たちの悪い借金取りをぶちのめしたせいで、警察にご厄介になってしまった不運な男、蓮條主税(れんじょう・ちから)。
警察の留置場にいた筈が、気が付くとそこは異世界の城の中。自分の無実も証明できず、元の世界では逃亡犯の汚名まで上塗りされて、召
喚された世界では戦乱のさなか。
訳がわからないけど、生き残るために戦う。頼れるのは自慢の腕っぷしと、やけくそ気味の度胸と、大切な人たちから授けて貰った漢気だけ。勇者と呼ばれてもピンと来ないが、兄貴と呼ばれたら仕方ない。
現実世界と仮想世界、現在と未来、アバターと実体、絡まり合う物語は次第に意味を明らかにしていく。
自分の将来、大切な人たち。今までは失うばかりだった男が、負けられない戦いに挑む反撃の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-10 23:20:09
1032521文字
会話率:28%
両親を亡くして伯爵家で侍女として働いている男爵令嬢シルフィンは、ある日なぜか道端で倒れている美青年を助ける。しかし実はその美青年はレクセレンテ公爵家の後継者、ヴィクリートだった。シルフィンを命の恩人と慕うヴィクリートは彼女に求愛し、身分差を
ものともせずシルフィンを自分の婚約者に迎える。あまりの超展開に呆然とするだけのシルフィンだったが、次第に持って生まれた天真爛漫な性格と才能、押しの強さと度胸で公爵領を変えて行きそれは次第に帝国全体に波及して行くことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 05:05:37
353479文字
会話率:28%
街の端にある小さなボロ家。
そこは、度胸試しの場になっていた。
最終更新:2023-05-15 18:03:18
2301文字
会話率:32%
ただ1人だけを溺愛する皇帝の4人の妻の1人となった少女は密かに怒っていた。
初夜で皇帝に首を切らせ(→ん?)、女官と言う名の破落戸からは金を巻き上げ回収し、過去の人生で磨いた芸と伝手と度胸をもって後宮に新風を、世に悪妃の名を轟かす。
太
夫(NO花魁)、傾国の娼妓からのやり手爺を2度の人生で経験しつつ、3度目は後宮の数打ち妃。
「これ、いかに?」
と首を捻りつつも、今日も今日とて寂れた宮で芸を磨きつつ金儲けを考えつつ、悪女達と渡り合う少女のお話。
※1話1,600文字くらいの、さくさく読めるお話です。
※下スクロールでささっと読めるよう基本的に句読点改行しています。
※勢いで作ったせいか設定がまだゆるゆるしています。
※他サイトに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 12:23:57
216076文字
会話率:31%
金もなく、その日暮らしで生きる青年、ルーガルは、夢遊病に近い症状の病気に悩まされていた。
そんなルーガルの趣味は、月を見上げる事。それだけが、ルーガルの心の癒しだった。
今日も静かに月を見上げていたが、隣人の楽し気な声に邪魔される。
それを
注意するほどの度胸も力も、ルーガルにはない。でも、こいつらの声は邪魔だった。
邪魔で、邪魔で、ルーガルは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 18:00:00
3791文字
会話率:20%
自然豊かな村に転入してきた高校生の男、度胸試しとして裏山の『お化け桜』の下へと向かった。
最終更新:2023-04-20 08:52:29
1539文字
会話率:57%
これはただの日記である。一人の少年の日記を勝手に覗く度胸のある方だけ、どうぞご覧ください。
最終更新:2023-04-03 21:00:00
44636文字
会話率:30%
「おいジャックロード。お前は私の学友候補なだけで伯爵家の三男だろ。なんで侯爵家のご令嬢の事をいじめているんだ。すごい度胸だな。」
優秀で歯に衣着せぬ言動も将来大物になると評判の第二王子のこの発言で、この国1番の広さを誇る王宮のダンスホール
は完全なる静寂に包まれた。
それまで少しくらい率直すぎる発言をしても、まだ子供であるとか、王族なのだからこのくらいハッキリと発言出来た方が良い・・・・などとむしろ好意的に捉えられていた第二王子の評判が『優秀だけどさすがに空気読めなさすぎ』に変化した瞬間である。
そして、その日が私と第二王子の初対面であり、いじめられていた侯爵家のご令嬢と言うのが何を隠そうこの私である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 07:00:00
10496文字
会話率:33%
その牢屋で一晩過ごすと、英雄になれるらしい。
その牢屋で一晩過ごすと、殆どがしぬらしい。
その牢屋で一晩過ごして、生き残った者がいるらしい。
その牢屋は――――。
最終更新:2023-03-24 19:14:06
1268文字
会話率:60%
和国より海を渡りて陰陽師来たり─。
皇帝の招きにより、陰陽師が庸国にやってきた。
「陰陽師天御門星よ、そなたには後宮に現れる妖を退治してほしい」
庸国の若き皇帝を見た瞬間、星は驚愕する。
皇帝に鬼の気配がしたのだ。
星にとって鬼は兄の敵。
兄を殺した悪鬼の行方を追い、男装してまで庸国に来たのだから。
「ここで逃げるわけにはいかない」
男子禁制の後宮に入るため、常に皇帝と行動を共にすることになった星。
二人だけになると、雷烈は星を突如抱きしめた。
「女の匂いがする。皇帝をだますとはいい度胸だな」
「あ、あなたこそ鬼ではありませんか!」
咄嗟に言い返すと、雷烈は満足そうに微笑んだ。
「うれしいぞ。ようやくおまえに出会うことができた。その通り、俺は鬼の血を引いている」
自らに宿る鬼の力を、封印術に長けた星に抑えてもらうのが真の目的だったのだ。
互いの目的のために協力することになった二人の行く末は。
和国からやってきた男装陰陽師と、鬼の血を引く皇帝。
大きな秘密を抱えた二人の中華後宮ラブファンタジー。
和国(倭国)の男装陰陽師が、中華ファンタジーの世界に飛び込み、イケメン皇帝と出会ったら─?
