『登場人物、貸し出します』
誰も知らない彷徨う図書館がある。
鈴の音に導かれるように迷い込んだ少女を待っていたのは、風変わりな住人たちだった。
【出典・参考文献】
現代言語研究会『日本語を使いさばく 名言名句の辞典』あすとろ出版
秋本弘
介『新版 英語のことわざ』創元社
J.M.バリ作 厨川圭子訳『ピーター・パン』岩波書店
平岩弓枝『西遊記』上・下巻 毎日新聞社
北杜夫・俵万智『21世紀版 少年少女古典文学館第2巻 竹取物語・伊勢物語』講談社
モーパッサン『女の一生』光文社
花言葉引用元サイト:『チルの工房【无域屋】花札庵』
(順不同)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 14:25:38
87682文字
会話率:53%
「僕を殺してください」
この物語はこの文章から始まる。
新聞社に送られた茶色い封筒。
封筒の中には手書きの手紙。
最終更新:2021-02-17 17:27:37
382文字
会話率:69%
まぁ、流石に今の所、こんな事態は起きてませんので……。いや起きてないと信じたい。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「GALLERIA」「Novelism」に同じモノを投稿しています。
最終更新:2020-12-09 09:31:43
348文字
会話率:0%
もしもこんな張り紙を神社の掲示板で見つけたら、あなたはとてもラッキーなのかもしれない。
————————————————————
・何かで困った人はいませんか?
あやかし新聞社の
松の木の麓に便りを結んで下さい。
当神社で占い
、調べます。
もしかしたら手助けできるかもしれません。
できなかったらごめんなさい。
・探し物はございませんか?
あやかし新聞社の
松の木の麓に便りを結んで下さい。
当神社で占い、調べます。
もしかしたら見つかるかもしれません。
見つからなければごめんなさい。
————————————————————
皆さんも一度ここへ来て、結んでみませんか?
※他サイトにて完結済みです。少しずつアップしていきます。
※以前に他サイトの新人作家として、ピックアップしていただいた作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 10:00:00
103942文字
会話率:42%
マーシアは、自分の推しの駆け出し劇作家ジュードの公演を後押しするほどの手腕を持つ商家の娘だ。
しかし、ジュードの師匠であったメイナードの謎めいた遺書が、新聞に突如掲載される。
メイナードは、昨年、家族全員が亡くなっており、当時もセンセーショ
ナルな記事を書かれていたが、
遺書が掲載された事により、弟子であったジュードにもしつこい取材と誹謗中傷が行われるように。
業を煮やしたマーシアは、記者を劇場から追い出し、その新聞社の新聞を町の商店から一斉に締め出してしまった。
不買運動に危機感を覚えた新聞社は、新人記者のイライアスを謝りに行かせる。
しかし、遺書の真実を知りたいイライアスは、マーシアを焚き付ける。
「誰が遺書を書いたかはっきりさせれば、ジュードに対する誹謗中傷も止むはずだ」と。
かくして、マーシアは、ジュードの為に遺書の謎を解く事に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 18:24:53
5610文字
会話率:24%
都構想について、知れば知るほど死にたくなってきた話の2段
少し、私から見た賛成派や反対派、こうして選べばいいんじゃないか等、政治主張も入っています。
(賛成派に入れて等ではありません)
政治って物を考える、切欠になれば嬉しいです。
1
https://ncode.syosetu.com/n8907go/
正直書いていて、だんだん鬱になって来て、最後ら辺で、ふと
もう少し整理して、こんな世の中に絶望した
って遺書を書いて、新聞社とかマスコミ、ネットに動画とか残したらどうなるのかな、とか思ったり。。。。
やるなよ?これ切欠で、そんな死に方されたら、マジで嫌だから!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 23:42:40
3811文字
会話率:5%
王都一の新聞社、サンフラワー社には伝説の号外がある。
その記事の始まりにはこう書かれている。
「これは、権力によって婚約者と引き裂かれたある貴族の魂の訴えである
どうかこれを読んだ方は、一緒に声をあげたほしい
我々は、権利の乱用をけし
て許してはならないのだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-27 20:14:17
