東京都世田谷区、都内の進学校に通う15歳の少年である稲本拓弥《いなもとたくや》は住宅地の中でも一際目立つ大豪邸に5人の姉たちと共同生活をしている。
両親は海外で共働き、家政婦を含め自宅に男子は自分一人。裕福な家庭であることに加え、幼き頃から
容姿端麗な姉達に囲まれ可愛がられて育ってきた拓弥。一見、誰もが羨む夢のような日常を過ごしているかに思えるが、拓弥は姉達のことについて頭を悩ませている____。
姉達は、その全員が極度のブラコンである上に特定の趣味嗜好を持ち、更には変態と言う他ない姉弟愛を逸脱した弟愛の持ち主だった。
そして何故か、姉達は全員声優業をしている。
ブラコン地獄に頭を悩ませる毎日、そんな彼の日常と彼が日頃から思い抱く違和感を描く。
※こちらの作品ですが、以前「俺には声優をやっている姉が6人いるのだが、全員ブラコン過ぎて困る!」というタイトルで投稿していたものを書き直しリメイクさせたものです。作中に出てくる人物の名前や設定など細かな点で差異があります。
作品そのものは2015年から書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 23:23:24
87505文字
会話率:42%
十三歳で剣術の名門の家督を継いだ女当主シェルシェ・マントノンの道場経営記です。彼女の謀略に巻き込まれたり便乗したりした剣士達も含めて群像劇の形式で物語は進みます。
「勝負はまだまだこれからです。逆にマントノン家がフィットネスクラブの存続を
脅かす様になるまで頑張りましょう」
※シェルシェとその二人の妹は「逃げ足道場 ~私を面倒事に巻き込まないでください~」、「逃げ足道場 外伝 ~昔々、山奥の道場で~」にも登場します。これらの物語を読んでいなくても大丈夫ですが、読んでおいた方が早く理解出来ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 09:34:57
713102文字
会話率:54%
娘のアリッサ・スルーに丸投げして事実上の託児所になる前、国家的英雄ヴォーン・スルーが(何もしない)道場主だった頃の「逃げ足道場」は無職ニート、もとい武芸者達の楽園だった。
道場経営に多大な貢献をした老武芸者曰く、
「ここは武芸に夢を見る
者達の現実逃避の場じゃよ」
「しかし、ただの現実逃避の場ではない」
「どの様に使うかは、自分で決めればいい」
「一番大切なのは、自分で考えて選択し、それに邁進する事じゃ」
そんな夢の様な約二十年間のハートフルな物語。
もしくは、そんな問題のある大人達の中で育ってしまったアリッサの成長記録。
※本編「逃げ足道場 ~私を面倒事に巻き込まないでください~」の前日譚に当たりますが、本編を読んでいなくても大丈夫です。
※※「逃げ足道場」はフィクションです。太極拳、八極拳、ムエタイ、カラリパヤット、空手、柔道、ブラジリアン柔術、システマ、合気道、剣道、フェンシング、スポーツチャンバラ、パルクールなどとは一切関係ありません(震え声)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-12 19:09:19
596296文字
会話率:45%
時は近未来。
冬馬の姉、三春は奇病にかかり、進行を遅らせるための深い眠りに落ちていた。
国の支援を受ける病院施設で、冬馬は、同じ奇病をわずらい入院している美歩という少女と出会う。
無邪気で自由な美歩に魅かれる冬馬。
二人は少しずつ心を通わせ
ていく。
だが、美歩には秘密があり……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 00:17:44
35220文字
会話率:47%
【捨て駒たちの流離譚 -ひっくり返せ、逆境・劣勢・理不尽を-】の後日譚。
【ATTENTION】
→本編のネタバレあり。
『地震』にまつわる物語。
【短いあらすじ】
→禁忌の存在である『地の気象兵器』の残渣を見つけ、破壊する話。
ついでに
、ある義理の姉弟をくっつける?
