〈伏魔殿(ふくまでん)〉――魔物が蔓延り宝物が眠る地下迷宮(ダンジョン)。
そんな〈伏魔殿〉が点在する国――龍塒国(りゅうじこく)。
野兎(ノト)は、国を巡る雑技団に身を置く女性である。
目玉の演舞劇では男役を担う、大人気の凜々しい
麗人。そして、かつて現代日本で暮らしていた前世の記憶を持つ、“転生者”でもある。
ある日、団長夫婦の不祥事により雑技団が潰れてしまい、幼い弟分・妹分達を養うため野兎は後宮の宮女になることを決心する。
しかし、野兎は妃嬪の一人――梅衣(メイ)に粗相を働いた同僚を庇ったため、彼女の逆鱗に触れてしまう。
機嫌を損ねた罰として、宮廷の外れにある〈伏魔殿〉――通称〈宮廷伏魔殿〉へと落とされてしまう事に……。
だが、野兎は幼い頃から雑技団の団長夫婦に折檻を受け、しょっちゅうあちこちの〈伏魔殿〉に放り込まれていた。その度に、前世で学んだサバイバル技術と今世で培った武闘術を駆使し生き残ってきたため、全く恐れること無く、むしろ〈宮廷伏魔殿〉を攻略していく。
その最中、野兎は離れた場所にいる人間と通信ができる宝物――〈神鏡〉を発見。
〈神鏡〉の力により彼女の活躍が国中に配信される事に。
思わず梅衣の横暴ぶりまで暴露配信される形になってしまい、宮廷は大混乱。
しかし、皇帝陛下は〈伏魔殿〉の〈魔物〉をも凌駕する野兎の姿に強く興味を惹かれた様子で……。
“後宮“と“ダンジョン”をダブルで攻略!? 転生女子による宮廷シンデレラストーリー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 07:00:00
41053文字
会話率:32%
迷宮都市メレディス。そこは世界中の人々の欲望が一点に集中する都市である。世界に一つしかない地下迷宮を中心に富、名誉、権力。それらを手にせんと様々な人種、立場の人間が集まり形と成す、そんな世界でただ一つの街である。
そこに“王”となるため
に来た少年があった。“王”とは世界中の富を手にする者だ。“王”とは世界一の武を持つ者だ。“王”とは世界のすべての栄光を積み重ねる者だ。“王”とは数多の女を侍らす者だ。そして“王”とはあらゆる苦難、その一切を楽しめる者だ。
これはそんな“王”となるために迷宮都市へと来た一人の少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 18:00:00
17820文字
会話率:74%
目が覚めた時、冬月蘭は見たこともない場所にいた。コンクリートに囲まれた部屋には、武器や食料などの入ったリュックが置かれている。直後、天井より聞こえてきた声──
「皆さん、目を覚まされたようですね。早速ですが、状況を説明しましょう。皆さん
には、脱出ゲームのプレイヤーとなっていただきます。やるべきことはひとつ、この死願島地下迷宮より、頑張って脱出してください。上手く脱出できた暁には、賞金として一千万円を差し上げます」
*作品内に登場する地名や団体などは、全て架空のものです。また、武器や道具の中にも架空のものがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 00:19:07
105672文字
会話率:38%
ある日 世界に突然現れた地下迷宮
ありとあらゆる常識が通用しないこのダンジョンには ある特徴があった
・床や壁が四角いマス目状に区切られている事
・ダンジョン内のモンスターは自分が動けば動き 止まれば止まる事
人間はこれらの特徴を「チェスの
対戦をしてるよう」と比喩し こう名付けた
「チェス盤ダンジョン」と
人はSNS配信を通し情報を交換し このダンジョンを攻略しようとする
そしてこれは1人のダンジョン攻略者の物語折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-08-29 22:23:42
1739文字
会話率:86%
ある日突然死んだVオタの男は、気づいたら転生していた。なんか、自分の体はちょっとエッチな感じのうさ耳美少女だし、ズボンははいてないし、攻撃力も0、MPも0。さらに迷宮の深いところにいるらしいし。そんなわけでどうにもこうにもな感じなのに、め