という発想で書いたファンタジーです。
二万五千字程度の短編ですので気軽に楽しんでいただければ幸いです。
(文字数が多めなので、数話に分けました)
実際の歴史や史実とは関係ございませんので御理解お願い致します。
他のサイト(ノベマ、エブリスタ)にも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 12:17:49
26157文字
会話率:41%
街の小さな酒場に勤める貧民のセーラは、婚約者の王子様のご家族の誕生日パーティーに出席し、そこで彼が浮気をしていた現場を目撃してしまった。
彼に問い詰めると、元からセーラと結婚するつもりなど無く、一緒にいた女性が本当の婚約者だった事、セーラ
はただ暇つぶしに騙して遊んでいた事を伝え、大勢の貴族の前で、セーラのような汚い女と結婚などするはずもない、汚妃にならずに済んで感謝しろと馬鹿にした。
パーティー会場から逃げ出し、家で一人すすり泣き、酷く落ち込むセーラ。そんなセーラの元に、一人の女性が訪ねてくる。彼女は、自分を侯爵家に仕えるメイドと名乗り、主人である侯爵家の当主が呼んでいると伝えられた。
イマイチ信じられずも、内気なセーラには断る度胸は無く、訪問してきた彼女と共に屋敷に向かうと……なんと、侯爵家の当主であるヴォルフに、偽物の婚約者になってほしいと頼まれた!
断る事が出来ず、偽の婚約者として生活を始めたセーラ。そんな彼女は、とても温厚で優しく、偽物の婚約者なのに溺愛してくれるヴォルフに、しだいに惹かれていく。ヴォルフも実は、セーラの事を愛しているとはつゆ知らずに――
これは傷ついた一人の少女が、運命的な出会いをした優しい男性に愛され、幸せになるまでの物語。
☆こちらの作品はアルファポリス様にも投稿しております。アルファポリス様のホットランキングで最高四位、24hポイントは最高六位をいただいた作品でございます☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 19:15:04
125640文字
会話率:64%
「俺を呼び出すとは良い度胸だ……なんだ、子ども、か? ……まあいいだろう。お前の願いを一つ叶えてやろう。さあ、願いはなんだ?」
美しい顔なのに妙に歪な笑顔で目の前の男、悪魔がそう言った。
私はいつもこの部屋の中にいる。
この部屋はただ
の物置。
私はここに一人でいる。
昔は、誰かの温かい腕の中にいて、明るい部屋にいたような気もするが、もう、あまり覚えていない。
それが今日の朝、驚いた。
隣に熊がいた。
そう、熊。
子ども向けの丸い可愛い熊ではなく、いわゆるガチな熊。
『メリークリスマス! このぬいぐるみはあなたのともだちよ!』
クリスマスの朝、ひとりぼっちは熊と二人になり、嬉しくて踊ったら、それは偶然に悪魔を呼び出す儀式になってしまい……。
寂しいのは、誰だった?
冬童話2023参加作品です。
少ししんみり、でもほっこりしていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
m(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 13:14:07
6863文字
会話率:33%
ある夜、幼いトヲルの故郷は怪物の群れによって破壊された。
駆け付けた兵団の兵士によって救出されたトヲルだったが、混乱の中、妹のメイと生き別れてしまう。故郷に戻って行方を探ろうにも、怪物の勢力圏となった地に立ち入ることができるのは兵団の兵
士だけだった。
トヲルは兵士となって、かの地で生き別れたメイを見つけ出すことを心に決める。
この世界の人々は、七歳になると固有の能力をもつ新しい身体を手に入れる。
トヲルが手に入れた身体は〈インヴィジブルフォーク〉――透明人間だった。
兵士を目指して兵団の訓練学校に入学したトヲルだったが、透明である以外、彼は特に秀でた能力をもちあわせていなかった。訓練学校では常に落ちこぼれ気味。遂にはとある事件をきっかけにドロップアウトしてしまう。
知力は人並、体力は凡庸、運動力は平均以下、度胸はそこそこ、トークやギャグセンはいまいち、魅力は(透明なので)論外――。
これは、何の取柄もない透明人間の少年が、万難を排して妹を救いに行く話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 17:53:19
406578文字
会話率:47%
歳の差と度胸の差の違い
最終更新:2022-12-20 16:36:01
494文字
会話率:0%
この作品は『クッキング☆えんじょい』の番外編になります。主に有音ちゃんと真奈先輩メイン(ヒロインメイン?)
