ほどけた靴紐を結んだ時、見えた景色は曇り空だった。
高校生の凪は、部活にも勉強にも中途半端で、友人も数少ない。いつも悲しい結末の本を読みながら、世の中なんて矛盾だらけだと言い聞かせるように暮らしていた。
数年前から父は愛人を作り家に
は帰ってこなくなり、幸せな家庭への嫉妬が募っていった。
大学生になった凪は、同じように家族が欠けた澤村と知り合う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 08:01:15
56901文字
会話率:57%
悲しいお話です。
ヒロインが幸せになったかどうかは
読者様にお任せしたいと思います。
リューネブルガーハイデの公式サイト
https://www.lueneburger-heide.de/
https://youtu.be/XUC
7p__67jk?si=F_oIXDzvYgyg9HZj
この作品を作る時にずっと聞いているカバー曲です。
みなさん歌上手いな、声がいいなーと思います。
英語の部分もですが、なによりフランス語の部分が好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=t99kN9nlDFM
原曲 水平線/back number折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 18:04:44
12288文字
会話率:35%
安房国白浜に生を受けた絶世の美少女玉梓。
幼馴染の藤次郎との縁談が整いつつある日。
領主神余光弘の家臣、金碗八郎の目に留まる。
その美貌に心を奪われた八郎は我が物にする為、
極悪非道の奸計を巡らせる。
無垢な乙女が怨霊に成り果てる顛末。
哀れで悲しい女人の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 20:11:36
17054文字
会話率:34%
「俺なんて剣を振るしか能がないから、ひとりで迷宮に突っ込んだりしたら、二度と出てこられないかもしれないぞ。はは」
Sランクパーティに所属する主力剣士・ジルは最高難度迷宮の攻略中、すったもんだあった末にたったひとりで置き去りにされてし
まう。
ただでさえ致命的な方向音痴のジル。そのうえ普段かけていた眼鏡がメッタメタのズッタズタに破壊され、もはや自力で地上に戻れる見込みは爪の先ほどもない。どう考えてもその場で救助を待つほか活路はない。
「ふっ……。口ほどにもないな、最高難度迷宮……!」
しかし方向音痴に特有の根拠のないトンチキ自信と卓越した剣の腕を武器にジルは進む。ずんずん進む。書物に残された歴史上、まだ誰も踏み入ったことがないはずの領域をガンガン進む。途轍もない力を持つ魔獣が出てきてもよく見えないままズバズバ斬って捨てる。
やがて現れる似たような方向音痴ども。
徐々に姿を現し始める迷宮の本当の姿。
やがて訪れる「もしかして俺って何ヶ月もかけて出口から遠ざかってないか?」という悲しい気付き……。
一方地上では、彼を捨てて行った冒険者パーティにも不穏な空気が立ち込めて……?
そんな感じの準最強主人公系ファンタジー。
*完結済
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 18:02:47
597681文字
会話率:40%
悲しいなんて、言わないでいてね
最終更新:2015-11-03 20:07:42
5800文字
会話率:25%
31歳OL、吉田 汐里(よしだ しおり)は貧困に苦しんでいた。あるゲームアプリの推しに自身の限界を超えて貢いでしまっていたのだ。しかもそのゲームアプリはサ終を迎え、生き甲斐は消え去り、残ったのは悲しいかな、スズメの涙の給料では返すのが厳しい
額のカードローンのみ……。
ある日やることもなくなんともなしにSNSを見ていると、「【高収入】悪役令嬢募集!副業で収入大幅アップ」という広告を目にする。怪しいと思いつつ広告をタップすると謎の天使に導かれ、乙女ゲーム『きらカレ』の世界で悪役令嬢『レティシア』を演じ、5人のキャラクターをそれぞれ攻略するという副業を紹介される。
汐里は悪役令嬢を無事演じ切り、カードローンを返せるのか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 22:05:21
194925文字
会話率:48%
悲しい過去を持ち、じぶんを押し殺し身代わりとして生きるあやかし少女
×
悲しい運命を背負って生まれた心優しい青年
舞台は大正。
本音という名の〝声〟を失ったふたりの、嘘から始まる優しいロマンス。
【あらすじ】
ときは大正。
華族・千家家のひとり娘である千家灯織は、許嫁である本堂紅月のもとへ一ヶ月間の花嫁修業へ出ることが決まるが、灯織はとある理由から修業を拒む。
