聖女を陥れたとして。今まさに断罪されようとした時、令嬢アリアンヌは思い出す。それは、前世の記憶、そしてこれから起こり得ることだった。
逃走しようとしたアリアンヌは、その場にいた何者かによって殺されてしまう。それは、通常の結末とは異なるも
のだった。
暗闇の中、令嬢に語りかける少女。名は結衣、前世の少女だった。どういった世界なのか。どうしてこのような結末となってしまったのか。
この世界は歪められてしまった。令嬢の意識が閉ざされたままののも、その影響かと思われた。
この世界は結衣の親族が作った同人ゲームの世界。内容は聖女に夢中な攻略対象を振り向かせるもの。主役は悪役令嬢のアリアンヌだった。
結衣もそう、何者かに殺されて人生を終えていた。結衣は今度の人生こそはと考える。
鍵は攻略対象とのエンディング。それによって、破滅の未来は避けられるのだと。
生まれ変わったアリアンヌとして。強力なライバルキャラの聖女と対立しつつ。ダンジョン攻略によって有利に進めながらも。
攻略対象との未来を迎える為、奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 00:00:00
732380文字
会話率:52%
「俺を選べ、マデリーン。君には、音楽の都がよく似合う」
隣国の王子であり、幼なじみでもあるフィリックスが今、私の国に滞在しているらしい。私、――マデリーンは彼に会うために、城のパーティーへ行く。
けれど自国の王女に侮辱され、周囲の人た
ちからもバカにされてしまう。私がどう言いかえすべきか迷っていると、フィリックスがバイオリンを差し出した。
「さぁ、弾いてくれ。俺の小鳥」
隣国の王都は、音楽の都とも呼ばれる。私は五年間、その街でフィリックスとともに過ごした。バイオリンを毎日、弾きながら。
バイオリンが得意な伯爵令嬢と、優しくてまっすぐな気質の王子。バイオリン、ビオラ、チェロ、ピアノ。ふたりの愛の調べ。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 14:32:54
28567文字
会話率:46%
僕たちの学校に設置された最新のラジオ。その放送の中でも「コランク・フンラッドの嘘つきラジオ」に、僕たちは、夢中だった。町の人たちも、彼のラジオを心から楽しんでいた。
ある日、僕たちは、いつもと違って、真面目そうに話をするコランク・フンラッド
の声を聞いた。「本日の放送は、真面目なニュースを流します。」そんな言葉で始まった彼の話は、僕たちの・・・ピッツバーグの小さな町を大混乱に陥れた。
*この作品は【春のチャレンジ2025】と【大野錦氏チャレンジ企画】《公式企画テーマ入れ替え2022年度、秋の歴史、テーマ「手紙」→替→「ラジオ」》に参加しています。(企画概要)https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1970422/blogkey/3247285/
*歴史小説としてではなく、歴史分野の時代小説としてお読みいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 00:00:00
2711文字
会話率:10%
海野 潮太郎(うみの しおたろう)は仕事から帰宅すると、妻の瑞希(みずき)が風呂場で不貞を犯している姿を目撃する。
しかもその相手は、実の息子である大洋(たいよう)だった。
18歳という多感な年頃の大洋は日に日に増していく自分の性欲を処理し
きれないことに苦しみ続け、実の母親である瑞希に無理を承知で処理を頼み込んだ。
我が子を苦しみから救ってあげたいという歪んだ親心から瑞希は承認してしまい、いつしか血の繋がった大洋を異性としてみていた。
心から信頼していた妻と息子に裏切られた潮太郎は離婚を決意し、仕事を辞めて田舎へと帰る。
だが潮太郎の心は癒えることなく、空しく毎日が過ぎていく。
そんな潮太郎の前に大洋が異常なほど推していた女子高生アイドル、広田 蒼歌(ひろた あおか)が現れた。
彼女は実の父親に強姦されかけたことで心を病み、アイドルを辞めて母親と実家がある田舎に引っ越してきた。
