。しかし何度も訪れるうちにその店の不思議に気づき始める。やがて彼女は意を決して店主の鳴海誠一に尋ねて見ると…。
※某短編小説新人賞に落選した作品の掲載になります。
最終更新:2016-02-02 18:22:32
9887文字
会話率:48%
富士の〈霊〉の御業に導かれるままに(?)、住みはじめた高円寺。そこで美味い洋食屋と出会いました。毎日通っても飽きることのない味と、中央線の魔力(?)に迫ります。なんか騒然とした、毎日がお祭りみたいだった、1970年代の高円寺の日常スケッチで
す。
拙著ブログ『軽はずみ備忘録』、ブログまとめサイト『WEB版・軽はずみ備忘録』掲載原稿を一部改訂しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-04 10:39:21
17839文字
会話率:11%
洋食屋の一人娘である葛篭 彩(つづら あや)は、学校帰りの電車の中で、なりふり構わず活字を貪る少年に出くわす。本を読み終わってしまったという彼に、彩は電車を降りるまでの間だけ、料理の本を貸した。
翌日。本好きの友人である指宿 恵里(いぶすき
えり)の話で、昨日の少年が文芸部の部員で行成 清三郎(ゆきなり せいざぶろう)という名前であると教えられる。
恵里のお膳立てにより、昼時の文芸部室で彩は清三郎と再会。これまた恵里が口をすべらせたせいで、彩の家が洋食屋と知られてしまい、料理好きの彼に「後学のために店にお伺いしても?」と頼まれて、渋々了承するはめに。
清三郎と文芸部の面々が自宅の洋食店にやってくる日まで、特訓を重ねる彩。なぜなら、彼女は『料理好きの人』に対して、どうしても知られたくない秘密があったからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 22:44:34
10227文字
会話率:57%
大正時代のとある秋、栃木の農家の娘である美矢子は初めて東京へと来た。
東京では父が実家の暮らしが厳しいのになぜか洋食屋を開く準備をしていた。
それに少し戸惑う美矢子であったが・・・
大正の東京を舞台にしたとある少女の物語、はじまります。
最終更新:2014-10-23 12:46:14
3643文字
会話率:29%
真夜中、シャッターの閉まったアーケード街を歩く。どこから怪異匂いが漂ってくる。それは地下の洋食屋からだった。
最終更新:2014-06-13 20:24:49
1076文字
会話率:8%
夜の町をさすらっている。
知っている町なのに、どこか雰囲気が違っていた。
それもそのはず。ここは過去の町だったのだ。
空腹を覚え、1軒の洋食屋へ入る。おすすめのメニューを聞き、それを頼むが、うっかりトレーごと落としてしまう。
店のおばさんは
、黙って替わりを持ってきてくれたけれど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-04 12:31:20
1112文字
会話率:4%
道沿いに並んでいる時計屋と洋食屋の看板が煌々と光って私を呼んでいた。
夏目漱石『夢十夜』によせて。奇妙な夢の話。
サイト掲載済み作品。
最終更新:2012-07-15 02:11:15
829文字
会話率:0%
洋食屋の娘「倉持美古都」が、小説家「龍ヶ崎金字」の使用人となり、結ばれるまでの道のり。
最終更新:2012-05-30 13:18:55
112288文字
会話率:52%
賑やかさから少し離れた路地裏。
そこにその店はある。
キャラメル色の外装に、白い屋根。
こじんまりとした店内には四組の机。
窓枠には曖昧な微笑を浮かべた白磁人形が腰掛けていて、その隣でアンティーク調のオルゴールが回り続けている。
『洋食屋
コッペリア』
今日も、澄んだドアベルが来客を告げる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-21 23:22:19
8864文字
会話率:73%
『貴方の思い出の味再現します』
そんな看板を見つけた主人公。
それは不思議な洋食屋リコルドの看板であった。
誰もが忘れられない思い出の味というものを持っているはずである。
その味を思い出したとき、人はどのようなことを感じ、思うのだろうか。
「ようこそ。洋食屋リコルドへ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-27 21:59:31
1378文字
会話率:27%
雪の降る寒い日。こんな時にカレーが食べたくなった。そうだ、近所の洋食屋へ行こう。
最終更新:2010-03-01 23:10:07
2323文字
会話率:0%