23時から夜が明けるまで、ぼくは歌を謳っている。
横を見ても何も映らない、高いビルの屋上で。
でも今日は謳う気分じゃないし、少し昔話をしようかな。
聞いてくれる?
これは、ぼくに優しい光の在り処を教えてくれた女の子のお話。
とある一凛の
花と、不老不死の男の子のお話。
〈この作品はステキブンゲイにも掲載しております〉
https://sutekibungei.com/novels/5c322ef1-44a1-4f23-b145-9302c741215f折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 07:00:00
13452文字
会話率:6%
「私が飛び降りた理由を、探してほしいの。」
幽霊専門のなんでも屋をやっている瑛二(えいじ)。今夜も彼のもとに、成仏できない幽霊が悩み相談にやって来る。今晩の客、愛理(えり)は、未練を果たしたいのかと思いきや、自殺をした時の記憶がなく、自殺
の理由を知りたいという不可解な相談だった。
愛理と理由を探っていく瑛二。しかし実は、彼女の自殺の原因と、瑛二がなんでも屋をやるきっかけには共通点があった。
それは、二人を繋ぐある人物の存在だった。
これは、“夜明け”を迎える為の邂逅の終着点。
(※この作品は、だいぶ前に公開した作品(現在非公開)を構成などを変更して書いたものです。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 11:38:05
16280文字
会話率:44%
100年の時を経て目を覚ました少年吸血鬼、ダンテ。
しかし100年後の世界は様変わりし、ダンテは人間社会に溶け込む必要があった。
自分の特性を活かして働けそうだな。
そんな理由で選んだのは新聞配達員。
人間離れした身体能力で、夜が明ける
前に配り切れ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 12:00:00
5452文字
会話率:47%
「おやじさん、『キチガイ令嬢』ってのを知ってるか?」
数多の令息令嬢、挙句の果て王太子までもを屠った『キチガイ令嬢』は今日、沢山の血を吸ってきたギロチンの錆となり消え果てた。
『悪魔が憑いた』と言われるほどの残虐な行為をした令嬢は、ど
のような前世を抱えていたのだろうか。
『お芝居』の世界の、『主役の呪い』。呪いにかかった令嬢は、『復讐』の名の元に、最愛の妹を殺そうとした人間を、真紅の花へと染め上げる。
さあ、キチガイ令嬢と死の夜が明けるまで踊ろうよ?
自分で書いていてショックを受けるほどにサイコパスになってしまいました…。血塗れ表現等が大丈夫な人は、どうぞ…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-25 09:00:00
5489文字
会話率:28%
夜が明けるまでその熱い力で俺の目を覚ましておくれ
最終更新:2020-05-24 05:12:44
1506文字
会話率:30%
突如として現れた夜の支配者『影』。
だが、そのことは限られた者しか知らない。
そして化け物である『影』と日々誰にも知られずに命を賭けて戦う者達がいた。
そんな者達は『鬼呪者』と呼ばれた。
最終更新:2020-04-06 03:53:16
50163文字
会話率:38%
むかしむかし。とある山間地域を、大規模な山火事が襲った。
一夜が明けるとすっかり火は消えていたが、不思議と人間たちの住まいには害が出ていない。
さらに奇妙なことに、焼け野原となったはずの山肌に立つ、背高のっぽの木たちが集まった一角。
その
うちの一本の樹のてっぺんに、誰かが腰かけている。
不審な影を確かめるべく、木登りが達者な若者たちが挑んだところ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 18:00:00
3542文字
会話率:9%
夜が明けるまでのわたしの告白
最終更新:2019-12-09 23:45:36
4703文字
会話率:0%
グリセディア歴983年
巨大な大陸では、いくつもの国家が乱立していた。国家は己の存亡を掛け、互いに協力し合い、交易を結び、ときには小さな諍いを繰り返しながらも均衡を保っていた。
ある時、均衡の歯車が狂い、大陸は二つの勢力に分かれ 巨大な戦
争が始まった
二つの勢力、[ナルブグリート貿易都市連合国家]と[エイデインシア王聖都連合国家]
種族の関係無く、互いの国境線を境に隣人同士が憎み合う
ある者は英雄という肩書を求め、またある者は富を求め、それぞれが己のために戦争を続けた
グリセディア歴1000年
戦争は未だ続いており、10年以上も不毛な争いを続ける者たちへ、神の裁きでも下ったのだろうか
戦場跡からは不死者が這い出し、各地でモンスターと呼ばれる生物が現われ、牙を剥いた
二大国家は初めて"停戦"を結び、モンスターに対抗するための協定を締結し、
そして、これまでの過去を清算するかのように"厄災歴"を定め、団結を目指した
……厄災歴4年、戦争の爪痕は癒えることなく、人々は動乱の中にあった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 23:36:16
2158文字
会話率:30%
今日もいつもの様に夜が明ける。
そしていつもの様に時が過ぎる・・・はずだった
彼の名前は|弥美ノ光(やみのひかる)
弱冠18才の高校生
普段は部活活動に明け暮れるごく普通の学生だ
彼の特徴は幼いときから習い始めた剣道。その腕前は全国大会に
まで上り詰めた事のある腕前だ。
今日もいつもの様に学校を終え家に帰るヒカル。
そんな彼の日常から想像もつかない出来事が起ころうとしているとはこの時ヒカル夢にも思っていなかっただろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-09 22:02:09
4029文字
会話率:67%
好きな人の隣で中々眠れないという経験はありませんか?