【長いあらすじ】
→世界を震撼させた『ザミルザーニ事変』の直後──。
影の立役者となったIMO隊員たちは、ベイツリー共和国へ帰還。のはずが、分隊長のシキだけに次の任務が言い渡された。
任地はデースペル大陸──獣人の国。
難民に混じりテロ組織が入国したという情報が入り、真偽を確かめるべく単身での調査を開始。
そこで、修道女ペルフェと出会う。
なぜか彼女から、過去に消されたはずの『地の気象兵器』の気配を感じて──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 10:30:56
80547文字
会話率:35%
異世界へ行く魔法を試してみた私と弟、成功するはずが無いのになぜか魔法は成功してしまいます。そして異世界で私たちは魔王を戦う羽目になってしまうのです・・・・・・。
※pixivにも投稿しています。
最終更新:2025-07-05 08:00:00
15871文字
会話率:49%
王宮騎士のスタンがそれを見たのは、まったくの偶然だった。見つけたのは、雲間の月が美しく照らす深夜の庭園で睦みあう男女の姿。
王宮の庭園でなんと破廉恥な……憤慨するスタンに気付いた男は、さらに驚愕の事実を突き付けてきて……。
本作は男女
の近親相姦に重きを置いた話です。
苦手意識を持つ方は閲覧しないでください。お願いします。
後、内容的に、三角関係ではなく横恋慕です。
毎朝四時更新の連作。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 04:00:00
15347文字
会話率:19%
子供の頃に見た、雨に濡れた姿はまるで、捨て猫のようだった……ずっと胸に蟠る幼い日の後悔。でも今なら……。大人になった、とある事情のある男女の何気ない日常。
世界設定はナーロッパ、彼らは騎士です。
最終更新:2025-07-01 04:00:00
3094文字
会話率:17%
エンヴィの家は弟をなにより優先。
わがままで最悪な身内は常に自分で遊ぶために目を爛々と光らせるようなクズ。
折角婚約者として仲良くなったが、弟がそれを壊そうと手をわきわきさせてくる。
そもそも、この婚約も弟を満足させるためのお金を補充するた
めだけのもの。
これからそうやってめちゃくちゃにされると婚約者に相談してみたが、きっと落胆されるのだろうな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 06:00:00
3119文字
会話率:25%
精霊の祝福を受けた異母妹アメリが生まれた日から、アイリーンは異母妹アメリとその母、そして実の父親から疎まれて生きてきた。そのため息を潜めてひっそりと暮らしていたにも関わらず、
「お姉様が、私に嫉妬して辛く当たってくるのです」
というアメ
リの訴えにより、生家を追い出されたアイリーンは、母と共に王都から離れ、つましく暮らしていた。けれど、ある日、一人の美しい子供と純白の獣を拾ったことにより、運命の歯車が回り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 17:12:49
54595文字
会話率:28%
「―――世界は、俺達の事が嫌いらしい。」
現実離れした力を持つ「異能持ち」がまれに誕生する世界。異能持ち達は、迫害と信仰の狭間で生きていた。
そんな世界で旅をする異能持ち達がいた。"回復"と"糸状物質生
成"の二重の異能を持つ癒糸 一(ゆいと はじめ)。"九尾の狐"の異能を持つ狐ノ葉 十火(このは とおか)。"白熊"の異能を持つ氷熊 弥生(ひょうま やよい)。"歌唱性事象再現"の異能を持つ捌ヶ音 謡野(はつがね うたの)。そして、まだ異能が発現していない双子の姉弟、ツミとバツ。
ハジメ達はかつて「異能審査会」の非人道的な実験によって喪った仲間の魂を探す為、ツミとバツは自分の亡き母・七桜(ななお)の事を知る為、魂を司る異能持ち・永遠(とわ)の力を借りながら各地を旅していた。
―――七桜が最期にハジメ達へ託した希望と、復讐を胸に抱いて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 21:03:17
18450文字
会話率:34%
*カクヨム、アルファでも掲載中です
*こちらとアルファは全て挿絵付きなので絵が苦手な方はカクヨム推奨
世界は、白と黒に分たれている。
境界線で隔てられた"白の世界"と"黒の世界"。
白の世界に生
きる者達が抱えた負の感情は、黒の世界で新たに生を受ける。生まれた命はやがて"鏡像"と呼ばれた。
白の世界の者達は、ヒトの心の汚い部分から生まれた"偽物"の鏡像を忌み嫌う。
