中国において、始まりに大神あり、その名を盤古と言う。天地を開き、清を頂き濁を踏む。十万八千年を経て、遂にその身は万物と化す。魂は何処へ行く?魂は何に化す?それは夢なり。
後に偉大な力を持つ者あり、その名は知られず。昼は覚め、夜
は夢を見、身を修め心を鍛える。十万八千の地を巡り、遂に神になる。その修行を積む物は何か、その呼び名は何か?それは夜遊なり。
中国に留学中の夜神祐は、夜更かしの習慣を直すために、明晰夢を試み始めた。
そして、これをきっかけに「夜遊」と出会うこととなる。それ以来、彼は夢の世界を自由に旅することができるようになった。
仲間や先生の導きのもと、夜神祐は夜遊の組織「夜遊衆」に加入し、優れた夢の収集者としての道を歩み始める。
しかし、夢の世界が必ずしも美しいとは限らない。
夜神祐は血と涙を通してこの問いに答えを見つけることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 17:13:39
7654文字
会話率:4%
私―満井小夏は入学先の光聖学園で超美人な先輩、【天照大神先輩】に出会った。小夏とオタク友の萌花は、天照大神先輩を「先輩ッ」と呼ぶために、生け花部に入部することに…!
小夏が「先輩ッ」と呼ぶ夢は叶うのか!?
最終更新:2024-07-28 14:29:50
11681文字
会話率:20%
目覚めたら小説の中ですぐに自殺してしまい退場する令嬢に転生していたルディア(5歳)。
妹に婚約者を奪われる経験なんて一度で十分! 今世は全力回避させていただくため、婚約自体拒否!
諸悪の根源である父親とも縁を切りフラグを折るどころか立たせな
い!
けれども裏で暗躍するアンポンタンが余計なことをするせいで面倒なことに?
せっかく諸悪の根源を家から追い出したのに、どこまでもチラチラと気配を感じてしまう。
ならばこちらも徹底的に————無視!
虚弱な体質のせいでなかなか思うように動けないルディアは、神官の力を借りて体を治すために神聖国に向かう。
そこでの出会いはルディアのその後の人生を大きく左右するもので、無自覚に原作小説のヒロインの邪魔をしているが、気にしない。
だって自分の人生が大切だから!
神聖国で魔法を習得したルディアは本当の父親の正体を受けて別の島に旅立つ。
異母兄たちの洗礼を受けたルディアとルディアを溺愛する異父兄のフィディス。
末の妹にメロメロになってしまう異母兄たちが突然腕試しを始めた目的はいったい何なのか?
唖然とするルディアに知らされた目的、それは————ルディアの専属岸になる事。
強力なライバル(?)登場に焦りを感じるフィディスだが、本当のライバル(?)は地上の魔族の国にこそいた。
夢の中でだけの邂逅だった念願の相手、ノクスとの出会いに胸を膨らませ神聖国に戻ったルディアを待っていたものは、アンポンタンの計略!?
いい加減しつこい。そう思っていれば大神官長から教えられた衝撃の真実。
ふざけんな、女神! その台本は屑籠行決定だ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 20:05:15
177642文字
会話率:43%
世界を統べる四大神が一柱、ハザクの物語
最終更新:2024-07-16 23:31:24
3640文字
会話率:61%
自分たちを見下ろすもの
その影響を知る機会があったならば、それもまた奇妙の入り口
最終更新:2024-07-16 20:00:00
2749文字
会話率:0%
山中で発見された、内蔵を食い破られた三体の遺体。それが全ての始まりだった。
「警視庁刑事局捜査課特殊事件対策室」主任、高瀬が捜査に乗り出す中、東京の街にも伝説の鬼が現れ、その爪が、高瀬を執拗に追っていた女新聞記者・水野遠子へも向けられる
。
しかし、それらは世界の破滅への序章に過ぎなかった。
今ある世界を打ち壊し、正義の名の下、新世界を作り上げようとする謎の男。
過去に過ちを犯し、死をもってそれを償う事も叶わず、赦しを請いながら生き続ける、闇の魂を持つ刑事・高瀬。
高瀬に命を救われ、彼を救いたいと願う光の魂を持つ高校生、大神千里。
千里は、男の企みを阻止する事が出来るのか。高瀬を、現世を救うことが出来るのか。
本当の敵は誰の心にもあり、そして、誰にも見えない
──手を伸ばせ。今度はオレが、その手を掴むから。
異形の物と戦う刑事と若者たちのクライムサスペンス!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 19:53:15
203641文字
会話率:46%
東京は高井戸で暮らす、大神千里、大沢静、丘野大樹の3人の日常を切り抜いた「不動の焔」のスピンオフ。
第一話は「掌中の珠」。千里がプチ家出中に大沢が行方不明に?救急車で運ばれたとの情報を受け、千里はパニックに・・・
本編を知らずともお楽しみ頂
けますが、是非本編も覗いてやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 19:29:49
10909文字
会話率:41%
「俺の所為です」大沢は手をついた。
彼の目の前には、ぴくりとも動かない大樹を抱く大神が、無言で唇を噛んでいた。
不動の焔の若いモン勢がお送りする番外編!