っちゃ強い魔物。ただ、どうやら、配信をして、スパチャを稼ぐと魔法が使えるらしい。
推しの配信を再び見るため、彼は配信で成り上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 22:44:07
4595文字
会話率:33%
普通の高校生の僕、天宮 蒼太(あまみや そうた)は
いつものように学校に登校しまた何も変わらない日常を送る
筈が突如として教室に謎の魔法陣が出現しクラスメイトと共に
異世界に勇者として召喚され僕の人生は大きく変わってしまうことになった。最初
はみんな混乱していたが、
魔王を倒すために特別なスキルを貰い召喚されたことを
知るとみんなは興奮気味に自分たちのステータスを見る
そんな中僕は、「闇魔術」といういわゆる“ハズレスキル”だった為、皆とは違いぞんざいな扱いを受ける。
そして遂にはクラスメイト達も僕を無能呼ばわりする様になる
そして僕達はレベルを上げるために地下迷宮えと潜るが
クラスメイトの1人がトラップに引っかかり全員がピンチになる
ピンチを切り抜けようとする中で僕がいるにも関わらず護衛でいた騎士団が迷宮の足場を壊してしまう。
そこにいた僕も勿論落ちてしまいさらなる地獄を見る。何とか生き残り迷宮の遺跡に隠れるそこでアリシアと名乗る謎の女の子が現れる。彼女から聞いた衝撃の事実を知り僕は彼女と共に、奴らに復讐する事を誓い
実は強い闇魔術を極めることにする。
「これは、君と僕の下克上だ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 21:51:38
13878文字
会話率:34%
クレイ公爵家ご令嬢のアクヤは、10歳の時にアルマニア王国第一王子、ジョゼフ王子の婚約者に選ばれた。
それからというもの、王家のことを第一に考え生きてきたアクヤであったが、王立学園学生懇談パーティの場で、ジョゼフ王子に婚約破棄されてしまう。
その理由は、『王子が懇意を寄せる聖女レイラへの度の過ぎる嫌がらせ』という、全く身に覚えのないものだった。
幽閉塔へと隔離されたアクヤは、その後、王家が管理する地下迷宮(ダンジョン)に捨てられてしまう。
せめて、明るい場所で、大好きだった王城を望みながら死にたいと、アクヤは、地下迷宮(ダンジョン)攻略を決意する。
そして、本人も気付かぬチートステータス『貴族』により、魔衆を次々と攻略していき──ついには、迷宮が名宮へと変貌する!?
『悪』ではない悪『役』令嬢が、王国をも救う正真正銘の『ヒロイン』になる?
そんな感じのシンデレラストーリーです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 14:36:17
123956文字
会話率:30%
梅田の地下は誰もが迷う迷宮……?そこで出会ったのは、さまよい続けながらも肩寄せあって暮らす、あやかし達だった。
東京から大阪に来た大学生・小阪初名は、地元民でも迷うと噂される地下街に足を踏み入れ、見事に迷ってしまう。
途方に暮れていた初名
に手を差し伸べたのは、驚くべき美貌をたたえた謎の青年・風見だった。
だがその風見という人、とんでもない方向音痴で、さらに迷うことになり……!?
大阪の地下街(地下迷宮)で出会う、ちょっと暖かい、ちょっと切ない、”さがしもの”の物語。
ここは何でも見つかる場所。
だから皆、何かを探し求めている。
あなたのさがしものは、何ですか?
※こちらの作品はエブリスタ、アルファポリス、魔法のiらんどでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 12:00:00
161292文字
会話率:52%
【死霊騎士ウチカビ】
死霊の騎士ウチカビは地下迷宮の最奥で目覚める。肉体は朽ち果て、記憶はおぼろげだ。覚えているのは「誰かに裏切られた」という、死の間際の想いだけ。
ウチカビはそこで出会った『白い少女』と共に、失われた記憶と死の真相を求
め、迷宮からの脱出を目指す。
【教会騎士カムリ】
星天教会の騎士カムリは、仲間たちと共に『地下迷宮に潜む魔術師の討伐』を命じられる。
隊の戦力は過剰なほどで、任務の失敗などありえない。
『何者かの陰謀』が待っていることに気づかず、彼は地下迷宮へと潜っていく。
