私は彼と約10年間の友人期間を経て、私が彼の一人暮らしの家に引っ越しする形で同居し、結婚することになりました。月並みな言葉ではありますが、同居して初めて、私は彼との価値観の違いを痛感することになりました。恐らく彼も私との価値観の違いを感じ
たことでしょう。この価値観の違いは、お互いの生まれた星が違うのではないかと思うものばかりであり、不思議と友人期間では気付かなかったものばかりでした。
「人は出会った言葉でできている」
これは、聖教新聞のCMのワンフレーズです。私は、幸か不幸か、今まで人生30年間、彼に言われた言葉に出会ったことがありませんでした。
もし、私が今までの人生の中で、彼の言葉に出会っていれば……、もし、彼にこのような言葉を言われた時は、こう対応しようとシミュレーションしていれば……、彼に対して神対応が出来たのではないかと思います。
ここでは、星の王子様とも言える彼の迷言集を掲載しています。私に彼を見極める能力が皆無だったことは言うまでもありません。しかし、読者の皆様が彼の迷言集に出会った時は、私のようにグウの音も出ない状況を避け、華麗に神対応していただき、ストレスを溜めない人生を歩んでいただけたらと思います。
結婚式の場において、ご両家の皆様や職場・友人の前で、牧師さんに、「読者の皆様、あなたはここにいる彼を、病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」と聞かれ、「はい、誓います。」と言声高らかに宣言し、これから彼と約50年間の人生を共に歩むとなった場合を想定した上で、彼の迷言集を読んでいただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 12:00:00
5380文字
会話率:48%
《小説家になろう》の底辺作家リヒトは「次こそは読者に認められたい」という執念を武器に、激戦区の《ハイファンタジー》で日間15位を勝ち取る。
だが新作には誹謗中傷や酷評が殺到し、リヒトは自暴自棄になってしまった。
作品削除が脳裏をよぎったリヒ
トのもとに、幼馴染で義妹の美少女アリスが児童文学『星の王子さま』を抱えてやってきて──
「大切なことは目に見えない」「欲しかったものは最初から持っていた」
──これは、遠回りをしたことで大切なことに気づいた、底辺作家の青春ラブコメ。
※カクヨムにも転載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 20:21:07
9958文字
会話率:25%
仮
地球から遠く遠く離れたところにあるアクエリアスという星の王子「ブルーノ」は、ある時から自分に自信が持てなくなりました。ある日、父である「ジャック」の王位就任15周年パーティーの途中、宇宙海賊に襲撃されました。首謀者は父の前に王様だった
男。
実は父は、アクエリアスを救った宇宙海賊だったのです。執事(元宇宙海賊)である「ロバーツ」とともに星を逃げ出したブルーノは、父が救った星を取り戻すために冒険を始めます。
さぁ船に乗れ!!合体せよ、レクス・ロバーツ!!
ブルーノは素敵な王様になれるのか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 12:00:00
12431文字
会話率:47%
星の王子さまの館には、一輪のきれいなバラの花が咲いています。ある日。王子さまは気まぐれでわがままなこのバラにいや気がさし、ついにはけんかをしてまいます。
最終更新:2021-01-27 08:10:38
1025文字
会話率:7%
ジーコ……ジーコ……とネジを巻く音がして、オルゴールのメロディーが拡がる。曲目は「月の沙漠」 幕が開く。舞台には何もない。赤ずきんが手に四角いバスケットを持ち、ニコニコとオルゴールの音色に合わせてクルクルとまわっている。オルゴールのネジがゆ
るんで、ややななめの角度(少し後ろ向き)でとまる。キッと顔だけ正面に向ける……その顔は、もう笑ってはいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 06:49:55
15878文字
会話率:3%
母親に疎まれていた桐耶は自殺しようとした――その時、風が桐耶の体を押し上げて、気がついた時には全く知らない場所にいた。桐耶を保護したという神殿の神子は桐耶がこの星の神だと告げる。意味が分からない桐耶を突然神殿から連れ去ったのは、この星の王だ