カップラーメンが出来る間に読めちゃうよ♪
最終更新:2022-05-26 14:45:00
980文字
会話率:54%
信長は天下布武の野望を達成することなく、光秀の謀反によって早すぎる生涯を閉じてしまった。
長年、信長の成長と天下統一を見守ってきた熱田大神は信長を、より強力なハイパー信長として転生させることにする。
しかし、天下人として転生するために
は、修業のため一度女性として生まれ変わり、いくつかの欠点を克服しなければならない。
短気なところ、言葉足らずなところ、人の失敗や欠点に容赦がなさすぎるところなどを熱田大神に指摘され、天下人信長として生まれ変わる、一つ手前の人生を女子高生として生きることになる。
『鳴かぬなら 殺してしまえ 時鳥』を封印し『鳴かぬなら 自分で鳴こう 時鳥』の人生を熱田大神に指示される。
しかし、転生した戦国武将は信長だけではなかった。
また、転生した日本は令和の時代を迎えていたが、微妙に、読者が生きている令和の日本とは異なっていた。
果たして、信長は女子高生として令和の時代を生きて、さらに次の転生で、ハイパー信長としてさらなる転生が果たせるのだろうか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 11:47:52
350732文字
会話率:53%
クララに愛と忠誠を誓い、クララの忠犬として生きていく決意をした勇者カロン。
しかし出掛けた町で出会った神官にクララを連れ去られてしまう。
神官はクララの昔馴染みであり、クララを教会に連れ戻そうと画策していた。
「クララは俺のご主人様だ
・・・・邪魔する奴は滅してやる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 12:10:00
47420文字
会話率:44%
選挙の落とし穴に落ちた現職知事の落日
東都知事選挙は接戦のまま、最終日を迎えた。
大神、法蓮、丸石は、小石川現職知事の絶対有利に疑念すら感じていない筈だった。
東都民一千万人の有権者が立ち上がる。
空前絶後の投票率八十八パーセントに都
民が歓喜した。
減税を叫んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 12:16:54
1523文字
会話率:45%
勇者パーティーは、魔王城への旅を続けている。すでに1年だ。何というか、元気である。その元気を支える、大神官補佐・ユリウス。聖女が教会から勇者パーティーに参加した縁で、勇者パーティー・メンバーのメンタル・ケアを仰せ付かったものの……***勇者
パーティーというのはたった4人で補給もない、大変だな~と思っていました。有休もないブラック職場だと気が付いたので、カイゼンを試みました。ワープ、使えるよね?***フローラかビアンカか…一晩迷ったすべての勇者に捧げます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 11:42:35
12696文字
会話率:51%
大学三回生。21歳。処女。
若槻鱗は、ひょんなことから自宅アパートの便所で孤独死してしまう。
「 おお鱗よ。死んでしまうとは情けない 」
呼びかけに目覚めると、目の前にはポテチ片手に鎮座するイケメン英国風紳士(身体は七福神恵比寿)。
自
らを〝真実の神〟と名乗る男は鱗に一つの提案をするのであった。
「——表があれば裏がある。表裏一体というよりも、これは〝可能性〟の裏返しだ。
いつ、いかなる存在においても「もしも」という可能性は示され、観測されている。
お前も、私も、この世界を創った「神」でさえも」
鱗が生きていた世界と別の世界。
「一」の世界と「二」の世界と呼ばれる二つの世界。
その狭間に在る「世界境界」は二つの世界を繋ぎ合わせる鎖のような役割を果たしているが、曖昧かつ不安定な繋がりしか保てないため、時おり「一」の世界から一時的なパスを通して繋がりを復元する必要があるのだという。
「…というわけで鱗よ。お前を「二」の世界へと送る。
無論、拒否権はない。すまんが、もう一度だけ生きてくれないか。
生涯最期の景色が便所なぞ——ぶふぅっ!…納得がいかんだろう」
若槻鱗は決意した。
必ず、この邪知暴虐な男にドロップキックを喰らわせると。
「二」の世界。
それは二つの大神と龍とエルフと人が築いた幻想世界。
真実の神から貰った「かえる力」を携え、不思議な少女と共に若槻鱗は‥
「ねえ マ~ちゃん! 「ふぅ~」ってして♪」
‥再び、生きていく?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 19:40:08
205752文字
会話率:32%
【大神争乱神楽】という、和風ファンタジーのゲームの世界に転生した。
夜見(よみ)はその世界で加護を得られなかった事そして攻撃術を覚えられず、回復術しか覚えられなかった事から姓を奪われ追放された。
しかし前世の知識で鍛えられた彼の回復術は異
常であり、どんな怪我や呪いさえも解除してしまうチート級のものになっていた――。
ハーメルン、カクヨムにも出してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 18:16:37