二つの線が交わることで、彼らは真実を知る。
※ハーメルンとマルチ投稿しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 23:00:00
115514文字
会話率:31%
アラン、もとい荒螺 零(アラニシ レイ)は、受験前に非業の死を遂げて『地下迷宮』なるダンジョンの存在する異世界へと転生させられた女子学生。転生の際に与えられたそれなりの能力を用いてそれなりの日々を送っていたところ、ふとあることに疑問を抱く。
地下迷宮には『迷宮商店』と銘打って、とある商人が探索者向けの商売を行っている。
だが、まるでロー〇ライクの補給用NPCが如く、どの階層でも同じ人物が迷宮商店を営んでいるのである。それでいて、該当の商人と迷宮外で出くわすこともなく、彼が迷宮外で商品の補充をしている様子も聞かないのだ。
アランの周囲にはその事に疑問を抱く者もおらず、迷宮商店の商人は地下迷宮の存在そのものと同様に『人知の及ばぬもの』として認識されているようである。
商人の正体への好奇心を捨てきれないアランは、やがて商人の行動を追うようになり……。
ひたすら主人公のアランが商人と絡むだけの、ほのぼのファンタジー(予定)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 21:58:31
10122文字
会話率:8%
【補助魔法】しか使えないアデオル・ヴィレズンは、信じていた仲間に裏切られ、地下迷宮の奥深くにて置き去りにされてしまう。
それでもなんとか迷宮を脱するが、仲間たちに刺客を送り込まれてきたり、あらぬ噂をたてられて冒険者ギルドを追放されたり、人
格が破綻するほどの悲しみを背負う。
「あいつらに絶対、復讐してやる」
そう決意したアデオルは、途中で出会ったSランク冒険者ユメルとともに、みずからの剣を鍛え上げる。
補助魔法を使える剣士……。
王国でも唯一無二の力を扱えるアデオルは、二年の修行で、Sランク冒険者をも凌駕した力を持つようになる。
その実力をもとに、アデオルはかつての仲間たちに復讐を成し遂げようとするが――。
知らぬ間に、その仲間たちが反社会的な勢力から援助を得ていたり。
あえて町に魔物をけしかけ、自作自演で自分の評価を上げていたり。
かつての仲間たちは、優秀なアデオルを追放したことでうまく力を発揮できなくなり、上記の悪行をもって権威を保っていたことに気づく。
「直接ぶっ殺すより、あいつらを社会的に制裁したほうが面白いのでは……?」
そう気づいたアデオルは、ただの私怨で元仲間たちを追い詰めているつもりではあるが、結果的に大勢の人々を助け続け。
アデオル自身も気づかないうちに、英雄となっていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 00:08:01
45273文字
会話率:36%
上司に嫌気が差し退職を決めた日、突然現れた魔方陣によって、異世界に召喚されてしまった。
わけのわからないまま、地下迷宮に放り込まれた日下部達の前に現れた異世界人を保護しているという元騎士団で構成された”洛陽の旅団”
彼らが言うには、ある世界
からやってくる人間は、必ず”神器”と呼ばれる強力な武器と共に、この世界へ召喚される。
王様は魔王軍と戦うため、その神器を手に入れようと異世界人を召喚し、必要のない異世界人は地下迷宮に捨てているという。
しかし、地下迷宮の限られた資源の中では、元騎士団とはいえ異世界人を保護しながら迷宮攻略する限界がある。
限界が見え始めた洛陽の旅団は、異世界人にも地下迷宮の攻略を提案するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 16:23:56
289306文字
会話率:45%
帝国を追放された元貴族のソルは、ひとりぼっちで地下迷宮ダンジョンを彷徨っていた。
ある場所で聖女・アニマを救う。
聖女を助けるとダンジョン内に温泉を作る能力『スプリング』を授かった。ソルは、その力を使って冒険者のよく出入りする地下ダンジョン
に有料の温泉を作っていく。
回復力のある温泉と噂が広まると、需要が一気に高まるようになった。
温泉経営で稼いで大儲けの成り上がりへ――!!
