世界が滅びるその時に聞いたのは寂しがり屋の邪竜の声だった。
人類は敗北した。
99個のゲートをクリアせよという不思議な声と共に平和だった世界はモンスターが現れる危険なものへと変わってしまった。
覚醒者と呼ばれるモンスターと戦う力を持った
者が必死に戦ったけれど人類は邪竜の前に滅ぼされてしまったのである。
たった一人を除いて。
愛染寅成(アイゼントモナリ)は人類最後の一人となった。
けれどトモナリもモンスターの攻撃によって下半身が消し飛んでいて、魔道具の効果でわずかな時間生きながらえているに過ぎなかった。
そんな時に新たなスキルが覚醒した。
戦いに使えないし、下半身が消し飛んだ状況をどうにかすることもできないようなスキルだった。
けれどスキルのおかげで不思議な声を聞いた。
人類が滅びたことを嘆くような声。
この世界に存在しているのはトモナリと邪竜だけ。
声の主人は邪竜だった。
邪竜は意外と悪いやつじゃなかった。
トモナリは嘆くような邪竜の声に気まぐれに邪竜に返事した。
気まぐれによって生まれた不思議な交流によってトモナリと邪竜は友達となった。
トモナリは邪竜にヒカリという名前を授けて短い会話を交わした。
けれども邪竜と友達になった直後にトモナリは魔道具の効果が切れて死んでしまう。
死んだのだ。
そう思ってトモナリが目を覚ましたらなんと信じられないことに中学校の時の自分に戻っていた。
側には見覚えのない黒い卵。
友といたい。
そんな邪竜の願いがトモナリを過去へと戻した。
次こそ人類を救えるかもしれない。
やり直す機会を与えられたトモナリは立ち上がる。
卵から生まれた元邪竜のヒカリと共に世界を救う。
「ヒカリと一緒なら」
「トモナリと一緒なら」
「「きっと世界は救える」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 10:00:00
299524文字
会話率:40%
神様にいっぱい希望を出したら意思疎通のズレから竜人になりました。
異世界を救ってほしい。
そんな神様からのお願いは異世界に言った時点でクリア⁉
異世界を救ったお礼に好きなように転生させてくれるっていうからお酒を飲みながらいろいろ希望を
出した。
転生しても人がいい……そんな希望を出したのに生まれてみたら頭に角がありますけど?
人がいいって言ったのに。
竜人族?
竜人族も人だって確かにそうだけど人間以外に人と言われている種族がいるなんて聞いてないよ!
それ以外はおおよそ希望通りだけど……
もう世界は救ったからあとはのんびり第二の人生を生きます。
竜人に転生したリュードが行く、のんびり異世界記ここに始まれり。
あらすじ
たまたま交通事故で無くなり魂の強さを見込まれ魔力を異世界に運ぶことを頼まれた主人公。
異世界を救ってほしい。神様にそう頼まれて異世界に行くことを決断した。
異世界に行くだけでいい。それだけで異世界はもう救われたのだ。
向こうの世界の神様に会い、お礼に提案されたのは転生。
神様の都合もありつつ記憶を持ったまま、好きなように転生できることになったのである。
悩みに悩んで、それを見かねた神様がお酒を持ってきた。
美味しくて、慣れないお酒に酔っ払い、好き勝手に口を出た転生の希望。
気づけば神様はいなくて、呼び出されたと思ったらサラリともう転生。
次の瞬間には赤ちゃんになっていた。
しかし転生したのはただの人ではなかった。魔物とかじゃなく人に生まれ変わりたい。そんな希望を出したのだが実はこの世界、人とつく種族が多くいたのだ。
神様が聞いた希望は単に”人”
人であれば何でもいいと解釈されてしまい転生したのだが転生したのは人は人でも竜人だった!
ただまあ他には大体希望通りだし、可愛い幼馴染もいる。
異世界も救い終わっている。
不満なことはないんじゃないか?
