地球からの転生者であるシャラは、魔力不足で人の姿に化けなければ生きられない出来損ないのドラゴン(♂)。ある時ついに「弱き血は不要である」として群れから追放され、さらに戯れに呪いで少女の姿に変えられてしまう。
命からがら人里に逃れたシャラだっ
たが、そこへ、シャラを追放した竜王ガイレイが群れを率いて攻め寄せる。敵うはずのない竜王に決死の覚悟で戦いを挑むシャラ。だがシャラは何故か一撃でガイレイを倒してしまう……
出来損ないの筈だったシャラは何故竜王を倒せたのか?
人として生きた前世の記憶を持つが故に人贔屓のドラゴンは、人界の守護者になれるのか?
そして、この世界の真実とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 18:00:00
142224文字
会話率:33%
自称『悪い魔女』――性格に難ありな17歳の少女ジャンザは天涯孤独の魔女。
友達の王子様を籠絡しようと惚れ薬を作ったり、ストーカーのごとく行き先に先回りして偶然を装いご挨拶をする日々を送っている。
ある日決死の覚悟で魔物を召喚したら、なんと
超美形の風の魔王が出てきて……。
風の魔王はジャンザを嫁にしようと割とマメに接してくるが、ジャンザはそれには気づかずかえって無意識イケメン的な溺愛言動で魔王をメロメロにしてしまう。風の魔王はMっ気のある風の魔王だった。
やがてジャンザの運命が明かされる時が来て。
それは敵だと思っていた組織の……お妃さま!?
どこを切っても魔女と魔王がイチャイチャしているお話です。
コメディだったり、シリアスだったり。基本的にイチャラブ。
魔王は3話から登場。
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番外編上げました!前後編になっております。
・完結しました!
・アルファポリス様でも掲載しています。
・文章を適宜推敲しています。文章だけで、内容は変わりません。
・ブックマーク登録ありがとうございます!評価もほんとにありがとうございます!嬉しいです!
・誤字あったら遠慮なく教えてください!潰したつもりなのに結構あって恥ずかしい…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 19:42:34
306356文字
会話率:39%
西暦2069年、日本。
高い志を胸に官僚の職に就いた乃木 幸助。
過酷な激務で彼の精神と身体は消耗していった。
それでも彼は懸命に、理不尽に抗った。
だが、ある事件を機に、彼は”現実と戦うこと”を辞めた。
そんな時、彼が出会
ったのは「Battle World Online」という名のVRゲームだった。
ゲームの世界は彼にとってのオアシスになった。
彼は救われていた。
週末はBOWの世界に入り浸り、平日は働いた。
平和で、平凡な日々が続いていた。
しかし、ある夜。タバコを買うために訪れたコンビニで強盗犯に出くわしてしまった彼は、決死の覚悟で強盗を取り押さえようとするも、返り討ちにあって刺し殺されてしまう。
「俺は、ロビンフッドにはなれやしないんだ」
朦朧とする意識の中、彼の前に現れたのは、何故か自分がよく遊んでいるゲームのコンティニュー画面。
幸助は、『Yes』に手を伸ばした。
次の瞬間、彼は何故か、ゲームの中で自らが『ベリアル・ハインズ大佐』として艦長を務めるイージス駆逐艦『コギト』の船上に居た――……。
出来の悪いネット小説のような第二の人生が、今、幕を開ける・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 00:10:37
38015文字
会話率:29%
浮世絵師として名を馳せようと野心を燃やす津軽家の御抱絵師、今村又兵衛。
妻のりよとはすれ違いがおきていたが、パトロンにもらった画室での創作に没頭するあまり、自宅に帰ることも少なくなっていた。そんなある日、妻のりよが失踪する。
又兵衛は決
死の覚悟で妻を探す旅に出るが、万病を治す雪を降らせる霊験が身に宿り、自らの意思とは関係なく、旅の先々で病に苦しむ人々を、治していく。いつしか、「雪神」と噂されるようになっていた。
長い旅の果てに、上野国の山奥でりよに再会するが、又兵衛が降らせていた雪はやんでしまう。
りよは病を患っており、もはや又兵衛が知っているりよではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 23:56:24
3231文字