眠れなくてあれこれ考えてしまい、そのせいでまた眠れないという無限ループ。
最終更新:2017-10-15 08:21:38
2213文字
会話率:27%
勝ち気でわがままな幼馴染のアカネが、ある夜、幼女のようなかわいらしさをまとってコウタの前に現れる。甘く危険な一夜が明けると、アカネだと思っていた少女はうり二つの別人であることが判明する。
どう見ても人畜無害な謎の少女には恐ろしい(?)秘密が
隠されていて……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-05 00:00:00
61391文字
会話率:49%
夜が明けるのを誰かと待っている夢を見た僕。
ふと目が覚めた、午前三時。雨のなかを見知らぬ少女が訪ねてきた。
きのう突然届いた封筒。夜が明ける夢。君は誰?
夜明け前の静かな時間にすべてが、つながる。
最終更新:2017-04-28 02:04:47
8878文字
会話率:25%
ある夜、
涙を流すことができない男の子と、
笑うことができない女の子が出逢った。
ふたりの秘密と過去が明かされるとき、
悲しくも優しい15日間の夜が明ける。
最終更新:2017-02-26 00:18:36
14295文字
会話率:24%
ある夏の日、夜が明ける頃。
僕は彼女に手を引かれ砂浜を歩いていた。
僕は言う。「何で砂浜を歩くのか」と。
彼女は言う。「その方が足跡が見えるでしょう」と。
僕らは歩く。過去の話をしながら。
……それに決着がついたら、未来の話をしよう。そ
う決心するまで、この足跡はどれ程続くのだろう。
※この作品はカクヨムでも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882231061折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-22 20:24:00
10892文字
会話率:41%
事故でひとり残された香は、清水の流れる小川のほとりに降り立った。
わけもわからず混乱の中一夜が明けると、少しだけ前向きになれた気がする。
子供になっちゃった香が一生懸命に歩いてゆく物語。
話はゆっくりめで進みます。
ムーンにて先行掲載
しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-07 01:00:00
287541文字
会話率:27%
冬はまだ夜が明ける前の早朝、初バスの時間から真夜中の終バスの時間まで、そして晴れの日も雨の日も雪の日も、そして真夏の暑い時も真冬の寒い時も1年365日1日24時間。その街の日常の舞台の一つのバス停。
そんなバス停での1日を書いてみた。
最終更新:2016-05-20 13:37:47
1242文字
会話率:42%
こんな時間に目が覚めてしまいました。
真夜中だと言うのに、突然、磯ひよどりの清流のように澄んだ鳴き声が、開け放したままの東の窓から聞えてきたせいでしょうか。
それとも、薄いレースのカーテンが、風に揺れて私の腕をそろりと撫でていったせいで
しょうか。
その感触を追うように、むきだしのニの腕に手を当ててみると、いつの間にかすっかり冷えきっていたようで、血の気の失せた日影の石のような冷たさに、不意に子供のころ過ごしていた、小さなわびしい村での出来事を思い出してしまいました。
八月の、夏休みも程なく終わる頃、緑に澱む、暗い沼での出来事を。
……もしあなたも眠れないのであれば、少し……私の話にお付き合いいただけますか?
長い話ではないのです。夜が明ける前には終わってしまう。
そんな程度の話です。
※他サイトにて重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-23 20:05:55
32245文字
会話率:6%
坦々とした日々を送る37歳青柳スミレ。独身、彼氏なし。彼女は人生にどんな希望を見出し生きていこうとするのだろうか。
過去の恋愛は、心の宝石箱に詰め込まれるだけでなく、人が成長するのに必ず活きる。つまずいたスミレが自分を立て直していく話。
最終更新:2016-03-02 20:12:12
3363文字
会話率:26%
世界が僕に死ねと言った。
でも、僕は君の世界のためなら喜んでこの身を差し出せたんだ。
これは、世界の存続の為に生贄になれと言われた青年と、そんな彼の幼なじみのおはなし。
最終更新:2015-07-19 13:48:13
16245文字
会話率:38%