しかし、なんとしても本堂家と縁戚関係を結びたい家族に、灯織は無理やり家を出されてしまう。
灯織が花嫁修業に出ることを拒んでいた理由は、とある嘘をついていたためだった。
灯織は、嘘を悟られないよう怯えながら紅月と暮らすが、紅月の優しさに少しづつ惹かれていく。
しかし、花嫁修業最終日前日に紅月から告げられたのは、予想外の〝婚約破棄〟だった――!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 12:10:00
30355文字
会話率:38%
火花は天真爛漫な魔女の女の子。
幼なじみでしっかり者のノアや、臆病だけど心優しい親友のドロシー、高飛車なダリアンたちと魔法学校で立派な魔女を目指していた。
あるとき、授業の一環で魔女にとって魔法を使うための大切な燃料『星の原石』を探し
に行くことに。
火花とドロシーが選んだのは、海の中にある星の原石。
早速マーメイドになって海の中を探検しながら星の原石を探していると、火花は不思議な声を聴く。
美しくも悲しい歌声に、火花は吸い寄せられるように沈没船へ向かう。
かくして声の主は、海の王国アトランティカのマーメイドプリンセス・シュナであった。
しかし、シュナの声をドロシーは聴くことができず、火花だけにしか届かないことが発覚。
わけを聞くと、シュナは幼い頃、海の魔女・グラアナに声を奪われてしまったのだという。
それを聞いた火花は、グラアナからシュナの声を取り戻そうとする。
海の中を探して、ようやくグラアナと対峙する火花。
しかし話を聞くと、グラアナにも悲しい過去があって……。
果たして、火花はシュナの声を取り戻すことができるのか!?
家族、学校、友達、恋!
どんな問題も、みんなで力を合わせて乗り越えてみせます!
魔女っ子火花の奇想天外な冒険譚、ここに誕生!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 12:10:00
98082文字
会話率:49%
「僕」と「彼」の物語。
互いの愛を確認したものの、現実では悲しい結末に。
そして彼らは異世界でもう一度互いを探す。ネックレスが鍵となる舞台で、自分の相手を探す彼らの運命がここに。
最終更新:2025-03-08 23:37:25
3851文字
会話率:31%
惹かれあってはいけない2人が出会い、悲しい恋をする。
2人は歴史や血統によって組み立てられてしまった自分の運命から逃げてくる。全てを失ってでも大切なものがあると、運命を捻じ曲げるために行動した結末とは。
最終更新:2025-03-06 23:35:50
8845文字
会話率:45%
とある高校の男子トイレには、誰にも見えない、相手にしてもらえない、悲しいトイレの花子さんがいた。
彼女の口癖は「私! トイレの花子さんなのよ!」だった。
しかし、ある日、そんなトイレの花子さんに話しかける高校一年生の男子、阿部桜(
あべさくら)と出会った。
可哀想なトイレの花子さんと男子高校生の日常。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 17:20:00
5760文字
会話率:57%
先天性人狼症候群。願わくばこの病に罹った子の生まれぬ事を望みます。
だってそうでしょう? 神様が創ったにしては畜生が混じっているし、科学的に解明するには謎の多すぎる。
これは自殺から始まる寂しい男と悲しい娘の不思議で一途な恋路の物語
。
忘憂を飲みながら参りましょう。だってそうじゃない? この物語は、酔い酔いじゃないと寂しくて仕方ないもの。
では参りましょう。人と畜生の入り混じった悲しい娘。未来に二人の普通の死があることを願って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 22:28:59
5141文字
会話率:47%
悲しいことに、なろうの海は広い。なにせ今の時点で67万件以上の作品がアップされている。そんな広大な海の中で、僕のような、一般人の普通の人がお固いエッセイを書いても読んではもらえないだろうから、サクッと読める『ゆるーいエッセイ』を書いてみる
ことにした。
このエッセイは『斜に構えて世間を見ているだけ』の普通な僕が、ゆるーく思っていることを語るエッセイである。
伏線回収? 読み物としての面白さ? 知らない子ですねぇ。このエッセイはゆるーいのだ。
2020年11月 10万字&感想100件突破。ご感想どうもありがとうございますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 19:42:22
262409文字
会話率:2%
三十代後半にして職を転々としていた下村崇(しもむらたかし)。
低身長で小太り、顔も良いとは言えない。
持ち前の処世術で何とか仕事をしていたが、心が弱いため抱え込みすぎてしまい仕事を転々としていた。