信頼していた家族に裏切られたという共通点から仲良くなっていき。2人は年の離れた友達となった。
一方、大洋はアイドルを辞めた蒼歌をSNSなどを使って探し当てるも、蒼歌が潮太郎と仲良くしている姿を見て絶句する。
アイドルとして……女性として誰よりも愛していた蒼歌を潮太郎に奪われたと感じた大洋は潮太郎に強い憎しみが芽生える。
そして瑞希も、蒼歌に夢中で自分を見てくれなくなった大洋との間に溝が生まれて潮太郎に復縁を迫るも……潮太郎はきっぱりと拒否する。
そして瑞希も、蒼歌に潮太郎と大洋を奪われたと感じ……激しい怒りに狂っていく。
未来を見つめて今を頑張る潮太郎と蒼歌……過去にしがみついて恨みを抱き続ける瑞希と大洋……。
4人に待ち受ける結末とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-25 08:00:00
171403文字
会話率:28%
王家主催の舞踏会で羨望の視線を集める理想の貴族夫妻がいた。
他の者が目に入らないほどお互いに夢中な美貌の若き伯爵と令夫人にはとある秘密があって。
最終更新:2025-02-24 20:11:22
2682文字
会話率:52%
最近大学生になったばっかりの皆瀬香。彼女は普段通りの日常を過ごしていたはずだが不思議な現象に巻き込まれいったいどうなっちゃうの~?
キーワード:
最終更新:2025-02-24 18:00:00
35003文字
会話率:28%
物語を書くのが好きすぎて、婚約者に物語を書き散らした手紙を送りつけることにした令嬢と、婚約者から送られてくる物語に夢中になってしまった筆不精の騎士の、その後の話パート2です。
「クリスティーネ先生の次回作にご期待ください!」(https:
//ncode.syosetu.com/n4101jg/)
「クリスティーネ先生に励ましのお便りを送ろう!」(https://ncode.syosetu.com/n8187jg/)の続編にあたります。
こちらも読んでからご覧いただくとより楽しめるかと存じます。
※KADOKAWA様から3/28に書籍刊行予定です!
※カクヨム様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 00:26:44
8006文字
会話率:40%
物語を書くのが好きすぎて、婚約者に物語を書き散らした手紙を送りつけることにした令嬢と、婚約者から送られてくる物語に夢中になってしまった筆不精の騎士の、その後の話です。
「クリスティーネ先生の次回作にご期待ください!」(https://nc
ode.syosetu.com/n4101jg/)の続編にあたります。
こちらも読んでからご覧いただくとより楽しめるかと存じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 02:05:37
9331文字
会話率:29%
田舎で暮らす青年、神田まことは最近ニュースになっていた殺人グマに遭遇してしまう。夢中で逃げ込んだ場所は大きな神社だった。不思議な雰囲気のある神社に圧倒され、境内を散策していたまことは近づくクマの存在に気づかずにいた。逃げ遅れたまことが死の危
機を感じ、声の出ないままに助けを求めたところに、
ー「私は悪事も一言、善事も一言、ことはなつ神、一言さんなり」ー
こう言い放つ「一言さん」と名乗る自分と全く同じ容姿の神が現れ、クマを退治する。
人の欲と神の戯れ、ふたつの想いが綴る物語が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 22:55:36
7958文字
会話率:39%
醜く太った身体に、無愛想な顔ーーまるで白豚のようだと蔑まれている伯爵令嬢シャルロッテ。
婚約者である第二王子リューズは男爵令嬢のマリリナに夢中で、シャルロッテのことを愛し合う二人の邪魔をする“悪役白豚令嬢"などと呼んで蔑んでいた
。
しかし、シャルロッテの肥満体型には秘密があって……!?
華麗なる変身を遂げたシャルロッテは、持ち前の“スパダリ洗脳(まりょく)”で周囲をメロメロにし、リューズにざまぁしていく……!!
