俺は、間近に迫った文化祭の準備によって遅く家路についた。だが。気付くと日常は俺の目の前から姿を消し、家路の代わりに非日常が俺に笑顔で挨拶していた。
最終更新:2016-12-18 18:13:06
1220文字
会話率:30%
人相の悪い男子高校生、一刻颯人(いっときハヤト)は大ファンの超人気アイドル月乃芹歌(つきのセリカ)のコンサートで、芹歌が青く光る姿を目撃した。コンサート自体は何事も無く終了したが、颯人はただ事では無いと感じていた。
嫌な予感は的中し、翌
朝、寮のルームメイトにたたき起こされた颯人がテレビを観ると、昨日まで普通に芸能活動をしていた月乃芹歌が電撃引退すると中継されていた。そして突然、颯人のクラスに転校してきた。
颯人が通う学園は国の定めた能力検出で陽性反応が出た異能力者たちが通う学園だった。芹歌も身体が光ったことが異能力の反応の一種であると認定され、無理矢理引退させられた上、訳もわからないまま転校させられてきたのだ。
しかし、折角あこがれのアイドルである芹歌が転校してきたというのに、廊下で出会い頭にぶつかった際に変なところを触ってしまったせいですっかり嫌われてしまい、芹歌との意地の張り合いも重なり、とてもファンだと名乗り出られなくなってしまう。
意地の張り合いは続きつつも、芹歌も少しずつ学園生活に慣れてきたようだった。だけど、本当はまた芸能活動……特に歌を歌いたいということを大ファンである颯人も痛いほど感じていた。
そんな中、文化祭の準備が始まった。颯人たちのクラスは颯人自身のうっかり発言から芹歌のミニライブでマネージャーをすることになってしまった。元々大ファンだけあって芹歌も驚くほど的確に曲順などを提案する颯人に二人の距離も少しずつ縮まっていく。
そして、いよいよライブ本番。ちょっとしたトラブルはありつつも、概ね順調に進んでいった。颯人は舞台袖で芹歌の歌を聞き入っていた。
その時突然、舞台で歌う芹歌の身体に突然ナイフが突き刺さった。舞台に飛び込み青く輝く芹歌を抱きしめると、世界が暗転した。
目を開けると、六日前の月曜日になっていた。
タイムリープの理由もわからず、文化祭前を繰り返すうちに颯人は重大な問題に巻き込まれていることに気づいていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 18:31:14
90933文字
会話率:63%
秋になり、文化祭の準備が始まった。
皆が準備をする中、晃仁は妙な空間にいたのだった。
最終更新:2016-11-12 22:13:38
44588文字
会話率:61%
高校生の九条理和は文化祭の準備の帰り道で幼馴染と一緒に歩いているところを車に撥ねられ、死ぬ間際に転生を司る女神様に魂を拾い上げられる。女神様は二人を転生させるという。その代わりに依頼があるというが、それは転生先の世界への魔力の配達だった。し
かし魔力の配達は二人を送り届けると同時に行われるため、実質何も行動を起こさなくてもいい、自由に生きろ、とも言われる。そして二人は女神様から技能の習得が早くなり、全ての技能の習得に制限がなくなるという能力を貰い、平和な日本から魔物溢れる剣と魔法の世界――エアルスに転生する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-09 00:21:13
72767文字
会話率:61%
かつてこんな怪談があった。
文化祭の準備中に誤って落下した死体の上に、真っ赤な桜が咲いたのだという。
時間は流れていつしか笑い話以下の三流怪談になったころ。
そんな時に大真面目にも調べて学校新聞の記事にしようと廃部寸前の新聞部が動き出す。
これはとある夏に、私立の高校で起きた、4人の新聞部部員たちの与太話。
おつまみをかじるような感覚でお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-24 23:48:48
6971文字
会話率:40%
満月は人を狂わせるという。
月に酔って殺人を犯す。
満月の夜、狂った女が友人を襲った。
文化祭の準備で帰りが遅くなった日だった。
彼女が殺人事件の犯人なのか?