今日も酷使した体で自家用車を運転しながら帰
っていた。
「どうしてこうなったんだろうかな…」
あの頃は良かった…などとは言えない人生を歩んできて何とか楽しかった記憶を思い起こしながら、呟いた。
堪えきれない悲しい感情が込み上げ、涙を流した。
「死にたいとは思わないけど…生きるのが辛い」
仕事は選ばなければたくさんある。
しかし、金が無い。家族はいない。希望も癒しも無い。
変わらない帰り道で、今日はいつものコンビニへ寄らずに帰ろうとしたときに対向車の眩しい光に目がくらむ。
「最近多いよな…ハイビームで運転する奴…」
強い衝撃と激しい揺れに少しだけ驚いた。
声も出せず…気持ち悪さだけが込み上げてくる。
(事故か…ドラレコ付けてないのに…)
そのまま意識が無くなり、下村崇はこの世を去った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 22:28:49
75944文字
会話率:35%
わたし、マリア・アラトルソワは、乙女ゲーム「ブルーメ」の中の悪役令嬢である。
十七歳の春。
前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。
乙女ゲームの悪役令嬢マリアは、すべての攻略対象のルートにおいて、ヒロインの恋路
を邪魔する役割として登場する。
わたしの活躍(?)によって、ヒロインと攻略対象は愛を深め合うのだ。
そんな陰の立役者(?)であるわたしは、どの攻略対象ルートでも悲しいほどあっけなく断罪されて、国外追放されたり修道院送りにされたりする。一番ひどいのはこの国の第一王子ルートで、刺客を使ってヒロインを殺そうとしたわたしを、第一王子が正当防衛とばかりに斬り殺すというものだ。
ピンチだわ。人生どころか前世の人生も含めた中での最大のピンチ‼
このままではまずいと、わたしはあまり賢くない頭をフル回転させて考えた。
まだゲームははじまっていない。ゲームのはじまりは来年の春だ。つまり一年あるが…はっきり言おう、去年の一年間で、もうすでにいろいろやらかしていた。このままでは悪役令嬢まっしぐらだ。
うぐぐぐぐ……。
この状況を打破するためには、どうすればいいのか。
一生懸命考えたわたしは、そこでピコンと名案ならぬ迷案を思いついた。
悪役令嬢は、当て馬である。
ヒロインの恋のライバルだ。
では、物理的にヒロインのライバルになり得ない立場になっておけば、わたしは晴れて当て馬的な役割からは解放され、悪役令嬢にはならないのではあるまいか!
そしておバカなわたしは、ここで一つ、大きな間違いを犯す。
「おほほほほほほ~」と高笑いをしながらわたしが向かった先は、お兄様の部屋。
お兄様は、実はわたしの従兄で、本当の兄ではない。
そこに目を付けたわたしは、何も考えずにこう宣った。
「お兄様、わたしと(契約)結婚してくださいませ‼」
このときわたしは、失念していたのだ。
そう、お兄様が、この上なく厄介で意地悪で、それでいて粘着質な男だったと言うことを‼
そして、わたしを嫌っていたはずの攻略対象たちの様子も、なにやら変わってきてーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 12:38:13
359808文字
会話率:25%
わたし、マリア・アラトルソワは、乙女ゲーム「ブルーメ」の中の悪役令嬢である。
十七歳の春。
前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。
乙女ゲームの悪役令嬢マリアは、すべての攻略対象のルートにおいて、ヒロインの恋路
を邪魔する役割として登場する。
わたしの活躍(?)によって、ヒロインと攻略対象は愛を深め合うのだ。
そんな陰の立役者(?)であるわたしは、どの攻略対象ルートでも悲しいほどあっけなく断罪されて、国外追放されたり修道院送りにされたりする。一番ひどいのはこの国の第一王子ルートで、刺客を使ってヒロインを殺そうとしたわたしを、第一王子が正当防衛とばかりに斬り殺すというものだ。
ピンチだわ。人生どころか前世の人生も含めた中での最大のピンチ‼
このままではまずいと、わたしはあまり賢くない頭をフル回転させて考えた。
まだゲームははじまっていない。ゲームのはじまりは来年の春だ。つまり一年あるが…はっきり言おう、去年の一年間で、もうすでにいろいろやらかしていた。このままでは悪役令嬢まっしぐらだ。
うぐぐぐぐ……。
この状況を打破するためには、どうすればいいのか。
一生懸命考えたわたしは、そこでピコンと名案ならぬ迷案を思いついた。
悪役令嬢は、当て馬である。
ヒロインの恋のライバルだ。
では、物理的にヒロインのライバルになり得ない立場になっておけば、わたしは晴れて当て馬的な役割からは解放され、悪役令嬢にはならないのではあるまいか!