ーーこれは、白豚の呪いが解けたスパダリ令嬢が、みんなと幸せになるまでの物語ーー……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 22:10:00
19355文字
会話率:23%
『水面に映る光』は、障がいを持つ姉妹が水泳を通じて成長し、自分たちの可能性を切り開いていく感動の物語です。
主人公・御影美保と妹の百合子は、幼い頃から下肢に麻痺を抱え、車椅子での生活を送っていました。そんな二人に母・安江は厳しくも愛情深い
言葉をかけ、水泳を習わせることを決意します。指導にあたったのは、スポーツ少年団「ATACK」を率いる隆介おじさん。彼は姉妹を特別扱いせず、他の子どもたちと同じように接し、「水の中では皆平等だ」と教えます。最初は戸惑いながらも、水中で自由に動ける喜びを知った姉妹は、次第に水泳に夢中になり、努力を重ねるようになりました。
やがて二人は全国障がい者水泳競技大会に挑戦することを決意し、厳しい練習に励みます。その姿を見た父・総一郎は、これまで娘たちと向き合うことができなかった自分を悔い、初めて彼女たちの前に立つ決意をします。全国大会の会場で、総一郎は娘たちの勇姿を目の当たりにし、これまで言えなかった「頑張れ」という言葉をようやく口にします。
本作は、障がいを持ちながらも自分の限界に挑み、人生を切り開いていく姉妹の姿を描くとともに、家族の愛と絆、そして過去と向き合う勇気の大切さを伝える感動の一作です。水面に映る光のように、希望と成長の輝きを放つ姉妹の物語は、多くの人の心に深く響くことでしょう。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-23 21:23:21
3485文字
会話率:19%
前世で夢中になっていた小説のモブに転生した私。
推しであるヒロインのお嬢様を見守ろうと決めたけれど……。
最終更新:2025-02-21 12:05:10
4070文字
会話率:14%
リーズ公爵家の一人娘エリザベスは三度の飯よりも甘いお菓子が大好き。
夜会では令嬢達や婿候補とのコミュニケーションよりも出されたケーキに夢中。
夜会で出されたキャロットケーキを三個も食べてしまったエリザベスは顔が怖いと有名な第四王子ウィリアム
にギロリと睨まれてしまう。
きっとケーキの食べ過ぎを咎められるのだと思ったエリザベス。しかし、ウィリアムの顔があまりにも怖かった為、エリザベスは気絶してしまった。
後日、ウィリアムがエリザベスの元に怖がらせるつもりはなかったと謝罪にやって来る。エリザベスもケーキの食べ過ぎについて詫びたが、ウィリアムは別に怒ってなどいなかった。そしてエリザベスはウィリアムから衝撃的なことを聞く。
「あのキャロットケーキは俺が作ったものだからな」
何と強面で皆から恐れられていたウィリアムの趣味はお菓子作り。ウィリアムは作ったお菓子をこっそりと夜会で出していたのだ。ウィリアムの意外な一面を知り、エリザベスは徐々に彼と交流を始めた。そしてエリザベスとウィリアムはお互いを意識し合うようになる。
甘いものが大好きなエリザベスと強面でお菓子作りが趣味なウィリアムの恋の行方は果たしでどうなるのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 17:20:00
17901文字
会話率:33%
マリナ・ルベライトは希少な光の魔力を持つ男爵令嬢。彼女は魔法学園入学前に前世の記憶を思い出す。何とここは前世夢中になった乙女ゲーム『光の乙女、愛の魔法』の世界でマリナがヒロインなのだ。ヒロインに転生し喜ぶマリナだが、悪役令嬢エヴァンジェリン
も転生者で破滅回避のために動いてマリナの方が逆ざまぁされる可能性もあることを警戒していた。
しかし、魔法学園入寮日、マリナにとって予想外の出来事が起こる。
何と大勢の前で攻略対象者達から絶縁宣言されたのだ。しかも攻略対象者達に守られているのは見たこともないモブ令嬢。
何と彼女がシナリオ大改変して攻略対象者達を事前に籠絡していたのだ。
国の未来を担うて攻略対象者達からのいきなりの絶縁宣言で、学園生活がハードモードになったマリナ。本来の悪役令嬢エヴァンジェリンも不在で果たしてどうなってしまうのか?