った。王は桐耶を妃にすると言い出したが、その目的は愛情からではなく。二種類の人類が存在し、王と神殿が対立しているこの世界で、その対立に巻き込まれていく桐耶。そして、この星の創生の秘密を桐耶が知った時、桐耶の取る道は――。女性向けの王道恋愛SFファンタジーです。※この作品は以前maruisu名義で発表した『暴君と女神様』を校正し直して、改題し再投稿したものです。アカウントを取り直したため再投稿いたします。この作品を含むmaruisu名義で発表した全ての作品の無断転載は禁止です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 11:37:57
87807文字
会話率:25%
宇宙のはてにあるという、平べったい星の王女さまのお話です。
最終更新:2021-01-07 23:32:18
2284文字
会話率:42%
その星の王になるそう決まった種族の誕生日
最終更新:2020-12-06 20:00:00
1175文字
会話率:0%
サン=テグジュベリ「星の王子さま」の、あの「バラ」を守るために、「現実」というガラスのバリアがあります。我らは、世界を意味で全てを包むために言葉を使います。でも、そのバリアの外側には何があるのでしょうか。人を突き動かす、時に不公平を厭わない
真摯さ、情動的な生き方、抑えきれないもの、全体として人類があるような力。そんな「何か」(サン=テグジュベリ 夜間飛行より)が、滅ぼしてしまったもの。振り切られてしまう、弱さと呼ばれかねないもの。そのようなものがどこかでまだ活き活きとしていてほしいという願いが、物語を生みだそうとしています。これは、始まりの一章ですけれど、ここからどこかで続いていくでしょう。或いは、表に現れる小説の形をとり、或いはわたしの内側で。そして、願わくば読む人からも生まれる新しい物語として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 00:00:00
3842文字
会話率:32%
研究が進化し、太陽系の星々への移民ができるようになってXX年
各星に移り住んだ者達はあらかじめ決めておいた代表をの指示をもとに
星の内部のあちこちに王国を作った
そして一番の代表達は自分達が心から信頼しているものしか入れない王国を築いた
そ
して自分の星を守ることを指名として日夜戦っている王族となった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 04:23:50
2766文字
会話率:78%
北西の国のお姫様と大陸中央の皇子様の恋物語。
ティア姫はそれはそれは美しい、絶世の美少女です。美しくても醜くても自分だけを見つけてくれる「星の王子様」に憧れている、ちょっと思考が変なお姫様。
ある日、海岸にてティア姫は運命の星の王子様と
出会ったと思い込みました。
ティア姫と2人の兄、3つ子の誕生日祝いの晩餐会に招かれたルタ皇子です。
ルタ皇子はティア姫が見抜いた通り良い男なのですが、女性に偏見を抱いています。何やら過去に嫌な目にあったようなのです。
「容姿端麗な女は恐ろしい。男を惑わし、極悪の限りを尽くそうとする」
「毒牙にかかる前に、薔薇の棘に刺される前に逃げる」
「見た目で釣ろうなど、恐ろしい女」
せっかく美少女に生まれたのに初恋の相手は、ティア姫を嫌がるような男性でした。しかし、ティア姫は思い込みが激しく、ティア姫の周りの者も妙にルタ皇子を囲うので2人の恋物語が始まります。婚約したり、政略結婚の話が出たり、かと思えば反対されたりです。
おまけにティア姫の暮らす国には、何やら不穏な気配がしています。果たしてティア姫の初恋は実るのでしょうか? もちろん、実るのです。これは恋物語ですから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 19:08:33
93299文字
会話率:42%
連載用に作った詩です。
☆★
星の王子は言いました。
星達よ、君達は流れるために生まれた。
死ぬ為に生まれてくる。
しかし、恐れないでおくれ。
嘆かないでおくれ。
祈りと願いを叶え、闇へと消えるなら
優しい祈りと願いを探しな
さい。
幸福を作る星は世界で一番輝く。
君達は自ら作った幸せで、また生まれる。
さあ、共に永遠を生きよう。
☆★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-18 17:20:59
217文字
会話率:0%
銀河の片隅に浮かぶ星、地球。
その星に漂着した5人の「星の王子様」達は職無し、身分証無し、
