広世と呼ばれる異世界の物語…。広世に失われた光を取り戻す為、少年新良は旅に出る。少女秀怜と出会う時、光は再び蘇る。
幻想文学作品。
最終更新:2019-08-31 04:41:25
157435文字
会話率:49%
海の上には、絶望した人々が大勢住んだ、砂糖細工の船が浮かんでいる――。いじめに遭い、人生に絶望した少年は首を吊る。誰も助けてくれない。誰も寄り添ってくれない。人生に対する勇気ももうない。猫の三毛しか、そばにいてくれない。気を失い、目を覚ます
とそこは奇妙な場所だった。部屋はそのまま。しかしドアを開けるとそこは船の上だった。女たちがささやき、泣き叫び、男たちが狂ったように同じことを繰り返すこの船で、少年は小学校時代の同級生の少女に出会う。※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-22 23:18:01
73918文字
会話率:47%
雨の日が楽しみな男の子と、不思議な女の人、麗子さんの話。短篇です。
最終更新:2019-05-01 00:08:31
5410文字
会話率:44%
「皐月、不思議な匂いがする。温泉、みたいな?」
瑛太がくんと鼻を鳴らす。皐月は慌てて紅紫色のマフラーを鼻までたくしあげた……。
ゆきのまち幻想文学賞、最終選考に残していただいた小説です。
※この作品は、webサイト「裏路地迷町(htt
p://cyss.sakura.ne.jp/roji_m/)」、「pixiv」「カクヨム」「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 18:00:00
3376文字
会話率:28%
魔女バスから逃げてきたという少年に出会った不思議な能力を持つ少女と大人たち。生霊の少年を早く体に戻してあげようと悪戦苦闘する彼らだったが事態は思わぬ方向へ。少年救出作戦の鍵はバスに乗りあわせていた銀髪の男の子がにぎる。はたして霊少年は帰れる
のか?
クセもの揃いのキャラたちが織りなすポップでちょっと切ない物語。SF的な設定なのに友情・家族といった普遍的テーマの青春小説が好きなひとにオススメしたい作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 13:45:47
42055文字
会話率:17%
目を覚ますと、枕元に白いヒゲの男が立っていた。
彼の目的とは一体……
注)この作品はエブリスタにも掲載しています。
最終更新:2019-03-02 20:58:03
4067文字
会話率:49%
顔のない男が現れた。
公園で休む俺の前に。
口がないのに男は言う。
顔を紛失したので、一緒に探してほしい、と。
世にも奇妙なショートショート・ストーリー。
最終更新:2018-12-24 16:37:10
4725文字
会話率:26%
いつかどこかのお話です。
少年がいました。魔女がいました。
二人は出会い、一緒に生活を送って、幸せに暮らしていました。
やがてどうしようにもない別れが訪れました。
おしまい。
これは、ただそれだけのお話です。
――本当に?
最終更新:2018-12-06 17:00:00
22997文字
会話率:19%
世界が終わる日。
鐘の音が響く中、青年は一人の女と出会う。
最終更新:2018-10-07 23:40:05
4452文字
会話率:47%
月を売ってくださいと頼まれた少女のお話。
最終更新:2018-09-20 23:04:29
4228文字
会話率:48%
プロローグだけで終わらないように気をつけます。
カクヨムと同時更新の予定。
最終更新:2018-07-01 04:56:06
9577文字
会話率:33%
『世界』のはじまり。
それは、『認識』と『確信』
この作品はpixivにも掲載しています。
最終更新:2018-05-07 12:51:11
3812文字
会話率:31%
等間隔に訪れる振動と、音。
それらに揺り起こされるように、私は私を認識する。
何処までも果てしない『虚無』の暗闇を走る列車の中、その『男』は私に声を掛ける。
(※Pixivでも重複投降しています)
最終更新:2018-01-11 22:38:10
8144文字
会話率:9%
「われわれ人は夢とおなじもので織りなされている」(W.シェイクスピア)
無自覚な意識の深層がつむぎだすさまざまな夢をモチーフに描くアヤシくオカシな掌編集(一話完結のオムニバス形式でお送りするショート・ショートです)。
最終更新:2018-03-26 02:00:00
31308文字
会話率:12%
大きくなったらパイロットになれ」執拗にそう言う祖父が僕は苦手だった。
その祖父の死後、祖父の部屋で僕はその本当の思いを知ることが出来た。
第28回ゆきのまち幻想文学賞落選作。
最終更新:2018-03-13 00:46:43
3654文字
会話率:38%
年齢や素性を決して明かさない謎の女性リリカ。
彼女との会話は快楽そのものであり、彼女との性にからめとられていく若い青年。彼女の全てを欲しいと思う青年にリリカは。
香水の漂うエロティシズム。幻想の世界へようこそ。
最終更新:2017-12-24 17:42:45
1252文字
会話率:0%
夏の少女の幻想文学。
キーワード:
最終更新:2017-09-02 01:32:30
1535文字
会話率:46%
日常であり、日常で無い。
当たり前である事の必要性と、排除されつつある物とは?