70617文字
会話率:50%
ベイリー王国の公爵令嬢ローレン・デアリングに転生した菊理。役職も無く、領地経営を代官に丸投げして遊んでいる父のせいで家計は火の車だ。父の代わりに領地経営をして自分の私財と学費を稼いでいた。ローレンが十四歳になる頃には家計は正常に近づいた。
十五歳から入学が義務付けられている学校に入学する一年前に、王命で留学が決まった。
この世界では治癒魔法が使える女性を聖女と呼ぶ。治癒魔法が使える自分も候補生になってしまった。聖女候補生は大神殿を抱えるファリス王国の神学校に通わなくてはならない。この義務のせいで留学が決まった。
留学する半年前に父が子連れの女性(平民)と再婚した。面倒な事に、この母娘は散財癖が有り、家計は再び傾いた。
家計について頭を抱える暇も無く、留学先に向かう日が来てしまった。王に色々と相談してから出国した。
けれども三年後。
どう言う訳か、自分の悪評がベイリー王国内で広まっている。確認の為にお供と一緒に一時帰国した。
王に色々と問いただすと、呆れた答えが返って来た。
そして、第二王子がどう動くのか確認する為に参加した夜会で待っていたのは――喜劇だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 00:35:11
12646文字
会話率:43%
奴隷聖女の別√。バッドエンド。
神託の聖女は無事に発見され、大神殿に保護されることになった。言われるがまま大人しく過ごしている聖女が、しかし"外"に一切の興味を持っていないことに神官たちは気付く。聖女に愛を教えねばならぬ
との神託もあったことを思い出した彼らは、聖女と王子の婚約を整えた。しかし、王子は聖女を嫌い、聖女も王子に興味を示さない。その膠着状態が動いたのは、王子が王立学園に入学した後のことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 00:00:00
9450文字
会話率:52%
聖女の身代わりの別√。
神託の聖女は無事に発見され、大神殿に引き取られ育てられることになった。暫くして聖女と王国の王子の婚約が決まったが、二人の関係はお世辞にも良いとは言えぬものだった。寧ろ聖女が心を寄せたのは彼女と同じく神から加護を与えら
れ聖騎士を目指す少年だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 00:00:00
15519文字
会話率:69%
遥か昔、世界は五大神明の支配の下にあった。その神々の力は、大地を遼遠な陸地と深い谷間に変え、生命の息吹を無数の生き物たちに与えていた。しかし、神々の時代は徐々に終焉を迎え、人々の間で「終亡の冠」という伝説が静かに伝説となって広がっていった。
終亡の冠は、無尽の魔力を秘めた神秘の王冠。その装着者は、至高の力を手に入れ、永遠の命を獲得できるという。しかし、その代償は未知の重いものとされ、多くの者たちがその力を求めても、その真の意味を知ることはできなかった。
物語の主人公は、かつて神々と共に世界を支配していた「亡者」たちのうちの一人。彼は長い眠りから目覚め、自分が何を求めていたのかを思い出すことができない。彼の心は、記憶の断片と共に彷徨い、彼がかつて歩んだ道を追いかける旅が始まる。
彼は「帰還する亡者の道」を歩みながら、自分の過去と、終亡の冠の真実を探求する。しかし、彼が近づくにつれて、神々と人間の運命が彼の行動によって大きく変わることに気づく。彼が持つ力と、その代償とは一体何なのだろうか?
「帰還する亡者の道」は、復活と記憶、そして永遠の命をめぐる冒険物語であり、主人公が自らの真実を発見する過程で、世界そのものの秘密を解き明かしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 10:10:00
58064文字
会話率:19%
【あらすじ】
OLの大舟乃愛(おおふね のあ)は、会社帰りに寄ったハープ教室の帰り道、交通事故に遭う。
目覚めるとそこは異世界。
そして乃愛は、生き返った奇跡の「聖女ノア」としてオルビオン聖領国で暮らすことに。
そこでは毎日がチヤホヤ、憧
れていた貴族のような生活。
おまけに前世で磨いたハープの演奏は「神の音色」とも言われ、演奏会場に引っぱりダコ。
思わず「異世界最高!」と叫んでしまうほど、乃愛はあっさり異世界での生活に溶けこみ、エンジョイしていた。
そんなある日、オルビオン聖領の北の大国・ブランデン王国と、南の大国・モーム王国の使者がこっそり神官の館に来ていることを知り、ノアは首を傾げる。
そして数日後、テオ大神官から衝撃の解雇通告を言い渡される。
「オルビオン聖領国のことを、民を思う気持ちがあるのなら、聖女をやめて即刻この国から立ち去るのじゃ」
せっかくエンジョイしまくっていた異世界ライフを取り上げられ、ノアはショックすぎて……しかし黙って立ち去りはしなかった。
「諸悪の根源は、その呪いだわ!!」
ブランデン王国とモーム王国に共通する呪いをなんとかして、異世界ハッピーライフを取り戻してやる!!