第二十二回書き出し祭り参加作品です。
※かなり強火のざまぁ描写があります。罪に対する罰が大きすぎる可能性があります。また、男性から女性への暴力描写もありますのでご注意ください。
ベリーズカフェにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 17:20:00
73592文字
会話率:36%
転生したこちらの世界で、婚約者は自称『妹のような』従妹に夢中。空しい日々の中、母の再婚で姉妹になった女神のように麗しいお姉さまは、実はお兄さまで術師という。その上、私に何かが憑いている?というし。
待って、設定盛りすぎていません?
「これは
、もう離してあげられないな」
仲良くできて嬉しいけれど、突然お兄さまになって甘い声で囁かないで欲しい。
少しニブいヒロインと訳ありヒーローの、のんびり日常話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 07:00:00
114391文字
会話率:30%
空に『天海』と呼ばれる海があり、当たり前のように異形の獣がいる世界。外界から隔たれているその島は、文明を形成し、武器を使う『人間』、『化け皮』を用いて獣になれる、原始的な暮らしをしている『人獣』、不思議な目で自然現象を操り、遊牧民のような
暮らしをする『人妖』の三つの種族が暮らしている。三つの種族は何度も、住む場所や考え方の違いから衝突し、その度に島の土を地に濡らしていた。
そして、今。厄介ごとを避ける人妖の不干渉の姿勢と、人間と人獣の不可侵の取り決めにより、その島は束の間の危うい均衡を保っていた。『落ち人』と呼ばれる波紋を与えられるまで。
海斗は海辺の田舎町で生まれ育った。歳は15歳。高校受験を控え、同い年の親友二人は夢を目指して田舎を出ることを決心する。引きこもりの兄がいる海斗は親に心配をかけないためにも、生まれ育った田舎で高校を探そうと思っていた。
海斗に夢はない。大好きだった空手への熱意も、大会で初戦敗退したことで薄れていた。残ったのは、自分だけが夢中になるものを見つけられないという空虚で些細な劣等感。自分がこれからどうしたいか、どうありたいかも分からなかった。
日々、ただ無為にどこにいきたいかも分からない高校に行くための受験勉強に勤しむ海斗の娯楽は、親友二人との時間と、流行りのライトノベルを読むこと。
夏休みのある日、海斗は親友二人と一緒に海へ行く。海斗はそこで、海が緑に光るのを目撃し、その海に飲まれてしまう。
気がつけば、海斗は異世界にいた。そこは、まるで、憧れたライトノベルの世界。困惑しながらも胸を躍らせる海斗だったが、やがて、回る歯車の中でその世界との向き合い方を問われることになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 11:00:00
13543文字
会話率:49%
ルークは健康管理員でしたが、体調を崩して仕事を辞めました。ある日、友人のリュウがルークを格闘ゲームのトーナメントに連れて行きました。ルークは格闘ゲームが好きではありませんでしたが、とにかくそうだったので、リュウはルークにプレイ登録をしました
。ルークはやりたくなかったのですが、それでもプレイしていました。世界最高のプレイヤーであるジンと対戦しました。プレイを始めると、ルークは興奮し始め、格闘ゲームに夢中になりました。ジンが勝利したイベントの最後にマイクを取り、ジンを超え、いつか自分が世界一になるだろうと言いました。 ジンは興奮して、二人が再び対峙するのを待っていると言いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 10:18:56
7896文字
会話率:0%
不慮の事故で死んだ私が生まれ変わった先は異世界!?乙女ゲーチックな世界だけど私は目の前のロボットに夢中なのでシナリオなんて知るかぁぁぁぁぁ!!!