鏡像はそんな"本物"達と白の世界そのものを怨望し、羨望し、渇望し、鏡を通して白と黒の境界を超えてヒトを喰らう。
白の世界を守る種族・守護者として生を受けたシリスとヴェルの双子の姉弟は、見習いとしての最終任務を命じられた。
外の世界での簡単な視察任務。それを終えて、初めて見習いは正式に守護者を名乗ることができる。
任じられたのは平和な街。
鏡像はまだ少なく、ヒト同士の争いもない。未熟な見習いには格好の任地。
期限は3日。
快活だが、向こう見ずで体が先に動く姉。
横着だが、勘が良く機転の効く弟。
お互いを補い合うことは誰よりも自信がある。
だからきっと、今回の任務も大きなトラブルもなく終わりを迎える
はず、だった───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 19:37:33
420440文字
会話率:41%
◆古典的ファンタジー◆
魔法使いにだって青春はある!
箒乗り(飛ばし屋)のテオと姉弟子のシーナは、記憶のない棄子(すてご)の魔法使い。二人の師匠は深い事情がありそうな青年貴族。巣立ちの時期が近い彼らは、兄とも慕う師匠から離れることを寂
しく想いながらも、やってくるさまざまな出来事に勇気と魔法で立ち向かう。
◆六章全36話で完結。
◆当方、創作界隈に棲息するネットストーカーに遭っているため、感想は閉じております。レビュー、ブクマ、励みになります。ありがとうございます。
◆物語の主な登場人物◆
・テオ)魔法使いの少年。箒乗り(飛ばし屋)
・アルフォンシーナ)テオの姉弟子。愛称シーナ
・マキシム)テオとシーナの師匠。大貴族の青年。伝説の『七冠』箒乗り
・ブラシウス)貴族の少年。テオの親友。『冠』もちの箒乗り
・ベルナルディ)貴族。マキシムの友人
・ルクレツィア)ベルナルディの恋人
・シェラ・マドレ卿)箒に乗れない魔法使い
・アロイス)人間の父親と暮らす魔法使いの少年折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 15:00:00
177941文字
会話率:45%
川瀬美夏と清澄は双子の姉弟。
共依存的に仲良しなふたりの日常。
最終更新:2025-06-27 16:42:36
1383文字
会話率:48%
この世界の生物の祖であるマナとマソ。この姉弟は神の子として生を受け、そしてそれぞれが人類と魔類を創造した。しかし、人類と魔類は神の持つ力の影響により本来の形を失ってしまったことでマナとマソは心を痛め、心中をする。その際、バラまかれた神の力が
今も人類と魔類に力を与えている。そして現在、世界を滅ぼしかけたマソの生まれ変わりである魔神は封印され、人類はつかの間の平穏を手に入れた。
しかし、魔類の脅威は去っておらず、状況は刻一刻と戻りつつある。
そんな世界に生を受けた女性カーフェ。特別な存在であるカーフェはこの世界に新たな脅威を呼ぼうとしている。
そんな彼女の500年にわたる生き様と死に様を描いた作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 21:00:00
280989文字
会話率:29%
年子の姉弟、彩子と佐助は二人暮らしをしている。
春休みのある日、彩子は佐助の何気ない一言に苛立ち、ケンカに発展してしまう。
苛立ちをぶつけて完成したのは、呪いを込めた料理たち。
姉弟のめんどくさくて愛おしい日常の物語。
―――
この作品
はエブリスタにて公開したものを改稿しました。
未成年の飲酒の描写がありますが、未成年の飲酒は法律で禁じられています。この物語は法律、法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。あしからずご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 21:42:13
4839文字
会話率:21%
冴えない童貞男子である俺──梁矢 優(はりや すぐる)は、高校一年生でありながら一人暮らしをしていた。
これは別に、俺が親に我儘を言ってしている訳ではない。
親父が海外赴任しているので、その間だけ一人暮らしを許されているのだ。
親父は男手一
つで育ててくれて、過保護過ぎるくらいに過保護で、今回の海外赴任も本当は俺と一緒に行きたかったらしい。でも、俺はそれを断った。
だって英語分かんないし。アニメ見たいし。
そんな心配性な親父が、ある日、再婚をした。
バツイチで子供が二人いる女性と。俺は別に否定したりはしなかった。
だって親父は、ずっと俺中心で生きてきたから。親父には幸せになってほしい。だから何も言わなかった。
でもさ。まさかあんな事になるとは、誰も思わないじゃん?
