コバルト・ブルーの小瓶にうつる
輪郭のない獣のひとみ
ひとりの影もない三差路で
くちはてた標識が風になびいて音をたてる
……
最終更新:2019-11-02 15:32:28
211文字
会話率:0%
春の季節。高校生となった少年、比屋定レンは入学式が終わった夜の日。コンビニ帰りにふとコンビニの近くにある路地を見ると、折れ曲がった道路標識。何か大きな衝撃で破壊されたレンガ塀が気になり、そこを調べていると、その奥から背格好女子中学生が何かに
襲われているのを目撃したレンは、その少女を庇い、瀕死の重傷を負った。 そこで彼は命を落としたのだが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 21:30:19
4626文字
会話率:60%
夏の濃い緑に太陽てりつく
山の道で見上げていた
光る緑と影の緑と錆び付いた標識と
苔の生えたガードレール石垣
湿った土が被る道路の色
落ちる滝の水が光った
夏の午後の日を
最終更新:2019-06-01 03:00:00
330文字
会話率:0%
「標識」をテーマに書いたもの。
最終更新:2019-05-20 12:00:00
1260文字
会話率:50%
金色のどんぐりを見つけて、彼のためにカレーを作るお話です。
最終更新:2019-02-04 22:37:30
2456文字
会話率:33%
トンネルに入るとラジオがきこえると標識にあり
最終更新:2018-12-16 18:58:10
328文字
会話率:27%
北海道の屋台骨たる大雪山。その上を永遠と歩いた一人の大学生の四泊五日の縦走記。
本来ならば、とても素晴らしい景色が広がっているはずだった。だが、男を待っていたのは暴風に雨。てひどい山の歓迎だった。2009年7月に8名以上の死者を出したトムラ
ウシで男は死を覚悟する。トムラウシの神様に文章を捧げる約束をしてなんとか切り抜けた。だが、困難はそれだけでは終わらない。恐怖の12時間行動に標識のない山道。一歩間違えたら足を踏み外す釣り尾根を容赦なく吹きすさぶ風。ボロボロになりながらたどり着いた最終日の十勝岳山系で、彼は最高の眺めを目にする。これを見るために歩き続けていたのだと確信するほどの素晴らしさだった。
なぜ人は山に登るのか。そこに山があるからなどという耳障りのいい言葉はきっと正解じゃない。
でも、この記録を読めばその一端がわかるはずだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-13 18:00:00
25113文字
会話率:2%
ペニオがその存在と役割を全うする物語
最終更新:2018-07-02 00:09:50
832文字
会話率:22%
ただちょっと思い浮かんだから書いてみた。似たようなモノがあるかもしれない。でも書きたかったから書いてみた。
最終更新:2018-04-19 00:00:57
314文字
会話率:0%
イギリス鳥類保護協会(RSPB;世界最大の環境保護団体とされる)の黎明期から、スタッフとして保護区の環境改善と管理に尽力した親しい友人、故ハーバート・アクセル氏の自伝です。日本語訳が出ることを故人はとても楽しみにされていました。こうした形で
世に出すことを喜んでくださると思います。
第一次世界大戦後、東海岸の古い地方都市ライに生まれ育った少年時代から、RSPBの旗印とも言われるミンズメア保護区を創意・工夫・体力・人々とのつながりでよみがえらせた経緯、現役を退いた後は世界各地での保護区域の管理の指導にあたった生涯が生き生きと描かれています。鳥が好きな方、環境問題に興味のある方、生き方に悩みを抱いている方、それより何より面白い本が読みたい方、ぜひどうぞ。
内容 はじめに
第一章 人生の第二ラウンド 第二章 六ペンスの歌をうたおう
第三章 ポケットにライを 第四章 砲兵隊と野戦病院
第五章 ダンジネスの捕食者たち 第六章 鳥類観察ステーションの日々
第七章 灯台の夜 第八章 特秘任務
第九章 ミンズメアをつくる 第十章 スペインの飛行ルート
第十一章 コスタ・ブラバ 第十二章 マルタの虐殺
第十三章 はるかな東 遠い西 第十四章 大きいことはよいことだ
第十五章 地球の裏側で
日本語版へのまえがき折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-17 07:00:00
347586文字
会話率:8%
標識に頼らずに行くぞ
キーワード:
最終更新:2018-02-26 23:40:45
265文字
会話率:0%
主人公の女子高生・雪飼羽織(ゆきかいはおり)は、美形の男性のような顔立ちとスマートなスタイルで、゛美男子(イケメン)゛と呼ばれることにコンプレックスを抱いていた。ある日の帰り道に錆びた標識に浮かび上がる矢印に導かれ、マンホールの上に描かれて
いた魔法陣に吸い込まれる。たどり着いた世界は、車も電車も飛行機も摩天楼も見えない゛異世界(ガルマリア)゛だった。