最終更新:2025-02-15 09:47:13
11810文字
会話率:57%
ブラック企業の非正規で万年働く哀れな貧困層のアイ氏。
ブラック企業を辞たいと願い、宝くじ高額当選を夢見ていた。
そんなアイ氏が高額当選をする為にやった開運法は風水である。
風水では玄関に植物を飾るのが金運にも良いとされていた。
アイ
氏は開運の為に玄関に飾る植物を探していた時、日本の伝統園芸、『おもと』に出会う。
だが、それは『おもと』栽培の悪戦苦闘の日々のはじまりだった……。
赤星病!害虫!葉焼け!根腐れ!異常気象!陶器の鉢が割れる!等の様々な苦難がアイ氏を襲う…。
だがそんな困難にも負けず、果ては宝くじ高額当選の為に、『おもと』を玄関に飾るという目的すらも、すっかり忘れて『伝統園芸の世界』夢中になっていくのだった…。
◇◇◇
*アイ氏*プロフィール*
*ブラック企業の非正規社員*
*コミ障、ヲタ脳、働く貧困層の三重苦を抱え、将来は確実に天涯孤独と生活苦になるが、それを宝くじ高額当選で解決したいと考える、残念な脳ミソの持ち主である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 10:00:00
65311文字
会話率:1%
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内容について
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別作「2度目の人生、と思ったら、実は3度目だった。~歴史知識と内政努力で不幸な歴史の改変に挑みます~」の五百年と少し前、王国設立の原点
を記した外伝です。
時系列は異なり、個別のストーリーとして独立していますが、一部内容で上記物語の内容の原点として、過去が未来の歴史を紡いでいく描写も含んでおります。
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あらすじ
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実家で祖父の33回忌が行われた日、たまたま祖父の遺した自作の小説を手にした結果、その本に書かれた異世界での出来事に夢中になり、本を通してその小説で書かれた内容を追体験していきます。
太平洋戦争末期、特攻で戦死した筈の主人公は、とある異世界に転移し、その世界で虐げられ、滅びに瀕した人々により命を助けられます。
彼らの境遇を知り、共に生きることを決意し、滅びゆく彼らの定めを変え、転移で得られたスキルにより、失われた魔法の使い手を復活させます。
魔物の巣窟、広大な未開の危険地帯で、魔法により生きる術を得た彼らと、迫害のない自由な世界を求め、長い放浪の旅を始め、苦難の末、彼らの王国を築き上げるまでの物語です。
この物語は、単に過去の冒険の記録ではなく、500年の時を超え、未来を紡ぐ架け橋となり、長きにわたる繁栄と、滅びの定めにあったカイル王国が、初代国王によってどう導かれ、建国されたのかを紐解き、未来に起こる歴史改編の原点となっていきます。
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構成について
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本来、主人公の経験に基づいた視点の展開ですが、時折第三者視点で進行する場合があります。
この点はプロローグにて理由を記載しております。
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投稿について
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投稿を始めてしばらくは、毎日9時に予約投稿を入れています。
以降、隔日投稿に移行します。
20話以降は、本編の進行に合わせ投稿頻度を調整させていただく予定です。
何卒ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 09:00:00
239516文字
会話率:25%
ある日、ピラティスインストラクターのせれなは家族旅行の帰りに事故に遭い目を覚ますとそこは異世界だった。
それも前世で人気だった漫画
【悪女にハッピーエンドは似合わない】通称・悪ハピ
の世界だった。
悪ハピは悪役令嬢であるジュリアンが
一介の騎士に恋をするがその恋が実る事はないという切ないストリートが描かれているものだった。
せれなはそのジュリアンが恋する一介の騎士が所属する騎士団で働くココに転生したのだ。
悪ハピのココは悪役でもなければ悪役の取り巻きでもない、ヒロインでもなければヒロインの友達でもないといういわゆるモブ以下のエキストラ的ポジションだった。
ココに転生したせれなは前世で少しだけ複雑な家庭環境だったこともありエキストラ的存在に内心平凡に暮らせると安堵していた。
しかし、ある事がきっかけでピラティスインストラクター魂に火がついたことに加え転生したのがせれなだけではなくせれなの家族全員だった事でココ(せれな)の描く平凡な暮らしが大きく変わることになった。
ココの気づかぬうちにココは周りから溺愛されるようになって…?!
でも、ココはそういう事には鈍感すぎてそれに気づかない?!
そして、何やら原作の内容に大幅なズレが?!
家族は前世と変わらずココを溺愛!
騎士団長の冷血公爵はココにだけはツンデレ激甘?!