親父が再婚したと報告してきた翌日。朝起きると、トイレと脱衣所に美少女がいて、俺は着替えもトイレも見てしまった。
なんで俺ん家に女子がいんの!?
この日から、俺の毎日は目まぐるしく変わっていった。
家でも学校でも美少女姉妹から迫られて、その姉妹に嫉妬した同級生や先輩、さらには先生までもが俺に迫ってくる!?
もう、俺の人生これからどうなるのーーーー!?
これは、モテないと思っていた童貞男子が、二人の姉妹との出会いを皮切りに、女子達に迫られ、言い寄られるラブコメディー。
登場する女子達は、ちょっと? エッチな子達ばかり!
優は理性を保つことができるのか!
※誰か一人に絞ったりしません!
登場するヒロイン、全員がメインヒロインです!
(残酷な描写ありは、主人公の過去に関係するので一応つけさせていただいております……!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 23:15:02
22390文字
会話率:50%
あれは何回目の梅雨の頃だっただろうか。
幼い僕と姉は、幸福なままごとをした。
☆しいな ここみ様主催『梅雨のじめじめ企画』参加作品です。
最終更新:2025-06-14 21:12:58
4189文字
会話率:10%
社畜見習いの俺が転生したのは、今まさに死にかけている少年!?
昔プレイした乙女ゲームの世界で、破滅するはずの姉を救おうと奮闘するけれど……?
カクヨム・アルファポリスにも投稿している作品です
最終更新:2025-06-14 21:00:00
60017文字
会話率:26%
修道院で育った僕には両親や兄弟姉妹は居なかった。
然しある日国王の崩御により僕が前国王の隠し子である事が発覚⁉︎
玉座をかけた王家のお家騒動待った無しの筈が何故かみんな僕を大歓迎⁉︎
お姉様に関してはもはやブラコンレベルに溺愛して下っ
ている⁉︎
姉弟で紡がれる王家禁断の恋?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 23:23:31
3757文字
会話率:47%
十五歳の少年、黒羽翼は音信不通になった幼馴染を探すため高校進学を機に実家を出ようとしていた。中学最後の数か月をぼんやりと過ごしていた翼はある雨の日、二歳年上の姉である美月から傘を持ってくるように言われた。
学校同士の距離はそう離れていないと
はいえたかがその程度の要件で出向く必要はない、そう判断して断ろうとした。いつもならそうしていたし、そうなる可能性の方が高かったのだが───
───その日は歯車がほんの少しだけズレていた。
本作は作者が書かせてもらっている『悲観主義者でも空は青い』のifのお話です。そちらを読んでいただければ話が分かりやすくなると思います。もしよければそちらの方もよろしくお願いします。
ブックマークと評価もらえると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 19:00:00
21248文字
会話率:41%
その香りに溺れる。
手を伸ばせば壊れるから。
許しは請わない。
決して許されることはないから。
きっとあなたが知れば、嫌悪し、拒絶する。
それが普通なのだから。
花がなければ蜂は死ぬ。
蜂が絶えれば花は死ぬ。
地獄に落ちても構わない。
だからせめて、今だけは、その香りに沈んでいたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 16:26:40
828文字
会話率:4%