※他サイトでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 20:22:05
7220文字
会話率:49%
ーーコレは、俺が異世界へ行く『前』の物語ーー
T県倉田市。高校生、斧田丈一は、薄暗く、細長く、複雑怪奇な地下で、怪物同士が戦う夢を見る。
怪訝に思いつつも、母、祖父と共に、家業である酪農の仕事を、少々人より多い腕力で、いつも通りにこな
す丈一。
幼馴染の養鶏場の跡取り娘、ボブカットと、ピンクのカーディガンを押し出すバストが特徴的な女子高生、戸松桜子と学校に行くと、そこでも睡魔に脅かされている生徒が頻発していた。
放課後、クラスメイトの美術部男子、玉野を上位カースト軍団の嫌がらせから助けた帰り道、街の人間までもが魘されている異常事態に、不安を募らせる丈一と桜子。
帰宅し、祖父が古い牛舎から帰って来ない事を案じ、桜子と共に向かえば、そこにあったのは地に埋め込まれたかの様なドア。
更に轟音がその下から響くと、唐突に開いたそれは、丈一を飲み込み、夢で見た空間、大迷宮、『ラビリンス』へと誘った。
現れる、山羊頭の巨人、バフォメット。
それを迎え撃たんとするのは、牛頭の巨人ーーーミノタウロスだった。
追い込まれるミノタウロス。苦悶の声が、祖父と重なる時、状況を把握した丈一は、助ける為に動き出すが、変身は解け、絶対絶命の危機に陥る、丈一と祖父。
それでも想う、『じいちゃんがミノタウロスなら、孫の俺もーーー』
乾坤一擲。地下迷宮を跋扈する怪物に、反撃の拳を打ち込んだのは、その腕力を完全に解き放った、雄々しい若牛だった。
祖父から明かされる、その身に宿る力と、与えられた使命。
使命だからか、責務だからか。それが、能動的なのか、受動的なのか、決められぬまま、ミノタウロスへと変身し、戦い続ける日々。
クラスメイトと関わる内に、戦いが守るべき日常とは何なのかを、考える丈一。
そして告げられた、幼馴染との、本当の関係。
現れる、最強の敵。
家族
友人
幼馴染
使命
雁字搦めの迷宮で、丈一が見つけ出した答えとは。
異世界は、ただ行きっぱなしという、訳にはいかない物語、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 17:00:00
65105文字
会話率:55%
姫ケ丘には、噂があった。
姫ケ丘の地下には、魔女が造った広大な地下迷宮が存在している、というものだ。
その地下迷宮に挑み、魔女に囚われてしまった…………に違いない片思いの相手を救出するため、リンカは単身、彼が姿を消したはずの地下迷宮へと挑む
。
ゲームなんて、やってことないし、地下迷宮攻略なんて初めてだ。けれど、女にはやらねばならぬ時があるのだ。
そう、乙女は恋のためなら、予備知識ゼロの地下迷宮だった攻略してみせちゃうのだ!
地下迷宮を舞台に繰り広げられる、少女と魔女のラブバトル!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 16:49:52
156455文字
会話率:9%
異世界に転生した橘琉斗は、訳も分からず聖域侵犯の罪で奴隷に身を堕とす。
この異世界では、大陸を支配する人類最大の国家「帝国」と、地下迷宮に身を潜め地上進出を目論む「魔族」が争いを繰り広げていた。リュートは「奴隷兵」として地下迷宮へ送られ
、強制的に魔族との戦争に駆り出されることに。
奴隷兵に与えられた仕事は「肉壁」。地下の大空洞に築かれた砦、その城壁の前に立ち「魔獣の餌」になること。戦闘能力ゼロ、ただの日本人であるリュートは凄惨な戦争の様子を目の当たりにして、ただ逃げ惑うことしかできなかった。
そんな時、地下迷宮の戦場で魔獣を屠り、屍の山を量産する銀髪の少女「ルナリア」と出会う。彼女は殺人趣味のサイコキラー『殺戮姫』と呼ばれ、他の奴隷達から恐れられる人物だった。
一方、死んだふりを繰り返して醜く戦場を生き延びるリュートは、他の奴隷達から『屍喰らい』と馬鹿にされ、周囲から孤立する。
奴隷を道具のように扱い、消耗品として使いつぶす帝国に激しい憤りを感じたリュートは、自由を勝ち取るために地下街で仲間を集め、元の世界の知識を活かして生き抜くための戦術を構築し始める。
持たざる弱者が強者に抗い、復讐を果たす異世界ダークファンタジー。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 17:05:50
133027文字
会話率:34%
※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
※毎日18時更新、全41話。
物語が始まる前より、町では不思議な出来事が起きていた。
突然、建物が崩壊を起こしたり
行方不明者が現れるなど、全てが原因不明で警
察も手を焼いていた。
そんな中、主人公「呼野(うんの)匠(たくみ)」が全寮制である
私立北城(きたしろ)学園へと入学する事となった。
入学から2か月程、本来存在しない筈の階段を主人公達は見つけてしまった。
その階段の先にはダンジョン(地下迷宮)と呼ばれる場所が存在した。
ダンジョンには魔物が巣くい、訳も解らないまま魔物と遭遇した時。
神様との邂逅を果たし、主人公は称号を得て魔物の撃退に成功。