それとも…
最終更新:2016-08-17 23:19:03
2527文字
会話率:26%
小説サイト、taskey、エブリスタにも投稿しています。
文化祭の準備の片隅の小さくてくだらない出来事。
最終更新:2015-10-26 06:23:03
18548文字
会話率:53%
文化祭の準備をする話。
多分二年前ぐらいに書いたコメディです。
シュール要素はあんまりないです。
キーワード:
最終更新:2015-05-24 21:37:40
9680文字
会話率:53%
高校に入学してから、目つきと態度の悪さで不良と認定された園村京也。何に対しても興味を持てず帰宅部で暇を持て余し、夏休みもあっという間に終わってしまった。二学期からの生活に漠然と期待を抱いていたが、始業式早々から生活指導に目を付けられ散々なス
タートであった。一方、幼馴染の広野佳代はある理由から学校では笑わなくなり、一人で登下校することが出来なくなった。明るい性格だった彼女に何があったのか――園村は疑問に思いつつも深く追求できずにいた。
「高校生活の醍醐味は恋愛だ」「いや、勉強だ」そう言い合う悪友二人に対し、どちらもさして興味がない園村だったが、数ヵ月後に控えた文化祭の準備が始まることで変化が訪れる。初めてのビッグイベントに周りが浮き足立つ中、園村は実行委員兼クラス委員長の朝比奈望と知り合うことで、少しずつ変わっていく。変化に戸惑い抗おうとする園村だったが、朝比奈の健気な姿勢に次第に心を開いていった。そして、本番を目前にして大きな事件が起こる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-07 06:29:44
13569文字
会話率:41%
高校二年生の高原あゆみは、同じクラスの彼に絶賛片思い中。文化祭の準備を足がかりに彼に急接近!
と思いきや、その中で彼の抱える闇を見てしまう。
その真実を知ったあゆみの下した決断とは。
あなたは、大切な人の罪を許せますか?
最終更新:2015-02-14 21:37:50
11565文字
会話率:49%
とある高校でクラスの文化祭の準備をしている少年、好きな人がいるけれど告白しょうと思えない。いつも希望を通せない、通そうとできない少年は帰り道に少し寄り道をしてある場所に入ることになる・・・
最終更新:2014-03-04 10:59:52
7095文字
会話率:41%
珍しく休みになった日の予定は、文化祭の準備だった・・。
2013年文化祭で出した作品の1つです。
最終更新:2013-12-22 15:14:21
3357文字
会話率:47%
あれは……幻?
早川瞳子は、高校3年生。文化祭を一週間後に控えたある日、瞳子のクラスに転校生がやってくる。高森悠希というとびきりの美少年は、愛くるしい笑顔と巧みな話術であっという間にクラスのアイドルになってしまった。自分の前でだけ裏
の顔を見せる悠希の行動に振り回されながらも、瞳子は文化祭の準備や、付き合い始めたばかりの真崎光司との関係を楽しんでいた。
そのころ、瞳子の街では、若い女性が夜一人でいるとUFOにさらわれて血を抜かれ殺されてしまう噂が流れていた。そして、瞳子の周りでも不審な事件が起こっていく……
ファンタジー要素を含むお話です。あくまで根っこはらぶなので、そんなに怖くないつもりですが……どうだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-23 00:00:00
94431文字
会話率:50%
今日も数多の学生が青春を謳歌している束良(そくら)高校。
ずれた感性を持つ他称オカルト部部長を中心に、つっこみ担当の茶髪球児、見た目だけ優等生冗談大好きクラス会長、部長ぞっこんの行動力SSS越えの後輩、その他幽霊部員が繰り広げる少し怪奇で慌
ただしい日々。怪談をしたり肝試しをしたり文化祭の準備をしたりするオカルト部の活動……より馬鹿な会話や日常の噂話をだらだらと喋るほうが多い。
数ある部活の中でも異彩を放つオカルト部に集まった彼らのなんてことない学校生活は進む。青春を無駄遣いするのも青春だ!と誰かも言っていたはず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-05 16:37:23
14934文字
会話率:67%
2007年4月、都立立山高校に入学した女子高生・深町瑞穂は、入学初日に校門の前で謎の男から「ミステリー研究会にかかわるな」という不可解な忠告を受けた。しかし逆にこの一件で興味を持った瑞穂は、この忠告を無視して高校生探偵と名高い野川有宏率い