自分にコンプレックスを抱く女子高生の物語──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-31 00:00:00
32946文字
会話率:42%
酷く嫌な夢を見た。
君がいなくなってしまう夢を。
僕が、手放してしまった夢を。
絶望に追い込まれ死に至る夢を。
赤い標識が僕の視界に映る。
そして信じたくない君の他界する瞬間も。
何故、僕が生きているんだろう。
こんな世界と僕なんて…
…消えればいいのに。
「尚……貴女なら逢える筈よ。
だからあの人達を…あの時計仕掛けの世界を……
『ファーストLクロック』を助けてあげて……」
その言葉だけが僕の頭に残った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-20 22:45:06
758文字
会話率:17%
道路標識は、その人の人生を現す
最終更新:2017-06-09 23:40:17
267文字
会話率:0%
今日も今日とて、怪異譚のネタ探しに気を揉む太市だが、灯台下暗し、ネタは意外や身近なところに転がっていた。第三話は、居候先の末娘、小学六年生の千晶が体験した出来事である。でその内容。数年前のこと、千晶は親の離婚騒動から隔離される形で、ひと夏
を房総半島の伯母の家で過ごすことになった。将来は冒険家になると息巻く千晶は、勇んで付近の探索に出かけ、山を越えて聞こえてくる奇妙な音を耳にする。さっそく音源探しを始めた千晶は、山の中で一つ年下の少女キララと出会う。キララは、捨てられ錆びついたバス停の標識を、ススキの藪から掘り出そうとしていた。意気投合した二人は、廃棄されたバス亭の標識を磨き上げ、そこに、どこにもない自分たちだけのバス停の名前を書き込むのだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 17:00:00
28619文字
会話率:16%
友達と出かける約束をしていた鈴波鈴奈は、待ち合わせ場所で変わった標識に寄りかかっていた。そして何故かひとりでに動き出したその標識に異世界に連れてかれてしまう。突然のことに頭が混乱しつつも、せっかく来た異世界、何もせず帰るのもつまらないので、
謎の多い標識のことを探りつつ、異世界での生活を堪能することにしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-19 18:00:00
84419文字
会話率:34%
恋人と別れ感傷的な気分で真冬の北海道で一人旅中、尿意に襲われ国道沿いの駐車公園の公衆便所に立ち寄ると、男女の標識が壊れていてどちらがどちらか分からない。思い切って入るが…
最終更新:2016-06-08 19:09:37
6472文字
会話率:19%
生まれてこの方ずっと不幸だった佐藤ヒロシは、休日の夜ビールを買いにコンビニへ出かけたところ、暴走トラックと折れた電信柱と吹き飛んだ道路標識のデルタアタックを食らいあえなく昇天しかけるも、自称・神を名乗る男に救われる。
神と名乗る男によっ
て「幸運」の力とサポート役のわんこを与えられ、異世界へと飛ばされたヒロシはもらった力を使って精一杯生きていくことを誓う。
筋肉マッチョの領主や、ドMとビッチの姉妹など個性豊かな変態どもの無茶振りに耐えながらヒロシは堅実に平和で静かな生活を模索する。
この作品は異世界転移ものです。
主人公はかなり強くなりますが、無双はしない予定です。
ヒロインのような存在はそこそこ出ますが、ハーレム展開にする予定はありますん!(どっちだよ
超不定期更新。一応、一週間は空けずに更新していく予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-25 22:26:22
125914文字
会話率:38%
『標識』で働く人たちとその世界に住む人たちの中で起こる様々な問題を高校2年生の近藤柚樹が人々を巻き込んで解決していくお話。
あなたの周りの標識も、もしかしたらいつのまにか仕事放棄していなくなっているかもしれません・・・
最終更新:2015-09-12 13:57:19
3137文字
会話率:44%
僕の傍には、いつも『とまれ』が居た。
道路を歩いていると、十字路でも、坂道でも、線路前でもないのに、それは突然現れる――
少年にしか見えない謎の標識、『とまれ』。それを踏み越えた先には、必ず厄災が待っている。さまざまな危険をそれによって回
避してきた少年だが、ある日突然、少年は『とまれ』が見えなくなった。
進むのが怖くて歩けなくなった少年と、後悔に苦しむ謎の怪異。どうしようもなく不器用な一人と一何かの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-31 23:24:44
18771文字
会話率:13%