ダンジョンを踏破し出る事が出来た。
このダンジョンは、剣と魔法のファンタジーな世界であり
魔物が跋扈する異世界から、この世界に紛れ込んだ
ダンジョンコア、と呼ばれる物質によるものだと主人公は知る。
そして不思議な出来事は、ダンジョンコアから生まれた
このダンジョン(地下迷宮)の魔物の仕業であり。
主人公に、このダンジョンのコアの破壊を依頼する。
ダンジョンコアは、入った人を取り込んで成長する。
主人公たちがもしダンジョンコアとの戦いに負けた場合
ダンジョンコアは成長し世界が崩壊する。
ダンジョンの攻略、現実に起きる様々な不思議な出来事を
主人公、そしてそこに関与していった仲間達と魔物による戦い。
またその事件を追いかける周囲を描いた物語である。
※「学校の怪談」「学園の怪談」「学校の階段」と言うタイトルの
作品が存在する事から当タイトルは「学園の階段」に……。
一応チラホラと怪談や七不思議系のネタを盛り込んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 18:00:00
132476文字
会話率:26%
個人で冒険者をしながら、学校に通っている高校二年生の楓宮 秋風は、担任教師の堂咲 碧花から地下迷宮探索ギルドに招待される。
他のギルドの招待には、学校を辞めないといけないという条件が有ったが、碧花から招待された地下迷宮探索ギルドには、
一切の条件が無かったので入って見ると、色々な事件に巻き込まれたり、最難関と呼ばれている地下迷宮をクリアしたりと中々の濃い人生を送る。
秋風は、表に出ることを避けるために、暗躍をしようとするが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 19:48:58
6191文字
会話率:60%
地上はモンスターで溢れていた。
魔王という異形の得体の知れない存在が人間たちを苦しめている。
我こそは勇者だと名乗る人達が莫大な賞金を目当てに日々モンスターと戦ってレベル上げをしている。
そして最終的な目標はもちろん魔王討伐。そして世界に平
和が訪れる……らしい。
だがしかし私はそんなものと戦う気はない。なぜかって?それは怖いからに決まっている。
自分にそんな力は無いのは分かっている。だって考えても見ろ。魔王だぞ、魔王。
神ですら倒す事は容易ではないのだ。そんな存在にこんな自分が果たしてまともに戦えるだろうか。
自分の事はよく分かっているつもりだ。つまりあれだ、要するに私は臆病なのだ。
そんな自分は小金を狙って小さな店を切り盛りする商人を目指すのが一番だと思っている。
その生き方が一番賢い選択だと言えるだろう。
神様には本当に申し訳ないと思っている……のだができないものはできない。
だからせめて冒険で得る事ができる商品を売り買いして小金持ちになり恵まれない子供たちに施しをする。これが一番正しい生き方だろう。
「ああ、神様。どうかこのような怠惰なしもべをお許しください。でもできないものはできないのです……。」
私はまず近場にある穴場のお店で冒険者に重宝されそうなアイテムをしこたま買った。
薬草や毒消し草と聖水やたいまつ。それに安物の武具を全て買い占めた。
少し危険なモンスターが出る場所などで傷ついた冒険者などに売ればそこそこ儲けが出る。
私はこの地方一体にある街や村を巡って全財産をこれらにつぎ込んだ。
そのあとで私が各商店から要注意人物に指定されたのは当然である。案の定どこの店からも出入り禁止となってしまった。
私はそれらの買い占めたアイテムを銀行の保管庫に預けて旅に出た。
「さあ、どこへ行こうか。」
しかし行く宛もなく私は近くの村にある一番安い宿に一年程泊まった。
その村の一番安い物を食べて生活していたのだがある時、資金が底を尽きてどうしようもなくなった時に隣の部屋からある情報が小耳に入った。
「隣の街の教会で薬草や聖水などが全く無くなってしまったらしい。」
それにどうもこの一年以内に戦争が近くで起きていたようで信徒たちが暴徒から身を守る為の防具なども必要なのだとか。
これはチャンスだとばかりに私は隣の街へと赴く事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 21:55:23
3397文字
会話率:33%
人間の古書曰く、『地上の危機に異世界より勇者が来たりて光をもたらさん』。
魔族の古書曰く、『魔族に危機訪れるとき、魔王が復活し再びの暗黒を与えるであろう』──。
そんな伝説が伝わるある世界の片隅の──人里からうんと離れたその土地の地下
深くにある【万物の墓場】と呼ばれる地下迷宮の──そのさらに最下層。そんな辺鄙な場所にうっかり転生した魔王マイアと、たまたま異世界転移した勇者ユイシス。二人は意気投合し、神の悪戯を呪いながら、今日も地の底で(身バレを恐れながらも)地上目指して旅を続ける。
「それにしてもこいつ、なんか怪しいな……」
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「カクヨム」にも投稿しています。ルビ以外の変更はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 00:00:00
20812文字
会話率:43%