女性の憧れNo.1のまるで天使のような皇太子が実は執着系?!
悪役令嬢までココに接近?!
ヒロインは何やら訳あり?!
周りがココに夢中の中、ココはピラティスと平凡な生活に夢中?!
平凡で平和に暮らしたい元・ピラティスインストラクターの恋事に鈍感でほんわかしてるけど肝のすわったしっかり者少女の平凡じゃない暮らしが始まろうとしていた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 17:20:39
51339文字
会話率:34%
小人女子高生の異世界冒険譚の短編作品です。
https://ncode.syosetu.com/n7022ev/
~あらすじ~
遠坂玲奈は異世界に転生した小人の女子高生。異世界に転生した際にバッドステータス”縮小化”の呪いに掛かってしま
っていた。
そんな彼女は自身に掛かる呪いを解こうと相棒のエノクとともに冒険の旅に出ることを決意する。冒険の知識を入れることに夢中になっていた彼女は今日も書籍と向き合っていたのだが、山積みになっていた周囲の本がグラグラと揺れて彼女に襲いかかってきたのだ!
※本編159話(レイナの戦い)の続きの話を想定した外伝作品になっています。
本編の世界観の設定を基にした話になっていますので、より深く楽しみたい方は先に本編を読む事をオススメいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 15:37:05
26825文字
会話率:38%
ある日、とある町の医者のもとに、一人の青年が訪れた。
「はい、今日はどうされましたか?」
「あの、スマートフォンから指が離れないんです……」
「ああ、ついつい夢中になってしまいますよね。私もよくゲームをやりますから、気持ちはわかります
よ」
「いえ、そういうことではなくて……」
「ああ、動画ですか? 最近の若い方はどんなのを見ているのかなあ。面白いのがあったら教えてください」
「いや、違うんです……」
「大丈夫。スマホ依存って言葉もありますが、ちょっと夢中になるくらいなら誰にでもありますよ。ちなみに、一日どれくらいスマホを触っていますか?」
「……二十四時間ですかね」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-09 11:00:00
1369文字
会話率:60%
『テップス! みんな手に入れよう~。テップス! みんなもう持ってるう~。テップス! 最高のアイテムさあ~。テップス! テップ! テップ! テェェェェェップス! 新発売、テップス!』
時々、何を宣伝しているのかわからないCMに出くわすこと
がある。この「テップス」のCMもその一つだ。商品説明は一切なく、ただ耳に残るメロディと謎のフレーズが繰り返されるだけ。これはきっと、強烈な印象を残して興味を引かせ、自分で調べさせる戦略なのだろう。
私はその術中にまんまとハマった口だ。だが、ネットで調べても、部下に訊いても、テップスの正体はまるで掴めない。皆が夢中になる理由も理解できず、焦りだけが募っていく。急がないと、また――
「ん、係長。何か調べものですか? まさか……またテップスのことですか?」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-10 11:00:00
4465文字
会話率:79%
その惑星の地表の一部は、脈動するかのように絶えず揺れ動いていた。
「船長、あれはまるで……」
「ああ、まるでというより、完全にお祭りだな。ちょうどいい時に来たかもしれない。着陸しよう」
上空から見下ろしていたその小型の宇宙船は、集
団から少し離れた場所へゆっくりと着陸した。
地上からも宇宙船が見えていただろうと思い、船長と乗組員は船から降りて、その場で少し待った。しかし、誰もやって来なかった。
「どうやら、お祭りに夢中で私たちに気づいてないみたいですね」
「ははは、連中の真上から降りてやればよかったかな」
「ふふ、驚かせちゃいますよ。攻撃してきたかもしれません」
「いや、『神様がきた!』って崇められたかもしれない。惜しいことをしたな」
「まあ、確かに。そうなれば、交渉も楽だったでしょうね」
彼らの目的は、この星と友好関係を築くことだ。ただし、この場合の『友好』とは、地球側が優位に立つ関係のことを意味する。現在、地球は知的生命体が存在する惑星に彼らのような使者を送り、その資源や技術を獲得しようとしているのだ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-29 11:00:00
2497文字
会話率:80%