会話率:65%
銀髪に赤目と、祖母譲りの見た目の麗しさで、世間から奇異の目で見られていることを気にしている鷺宮成海は、高校二年生に進級して初めての登校でトラブルに巻き込まれてしまう。道を間違えて中等部へと向かってしまった成海はそこで、生徒会副会長にも関
わらず風紀委員長と呼ばれている千ヶ崎雅と出会う。右曲左折あり、彼女から不審者のレッテルを張られた成海は逃げるようにその場を後にした。
彼女に会うのも最後だろうと考えた成海だったが、中高合同の部活動勧誘会に手再会を果たす。初対面の時と同じように、険悪な仲になる二人だったが、そこに顧問の先生である尼野拳が戻ってきて沈静化するかのように思えた。しかし、そこで分かってのは、雅が拳の許嫁であるという事実だった。
ある放課後、雅は想い人の拳に恋文を出そうとするが、自分に届いた手紙だと勘違いした成海が持って帰ってしまう。他人には見られたくなかった想いを見られた雅は、それを見たやつを消すべく、成海の母が営んでいるバーに襲撃をかける。こぶしを交えた二人は話し合いの末誤解を解くことに成功し、家出してきたという雅を居候させることになる。
なし崩し的に同棲を始めた成海と雅は、様々な手段で拳と雅の外堀を埋めようと画策していくが、二人がそろってドジだというのが災いしうまくいかない。それでも、がんばろうと二人がしていく中で「あの二人は付き合っているのではないか」といううわさが流れてしまう。周囲に誤解を生んだことを知った雅は責任を感じて、成海のためにこの関係をなかったことにしようとする。そう切り出されたとき、成海は何も言えなかった。
拳へ告白することには成功した雅だったが、その時に盛大にフラれてしまう。それを同乗した成海は一度彼女に手を伸ばすが、雅の予想以上の過去の暗さを知り、それ以上人の心に踏み込むのが怖くなり逃げてしまう。拳からも雅との仲を心配され始めた成海は、自暴自棄になるようにどこかに行こうとしていた。そこに雅が現れる。一度は彼女の伸ばしてきた手を振り切ってしまうが、決死の覚悟で挑んできた雅によって彼女との関係が戻ることになる。成海はこの時、雅が自分の中で必要不可欠な人物になっていることに気づき、恋心に近いものを抱いていると自覚するが、体面的なことを考えて、それを隠し通すことを決めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 22:05:16
71170文字
会話率:44%
ある日、四月朔日春(ワタヌキハジメ)は公園で美しい少女に出会い、運命の恋をした。
彼は美しいその少女を連れ帰り、永遠の愛を誓って仲良く暮らす・・・、つもりだったのだが、その彼の前に親友が決死の覚悟で立ち塞がってしまう。
何故なら彼が連れ帰っ
た少女は・・・。
右腕、ただそれだけだったからだ。
人体の部位の売買、貸与が可能な技術がある現代で、その部位を熱烈に偏愛する少年、四月朔日と、彼を必死に止める親友の攻防が続く中、何故か増える持ち主のいない腕、現れる右腕のない少女、謎の男と次々問題が山積し始め・・・、一人と一本の腕の出会いは、やがてとんでもない事件が起きる夜へと繋がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 21:00:00
175961文字
会話率:28%
『万年Fランルーキー"フォグ"』
16歳の頃に田舎を飛び出して冒険者となった彼は、10年が経ってもFランクのルーキーを卒業出来ないでいた。
力も無い、金も無い、ルーキーを卒業出来ない。ないない尽くしのフォグだが、彼
には唯一無地の特別なスキルが備わっていた。
『ランダムスキラー』
それが、彼のスキル。唯一無地のスキルとして特殊性SSSランクの評価を受けるほど珍しいスキルのランダムスキラーだったが、スキルが判明してから10年が経っても、その力を開花する事がない欠陥スキルだったのだ。
そんなスキルを持つフォグは、冒険者となって10年目のある日、ルーキー専用の下宿所を追い出されてしまう。
宿屋に泊まるどころか、飯を食う金も無い。しかも今年Fランクを卒業出来ないとクビになってしまう。追い詰められたフォグはある決心をする。
『どうせのたれ死ぬなら、最後に足掻いてやる!!』
決死の覚悟を決めたフォグは、ルーキーの卒業条件であるポイズンウルフを倒すため、聖域の森へ向かう事に。そこでフォグは、運命の出会いを果たす。
「私、転生して来たんです!」
不思議な服装をした女性──"ユメノキョウカ"と出会う事で、フォグの落下人生は急上昇していく?