16057文字
会話率:23%
新聞社の地方支局に勤める新人女性記者の理紗は、上司から特オチ(他社が報じたニュースを自社だけが載せなかったこと)を責められ、特ダネを求めて奔走する。
水害現場からは、他社とは違うアングルからの取材を試みた時、離れたビルの屋上で全裸の男
が踊り狂っている姿を目撃する。
翌日、怪談話をしている若者らに聞き耳を立てていた理紗は、その好奇心と記者魂から、肝試しに向かう若者らを尾行する。すると、理紗が向かった行き先は、全裸男を目撃したビルだった。果たしてその男の正体は……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-07 10:46:06
27970文字
会話率:22%
根本光一郎はスポーツ新聞社で働く三〇歳。日々の仕事と高圧的な上司に翻弄されながらも、なんとか毎日をやり過ごしていた。
そこに新入社員・徳永絵里子が入社してくる。やる気に満ちた彼女を根本は若干疎ましく思うものの、スケートボーダーである岸井グ
レース莉璃への取材を重ねていくうちに、徐々に信頼を寄せるようになる。
しかしある日、事件は起きて―?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 20:05:38
92942文字
会話率:36%
リョウ(野中涼子)は、学生時代の親友を災害事故で亡くしてしまいます。
3年経っても災害復興が一向に進まない政府の対応に、リョウは苛立ちを感じていました。
そんな彼女の元へ、毎朝新聞編集員を名乗る男から、ジャーナリストにならないかという
誘いを受ける事になります。
新聞社へ入社したリョウは、その男から日々、勉強会と称して日本の政治の腐敗を知る事となりました。
同じ頃、爆弾テロ犯を追っていた警視庁公安部の刑事平松は、あと一歩のところで犯人を取り逃がしてしまいます。
月日が立ち、大学の学園祭ライブに出る事になった主人公とその仲間たち。
学園祭当日、突如大学の講堂を占拠するテロリストグループが現れます。
そのテログループは、平松刑事が追っていた犯人たちでした。
人質に取られた主人公の仲間と一般人たち。
校舎内で次々と起こる爆破。
崩れ落ちる校舎。
逃げ惑う人たち。
テロ組織の要求は、「日本で現在稼働している原子力発電所を全て停止しろ」
「その要求を呑まなければ、1時間ごとに人質を1人ずつ殺す」と言うものでした。
次々と爆破が起こる校舎の中へ、警察は突入する事ができません。
主人公は、怪我を負った平松刑事の代わりに仲間を助けに向かうと言い出します。
犯人が立てこもる講堂の中には、銃器で武装したグループ。
そして講堂の周りには、反原発を支持するデモ隊およそ100名が集まり出し、テロ組織を支援します。
「やめて!、行ったら殺されるわッ!」
主人公を止める、イベント会社社長の不二子。
人質が殺されるタイムリミットまで残り僅か…。
果たして一体、どんな結末がッ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-11 23:17:57
90212文字
会話率:35%
夜の街を焼き尽くす地獄の業火。でも私はその様子を眺めるのがなぜだか好きでした。恐ろしいけれど、美しい。それはまるで傲り高ぶった人の子の世を戒める神の御業のようで……。それがまさか人の手によるものだったなんて、思いもしなかったのです。
か
つて戦争には前線と後方(銃後)という区別があって、死を覚悟すべき領域とそうでない領域とが明確に区切られていたのだ。けれどそれは戦略爆撃の台頭によって脆くも崩され、銃後の人々も肌身に戦争を感じなければいけなくなった。けれどそれは敵の兵士の姿をしているわけではない。頭上高く飛来する爆撃機が落とす爆弾として現れたのだ。銃後の人々にとって戦争とは天から降るものであり、また上下に遠く隔てられた敵味方が互いに互いを人間と感じることも難しかったのではないか。そんな戦争のあり方の転回を1人の叙情として描いてみました。
坂口安吾『堕落論』の影響を受けています。安吾は前線行きが嫌で新聞社に勤めていましたが、屋上から眺める空襲が好きだという記述があったと記憶しています。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 11:51:10
5308文字
会話率:2%
法導衆とは、奈良時代に端を発し、過酷な山岳修行によって常人の及ばない能力を身につけた謎の教団である。
兵庫県中央部、中国山地の東端に南北十五キロにわたって峰を連ねる笠ヶ岳連峰は、この法導衆の聖地とされてきた。
六十一年に一度、笠ヶ岳山
頂直下の御立岩の基部から地下水が百メートルの高さに噴出する「御水走《オミハシ》り」の当日、法導衆の秘儀「秘蔵曼荼羅書写行」が数百年にわたって行われてきたからである。