そう心に誓って調査に乗り出したノアだが、なんと呪いの渦中にいる両国の皇太子と偶然にも知り合ってしまう。
「おまえは俺の妃になるんだ」「君は、僕の妃になるしかないよ」。
二人はノアを利用するべく、ノアの調査を妨害しようとするが……?
聖女と王子たちの本音とタテマエがせめぎ合ううちに、事態は意外な展開へ。
転生した元OL聖女が、ハッピーライフを取り戻すため、異世界を駆けまわる。
――ノアは皇太子たちの魔手(?)から逃れられるのか?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-21 12:00:00
112721文字
会話率:47%
女神は言った。
「我が名はイデア。導かれし子羊よ。偉大なる御名のもと、そなたに罰を下す。永遠の苦しみに償うがよい」
転生先は虚無の大地?!ドラゴンも大神官もいない広い大地で何をしろって?
ただひたすらに時間を浪費する次世代の転生物語
!!
探険もよし、昼寝もよし、絶望するのもよし、女神と恋愛するのもよしの何もかもが自由な世界!
私しかいない悠々自適な異世界ライフ、堪能してみませんか?
毎週平日更新予定。
2020/7/24 プロローグを追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 03:04:02
65250文字
会話率:33%
エルーシアは女神の声を聞いて目を覚ます。目覚めた瞬間、知らない記憶が走馬灯のように押し寄せた。
体験していない記憶に混乱するが、再び聞こえた女神の言葉ですべてを思い出す。
女神に選ばれた聖女の使命を放棄し、自分の想いを優先した結果、魔王討
伐に失敗し、魔王に殺されたことを――――
女神の聖紋が発現した日まで時が巻き戻っていることに気づいたエルーシアは、一度目の人生で愚かな選択をしたと後悔の念に駆られる。今度こそ課せられた使命を全うすると誓う。
聖女の力を身につけるために大神殿へ赴く前日、幼い頃から想いを寄せていたテオドールからテオドールの瞳の色をした宝石のネックレスをもらい、想いを交わす。
テオドールの想いを胸に、エルーシアは聖女として二度目の魔王討伐に向けて一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 12:26:58
2364文字
会話率:15%
クラスでも浮く程のゲーマー高校生である大神 蒼太《おおがみ そうた》はスマホゲーム『クラフトオンライン』の古参プレイヤーだった。しかし、彼が行っていたのはゲームの趣旨とは全く違う進め方だった。街づくりが目的である『クラフトオンライン』で彼
は、他のプレイヤーが時間を掛けて創った街を壊したり、追い剥ぎをしたりとまさに外道な行いを繰り返していた。
そんな彼が時間を掛けて集めたレジェンド級の装備だったが、同じクラスの陽キャの手により一瞬で失ってしまう。
そんな中、彼の前に突如謎の光が現れ、気が付けば彼は見知らぬ場所に飛ばされ、自分の事を魔王様と慕う者達に囲まれていた。喧嘩などしたことが無い彼は自分が無能な魔王と知られれば殺される……死にたく無いと思った彼は自らの命の為に、仕方無く魔王を演じる事になるが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 21:49:54
15345文字
会話率:56%
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことに気付いた8歳のペトラ・ハクスリー公爵令嬢は、ヒロインである異母妹をいじめてしまう前に、公爵家から逃げ出すことにした。
ペトラは貧民街でたくさんの人を持ち前の治癒能力で助けて功績を作り、9歳にして聖女見習い
として大神殿で暮らすことになる。
ようやく始まった平穏(?)な生活に喜んだのも束の間。ペトラは大神殿の庭園で、同い年の美少女ベリーと出会う。
ベリーは無気力無感動、ちっとも喋らない、人形のような子だった。
悪役令嬢ペトラが、いずれ大親友ベリーを失う物語。
(もしくは、女として密かに生かされていた御落胤ベリスフォードが、男としてペトラと生きることにした物語)
※無断転載、無断翻訳禁止折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 07:10:00
398402文字
会話率:36%