じゃあのんびりと生きようか、冒険でもしながら
竜人族のリュードが行く、ドキドキハラハラの大冒険?が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 21:20:57
1301499文字
会話率:23%
◆ふと目が覚めると、異世界に転生していた久保たもつ(34歳)。転生先は「結界LV1」のスキルを持った6歳の子供。しかも身分は「奴隷」。最悪で苛酷にしか見えない状況から脱出し、次から次に降りかかってくる厄介ごとに翻弄されながら、前世からの夢で
あった「平穏な暮らし」と「美女に囲まれたモテモテライフ」を叶えるため、彼は今日も全力で奮闘するのであった。
●一部バッドエンドがありますが、最終的にはハッピーエンドになるよう、物語を構成していきます。
●作者のリアルの仕事の都合で、週二回の更新(火・金)ペースで頑張ります。
★【コミック三巻発売!】
2020年10月24日にコミック版『結界師への転生③』が幻冬舎バーズコミックス様より発売されました。とらのあな様と電子書籍では購入特典として、オリジナルポストカードが配布されます(無くなり次第終了)。美しいクール皇女と、かわいい泣き虫王女が登場して、見どころ満載の内容に仕上がっています。巻末にはオリジナルSS「美味しいパンを出すお店」も同時収録されています。
★【コミック一~二巻発売中!】
『結界師への転生』の世界が、装一様の絵で見事に表現されています。重版もされまして、感謝の言葉もございません。巻末には書下ろしのSSが収録されています。
★【絶賛コミカライズ中!】
2018年10月12日より幻冬舎のコミックブースト様(https://comic-boost.com/series?category=14)にてコミカライズされました。作画担当の装一さまにより、拙作の世界観がわかりやすく、美しく表現されています。
★【書籍版、発売中!】
双葉社、モンスター文庫様より一巻~五巻が絶賛発売中です。小説版でしか読めないエピソードが多く収録して、大幅に内容が充実しています。WEB版での誤字・脱字、辻褄が合わない点につきましては、こちらで修正しております。
★ブックマークが30,000を突破しました。ありがとうございます! ただし、WEB版はあくまで「下書き」。是非、書籍版を読みなされ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 09:00:00
3397291文字
会話率:57%
辛い人生を終えたはずなのだが、僕はどういう訳かその辛い人生の思い出は忘れ、辛い人生の中で手に入れた知識だけを持って、新しい人生を歩むことになったらしい。
そんな僕が思い出したのは、今度の人生では自分の好きなことをやって生きて行きたいと願った
ことだ。
僕が前世で興味を持ったこと、やってみたいと思った一番のことは、城作りだ。
城を作るような偉い人になりたいんじゃない。 自分の手で城を作ってみたいのだ。
しかし、この世界には築城士という職業は無いそうだ。
そんなことがどんな意味を持つか、僕は全く理解出来ずに、新しい人生を歩み始めたみたいだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 09:00:00
951613文字
会話率:23%
「舞姫が舞えば瘴気は晴れ、生命は歓喜する」
この世界の安寧は三つの神器が瘴気を祓って成り立っている。その強大な力故に妖魔に狙われる神器。神器を守る『鬼』『天狐』『天狗』の妖力を持った三人は守り人と呼ばれ、神器を護る役割を担った。しかし、彼
らに瘴気によって穢れた神器を浄化する力はない。そこで神器を浄化する権能を持った者、『舞姫』が生まれ、守り人と共に神器を管理する事になったのだ──
その容姿から呪われていると虐げられてきた白雪は人を害する妖魔の贄として村を追放される。そんな状況に死を覚悟していた白雪であったが、守り人の一人である青年、天音に救われる。
白雪の身に宿る舞姫の力に気がついた天音は彼女にある提案をする──。
これは世界の安寧を担う守り人の末裔達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 08:35:28
18602文字
会話率:36%
異能の力を持ちし《能力者》が当たり前のように共存する世界。
その世界には《覇王》という二つ名を与えられ、能力者の中でも異質な才能を持った少年・姫神ヒロムがいた。
類稀な才能を持ちし少年は仲間と共に今を生きている。そんな彼の日常を壊すように
悪意に染まりし能力者が動き出す。
少年は今、自らの日常を守るため、大切な人、守りたいもののために戦う道を歩む。
険しき道を仲間と進む少年の中に芽生えし力、得体の知れないその力は何なのか?