そしておバカなわたしは、ここで一つ、大きな間違いを犯す。
「おほほほほほほ~」と高笑いをしながらわたしが向かった先は、お兄様の部屋。
お兄様は、実はわたしの従兄で、本当の兄ではない。
そこに目を付けたわたしは、何も考えずにこう宣った。
「お兄様、わたしと(契約)結婚してくださいませ‼」
このときわたしは、失念していたのだ。
そう、お兄様が、この上なく厄介で意地悪で、それでいて粘着質な男だったと言うことを‼
そして、わたしを嫌っていたはずの攻略対象たちの様子も、なにやら変わってきてーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 16:46:44
12621文字
会話率:24%
「アンリエッタ、ものは相談だが、どうだろう。正妃ではなくて、僕の愛妾にならないか?」。ある日、婚約者である王太子ジョルジュがとんでもないことを言い出した。訳がわからなくて理由を求めたアンリエッタに、ジョルジュはさらに耳を疑うようなことを宣う
。曰く、ジョルジュにはたくさんの恋人がいて、最近隣国のセフィア王女とも恋仲になった。そしてジョルジュは将来後宮を作って恋人たち全員をそこに住まわせ、公平に愛したいと言う。王妃にはセフィア王女を据えるから、アンリエッタは愛妾の一人として後宮に住み、後宮の管理をしてほしいと言うのだ。
「ああ。だってアンリエッタ、君は僕が大好きだろう? もちろん僕も君のことが大好きだよ。婚約破棄をして別れるなんて悲しいじゃないか。だけど君が愛妾として後宮に入ってくれたら、君はぼくとずっと一緒にいられるし、僕も助かる。さすがにセフィアに後宮の管理をしろとは言えないからね」
こんなセリフを平然と吐くジョルジュにアンリエッタは唖然となる。これ以上この能天気馬鹿王子につき合わされてはたまらない。アンリエッタは婚約破棄を決意し、ジョルジュとすっぱり別れる道を選ぶ。
ふう、やっとこれで落ち着く……そう思っていたアンリエッタのもとに、元王女である祖母からの命令文が。なんでも、現王の弟であるリシャールのもとを訪れて、彼を口説き落としてこいとのこと。口説き落とせという命令はともかくとして、リシャールの邸へ向かうアンリエッタ。ところがそこへ、後宮計画を諦めきれないジョルジュまでもがやってきて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 14:13:44
78481文字
会話率:33%
目覚めるとそこは知らない洞窟の中、そして私は醜悪な触手の魔物になっていた。
何が何やら分からないけど、悲しいかなお腹は減ってくる、ひとまず食べ物を探しに這いずり周るとしよう。
【主人公は触手の塊みたいなモンスターですがスケベぇな事は多分
起きないし健全な物語です、でもたまにグロシーンはあるかもしれないよ】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 07:00:00
135744文字
会話率:16%
何時も私に優しい彼が今日、部屋で首を吊って亡くなっていた。
最終更新:2025-03-05 03:00:00
1447文字
会話率:0%
偉大なダンスの先生が亡くなる! 悲しいことだけど、最後まで生きる事を
諦めず、生きたのだろう! 誰もが尊敬する偉大な先生!!!
キーワード:
最終更新:2023-07-07 19:22:06
762文字
会話率:7%
俺が愛した女性に君が瓜二つだったから、君を俺が見つけられたのかもしれない!
