yahooブログ「おもいで文庫」との重複投稿です。脳梗塞を患った義父と介護する義母と鬼嫁のささやかな日常を紹介していきます。
今回は介護保険料にまつわるエピソードです。
最終更新:2016-05-16 10:33:40
521文字
会話率:34%
「満開の桜を見に行こう」
その言葉を最後に、信彦は祐一の前から姿を消した。あれから二年、突然祐一の前に現れた美しい女が、信彦の名を口にする。彼女に誘われて飛び込んだその場所には、手すりのない螺旋階段がどこまでも続いていた。それと同じ頃、冬
馬は睡眠薬の助けを借りて眠りについていた。どこまでも続く螺旋階段の夢にうなされながら。
祐一、信彦、冬馬。それぞれの世界は、複雑に絡み合っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-14 17:56:18
62240文字
会話率:50%
誰も見ない落書き、誰もいない落下点。
最終更新:2015-12-09 21:09:15
1727文字
会話率:2%
脳梗塞に倒れ歩行の自由を失った白池武雄は、家族と共に足腰守護で信仰を集める京都の護王神社を訪れた。車椅子に座り神前に着いた時、武雄は突然車椅子の手すりを握りしめ、戸惑う家族をよそに体を震わせた。
※自サイト『京都にての物語』からの転載とな
ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-26 23:00:00
3136文字
会話率:26%
毎朝、同じバスに乗る。朝は混んでいて、いつも座れない。
いつも同じ手すりにつかまり、携帯をいじっていた。
初めてのバス通学は、周りに居る人がみんなすごく大人に見えた。
一番後ろの、乗車口側の席にいつも座っているあの人も
決して例外ではな
かったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-09 07:02:08
2235文字
会話率:27%
雨の中、疲れた足がコンクリートの階段で滑り、慌てて手すりにしがみ付く。辛(から)くも落下は逃れたが、もう、彼は走れなかった。何故、こんな事に。彼は雨の味がする冷たい唇を噛み締める。
――というあらすじは詐欺。「5つのお題ったー」からパッ
と思い浮かんだ一発ネタギャグ。エセシリアスなエセサスペンス風味。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-28 23:40:42
400文字
会話率:40%
あらすじって言われてもねぇ‥簡単に言えば自伝的な感じ。
下手すりゃみんな読まないでもいいのよ。墓場まで持ってくべき話もあるけど自分の中に置いておくのがなんだか窮屈だからね吐き出しているようなものよ。そう知り合いには気づかれたらやばい事だって
あるんだから。
おもしろくもないのよ。ただありのままにねあたしの人生を一部紹介してるだけ。もちろんこの口調で。そんなあたしは今は愛する家族と平穏に暮らしてるわ。ここに至るまでも回りくどい文章で赤裸々に綴りたいだけよ。(オネエじゃねぇ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-01 06:14:59
1069文字
会話率:0%
「まさに僥倖と言うべきかな」
隣からいきなり声をかけられ、私はビクッとして手すりから手を離した。
「こんな夜更けに美人とビルの屋上で二人きり、神のお導きとしか思えないね」
「はい?」
私の隣にはにやけた顔の男がいた。
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最終更新:2010-02-21 21:04:03
1795文字
会話率:44%
階段の手すり、蛇口、ドアの把手。指紋があって汚かったり、落ち着いたりという話。空想科学祭2009参加作品です。
最終更新:2009-09-06 22:04:44
3401文字
会話率:3%