それは未来に続く希望なのか?
それは絶望に誘う末路なのか?
その正体も、辿り着く先すら誰も知らない。
だから少年は仲間と進む。
明日に続く道を知るため、己の中の意味を知るため。
さぁ、物語を紡ごう!!
「オマエの中にある魂を燃やしてオレたちについてこい」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 08:06:20
3004009文字
会話率:64%
非現実要素多めな現実から巻き起こるコメディに、奇妙な青春要素を入れた学園青春コメディ。
あらすじ
春――東城(とうじょう)高校二年生の男子生徒、退屈なことが苦手で刺激的なことが好きな遠山凪(とおやま・なぎ)は、春の嵐の日に教室で桜の嵐(
桜の嵐とは、春の嵐の暴風の中、大量の散った桜の花を窓が開いた教室でばらまくことで発生する嵐のこと、別名ピンクストーム)を起こしたクラスメートの変人少女、北埜奏(きたの・かなで)に興味を持ったことで、それまでの退屈な日常は終わりを告げる。
凪はクセのある仲間たちとともに、刺激的で非日常な青春生活を送ることとなる。
やがて凪は奏の一族の秘密を知ることになるのだが、その際に知りたくもなかった奏自身の秘密も知ることになる。
「〇〇を〇〇すると、〇〇ではなくなってしまう……それがわたしの秘密なのだよ、遠山くん」
奏の秘密を知った凪は、奏の許嫁の裕貴と笑えるような対立し、さらには奏の一族とも笑えるような戦争になり、挙句の果てには通っている東城高校も巻き込む笑えるような衝突を引き起こす。
裕貴との対立や奏の一族との戦争や東城高校との衝突、それはこの凪の言葉から始まるのだった。
「北埜(奏)さんの許嫁が裕貴さんだとか、一族の秘密だとか、高校側の説得だとか、そんなのどうでもいい。
誰がなんて言おうと、18歳になったら、ぼくは北埜さんと結婚しますから。
……そうです、ぼくらは高校生で夫婦になるんです」
現在、物語執筆中。
登場人物
退屈なことが苦手で刺激的なことが好きな穏やかな男子生徒、遠山凪(とおやま・なぎ)。
クリッとした目のキザったらしい変人女子生徒、北埜奏(きたの・かなで)。
ベレー帽を被ったギョロ目の変態男子生徒、黒原彰人(くろはら・あきと)。
彰人に復讐を誓った小柄の生意気な女子生徒、島崎桜(しまさき・さくら)。
今年三十路で婚活がうまくいかない毒舌美人女教師、竹原美麗(たけはら・みれい)。
切れ長の目をした物腰が柔らかな小顔の暴走女子生徒、青柳琉歌(あおやなぎ・りゅうか)。
奏の専属運転手兼許嫁兼クラスメートのハンサムで嫌われ者な30代男性、喜多裕貴(きた・ゆうき)。
不確かで怪しげな情報を仕入れて提供する口が悪い情報屋の女子生徒、馬場叶夢(ばば・かなめ)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 07:40:03
64365文字
会話率:48%
救国の英雄ブライズ、あるいは剣聖ブライズ。
戦時中、独自の剣術で弟子を率いて国を救ったブライズは、剣聖としての記憶を持ったまま、国王キルプスの末子として転生する。
そんな彼も十歳になり、自由と剣術を求めて騎士学校の高等部へと飛び級で入学し
た……まではよかったのだが、なんとそこでは、大人の女性へと成長したかつての弟子リリ・イトゥカが教官を勤めていたのだった。
見た目は子供、中身は無敵のおっさんが、剣術と学園生活の両方を思いっきり満喫するぅ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 07:30:00
920374文字
会話率:40%
無敵の肉弾エルフ、爆誕!