るミス研に入部してしまう。その数日後、ミス研主催で行われた探偵訪問という企画で、瑞穂は校門で会った男と再会。男は榊原恵一といい、現時点で日本における最高の探偵と呼ばれている人物であった。そんな榊原との推理対決を望む野川は、豊島区で発生していた生命保険会社強盗殺人事件をネタに推理勝負を提案し、後日互いの推理をぶつけ合うことで合意する。だが忘れ物を取りに事務所に戻った瑞穂は出かけようとする榊原と遭遇し、野川との推理対決を避けるためという理由で問題の強盗殺人事件の捜査に介入しようとする榊原に興味を持って同行を申し出る。これに対し、榊原は瑞穂の見ている前でこの事件の真相をわずか一晩のうちに解明し、激しい論戦の末に犯人を陥落に追い込んでしまった。瑞穂は改めて本物の「犯罪」の恐ろしさと、それに一歩も引かずに立ち向かう榊原という「名探偵」の実力をを目の当たりにすることとなる(第一部「豊島区生命保険会社強盗殺人事件」)。二ヵ月後、ある事情で榊原と再会した瑞穂は、彼から驚くべき話を聞かされる。実は彼女の所属するミス研では過去に二人もの人間が不審死を遂げており、四月に榊原にその不審死の調査を依頼した元刑事も、先日何者かに殺害されたというのだ。自身が入学式当時からミス研を調べていたことを明かした上で、瑞穂にミス研の内偵を依頼する榊原。同じクラブのメンバーを疑うことに葛藤する瑞穂だったが、その翌日、文化祭の準備で賑わう立山高校の部室棟で、四人のミス研部員が同時刻に別々の場所でほぼ同時に殺害されるという前代未聞の不可能犯罪が発生する。依頼を果たすため捜査に介入する榊原。そして、部員の敵を取ろうと榊原に再び推理勝負を持ちかけるミス研部長・野川有宏。高校生探偵とベテラン探偵、対極に位置する二人の推理対決が幕を開ける。果たして、この不可能犯罪の真相とは、そしてミス研が抱える「秘密」とは何なのか(第二部「都立立山高校同時多発殺人事件」)。今、極限の推理勝負が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-14 01:10:53
343947文字
会話率:63%
「期待するようなドラマはないぞ? 去年の生徒会の仕事で蓬と仲良くなって、その後に登下校で同じ道を使ってたことがわかって、一緒に帰る機会があって、それを何回か繰り返しているうちに好きになって、何回もアタックしてようやく今年の春に―――って、お
前何を言わせてるんだ恥ずかしい!」
これは、とある後輩たちが入学する半年ぐらい前の話。
新藤慶二は南百瀬高校の生徒会副会長として、一週間後に迫る文化祭の準備に追われていた。多忙極まる生徒会で、新藤は先代の生徒会長・佐々木詩織から『ある企画』の交渉役を命じられてしまった。
その企画とは、男女合同ミスコン大会――――通称"南百瀬『魔法』少年少女決定戦"。新藤に与えられた役目は、この大会に知らず知らずのうちに選ばれてしまった生徒達に出場してもらうように説得することだった。
突如与えられた役目に戸惑う新藤に、佐々木は助っ人として手芸部の立花蓬を差し向けるが、立花はあまり乗り気でないらしく――――。
学校一の魔法使い達と対話する、二人の九日間が始まった。
※この世界に魔法は登場しません。
※前作「竜崎がなんか気分悪そうなので」を読まなくても全く問題ありませんのでご安心して本編をお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-28 19:16:29
6535文字
会話率:46%
翠堂高校1年4組の黒埼翔太たちは、明日行われる文化祭の準備ため、放課後遅くまで学校に残っていた。そして準備も終わり、帰ろうとしたその時……。終わらない悪夢。生きたければ逃げろ。生きたければコロセ。
最終更新:2012-11-06 22:35:51
3698文字
会話率:32%
とある高校の天文部四人は、天体観測に出かけた際、宇宙人の少女を見つける。わけがわからないうちに行われたファーストコンタクト。翌日、天文部員の高市は、昨日のことは夢だったのだ、と思いながら目覚めるが、食卓には宇宙人の姿が。しかも家族とすっか
り馴染んでいる。文化祭の準備に終われつつ、宇宙人の相手もしつつ、いつもとすこしだけちがう日常がはじまろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-27 11:00:00
46269文字
会話率:66%
社会人になった僕は、中学生の頃のトラウマを思い出してしまった。思いを伝えられなかった初恋の彼女を、古い友人をきっかけに思い出してしまったのだ。僕の後悔は解消されるのだろうか。
テンプレートな恋愛小説です。ベタです。
最終更新:2012-08-31 06:39:09
7573文字
会話率:49%
夏休み中の山盛高校、委員会室。文化祭の準備のため、委員である私・森園朔羅と狩野俊也はひたすら食券に判子を捺し続けていた。「君が生まれた理由は条件が揃ったからだよ」と言った傲岸不遜な母のエピソードを皮切りに、俊也が委員会に所属した経緯を思い出
し、委員会室の面々を考察し、姉の人生を思い、姉やその友人の恋愛を語り、母と父のことを考察し、人生のことを考える。人よ、青春せよ、行動せよ。何をしても意味がないということはないのだ。人あればこそ条件が積み重なり、何かが生まれるのだから。夏休み中の山盛高校、二階の東端にひっそり佇む委員会室で、さまざまな人生が交錯する物語。◆2010年に某サークルにて紙媒体にしたことあり。作者の名義が変わりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-09 17:37:55
52424文字
会話率:22%