村での体験を通して、少しづつ成長していく若者は、記憶と行動力で、パズルを完成させる事はできるのか?
「まだあるから、まだあるから行ってみなさい。」
言葉に秘
められた謎の鍵。
飽食暖衣に天衣無縫と、洋洋村に住むさまざまな人々の芸と力で、若者は何かに気付いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-06 17:21:37
111698文字
会話率:31%
平成初期を舞台背景にした、大正の『退廃と浪漫』昭和の『混乱と発展』現在の『罪と欲望』が混ざり合った短篇集(と大げさな事を言っておりますが、タダの多ジャンル短編集です)
一話完結ですので、お好きな作品からお選び下さい。
◇あらすじ(201
7/6/30更新)◇※作品間には(今のところ)つながりはありません。
お化けの話をする会と称し、色んな人間が集まっていた。老人は下卑た笑いを浮かべながらその会へと参加し、そして語りだす――。
――――(「曖昧、けれどもハッキリと。」ホラー:5475文字)
・他 11編
※カクヨムにて投稿している短編作品と同一の内容となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-30 21:41:18
50402文字
会話率:26%
震災によって発電所から放射能漏れを起こしている無人街。
真白凪《まもうなぎ》はその街で誰にも見つからずにひっそりと死んでしまおうと、衝動的にバイクを走らせる。
しかし、海岸沿いのホテルを見つけ、中に入ると大学時代の後輩、綻陽鼎《たんびかなえ
》と再会した。
これは、二人の化物が静かに暮らす物語。
【注意】この作品は日常系ですが、以下の内容が含まれます。
・カニバリズム描写
・震災、放射線描写
・重度鬱の心理描写
・R15程度の性描写折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-12 22:14:11
51383文字
会話率:34%
拡張現実との均衡を保つために帯域を調査する周波数調整員。
その活躍を描くとするなら『俺』は主人公には向かないのでは……
都市の幽霊。機械仕掛けの幻想。龍を追う者。 逢魔時の欠落者。その日常を描く。
この作品は「星空文庫」にも掲載してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-27 21:55:20
40092文字
会話率:42%
屋敷牢の中で過ごす女、封月端月。彼女は子を成すことができないはずだった。 彼女の胎内に芽生えた命ははたして人か妖か。混迷極めるこの屋敷牢は果たして『幻覚の城』か、『現実の牢』か――
屋敷牢シリーズ・下
この作品は「星空文庫」にも掲載してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 17:13:57
9978文字
会話率:47%
雪解けの季節。出勤途中にある小さな公園を見つめる。かつてその場所で見た光景を思い出していた。
高校二年生の冬の日、公園で偶然出会った女性との交流を回想する。
最終更新:2017-04-06 14:55:29
3195文字
会話率:28%
幼い頃から繰り返し見る夢。その夢に導かれるように翠は夢境の館に迷い込んだ。訪れた人の願いを何でもえるというこの館には、三人のあやかしが暮らしていた。そこで、館の女主人に元の世界に戻りたいのなら頼みを聞いてほしいと丁寧に脅され、翠の奇妙なア
ルバイトは始まった。勤務先は死者の世界とあらゆる世界の間にひっそりと建つ夢境の館。依頼人は様々な世界から次々に訪れる。仕事内容は依頼人が願いと引き換えた品物の管理だ。どうやらあやかし達は品物に触ることができないらしく、翠は非常に重宝されている。
願いを叶えた依頼人のその後が記された本の眠る館の書斎。三人のあやかしと一人の人間は今日もこの部屋で次の依頼人を待つ。
※三人称にして書き直すことにしたので、こちらは更新停止します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-22 23:33:50
46415文字
会話率:42%