会社からの帰宅途中、筋力が足りないばかりに線路から女子高生を引き上げられなかった誠一郎は、無惨にも電車に轢かれて死んでしまう。
筋トレをしておけばよかった、という強き後悔の念を抱きながら。
命が燃え尽き
ようとするまさにその刹那、彼は筋肉神を名乗る男の声を聴いた。
“貴様が真に筋肉を探求せし者であるならば、その身朽ち果つるまで鍛え続けるがいい。遙かなる筋肉の頂に、おまえの深指屈筋腱(手)が届くその日まで――……”
しかし誠一郎が転生したその姿は、意外にも筋肉とは縁遠い、魔法を武器として生きる優美で優雅な細身の種族ハイエルフだった。
だが、彼は気づく。筋肉神が言葉に秘めた、恐るべき真の意図に。
「この永遠にも等しきエルフの寿命すべてを、筋トレだけに費やしたなら……?」
そして二百年後。
誠一郎は見違えるほどの性能を持った肉体を手にし、同じくエルフへの転生を果たしていた女子高生メイラを伴って、二人で筋肉の頂を目指す長き旅に出るのだった。
これはエルフの貧弱なる種族特性という壁をぶち破るため、筋肉だけをひたすら鍛え続けた真性脳筋たちの、熱き勝利の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 18:00:00
274108文字
会話率:39%
時空暦722年、惑星リーザーではメガリア王国を筆頭とする大陸連合軍、それに相対するテラノス帝国を筆頭とする浮遊大陸軍が10年近くに渡って戦争を行っていた。しかしそんな中、この次元とは全く違う世界に住む高校生のクロガネ・リュウタは、ある日突
然そのリーザーに飛ばされてしまう。ひょんなことから出会った意思を持ったMH・イカロスナイトと遭遇。
彼はリュウタを元の世界に帰すための方法を探すため、共に戦いつつ旅に出る事となった。
一人と一機の果てしない旅が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 06:24:45
107919文字
会話率:52%
引きこもりのバトルゲームのネット民のアリスが、前世の記憶を持ったまま異世界転生して、大聖精霊王から絶大な魔力と聖なる加護を与えられて、ある国の王女様に生まれ変わり、国を守り、冒険者として活躍して、仲間たちと一緒に、新しく誕生した悪い魔王を倒
すまでのお話しです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 05:00:00
527548文字
会話率:50%
「大人になったら、三人で一緒に冒険者になろうね!」
幼馴染2人とそんな約束をした俺、シェイド。
大好きな幼馴染の2人。
綺麗な水色の髪と、無口でポーカーフェイスだが表に出ない優しさを秘めたルナ。
情熱的な赤髪と、天真爛漫で元気
な性格で他人を慮る気持ちを持ったマリア。
そんな2人と交わした約束も、今では……。
「ね〜! シェイド、一緒に王宮騎士になろうよ〜! ボクと一緒なら、絶対良い所まで行けるよ? ね?」
「ダメ、シェイドは私と一緒に王宮魔術師になるの。シェイドが魔法の才能の方があるの、知ってるから」
俺と違ってエリートになった幼馴染二人から過大評価され、勧誘を受ける日々……。
そんな毎日から脱するべく、二人に内緒で王都に向かい冒険者ギルドに所属する冒険者に!
ブロンズ級からのスタートだが、頑張るぞ!