この時、「御水走り」の噴出口から採取される「赤苔《セキタイ》」は、古来、不老長寿の妙薬とされ、法導衆の隠然たる影響力の源と言われている。
幕末から明治にかけて、法導衆から離反した鬼伏興起《オンブセタテキ》が立てた求道舎は、法導衆との暗闘を繰り返し、第二次大戦中、軍部に協力して「赤苔」を原料とする化学兵器の精製に手を貸した。
前回の御水走りが終戦と重なったその日、鬼伏は陸軍と協力して、この化学兵器を笠ヶ岳山中に隠匿した。
それから六十一年、御水走りが目前に迫った平成十八年、求道舎は、神通力を持つと言われる当代の鬼伏荒毅《オンブセコウキ》が、本部を笠ヶ岳山麓に移転して、地域社会に浸透しつつあった。
それと呼応するかのように、クーデターの嫌疑のかかる才賀《サイガ》一等陸佐率いる東部方面山岳隊三百名が、笠ヶ岳北方の段が峰北麓で訓練を開始した。
警察庁公安部に設置された「宗監《シュウカン》」の長である石場惣介《イシバソウスケ》は、求道舎と東部方面山岳隊が「御水走り」当日に決行を企てている計画を察知し、法導衆と密接な関係にある宮内庁の朽木彬《クチキアキラ》と事態を秘密裏に処理したい防衛省の協力を得て、求道舎と東部方面山岳隊の監視に入った。
一方、法導衆の戦闘部隊である武僧筆頭を務め、御伏一族と三代にわたる仇敵の関係にある騎堂《キドウ》一族の後継者|界太《カイタ》は、鬼伏に対抗し得る術力の持主ながら、父鉄吾との確執から、儀式警護の任に就く事を迷っていた。
その頃、鬼伏は求道舎から選抜した男女七人に密命を与え、さらには地元の新聞社支局員片桐にある事実を告げて協力を依頼した。
東部を除く各方面山岳隊の連合部隊が、笠ヶ岳一帯に秘密裏に配備され、辺りに一触即発の空気の漂う中、全てが「御水走り」という消尽点《バニシングポイント》へ向けて一気に加速して行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 18:02:47
440307文字
会話率:24%
幼い頃から憧れていた完璧な騎士に、討伐の御褒美で望まれたシュガール姫は、彼の申し出をけんもほろろに断る。
何故なら彼女は、謁見の前に彼と兄の話を立ち聞きしていた……けれど気が変わったの。
そうね、不敬な新聞社を呼び出して私達の仲をアピールし
がてら、思い知らせてやるわ!!と企むシュガール姫の部屋の前を通りかかった、とある兄目線の話です。
褒美だって下賜先は選びたい https://ncode.syosetu.com/n8639gf/にご評価とご感想を有難う御座います。
その続き(騎士目線) https://ncode.syosetu.com/n5398gg/の続きに当たります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 17:23:23
7228文字
会話率:47%
とある山間の町で発生したダム災害
口を閉ざす生存者
不可解な政府の対応
あの時一体町では何が起こっていたのか
汐日新聞社の記者赤松亮介は沈んだ故郷の災害の真相を追う
最終更新:2020-05-30 20:46:16
2025文字
会話率:83%
舞台は1990年初頭。冷戦末期の某連邦国家。
政治体制により、自由な発言権を奪われていたこの国に転機が訪れたのは今から約3年前の出来事。
硬直した政治体制を正す改革運動により、西側製映画の視聴が許され、言論の自由が約束された。
男
の名前はニコライ・ポクロフスキー。この国最大の発行部数を誇る新聞社、チスタター社で小説投稿コーナーの編集記者である。
入社当初の野心も消え失せ、結婚をし、平穏な日々を送っていたうだつの上がらない彼の元に、一人の男が訪ねて来る所から物語は始まる。
その男の要求とは、国威発揚の為の映画を製作しろという内容だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 12:00:00
27334文字
会話率:64%
北海道のソウルフード「スープカレー」の生みの親は、クラーク博士だった⁉︎
現役スープカレー屋の店主が都市伝説をもとに書く「歴史グルメラノベ」です。
参考資料
「クラーク先生と弟子たち」大島正健/教文館
「クラーク先生―札幌農学校の父」中
島 竜美/さ・え・ら書房
「さっぽろ文庫 (61)農学校物語」札幌市教育委員会文化資料室/北海道新聞社折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 18:13:47
44844文字
会話率:26%
日華事変中、国際都市・上海を舞台として日本と中国の間で繰り広げられた特務工作戦を、日中双方の史料をもとにして概ね史実に沿って描きます。