エネルギーも途切れる寸前で絶体絶命の大ピンチに。
そんな中、彼らのリーダー慧が選んだ仕事は______
「______僕らは……メンズアイドル
になる!」
遠い星から来た美少年たちがこの地球上でサバイバルするために
ライブに物販にチェキ会にハグに……
メンズアイドル、頑張ります‼
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 01:07:44
2554文字
会話率:30%
本作品は拙作「薬師ジェイムズ」シリーズと同じ世界観で、巨獣種とそれに対抗する人造巨兵を巡る物語です。というかファンタジー世界で巨大ロボット出したいよねという思いで随分昔に個人HPに書きなぐって後悔していた小説を再編集したものです。たぶん期間
限定公開。拙者は大後悔。誰だよ自分の黒歴史に真正面から向き合おうぜって言ったのは!(拙者です)
※本作品は自HPにて公開していた短編小説を再構築したものです。加筆訂正削除を行い最近書いている作品群と設定のすり合わせをした上でまとめ直しましたが、己の過去を直視するのは軽く拷問でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-02 08:34:52
38392文字
会話率:33%
やしろ様企画 油田小説大賞 参加作品
油田王である主に仕える、口のきけぬ女奴隷は主の幸福を願う
男は自分に仕える女にひたむきに(見えなくとも)愛を乞う
どこか抜けて、でこぼこで、噛みあわぬ二人の物語
最終更新:2019-11-09 23:00:00
9071文字
会話率:10%
困難な就職活動を通して気力は萎えて行き・・・
最終更新:2019-11-03 15:25:04
4769文字
会話率:5%
ハテナは少女の姿をしたヒューマノイド。トアル軍が極秘に開発した戦闘用ロボットです。
ある時、ハテナがいる研究施設が正体不明のテロリストに襲われ、混乱の中、ハテナは研究者のA・Iと共に施設から脱出します。
ハテナを軍事利用する事に反対だったA
・Iは、身分を偽造して一般人として潜伏するとともに、兵器として優れた性能を持ちながら、人間らしい情緒に欠けるハテナを、高校に通わせることで、本当の人間らしさを獲得させようと試みます。
ハテナは登校初日から、「変な子」とあだ名をつけられてしまうほどおかしな行動を取ってしまいますが、心優しい生き物係の、文(ふみ)だけは、ハテナの純粋さに気が付いて、身だしなみから女の子らしい言葉選びまで、何かと世話を焼いたり、教えたりして、ハテナを導いてくれるようになるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-27 19:12:03
15451文字
会話率:24%
読み返してみて面白くないなとおもったけどもったいないので投稿します。
キーワード:
最終更新:2019-08-07 01:25:17
2319文字
会話率:68%
2030年7月
天上に十字の星が輝き、世界を満たしたその光は人々の瞳に紋様を刻んだ。
変異した瞳を持つ者は体の内より“輝力”を発現し、その光輝なる力は持たざる者との間に軋轢を生んだ。
世界は二分した。
持たざる者は未知への恐怖で迫害し、持つ
者は溢れ出る光で世界を蹂躙した。
ここに二人の人間がいた。
世界の混沌を憂う星の王と、王に付き従う騎士。
定められた運命を踏みしめて歩き、避けられない滅びを変えようと足掻き続ける。
王は願う。
世界に遍く希望の光を、未来という夢を。
星は全てを知ってなお、語ることなく光り続ける。
今日も空には、星が輝く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-17 03:59:39
5424文字
会話率:52%
六十年代。
健太郎は大学一年生。
初めて経験するヨコハマでの寮生活。
純真・一徹な関西人の彼の眼に映ったものとは。
学生運動・バイト・ヨットetc。そして純愛。
最終更新:2019-02-03 21:55:45
38088文字
会話率:41%
雪村和音(ゆきむらわのん)は、かつて母(雪村香梨)が愛した恋人(青山駿介)に徐々に惹かれていく。それをじっと見守るミュージシャンで施設出身の三浦拓朗。
誰もが持ち合わせる世俗的な心を描きながら、ユーモアを交え、愛とは、生きる意味とはを学
んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-29 21:58:42
17022文字
会話率:21%