と、意気込んでいたその時……新聞に幼馴染二人の記事が……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 03:44:08
46088文字
会話率:42%
とある男が強く望んで誕生した地球に似た新世界。そこに生きる住人達はファンタジー世界そのものな人々。
経緯不明ながらその世界に前世の記憶を持ったまま転生した男は謎の存在でありながら何故か一部の人々から崇敬を受ける救世の御子という認定をされ少々
窮屈な立場となってしまった。
前世の記憶保持者であることを彼は隠したが、乳幼児でありながら言葉を話し、あっという間に魔法を覚えたことでまわりの大人たちは彼を神童と褒めたたえつつ護衛兼魔法の師匠として美しいダークエルフを侍らせた。彼女の持つ特殊性は彼のその後の彼の人生を試練多き波乱の旅路へと導くこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 00:00:00
521429文字
会話率:29%
妖精たちが飛び交う世界。
ここでは皆、運命石と呼ばれる石を持って生まれてくる。
この運命石は、名のとおり自分の運命の相手へと繋がっているのだという。
皆いずれ旅立つ。
対になる運命石を持つ、運命の相手を捜して。
―――しかし、そんなロ
マンチックな伝承に夢を見れない者がここに一人。
自分は生まれながらの欠陥品。
だからどうせ、運命の相手なんて……
生まれ持った体質ゆえに、周囲との価値観の差に壁を感じずにいられないシュルク。
そんな彼に、とある夜の出会いが波乱を巻き起こす。
「恨むなら、ルルーシェを恨みなさい。」
唐突に振り上げられる刃は、退屈でも平和だった日常を打ち砕く。
運命石を中心に繰り広げられる、妖精世界の冒険譚!!
運命の出会いを、あなたは信じますか…?
※第4幕更新に伴い、公開済みの話を一つの作品ページにまとめました。
※カクヨム・アルファポリスでも公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 00:00:00
492706文字
会話率:33%
世界中が戦争に明け暮れた時代。
各国の特殊部隊から恐れられ
『最強の女傭兵』と呼ばれた女性が居た。
数々の伝説を残した彼女だったが
身体を酷使し過ぎたせいで、早々に寿命を迎え永遠の眠りにつく。
だが彼女は、再び目を覚ますことになる。
そう
、彼女は記憶を持ったまま転生してしまった。
明らかに進んだ近未来の世界に戸惑いながらも成長する彼女。
平和な世界では、傭兵であった彼女の知識や技術など不要。
一体何のために生まれ変わったのか?と疑問を持つ彼女。
そんな時、彼女は1つの近未来スポーツに出会う。
-LEGEND-
全世界が熱狂するVRゲームであり
10VS10で行われる疑似戦争。
このゲームに出会ったことにより、彼女の第二の人生は
劇的な変化を遂げることになる。
**本作品は小説投稿サイト『ハーメルン』でも連載中**折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 00:00:00
707511文字
会話率:18%
※第1章 鬼ごっこ編 完結
※第2章 学生大戦編 完結
奇怪な能力を持つ同級生たち。
僕はそんな彼らの力を“特質”と呼んでいる。
僕らの母校である吉波高校には何故かそういう生徒が一定数、存在していた。
そんな異質な能力を持つ学生た
ちが送る非日常な物語。
そして………
今、僕らは神の力を手に入れて暴走している友人を止めなければならない羽目に…。
「一体、どうやって止めるのよ…」
神という壮大で漠然とした力を持った敵に焦る彼女。それに対して僕は冷静だ。
『こっちには特質と言う異能力を持った仲間がたくさんいる』
「た、例えば…?」
僕は両手の指を折りながら、仲間の能力を軽く紹介していく。
『オナラで空を飛び、臭いで敵を気絶させる者。よだれを自在に生成し操ることができる者。巨大なブロッコリーを量産し、場を制す者………他にもたくさんいる』
「……………」
強大で奇天烈な能力のオンパレードに彼女は目を細める。