まず舞台となる「魔都」上海ですが、日本軍が占領したのは中国が管轄している地域に限られます。というの
も、市街中心地は、英国はじめ列強が支配している「共同租界」と、フランスが支配する「仏租界」であり、当時日本軍は占領することができませんでした。
上海租界は世界各国の利権が複雑に入り組む東亜経済の中心地であり、多くの中国政客もここに住んではいますが、情勢が複雑なだけに抜け穴も多く、実際の治安は幇会と呼ばれるヤクザが担い、各国のスパイ組織が深く根を張る、謀略と犯罪の総合商社でもありました。まさに魔都ですね。
戦争というものは最終的に政略によって決着をつけなければなりませんが、接触するのに便利な地がこの上海なら、それを阻止しようとするスパイ組織が最も活動しやすい場所も、この魔都でした。隣とは言え、外国人が下手に触ると火傷しそうですね(まあしたわけですが)、怖いですね。
この上海を舞台に、日本陸軍参謀本部の特務機関、上海憲兵隊、日本の傀儡・汪兆銘政権の特務機関「76号」、蒋介石政権の特務機関「軍統」「中統」や、幇会が入り乱れて活躍します。
当時の蒋介石政権の特務機関はプーチンもドン引きさせるレベルのやんちゃぶりで、日本側も元蒋介石側特務機関から人材を得て対抗し、この双方による暗殺、爆弾テロ、新聞社襲撃、美人局、拉致監禁、人質殺害……なんでもありの「特工戦」が、大都会上海を縦横無尽に荒らし回りながら繰り広げられます。
「スパイもの」ではありますが、なにせ「なんでもあり」な世界なため、殴り込みをかけたりもするので、全体的な雰囲気としては「007」や「陸軍中野学校」というよりも、「仁義なき戦い」に近いです。ひっそり忍んでクールに消す、というよりも、「おどれら、戴笠(蒋介石政権特務機関「軍統」の責任者)ゆうたらちびりやがって。あいつらの風下に立ってよ、せんずりかいて仁義で首くくっとれ言うんか、おう?中国に政府は二つも要りやせんのじゃ」という感覚ですね。
経済戦争も言論戦も、「論理」ではなく「物理」で戦う、「仁義なき戦争」がテーマとなっております。
https://youtu.be/mLd9YrZgziA
(イメージビデオ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-13 19:30:36
5798文字
会話率:34%
あなた一度死んでいるのね
10歳前後にしか見えない年代記小説作家へのお使いが何でこうなったのか。浮浪者カズマは編集車兼記者のマリー=デレシアからのお使いで新聞社きっての人気作家マリア=シャーロットの屋敷を訪ねる。彼女の作品はすべて特異な現
実を体験した被験者を介して、過去の記録を写し取ったものだった。彼女の千里眼能力とカズマの過去が交錯するとき奇跡を体感する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 16:50:30
9906文字
会話率:44%
新聞記者の新井孝信は剛腕で知られ、勤務する大手新聞社では社会部から学芸部に配置転換されたものの、自分の感性に呼応した事件しか追いかけず、気の向いたときだけ出社することを会社も暗黙のうちに認めていて、ほぼ毎日、新宿の飲み屋を寝場所にして生き
ている。
ある朝、いつものように焼肉屋の座敷で目を覚ました新井は、慌てて駆けていく暴力団の一郡を見つけ、そのあとを追う。そこで出会ったのが、トオルの父親である先代の橘雪之丞だった。
「ソープで働かせられている」と助けを求めてきた座員の娘を連れ戻しに来たのだが、暴力沙汰になるのは火を見るより明らかだったため、新井は同僚の金子の力を借りて事を収めようとする。
暴力団の事務所には雪之丞の友人だという「チョーさん」と「チーフ」も駆けつけ交渉にあたる。
いったん解決したかのように思えた事件は、暴力団による報復へと発展する。
この出来事が新井と雪之丞との出会いであり、彼に新聞記者を辞める決心をさせた出来事だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 20:37:37
11049文字
会話率:33%
杉原千畝の出した「命のヴィザ」で助かったユダヤ系の方々は、今では子孫まで数えると25万人に増えており、日本外交の隠れた資産になっています。
参考文献:外交史料館冊子「杉原千畝」(平成30年4月16日第2版)
白石仁章「諜報の天才
杉原千畝」(新潮社選書。2011年2月)
畑中幸子「リトアニア」(NHKブックス。1996年)
毎日新聞社「1億人の昭和史」(4.日中戦争から第二次大戦へ)(昭和53年)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 16:44:32
1133文字
会話率:0%