※アルファ様、カクヨム様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 20:38:57
82849文字
会話率:48%
ダンジョン。それは欲望の巣窟。財と名誉を求める冒険者たちが命を懸けて挑む場所。
特に新造のダンジョンは全くの未知である為危険性が非常に高い。調査の為に赴いた者の生存確率は5割を切るともいわれている。
とある国に新たに生まれたダンジョン。その
調査に来た歴戦の冒険者たちが、決死の覚悟を決めて突入したダンジョンの先にあったのは…………
一面の麦畑だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-16 00:00:00
51446文字
会話率:34%
謎の敵兵による奇襲によって、人間の小国トラキリアは、その日滅亡の危機に瀕していた。
トラキリアの第三王子であるユリウスは、決死の覚悟の臣下たちに送り出され、城からの脱出を図ったが、背後からは敵の追っ手が迫ってくる。
絶体絶命の窮地に陥ったユ
リウス。
だが、そのときユリウスは、行く手に奇妙な「モノ」があることに気がついた。
明るい緑の光で描かれた魔法陣と、その上に浮かぶ光の玉。
淡くあたたかな光を放つそれは、この世界の住人が知るはずのないものだった。
「セーブ……ポイント」
知らないはずの言葉が口から滑り出すのと同時に、ユリウスの脳裏に異世界の知識が溢れ出す。
それは、この世界にそっくりなVRRPG「Carnage(カルネージ)」の攻略情報だった。
ゲームの知識を得たユリウスは、セーブポイントのとんでもない可能性に気がついた。
「この力があれば――何度死んでもやり直せるじゃないか!」
ユリウスは、セーブポイントの力を最大限に活用し、大事な人たちを必ず救い出すと決意する。
かくして、運命に翻弄されるはずだった小国の王子は、誰もが幸せになれる結末を目指して、セーブ&ロードをくり返す。
彼の行動はやがて、世界の命運すらも変えていく――
【注意!】
「ゲームオーバー→やり直し」が基本の流れになりますので、主人公は極めて頻繁に死亡します。
最終的には逆転・ざまぁしますが、時折ストレスがかかりますので、そういった展開が苦手な方はご注意ください。
※アルファポリス、カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 19:00:00
149904文字
会話率:32%
高校卒業後、本田静恵は図書館のオーナーになった。しかし、その図書館はいわゆる普通を逸脱した図書館だった。そこから出ることのできなくなった彼女は、次第に職務以外、そして本以外に興味を持たなくなる。そんなとき、彼女のもとを訪れた一人の女性がいた
。彼女もまた本の虫だった。本の話、日常を語る彼女に惹かれた静恵は、この気持ちは届かないと知りながらも言わずにはいられない。でも、それでも大丈夫なはずだった。だって、その場所は記憶を持ち出せないから。覚えていられないから。
静恵は彼女を決死の覚悟で見送る。次また会う時までにこの気持ちを整理しておかなくてはと・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-05 22:43:27
16819文字
会話率:46%
「あの子のもとに行ったらきっと僕は壊れてしまう。その前にみんなに伝えておきたいんだ。」
ある中学校に、自分を犠牲にしてまで生徒に授業を行い、思いを伝えた先生がいた。彼の名前は君嶋拓哉。当時の2年4組の担任をしていた。教師歴20年のベテラン
で、彼の授業のわかりやすさ、生徒を第一に考えるその姿勢から学校での評判はとても高かった。これは、その彼が決死の覚悟でおこなった授業を記録したものである。授業のテーマは『自殺』。どうか、最後まで読んでほしい。これは僕たち当時の2年4組全員のお願いでもあるし、君嶋先生もきっとそれを望むと思うんだ。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-14 21:07:48
2027文字
会話率:21%
戦争孤児で行き場を失ったロエルは、国のインフラを支える「蜃体」という技術を扱う蜃体師を目指して蜃体学校へと入学する。蜃体の最大の特徴は「訓練を積まなければ見えない」。決死の覚悟にも関わらず、一向に「見る」ことのできないロエル。それを見かねた
校長はあることを見抜き……やがて、国の中枢を担う「群青の町」へと移動することになったロエルは、蜃体師たちの運命を担う騒動へと巻き込まれていく。
(noteにも掲載中:https://note.mu/hae_white/m/mb8d2f93413b5)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-09 21:15:26
111247文字
会話率:46%
何処にでもいるような平兵士のハルトは勇者だけが抜けとされる聖剣を抜いてしまった為に、勇者として祖国に仇なす魔王軍との戦い身を投じることになる。
やがて信頼する仲間と共に魔王が支配する魔界へと決死の覚悟で乗り込んだハルト達だったが、その目
に映るのは思ってもいなかった光景で自分達が信じていたものが次々と壊されていくなかでハルト達は最後に何を思うのか。
暇な時にでも目を通してもらえれば嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 23:29:10
61250文字
会話率:55%
因州の公子、美獣が催した強大な師団が迫る。正対する寡兵には、決死の覚悟と深い絶望が錯綜していた ― 『斐界群史』の一場面を詳らかにした小戦記。
※ 堅め。非ラノベ。以下ブログでも公開中 http://hikaigunshi.blog.