『疑う気持ちはわかるが、どれも本当だ。これから、みんなを集めよう』
僕の言葉を聞いて彼女は大きく首を横に振った。
「いや、疑ってるんじゃなくて…! 無理よ…。ブロッコリーが神に勝てるわけないわ…」
______________________
中学校のとき、友達が身内がそのまま登場する学園物ファンタジーみたいな話を休み時間とかにしていて、身内同士ではかなり面白かったので内容を覚えてるうちにここに書いていこうと思います。
学園物で変な能力バトル系(まともな能力もある)でギャグもありみたいな内容です。
身内が登場すると言いましたが、ここでは本名ではなく、架空の名前を使います。
2020/9/12折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 23:29:13
1178957文字
会話率:22%
とある田舎の女子高生、鬼塚里緒(おにづかりお)は、地球人ではなかった。彼女は地球から約10億光年も離れた場所から来ており、地球人とは99.999…%の共通遺伝子を持った生物だった。彼女のいた星も、「世界」も、何もかもが瓜二つだった。ほんの
少し、“何かが違う”だけで。
彼女は、地球という星で自分と瓜二つの人間がいることを知る。そしてその世界では、かつて友達だったある男子生徒が変わらずに生きていた。
そう、その男子生徒は彼女がいた世界では死んでおり、原因不明の病に侵されていたのだ。「解離性統合失調症」という、未知の病に。
なぜ、瓜二つの星が存在するのか。
なぜ、鬼塚里緒は地球にやってきたのか。
深まる謎の中、彼女は友達であった綾瀬恵(あやせめぐみ)に近づく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 23:10:46
911文字
会話率:0%
趣味もなく世の中の出来事に無関心な高校生、川畑界斗(かわばた かいと)はその日地球人類の文明を滅亡に追いやる災厄、謎の大怪獣の出現を目撃する。
怪獣出現から2日後、身を寄せていた避難所にも怪物が現れ、誰もがパニックとなり逃げ惑う中、川
畑界斗の前にアタッシュケースを持った神を自称する老人が現れる。
老人は告げる。あの怪獣の名はジムクベルトであり、その正体は神ですら殺せない高次元の存在たる超上位種であると。
ジムクベルトを倒すことはできないが追い出すことはできると……
そして神を自称する老人は川畑界斗にアビリティーユニットGX-A03と呼ばれるマルチウエポン。地球から異世界へと旅立っていった転生者、転移者、召喚者から能力を奪うツールを手渡す。
ジムクベルトが地球に出現したのは地球から数多の異世界へと多くの者が転生者、転移者、召喚者として渡ったために次元に亀裂が生じたのが原因らしい。
だから、次元の亀裂を生み出している元凶である転生者・転移者・召喚者から能力を奪い、殺す事で次元の亀裂が修復しジムクベルトを地球から追い出すことができるのだと言う。
地球を救うために彼らを殺さないといけないやり方に川畑界斗は嫌悪感を示すがアビリティーユニットを手に取り、転生者・転移者・召喚者らから能力を奪い殺してまわる旅をすることを承諾する。
そんな川畑界斗を神を自称する老人は異世界転生とも転移とも召喚とも違う「地球救済」という目的、使命を持って数多の異世界を巡る「異世界渡航者」と呼んだ。
しかし川畑界斗は聞き逃さなかった。
なぜ使命感や正義感に満ちあふれた者でなく、そんな物は持ち合わせていない無趣味で世間に無関心な自分なのか?と問うた時の返答。その後に小さく言った言葉。
「そのほうが駒として扱いやすい」という言葉を……
だから誓った。神を自称するこの老人は信用しきれない、信用しきってはいけない。都合のいい駒になどなってたまるか!と
こうして神を自称する存在に不審を抱きながらも川畑界斗は異世界へと旅立つ。
これはそんな数多の異世界を巡る異世界渡航者、川畑界斗の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 22:56:43
2242997文字
会話率:32%