最終更新:2022-12-23 03:00:00
1810文字
会話率:53%
「おい、おい、おい。さすがにもうやめてくれよ。もうジュエルがマジでヤバいねん」3月2日の夕方18時頃、ゲーム動画配信を生業としているおっさんはとあるソシャゲの公式SNSに投稿されたお知らせを見て、嬉し涙が思わず零れ落ちたと共に、悩ましい気分
にも陥ってしまった。クリスマス、正月、バレンタイン、周年記念と来て、夏の限定水着ラッシュまでのジュエル温存期間と想定していた春の時期に、まさかの限定キャラが実装されてしまい……五万課金で奪われて今日は悲しいひなまつり~♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 19:00:00
1253文字
会話率:25%
直観(なおみ)という女の子は過去の悲しい経験から直観力を働かせたアイディアを閃いたが……
最終更新:2021-03-12 22:10:29
1591文字
会話率:37%
現実世界でこき使われた。ひどくない。ひどいよね。私悲しいだから異世界の人にも私と同じ気持ちになってもらわなくちゃ嫌だ。
こうして彼女は奴隷貴族として己の欲を解放させる
最終更新:2025-03-01 22:44:55
1535文字
会話率:44%
三十五歳の冴えないおっさん、佐伯大輔は、『ライフ・オブ・クエスト』、通称『LOQ』というゲームに似た異世界に転生していた。それも自分と同じ年齢の不遇のおっさんキャラ、『レオン・アダムス』として。
レオンはゲーム内における主人公の仲間となる、
主要キャラの一人だが、最弱職と言われる『放蕩者』なうえ、ステータスの成長にかなりクセのある嫌われ者の不遇キャラだった。しかもマルチエンディングなのにもかかわらず、ほとんどのシナリオルートで最終的に死亡するという、なんとも悲しいキャラクター。
……いやだ、もっと人生を楽しみたい。もっともっと趣味を楽しんで、美味いメシと酒を味わいたい!
レオンとして覚醒した大輔は、前世で『LOQ』をプレイした知識を活かして、死なずに世界を平和にする方法を模索していくことに決める。
それと同時に、異世界でもマイペースな人生(ライフ)を、心の底から満喫すると決意する。
これは三十五歳のおっさんが、同じ三十五歳のおっさんキャラに転生し、新たな人生を自分らしく生きる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 18:59:46
238334文字
会話率:35%
張り込み中の刑事が、転落死の謎解きをする。そこには岳(やま)で遭難した男を巡って、悲しい人間の運命があった。
最終更新:2025-02-27 19:06:40
13482文字
会話率:70%
離れたくない。そばにいて欲しい。でも。不気味な少年が想い人と別れるための、早すぎる「終活」の話。
最終更新:2025-02-27 09:28:22
2472文字
会話率:63%
かつて、世界では亜人や獣人、エルフやドワーフなど、多種多様な種族が世界を奪わんと戦争を繰り返していた。しかし、とある国の王が秘密裏に禁断の秘術に手を出し、他の国を滅ぼし、世界を掌握せんと邪神の召喚に成功。国王の目論見通り、邪神は暴れ、他の種
族たちを滅亡一歩まで追い込んでいった。そんな国王のことを、世界の人々は破壊王と呼んだ。
だが、他の種族たちもあきらめず、同盟を組み一つの連合国として、邪神を操る国王との宣戦を布告し、徐々に戦線を取り戻していった。次第に破壊王の国は疲弊し、国民の不平不満が爆発。ついには国王暗殺を企て、国を取り囲むことに成功した。
だが、突如として破壊王こと国王は誰にも見られることなく姿を消した。そのことに混乱した国では、すぐに連合国へ降伏。召喚された邪神も力を無くし、封印されることになった。どこか悲しい顔をしながら…。
このような戦争を二度と起こさないよう、すべての種族で会談が行われ、世界政府を設立。監視をすることで平和を保つように世界が動き出した。
そして、そこから1000年の時が流れ、歴史雑誌のライターとして働いている「音無銀二」は、ある日父親から親戚の家を整理することを頼まれる。そこで、とあるものを手に取ってから、奇妙な夢を見るようになった。あまりに何度も見る奇妙な夢に困った銀二は、原因は親戚の家で触った「アレ」と考え、もう一度親戚の家を訪ねることに。そこで起こったとあることで、過去の戦争で世界を滅ぼそうとした邪神が復活してしまうことに!だけど、復活した邪神は過去に学んだ歴史の内容とは違っていて…?
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-26 23:32:59
920文字
会話率:0%