fc2.com/。
※ 『斐界群史』 ・・ 斐界(ひかい)という、封建時代の東アジアを思わせる世界を舞台にした歴史小説風異世界エピックファンタジー。短編小説集として別作品連載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 18:00:00
188562文字
会話率:34%
*地球の生態系の頂点を賭けた人類と吸血属との戦いの歴史。
銀翼の戦士ドラクルスは、王の命を受け、首都東京を目指した。東京で世界的な祭典が開催されるという報せを受けてのことだった。目的は、各国要人の暗殺、そして人類の殲滅。
「なぜ、吸血
属がこの星に生まれたのか」その謎が明かされる時、人類は自らの過ちを悔い改めてるであろう。吸血属に伝わるその言葉を胸に秘め、ドラクルスは大空を翔ける。その眼には決死の覚悟が宿っていた。
ドラキュラ伯爵亡き現代で、その遺志を継いだ者たちと、人類との最後の戦いが、今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-28 20:05:31
6516文字
会話率:30%
【20180621打ち切り】
魔王へたどり着く直前、謎の敵によって壊滅した勇者パーティ
唯一の生き残り、遊び人・アシュレイは決死の覚悟で魔王に挑むも、新たな敵の出現により魔王ともども窮地に追い込まれてしまう
最後の賭けとして跳びこんだ空間の
裂け目には、アシュレイの知らぬ世界が広がっていた
そこで出会った自称・神との取り引きで、アシュレイは勇者として世界の“バグ”を消去することになる
元・遊び人アシュレイは、元・魔王であるロスヴィータとともに、“バグ”消去のために戦う
自分を守って散っていった、勇者パーティの仲間たちを生き返らせるために……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-21 07:38:46
124636文字
会話率:38%
学園祭の日、憧れていたクラスメートの女子「伊吹 香澄(いぶき かすみ)」に告白をしようと決めた「小日向 弥生(こひなた やよい)」だったが、肝心なところでヘタれてしまい、告白は未遂に終わる。
翌々日――生き恥を晒してでも前を向くと、決死の
覚悟で学園に登校した小日向だったが、学園はいつも通りの日常が続いていた。
拍子抜けする小日向のもとに、伊吹と仲の良い女子の一人である「竜胆 奈央(りんどう なお)」が歩み寄る。事情を知っているであろう奈央に対し、どう挨拶したものか戸惑う小日向をよそに、奈央は涼しい顔でささやいた。
『恋愛なんてやめた方がいいよ』
奈央が伊吹との間、クラスとの空気を取り持ってくれた。そう直感的に悟った小日向は奈央にその理由をなんとか尋ねようとする。
とあることから、小日向は教師から奈央の家へ届け物を頼まれる。そこで小日向が見たものとは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-05 20:07:44
5072文字
会話率:35%
武蔵野中央学園はもう一つの人類と敵対していた。その人類は魔法使いと呼ばれ、死んだ人間が生き返り、操られ戦っているのだった。そんな原因不明の悪夢を相手に、苦戦を強いられた学園は、ある一つの賭けに出る。その賭けを引き受けた少女、夏島岬は、決死
の覚悟で学園の危機を救いに行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-29 23:53:21
16710文字
会話率:57%
鮮やかなる現代武士の風習――【戦極《イクサ》】。
話し合いの場に少々の刀とエキサイティングな暴力を持ち込み、合法的かつ平和的な決闘によって物事を解決する……とだけ言えば、実に素晴らしい、鮮やか、つまりは至極素晴らしいと言われるに相応しい文化
。
しかし、実情は中々に苛烈。
両者合意の決闘……とされつつも、戦極を拒否すれば非国民扱いのバッシングを受け、お住まいの地域によっては最悪一族郎党まとめて村八分。
最早、申し込まれれば半ば受けざるを得ない決闘……それが戦極。
剣戟嫌いの小心者からすれば地獄極まりない。
弱気な男子高校生武士・雄大《おだ》信市《しんいち》も、戦極始め荒事の類を忌み嫌う人種……だったのだが。
彼はとある【発言】を発端に、学園の危険人物の一人である女子高生武士・彩灯《さいとう》鳳蝶《アゲハ》に戦極を申し込まれる事になる。
――「私が勝ったらば、あの発言、決死の覚悟と必死の誠意を以て真実に変えていただきましょう」
こんなはずじゃあなかった。
僕はただ、ロマンチックを追い求めただけだのに。
思春期を拗らせた代償は――恋焦がれたあの娘と剣戟乱舞。
いつか理想のシチュエーションで愛の告白をするためにも。
こんな戦極で負ける訳にはいかない。
気弱な彼の武器は、地味に鍛え抜かれた肉体と極端な痛覚耐性、そして燃える刃と共に鞘に納めていた【本性】。
これは、とある少年武士が、数多の艱難辛苦と紆余曲折を超えて、立派な武士となる物語……なのかも知れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-15 19:39:55
104869文字
会話率:33%
【クリプロ2017参加作品】【matatakiシリーズ】万年ランキング下位の冴えないベテランボクサーに、思いがけずタイトル戦のオファーが届く。不審がる恋人を尻目に、勝ち目のないその戦いを受けて立つ。クリスマス。決死の覚悟で男はリングに立った
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-15 12:00:00
2000文字
会話率:30%