2024年10月。辰年も終わりが近い頃。
ファンタジーの類は全て空想上のものと認識されている表社会。だがその裏側には異能エネルギー、異源素(ゼレメンタル)を体に宿した異人(ゼノ)と呼ばれる異能者たち。表向きは彼らも普通の人間として扱われるも
、表社会から遠回しに異能ごとありのままの存在を否定され、犯罪や抗争も辞さない裏社会を中心に君臨していた。
主人公、初月諒花(はつづき りょうか)は人狼(ヴェアヴォルフ)のチカラを宿した異人(ゼノ)であり、その中でも強力な稀異人(ラルム・ゼノ)と呼ばれるチカラを持った長い黒髪を持つ中学二年生の少女。空手の選手になりたかったが異能者であるがためにメディカルチェック制度で不合格にされ入部を取り消しにされた。
小四の時に転校してきた幼馴染であり親友の異人(ゼノ)の黒條零(こくじょう れい)とともにこれまで裏社会より襲い来る敵たちと戦い続け、それらを操る諸悪の根源であり、裏社会の帝王レーツァンの撃破に成功する。
しかしその先で突き付けられた事実は、零がレーツァンをも動かす更なる黒幕から送り込まれた手下であったことだった。確認すべく諒花は零のもとを訪れるが、問い詰めると彼女は自らを小四の時から諒花の監視役として送り込まれていたことを明かし、姿を消してしまう。
そんな中、総帥レーツァンを失った犯罪組織ダークメアの二次団体ワイルドコブラが諒花を狙って攻撃開始。かくして人狼少女の戦いが再び始まった──。
※この作品はノベプラでも掲載しております。
※本作は「 人狼少女は表社会では最強になれなかったので裏社会で無双する!!(http://ncode.syosetu.com/n5249ge/) 」の続編にあたりますが、前作を読んだことがなくても楽しめるように前作のことも語られながら執筆しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 22:10:22
154605文字
会話率:43%
2024年10月。
何気ない表社会の裏にある、裏社会では異人(ゼノ)と呼ばれる異能者が蔓延り、抗争も辞さない社会を築いている世界。
主人公、初月諒花(はつづき りょうか)は生まれつき人狼(ヴェアヴォルフ)のチカラを持った異人(ゼノ)。
男
勝りで容姿端麗、人狼の拳と体術で敵を蹴散らす、黒い長髪に長身の少女。
小4からの親友である異人(ゼノ)の黒條零(こくじょう れい)とともに、時には喧嘩することはあっても互いに支え合い裏社会の強者たちと戦い続ける。
諒花には自身が異人(ゼノ)である自覚がありながらも幼少の頃から夢があった。
空手の選手になってオリンピックで金メダルをとりたい。中学進学時に空手部への入部を希望した。
ところが、誰もが問題なく終えるはずのメディカルチェックで不合格となり、入部取り消しとなってしまった。その判定は公にも明らかになっていないもの。更にその中でも特に強いチカラを持つ稀異人(ラルム・ゼノ)である事実を知る。
夢を打ち砕かれ、初めて自分の素性と表社会の隠れたルールを知って悲しむ諒花。
だが零の言葉から「異人(ゼノ)の蔓延る裏社会を知れば、やがて真実と同時に生き方の答えが見つかるかもしれない」と考え、人知れぬ戦いの世界へと身を投じていく。
彼女のもとに現れた異人(ゼノ)たちはどれも裏社会を彩る曲者ばかり。
現代の切り裂きジャック、透明な武器を作り出す死神、災厄を招く裏社会の帝王と呼ばれし怪人、鋼鉄鎧に身を包んだ謎の女騎士、更には青山の裏社会を支配する女王と愉快な仲間たちまでが稀異人(ラルム・ゼノ)である諒花に襲いかかる。
一方で零には誰にも言えない、ここまで隠し通して5年になろうとしている、ある秘密を抱えていた。
『初月諒花を監視しろ。任務を果たせば最終的にお前の望みを叶えよう』
諒花を時に励まし手助けし、そしてその傍らに両剣を携え、彼女を守るために零はその任務につく。
罪悪感や友情による後ろめたさに締め付けられながら。
表社会と、親友の裏に隠された二つの秘密、諒花はやがてそれに気づくことになる。
戦いの果てに待っている二人の運命やいかに。
互いの思惑と秘密が交錯し相反するエブリデイ・マジック!