この作品は学園ジャンルだったのですが、新しいジャンル分けに『学園』が消えているので仕方なくヒューマンドラマにしておきました。
1ヶ月に2~3回掲載ぐらいの速度になるかと。ちなみにこのサイトでのみ掲載予定のつもり(今のところ重複投稿の予定はないです。気が変われば……)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 05:00:00
142267文字
会話率:50%
ハイダルク王国の辺境の村には、魔女が住む塔があるという言い伝えがある。
少年達は度胸試しのつもりでその塔に登るのだが、その頂上には妖艶な美女がいて――。
それは、世界唯一の魔女、『全知全能の魔女』だった。
全てを見通し、全てを理解した魔女が
、外の世界に足を踏み出したことによって、少年達は魔女の過去と世界に触れていく。
※カクヨム・ノベルアップ+・自サイトにも掲載。
※異世界ファンタジーシリーズ「odd」10周年記念の新作。本作のみで問題なくお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 17:57:09
39547文字
会話率:68%
大学生の庵が夏休みを使って祖父の家に行くと、祖父は一本の刀を取り出した。「この刀は白那。これには時を渡る不思議な力がある」実際白那を振ると空間が裂けた。唖然とする庵を祖父は男は度胸と言って裂け目へと突き飛ばす。森の中で尻餅をついた庵に、怒号
と共に近づいてくる声。見ればそこにいたのは二人の足軽だった。◇あらすじはシリアスですが内容は戦国時代で出来た恋人と現代でデートしたり、知り合った殿様に現代の美味しい食べ物をねだられたりします◇タイトルに戦国時代とはありますが、過去の日本ではないため歴史上の偉人は一切出てきません。あくまで戦国時代のパラレルワールドとなっています◇だけど戦はあるし、命の取り合いをすることもあります◇この作品には付喪神や妖怪といった存在も出てきます◇戦闘はリアルではなく、一騎当千のようなキャラもいるのでファンタジーとしてお読みください◇この作品には若干の美醜逆転要素が含まれています。苦手な方はお気をつけください◇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 12:00:00
46097文字
会話率:63%
神からの召喚により、転移してきたおっさんな俺。
何も知らない俺は死ぬような危険に遭遇しながらも、奇跡的に神と会うことができた。
神によれば、転移者にはもれなくスキルが与えられるという。
すぐにでもスキルを受け取りたいのに一年後になると言われ
る。
神からの提案で、スキルの代わりとして俺を守らせる為に、少女を押し付けてきた。
どうせなら嫁にしておけと与えられるが……。
一年後、俺はスキルを取るべきなのか、嫁(仮)を取るべきなのか。
俺の目の前には、黒に近い蒼い髪と瞳の美しい少女のルリ。
守護させるというだけあって、その実力は竜すら倒せるという。
死を恐れる俺は平穏に過ごしたいのに、ルリは積極的に他者を助けようとする。
まったく見知らぬ他人を助けるような度胸もない俺は、ルリの行動に不満を持つ。
他人を助ける姿勢は正しいと思うけど、魔術も使えない俺は納得できずにいた。
魔術を使えないおっさんが、嫁(仮)と一緒に成長する物語。
「ノベルアップ+」「エブリスタ」のサイトにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 20:23:37
267467文字
会話率:40%
若くして皇帝となったハリーには、昔から想いを寄せていた幼馴染がいた。
彼女の名前は、ソフィー。
色々あって恋人同士になったばかりの二人だったが、諸事情あって逢うのは決まってハリーの部屋。
でも誰も見ていないと思ったら……見ている奴がいたんで
す。
これはそんな、初心でもだもだ、でもやる時にはやる皇帝陛下と、同じく初心で、でも意外と度胸のある彼女のお話――それに観察者のお話です。
こちらは「クーデレツンジレドンキュン」企画のための書下ろしです。
デレ、ジレ、ドンの入ったキュンとするストーリーを目指しました。
一章二話構成の短編連作形式、五章で完結。プラスおまけ2話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 22:34:40
41159文字
会話率:41%
田舎の高校に通っている高校二年生の青蓮寺焔(しょうれんじほむら)はいつもの日常を送っていた。
ところがそんな「日常」は一つの事件をきっかけに壊れてしまった。能力と度胸を認められた焔は、ある組織にスカウトされる。なんとその組織は……地球外生物
を相手にする超危険な組織だった!
これは焔が今までの「日常」とはかけ離れた場所で歩んでいく「軌跡」を描いた物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 23:31:25
595002文字
会話率:56%