※残酷な描写あり、ガールズラブありの設定は保険です。
この作品はノベルアッププラスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 20:54:54
376821文字
会話率:43%
――あなたは知っているだろうか。
寒い冬の季節をパジャマ姿で、持ち物はクレジットカードのみで黒服の集団から逃げ回る、いい年した二十七歳男の軌跡を。
裸足で裏を赤くしながらも汗を掻き、必死に住宅街を走るそんな滑稽で、だらしない男の名は
――金田鉄生(かねだ てつお)。
突如、何気ない平和な日常を粉砕され、銃を持った謎の少女をはじめとした殺し屋に命を狙われる立場となった鉄生。
だが、それには予測不可能なある陰謀が隠されていた……!
効率を追求し、時に自分勝手な男が巻き起こす、サバイバルの行く末はいかに……!
※この小説はカクヨム、マグネット!、アルファポリスにも掲載しています。
毎日、原則、朝と夕方に一回ずつ更新。(複数話載せる場合あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-02 19:04:08
74676文字
会話率:28%
天際ヶ丘学園に通う花巻向日葵は、類まれなる才能を持ったギフテッド。格闘技が得意で、勉強が苦手。更に、性格もまだまだ幼い彼女は、幼馴染の水鳥川功などと共に、愉快なギフテッド生活を送っていた。しかし、とある日、向日葵たちはある事件へと巻き込まれ
る。向日葵たちの成長と絆を描いた、壮大な物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 22:06:59
69271文字
会話率:52%
こんな作品にあらすじ書いてもアレなんで、この作品を書くキッカケとなったある出来事について書いておきます。
とりあえす外で昼食を取ったときの話なんですけどね。
流行りのパスタ屋だったんです。
入ったら相席だったんです。
デ…いや健康的な体格
のレディと相席でした。
んで、隣のテーブルではサラリーマンが二人、食事中だったんですが。
急いでいるのか、二人でズルズルと派手にパスタをすすって食べてたワケです。
まあ、マナーが悪いというか。
パスタはすすっちゃアレですね。イタリア人が怒るんで。
まあ日本人ですから、すすりたい気持ちもよく分かる。
仕方ないなぁと苦笑して見てたらですね。
相席の豊満なレディが、親の仇を見るような目で二人を睨んでましてね。
チッチッっと、凄い舌打ちしているワケですよ。
うわー怖い。
マナーとかウルサイひとなのかなぁ、食べるとき気を付けないと。
とか思ってたらですね、レディのパスタが来まして。
ボンゴレでした。
優雅な仕草でフォークとスプーンを持ったレディ。
上品でしたね。
勉強になるなぁと、眺めてましたらね。
豪快にすすりやがったんですよ。
サラリーマンsに互角あるいはそれ以上に。
この時受けた衝撃は、オリオン座の近くで爆発した宇宙船よりもタンホイザーゲートの闇に光るCビームよりも凄かったワケで。
この衝撃が、雨の中の涙のように消え去らないように。
この作品を書こうと決意したワケです。
ええ、大嘘ですが何か?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 21:25:00
38040文字
会話率:39%
西暦2321年
人類の文明が衰退した世界において、栄華を誇る国、〝アルカディア〟。
そこに生まれた少年、「ヤコブ」は、人類が待ち望んだ最後の希望―――〝預言者〟だった。
ある日、ヤコブは生まれながらに持った力、予知夢により、世界に
危機が訪れていることを知る。
世界を救うため、今、『奇跡』の少年の物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 21:14:04
315267文字
会話率:49%